種 類 発 表 基 準
着 氷 注意報
著しい着雪により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。具体的には、通信 線や送電線、船体などへの被害が起こるおそれのあるときに発表します。
24時間降雪の深さ:平地20cm 以上 山地40cm以上 気温:−2℃〜2℃
波 浪 注意報
高い波により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。この「高波」は、地震 による「津波」とは全く別のものです。
高 潮 注意報
台風や低気圧等による異常な海面の上昇により災害が発生するおそれがあると予想したときに発 表します。
融 雪 注意報
融雪により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。具体的には、浸水、土砂 災害などの災害が発生するおそれがあるときに発表します。
記録的短時間 大 雨 情 報
融雪により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。具体的には、浸水、土砂災 害などの災害が発生するおそれがあるときに発表します。
1時間雨量 100㎜
*1は気象台の値
②警 報
重大な災害が起こるおそれのあるときに警戒を呼びかけて行う予報です。
【表13−2 警報】
種 類 発 表 基 準
警報
大雨警報
大雨による重大な災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。対象となる重大な 災害として、重大な浸水災害や重大な土砂災害などがあげられます。雨がやんでも、重大な土砂災 害などのおそれが残っている場合は、発表を継続します。
(浸水害) 雨量基準
平 坦 地:1 時間雨量45㎜あるいは3時間雨量100㎜
平坦地以外:1時間雨量60㎜あるいは3時間雨量120㎜
(土砂災害) 土壌雨量指数基準 120
洪水警報
大雨、長雨、融雪などにより河川が増水し、重大な災害が発生するおそれがあると予想したとき に発表します。対象となる重大な災害として、河川の増水や氾濫、堤防の損傷や決壊による重大な 災害があげられます。
雨量基準
平 坦 地:1時間雨量45㎜あるいは3時間雨量100㎜
平坦地以外:1時間雨量60㎜あるいは3時間雨量120㎜
流域雨量指数基準 箕面川流域=10、余野川流域=17
複合基準 −
指定河川洪水予報による基準 猪名川(小戸)
暴風警報
暴風により重大な災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。
平均風速 20m/s
暴風雪警報
雪を伴う暴風により重大な災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。「暴風に よる重大な災害」に加えて「雪を伴うことによる視程障害(見通しが利かなくなること)などによる 重大な災害」のおそれについても警戒を呼びかけます。「大雪+暴風」の意味ではなく、大雪によ り重大な災害が発生するおそれがあると予想したときには、「大雪警報」を発表します。
平均風速 20m/s 雪を伴う 大雪警報
大雪により重大な災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。
降雪の深さ
平 地 24時間降雪の深さ20㎝
山 地 24時間降雪の深さ40㎝
波浪警報
高い波により重大な災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。この「高波」
は、地震による「津波」とは全く別のものです。
高潮警報
台風や低気圧等による異常な海面の上昇により重大な災害が発生するおそれがあると予想したと きに発表します。
③特別警報
警報の発表基準をはるかに超える豪雨等が予想され、重大な災害の危険性が著しく高まっている場 合、特別警報を発表し、最大限の警戒を呼び掛けます。
【表13−3 特別警報】
種 類 発 表 基 準
特別警報
大 雨 特別警報
台風や集中豪雨により数十年に一度の降雨量となる大雨が予想され、若しくは、数十年に一度の 強度の台風や同程度の温帯低気圧により大雨になると予想される場合に発表します。大雨特別警報 が発表された場合、浸水や土砂災害などの重大な災害が発生するおそれが著しく大きい状況が予想 されます。雨がやんでも、重大な土砂災害などのおそれが著しく大きい場合は、発表を継続しま す。
大 雪 特別警報
数十年に一度の降雪量となる大雪が予想される場合に発表します。
暴 風 特別警報
数十年に一度の強さの台風や同程度の温帯低気圧により暴風が吹くと予想される場合に発表しま す。
暴風雪 特別警報
数十年に一度の強度の台風と同程度の温帯低気圧により雪を伴う暴風が吹くと予想される場合に 発表します。「暴風による重大な災害」に加えて「雪を伴うことによる視程障害(見通しが利かなく なること)などによる重大な災害」のおそれが著しく大きいことについても警戒を呼びかけます。
波 浪 特別警報
数十年に一度の強さの台風や同程度の温帯低気圧により高波になると予想される場合に発表しま す。この「高波」は、地震による「津波」とは全く別のものです。
高 潮 特別警報
数十年に一度の強さの台風や同程度の温帯低気圧により高潮になると予想される場合に発表しま す。
13-2 地震
【表13−4 気象庁震度階級関連解説表(平成 21 年 3 月 31 日)】
1.気象庁が発表している震度は、原則として地表や低層建物の一階に設置した震度計による観 測値です。この資料は、ある震度が観測された場合、その周辺で実際にどのような現象や被害 が発生するかを示すもので、それぞれの震度に記述される現象から震度が決定されるものでは ありません。
2.地震動は、地盤や地形に大きく影響されます。震度は震度計が置かれている地点での観測値 であり、同じ市町村であっても場所によって震度が異なることがあります。また、中高層建物 の上層階では一般に地表より揺れが強くなるなど、同じ建物の中でも、階や場所によって揺れ の強さが異なります。
3.震度が同じであっても、地震動の振幅(揺れの大きさ)、周期(揺れが繰り返す時の1回あた りの時間の長さ)及び継続時間などの違いや、対象となる建物や構造物の状態、地盤の状況に より被害は異なります。
4.この資料では、ある震度が観測された際に発生する被害の中で、比較的多く見られるものを 記述しており、これより大きな被害が発生したり、逆に小さな被害にとどまる場合もありま す。また、それぞれの震度階級で示されている全ての現象が発生するわけではありません。
5.この資料は、主に近年発生した被害地震の事例から作成したものです。今後、5 年程度で定 期的に内容を点検し、新たな事例が得られたり、建物・構造物の耐震性の向上等によって実状 と合わなくなった場合には変更します。
この資料では、被害などの量を概数で表せない場合に、一応の目安として、次の副詞・形容詞 を用いています。
用語 意味
まれに 極めて少ない。めったにない。
わずか 数量・程度が非常に少ない。ほんの少し。
大半 半分以上。ほとんどよりは少ない。
ほとんど 全部ではないが、全部に近い。
が(も)ある、
が(も)いる
当該震度階級に特徴的に現れ始めることを表し、量的には多くはないがその数 量・程度の概数を表現できかねる場合に使用。
多くなる 量的に表現できかねるが、下位の階級より多くなることを表す。
さらに多くなる
上記の「多くなる」と同じ意味。下位の階級で上記の「多くなる」が使われて いる場合に使用。
①人 体感 行動 屋内 状況 屋外 状況
震度階級 人の体感・行動 屋内の状況
0 人は揺れを感じないが、地震計には記録される。 −
1
屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずか に感じる人がいる。
−
2
屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じ る。眠っている人の中には、目を覚ます人もい る。
電灯などのつり下げ物が、わずかに揺れる。
3
屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。歩い ている人の中には、揺れを感じる人もいる。眠っ ている人の大半が、目を覚ます。
棚にある食器類が音を立てることがある。
4
ほとんどの人が驚く。歩いている人のほとんど が、揺れを感じる。眠っている人のほとんどが、
目を覚ます。
電灯などのつり下げ物は大きく揺れ、棚にある食 器類は音を立てる。座りの悪い置物が、倒れる ことがある。
5弱
大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感 じる。
電灯などのつり下げ物は激しく揺れ、棚にある食 器類、書棚の本が落ちることがある。座りの悪 い置物の大半が倒れる。固定していない家具が 移動することがあり、不安定なものは倒れるこ とがある。
5強
大半の人が、物につかまらないと歩くことが難し いなど、行動に支障を感じる。
棚にある食器類や書棚の本で、落ちるものが多 くなる。テレビが台から落ちることがある。固 定していない家具が倒れることがある。
6弱 立っていることが困難になる。
固定していない家具の大半が移動し、倒れるも のもある。ドアが開かなくなることがある。
6強
立っていることができず、はわないと動くことが できない。揺れにほんろうされ、動くこともでき ず、飛ばされることもある。
固定していない家具のほとんどが移動し、倒れ るものが多くなる。
7
固定していない家具のほとんどが移動したり倒 れたりし、飛ぶこともある。
②木造建物(住宅) 状況 震度階級
木造建物(住宅)
耐震性が高い 耐震性が低い 耐震性が高い 耐震性が低い
5弱 −
壁などに軽微なひび割れ・亀裂がみられること がある。
5強 −
壁などにひび割れ・亀裂がみられることがあ る。
6弱
壁などに軽微なひび割れ・亀裂がみられること がある。
壁などのひび割れ・亀裂が多くなる。
壁などに大きなひび割れ・亀裂が入ることがある。
瓦が落下したり、建物が傾いたりすることがあ る。倒れるものもある。