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災害救助法の適用

ドキュメント内 第1節 応急活動体制 (ページ 43-46)

項 目 第1 災害救助法の適用申請

第2 災害救助費関係資料の作成及び報告

第1 災害救助法の適用申請

1 災害救助法の適用申請

統括部(地域安全課)は、市域の災害が災害救助法(昭和 22 年法律第 118 号)の適用基準のい ずれかに該当し、又は該当する見込みであるときは、直ちにその旨を県知事に情報提供するとと もに、法の適用について協議する。

その場合、次に掲げる事項について口頭、電話又はファクシミリをもって要請し、後日文書に より改めて要請する。

■災害救助法の申請事項

○ 災害発生の日時及び場所

○ 災害の原因及び被害の状況

○ 適用を要請する理由

○ 適用を必要とする期間

○ 既に実施した救助措置及び実施しようとする救助措置

○ その他必要な事項

2 災害救助法の適用基準

災害救助法は、市町村からの被害情報に基づき、都道府県が適用する。

災害救助法の適用基準は、災害救助法施行令第 1 条第 1 項第 1~4 号の規定による。

本市における具体的適用は、次のいずれか 1 つに該当する場合である。

■災害救助法の適用基準

指 標 と な る 被 害 項 目 滅失世帯数 該当条項 (1) 市内の住家が滅失した世帯の数 市 80 世帯以上 第 1 項第 1 号 (2) 県内の住家が滅失した世帯の数のうち市内の

住家が滅失した世帯の数

県内 2,500 世帯以上

かつ 市 40 世帯以上 第 1 項第 2 号 (3) 県内の住家が滅失した世帯の数のうち市内の

住家が滅失した世帯の数

県内 12,000 世帯以上

かつ 市多数 ※ 第 1 項第 3 号 (4) 災害が隔絶した地域で発生したものである等

被災者の救護が著しく困難である場合 多数 ※ 第 1 項第 3 号 (5) 多数の者が生命又は身体に危害を受け、又は

受けるおそれが生じた場合 ※ 第 1 項第 4 号 注 1)※印の場合は、県知事が内閣総理大臣と事前協議を行う必要がある。

第3章 風水害応急 第5節 災害救助法の適用

世帯は 2 世帯で滅失世帯 1 世帯に、床上浸水又は土砂の堆積等により一時的に居住することがで きない状態となった世帯は 3 世帯で滅失世帯 1 世帯に、それぞれみなして換算する。

※ 資料編 5-5 被害の判定基準 3 救助の実施者

災害救助法の適用後の救助業務は、県知事が実施者となるが、救助を迅速に行うため、救助事 務の一部を市長が行うことができる。

また、市長は、その他の事務についても、県知事が行う救助を補助するものとする。

4 適用申請の特例

市長は、災害の事態が急迫して、県知事による救助の実施の決定を待つことができないときは、

災害救助法の規定による救助に着手するとともに、直ちに県知事に情報提供を行う。

その後の処置に関しては、県知事の指示を受ける。

5 救助の種類等

災害救助法による救助の種類は、次のとおりである。

なお、救助の対象数量、期間等の詳細は、福岡県地域防災計画(災害救助法による救助内容)

及び福岡県災害救助法施行細則によるものとする。

※ 資料編 5-7 災害救助法による救助内容 ■救助の種類

実 施 者 救 助 の 種 類

県 知 事 ○ 生業に必要な資金、器具又は資料の給与又は貸与

○ 応急仮設住宅(建設分)の供与 市 長 ○ 指定避難所等の供与

○ 応急仮設住宅(民間賃貸分)の供与

○ 炊き出し、その他による食品の給与及び飲料水の供給

○ 被服、寝具、その他生活必需品の給与又は貸与

○ 医療及び助産

○ 被災者の救出

○ 被災した住宅の応急修理

○ 学用品の給与

○ 遺体の埋葬

○ 遺体の捜索及び処理

○ 災害によって住居又はその周辺に運ばれた土石、竹材等で、日常生活 に著しい支障を及ぼしているものの除去

6 特別基準の適用申請

災害救助の対象数量及び期間について特別な事情があるときは、特別基準の適用を申請できる。

適用申請は県知事に対して行うが、期間延長は、救助期間内に行う必要がある。

第3章 風水害応急 第5節 災害救助法の適用

第2 災害救助費関係資料の作成及び報告

市長は、災害救助法に基づく救助を行ったときは、当該救助の種目に応じて簿冊等の作成や支 払証拠書類の整備を行う。

統括部(地域安全課)は、関係各班に関係帳簿の作成を指示し、整理を実施し、これを県知事

(県災害対策本部)に報告する。

第3章 風水害応急 第6節 避難対策

ドキュメント内 第1節 応急活動体制 (ページ 43-46)

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