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武力攻撃災害への対処

ドキュメント内 kokuminhogo (ページ 83-94)

第2 応急措置等

市長は、武力攻撃災害が発生した場合において、特に必要があると認めると きは、自らの判断に基づき、退避の指示や警戒区域の設定を行うことが必要で あり、それぞれの措置の実施に必要な事項について、以下のとおり定める。

1.退避の指示 (1) 退避の指示

市長は、武力攻撃災害が発生し、又は発生するおそれがある場合において、 当 該武力攻撃災害から住 民の生命、身体若しく は財産を保護し、又は 当該武力攻 撃災害の拡大を防止す るため、特に必要があ ると認めるときは、住 民に対し退 避の指示を行う。

また、退 避の指示 をす る場合に おいて、 集団 で退避さ せるため 、あ るいは安 全地域を明 確にする た めなどの理 由により 必 要があると 認められ る ときは、退 避先を指示する。

この場合において、必要により現地連絡調整所を設けて(又は、関係機関によ り設置されている場合には、職員を早急に派遣し)、関係機関との情報の共有や 活動内容の調整を行う。

市長は、ゲリラ特殊部隊による攻撃の場合には、県の対策本部長による避難の 指示を待つい とまがな い場合もある ことから 、住民に危険 が及ぶこ とを防止す るため、被害 発生現場 からの情報を 受けて、 その緊急性等 を勘案し て付近の住 民の退避の指示をする。

【退避の指示(例)】

(*)特に、ゲリラや 特殊部隊による攻撃の 場合などには、住民に 危険が及ぶこ とを防止するため、 県 知事による避難の指 示 を待ついとまがない 場 合もある ことから、市長は、 被 害発生の現場からの 情 報を受けて、その緊 急 性等を勘 案して付近の住民に退避の指示をする。

① 屋内への退避の指示

市長は、住民に退避の指示を行う場合において、その場から移動するよりも 屋 内 に 留 ま る 方 が よ り 危 険 性 が 少 な い と 考 え ら れ る と き に は 、「 屋 内 へ の 退 避」を指示する。「屋内への退避」は、次のような場合に行うものとする。

ア NBC攻撃と判断されるような場合において、住民が何ら防護手段なく移 動するよりも 、屋内の 外気から接触 が少ない 場所に留まる 方がより 危険 性 が少ないと考えられるとき

イ 敵のゲリラや特殊部隊が隠密に行動し、その行動の実態等についての情報 がない場合に おいて、 屋外で移動す るよりも 屋内に留まる 方が不要 の攻 撃 に巻き込まれるおそれが少ないと考えられるとき

「○○町×丁目、△△町○丁目」地区の住民については、○○地区の△△

(一時)避難場所へ退避すること。

【屋内退避の指示(一例)】

【屋外退避の指示(例)】

(2) 退避の指示に伴う措置等

① 市長は、退避の指 示を行ったときは、市 防災行政無線、広報車 等により速 やかに住民に伝達す る とともに、放送事業 者 に対してその内容を 連 絡する。

また、退避の指示の内容等について、県知事に通知を行う。

② 市長は、退避の必 要がなくなったとして 、指示を解除した場合 も同様に広 報車立看板等退避し て いる住民が十分に了 知 できる方法でその旨 を 公表する とともに、速やかにその旨を知事に通知を行う。

③ 市長は、県知事、 警察官、海上保安官又 は自衛官から退避の指 示をした旨 の通知を受けた場合 は 、退避の指示を行っ た 理由、指示の内容等 に ついて情 報の共有を図り、退 避 の実施に伴い必要な 活 動について調整を行 う 。この場 合、知事からの通知 を 受けた場合を除き、 知 事に退避の指示をし た 旨の通知 を行う。

④ 市長は、警察官、海上保安官、又は自衛官から退避の指示を受けた場合は、

速やかにその旨を公表するとともに、知事に通知を行う。

(3) 安全の確保等

① 市長は、退避の指示を住民に伝達する市の職員に対して、二次被害が生じな いよう国及び県から の 情報や市で把握した 武 力攻撃災害の状況、 関 係機関の 活動状況等について の 最新情報を共有する ほ か、県警察、消防、 医 療機関、

保健所、海上保安部及び自衛隊等と現地連絡調整所等において連携を密にし、

活動時の安全の確保に配慮する。

② 市の職員が退避の指示に係る地域において活動する際には、市長は、必要に 応じて県警察、消防 及 び自衛隊の意見を聞 く など安全確認を行っ た 上で活動 させるとともに、各 職 員が最新の情報を入 手 できるよう緊急の連 絡 手段を確 保し、また、地域からの退避方法等の確認を行う。

③ 市長は、退避の指 示を行う市の職員に対 して、武力攻撃事態等 においては、

必ず特殊標章等を交付し、着用させる。

「○○町 ×丁目 、△△ 町○丁目 」地区 の住民 について は、外 での移 動に危険 が生じるため、近隣の堅牢な建物など屋内に一時退避すること。

○○駅構内にいる者は、△△△の危険があるため、構内放送や職員の誘導に従 い、落ち着いて駅外に退避すること。

2.警戒区域の設定 (1) 警戒区域の設定

市長は、武力攻 撃災害 が発生し、又は まさに 発生しようとし ている 場合にお いて、住民からの通報 内容、関係機関からの 情報提供、現地連絡調 整所等にお ける関係機関の助言等 から判断し、住民の生 命又は身体に対する危 険を防止す るため特に必要があると認めるときは、警戒区域の設定を行う。

(2) 警戒区域の設定に伴う措置等

① 市長は、警戒区域 の設定に際しては、市 対策本部に集約された 情報のほか、

現地連絡調整所における県警察、海上保安部、自衛隊からの助言を踏まえて、

その範囲等を決定す る 。また、事態の状況 の 変化等を踏まえて、 警 戒区域の 範囲の変更等を行う。

NBC攻 撃等によ り汚 染された可 能性の ある 地域につい ては、 専門 的な知 見や装備等を有す る機 関に対して、必要 な情 報の提供を求め、 その 助言を踏 まえて区域を設定する。

② 市長は、警戒区域 の設定に当たっては、 ロープ、標示板等で区 域を明示し、

広報車等を活用し、 住 民に広報・周知する 。 また、放送事業者に 対 してその 内容を連絡する。

武力攻撃 災害への 対処 に関する措 置を講 ずる 者以外の者 に対し 、当 該区域 への立入りを制限し、若しくは禁止し、又は当該区域からの退去を命ずる。

③ 警戒区域内では、交通の要所に職員を配置し、県警察等と連携して、車両及 び住民が立ち入らな い よう必要な措置を講 ず るとともに、不測の 事 態に迅速 に対応できるよう現 地 連絡調整所等におけ る 関係機関との情報共 有 にもとづ き、緊急時の連絡体制を確保する。

④ 市長は、県知事、警察官、海上保安官又は自衛官から警戒区域の設定を行っ た旨の通知を受けた 場 合は、警戒区域を設 定 する理由、設定範囲 等 について 関係機関に周知する な ど情報の共有を図り 、 警戒区域設定に伴い 必 要な活動 について調整を行う。

(3) 安全の確保

市長は、警戒区域の設定を行った場合についても、退避の指示の場合と同様、

区域内で活動する職員の安全の確保を図る。

3.応急公用負担等 (1) 市長の事前措置

市長は、武力 攻撃災害 が発生するお それがあ るときは、武 力攻撃災 害を拡大 させるおそれがあると 認められる設備又は物 件の占有者、所有者又 は管理者に 対し、災害拡大防止の ために必要な限度にお いて、当該設備又は物 件の除去、

保安その他必要な措置を講ずべきことを指示する。

(2) 応急公用負担

市長は、武力 攻撃災害 が発生し、又 は発生し ようとしてい る場合に おいて武 力攻撃災害への対処に 関する措置を講ずるた め緊急の必要があると 認めるとき

は、次に掲げる措置を講ずる。

① 他人の土地、建物その他の工作物の一時使用又は土石、竹木その他の物件の 使用若しくは収用

② 武 力 攻 撃 災 害 を 受 け た 現 場 の 工 作 物 又 は 物 件 で 当 該 武 力 攻 撃 災 害 へ の 対 処 に関する措置の実施 の 支障となるものの除 去 その他必要な措置( 工 作物等を 除去したときは、保管)

③ 市長は、武力攻撃災害が発生するおそれがあるときは、武力攻撃災害を拡大させる おそれがあると認められる設備又は物件の占有者、所有者又は管理者に対し、災害 拡大防止のために必要な限度において、当該設備又は物件の除去、保安その他必 要な措置を講ずべきことを指示する。

4.消防に関する措置等 (1) 市が行う措置

市長は、消防 機関によ る武力攻撃災 害への対 処措置が適切 に行われ るよう、

武力攻撃等や被害情報 の早急な把握に努める とともに、県警察等と 連携し、効 率的かつ安全な活動が行われるよう必要な措置を講じる。

(2) 消防機関の活動

消防機関は、その施設及び人員を活用して、国民保護法のほか、消防組織法、

消防法その他の法令に 基づき、武力攻撃災害 から住民を保護するた め、消防職 員、消防団員の活動上 の安全確保に配意しつ つ、消火活動及び救助 ・救急活動 等を行い、武力攻撃災害を防除し、及び軽減する。

この場合にお いて、消 防本部及び消 防署は、 その装備・資 機材・人 員・技能 等を活用し武力攻撃災 害への対処を行うとと もに、消防団は、消防 長又は消防 署長の所轄の下で、消 防団が保有する装備・ 資機材等の活動能力に 応じ地域の 実状に即した活動を行う。

(3) 相互応援協定等に基づく応援要請

市長は、臼杵市の 区域内の消防力のみ を もってしては対処で き ないと判断し た場合は、知事又は他 の市町村長に対し、相 互応援協定等に基づく 消防の応援 要請を行う。

(4) 緊急消防援助隊等の応援要請

市長は、(3)による消防の応援のみでは十分な対応が取れないと判断した場合 又は武力攻撃災害の規 模等に照らし緊急を要 するなど必要と判断し た場合は、

緊急消防援助隊の編成 及び施設の整備等に係 る基本的な事項に関す る計画及び 緊急消防援助隊運用要 綱に基づき、知事を通 じ又は、必要に応じ、 直接に消防 庁長官に対し、緊急消 防援助隊等による消火 活動及び救助・救急活 動の応援等 を要請する。

(5) 消防の応援の受入れ体制の確立

市長は、消防 に関する 応援要請を行 ったとき 及び消防庁長 官の指示 により緊 急消防援助隊の出動に 関する指示が行われた 場合、これらの消防部 隊の応援が 円滑かつ適切に行なわ れるよう、県知事と連 携し、出動部隊に関す る情報を収

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