本機から以下の種類の点字プリンタに直接接続して点字印刷することができます。
8点 取扱 製品名〔製造社(国名)〕
①マウントバッテン・ブレイラ〔カンタムテクノロジー社製(オーストラリア)〕
○ ②ブレイロコメット〔ブレイロノルウェー社製(ノルウェー)〕
○ ③エベレスト,ベーシックD〔インデックス社製(スウェーデン)〕
○ ④ET,ジュリエット〔イネーブリングテクノロジーズ社製(アメリカ)〕
○ ⑤ロメオ,トーマス 〔イネーブリングテクノロジーズ社製(アメリカ)〕
⑥TP32〔日本テレソフト社製(日本)〕
○ ⑦ESA721〔ジェイ・ティー・アール社製(日本)〕
○ ⑧TEN-10/TEN-100〔レンテック社製(日本)〕
*8点に○のある製品は本機から8点印刷可能なプリンタであることを示します。
*取扱に○のある製品はケージーエス(株)でお取り扱いしている製品です。
本機から点字印刷を行なうには、以下の手順で操作します。
(1)点字プリンタを選択し、そのプリンタに対する印刷条件を設定します。
(2)点字印刷時に用いる通信条件を設定します。
(3)印刷コマンドを実行します。
ただし、本機は前回印刷した時の設定を記憶していますので、2回目からは上記(1),(2)の作業は 必ずしも必要ありません。
7-1. 点字プリンタの選択と印刷条件の設定
点字プリンタを選択するには、次のメニュー項目のサブメニューから、該当するプリンタに対する設定 コマンドを実行します。
メインメニュー →「6 外部機器との接続」→「2 点字印刷」
→「1 点字プリンタの選択」→(サブメニュー)
「1 使用しない」
「2 標準点字プリンタ」
「3 コメット」
「4 エベレスト・ベーシックD」
「5 ET・ジュリエット」
「6 ロメオ,トーマス」
「7 TP32」
「8 ESA721」
「9 TEN-10/TEN-100」
現在選択されているプリンタの名前は上記の「点字プリンタの選択」のメニュー項目内に次のように表示 されます。
「1 点字プリンタの選択=〈選択されているプリンタ名〉」
または、 「1 点字プリンタの選択=未設定」
また、マウントバッテン・ブレイラを使用する場合は、標準点字プリンタを選択してください。
1) 標準点字プリンタ
「標準点字プリンタ」を選択すると、本機は印刷データを標準点字形式(NABCC6点形式)で送信します。
このコマンドを選択すると、以下のような設定シートが表示されます。
(設定シート)
「設定:標準点字プリンタ」
(*1)「 1ページ {10~40}行」
(*1)「 1行 {16~64}マス」
(*2)「 改行 (自動/送る)」
(*3)「 コード (CRLF/CR/LF)」
(*4)「 改ページ (自動/送る)」
(*5)「 印刷の都度この設定を(確認しない,確認する)」
(*1)1ページの行数と1行のマス数は、点字プリンタの設定に合わせて指定してください。
(*2)「改行」に「送る」を指定すると、改行コードが行の長さに関わらず各行の行末で送信されます。
「自動」を指定すると、その行の長さが1行のマス数の指定値より小さい時に改行コードが送信 されます。
行末まで印刷してもプリンタ側で自動的に改行しない場合は、「送る」を選んでください。
(*3)「コード」では、改行コードとして送信する信号を指定します。通常は「CRLF」を使用します。
(*4)「改ページ」に「送る」を指定すると、改ページ・コードがページの長さに関わらず各ページの末尾で 送信されます。
「自動」を指定すると、そのページの長さが1ページの行数の指定値より小さい時に改ページ・コード が送信されます。
ページ末まで印刷してもプリンタ側で自動的に改ページしない場合は、「送る」を選んでください。
(*5)印刷の度にこの設定シートを表示し、必要に応じて変更したい場合は、「印刷の都度この設定を確認 する」を選択してください。
この設定で8点印刷する場合は、以下の2点にご注意ください。
(1)プリンタ側で、行間隔(または改行幅)を0に設定してください。そのような設定ができない場合、
8点印刷はできません。
(2)印刷を実行してみて、ページの最後の行が次のページに掛かってしまう時は、「標準プリンタの設定」
の1ページ当たりの行数を減らし、「改ページ」を「送る」に設定してください。
2) ブレイロ コメット
「コメット」を選択すると、以下のような設定シートが表示されます。
(設定シート)
「設定:コメット」
(*1)「 印刷面 (片面/両面)」
(*2)「シート長 {10~13}インチ」
(*3)「 1行 {27~41}マス」
「 ★8点印刷は片面のみです。」
(*4)「 印刷の都度この設定を(確認しない,確認する)」
(*1)コメットは片面打ちの点字プリンタですが、表ページと裏ページの2回に分けて印刷すると、
用紙の両面に印刷することができます。
このような印刷方法をしたい場合、「印刷面」に「両面」を指定します。
なお、8点印刷する時は、両面印刷はできません。この項目に「両面」を選択しても片面印刷になります。
(*2)「シート長」には、印刷に用いる点字用紙の長さを指定します。
なお、この項目については、点字プリンタに対して設定コマンドを送信していません。
本機とプリンタ側で設定が異なると正しく印刷できませんので、印刷を始める前に必ずプリンタ側の 設定も確認し、同じ設定にしてください。
(*3)1行のマス数は、紙の横幅に合わせて27~41マスの範囲で指定します。
(*4)印刷の度にこの設定シートを表示し、必要に応じて変更したい場合は、
「印刷の都度この設定を確認する」を選択してください。
3) エベレスト,ベーシックD
「エベレスト」、「ベーシックD」には、6点印刷のみで対応しています。
本機から8点印刷をすることはできません。
このコマンドを選択すると、以下のような設定シートが表示されます。
(設定シート)
「設定:エベレスト,ベーシックD」
(*1)「 印刷面 (両面/片面)」
(*2)「1ページ {10~40}行」
(*2)「1行 {20~48}マス」
「 ★この設定では、8点印刷はサポートしていません。」
(*3)「 印刷の都度この設定を(確認しない,確認する)」
(*1)エベレストとベーシックDは両面打ちの点字プリンタです。
お好みの印刷方法を選択してください。
(*2)1ページの行数と1行のマス数は、点字プリンタの設定に合わせて指定してください。
なお、これらの項目については、点字プリンタに対して設定コマンドを送信していません。
本機とプリンタ側で設定が異なると正しく印刷できませんので、印刷を始める前に必ずプリンタ側の 設定も確認し、同じ設定にしてください。
(*3)印刷の度にこの設定シートを表示し、必要に応じて変更したい場合は、
「印刷の都度この設定を確認する」を選択してください。
4) ET,ジュリエット
このコマンドを選択すると、以下のような設定シートが表示されます。
(設定シート)
「設定:ET,ジュリエット」
(*1)「 印刷面(インターライン両面/インターポイント両面/片面)」
(*2)「 シート長 (10インチ/11インチ)」
(*3)「 1行 {16~56}マス」
(*4)「 印刷の都度この設定を(確認しない,確認する)」
(*1)ETとジュリエットは両面打ちの点字プリンタです。お好みの印刷方法を選択してください。
なお、インターポイント印刷を選択すると、1ページの行数は片面打ちの場合と同じになりますが、
その代わりに1行に入るマス数はやや少なくなります(横8インチの用紙で28マス程度)。
また、8点印刷では、インターライン印刷はできません。インターライン印刷を選択していても インターポイント印刷を行ないますので、(*3)の1行のマス数の設定をインターポイント印刷用に 少なく設定してください。
(*2)「シート長」には、印刷に用いる点字用紙の長さを指定します。
(*3)1行のマス数は、紙の横幅に合わせて16~56マスの範囲で指定します。
(*4)印刷の度にこの設定シートを表示し、必要に応じて変更したい場合は、
「印刷の都度この設定を確認する」を選択してください。
*プリンタ側の操作―
(1)用紙の頭出し幅は、本機からはコントロールしていませんので、プリンタ側で設定してください
(30.neコマンド)。
(2)印刷を始める前には、用紙の頭出し操作(2eコマンド)を行なってください。
これらの操作について、詳細はプリンタのマニュアルをご参照ください。
5) ロメオ,トーマス
このコマンドを選択すると、以下のような設定シートが表示されます。
(設定シート)
「設定:ロメオ,トーマス」
(*1)「 印刷面 (片面/両面)」
(*2)「 シート長 (10インチ/11インチ)」
(*3)「 1行 {16~56}マス」
(*4)「 印刷の都度この設定を(確認しない,確認する)」
(*1)ロメオ,トーマスは片面打ちの点字プリンタですが、表ページと裏ページの2回に分けて印刷すると、
用紙の両面に印刷することができます。
このような印刷方法をしたい場合、「印刷面」に「両面」を指定します。
(注)
この印刷方法は、内部プログラムのバージョンによって対応していない場合があります。
両面印刷対応の有無については、プリンタのマニュアルをご覧ください。
(*2)「シート長」には、印刷に用いる点字用紙の長さを指定します。
(*3)1行のマス数は、紙の横幅に合わせて16~56マスの範囲で指定します。
(*4)印刷の度にこの設定シートを表示し、必要に応じて変更したい場合は、「印刷の都度この設定を 確認する」を選択してください。
*プリンタ側の操作―
(1)用紙の頭出し幅は、本機からはコントロールしていませんので、プリンタ側で設定してください
(30.neコマンド)。
(2)印刷を始める前には、用紙の頭出し操作(2eまたは3eコマンド)を行なってください。
(3)8点両面印刷をする場合、裏ページの頭出し操作の前に、頭出し幅の設定を表ページより 10分の1インチ大きく調節してください。
これらの操作について、詳細はプリンタのマニュアルをご参照ください。