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用 語 解 説

被共済者

共済事故発生のときに、共済の保障を受ける者また は共済の対象となる者をいいます。具体的な被共済 者の範囲は、担保種目ごとに定めてあります。

配偶者

(普通約款第1章 対人賠 償責任条項第 1 条等)

婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の 事情にある者を含みます。

判決による遅延損 害金

(普通約款第1章 対人賠 償責任条項第 7 条、普通 約款第2章 対物賠償責任 条項第 7 条)

判決により、被共済者に損害賠償責任があると認めら れた場合には、損害賠償責任額のほかに、判決主文に 定められた日から支払いの日までの期間につき、利息 に相当する遅延損害金の支払いが命じられます。

仮処分命令に基づ く仮払金

(普通約款第1章 対人賠 償責任条項第 15 条、普 通約款第2章 対物賠償責 任条項第 15 条)

被害者は、損害賠償責任の額が確定する以前に、治療 費や生活費についてとりあえず支払いを求めて、裁判 所に仮処分の申請を行うことがあります。

この場合、裁判所はその申請を認めて、仮処分命令に より被共済者に対して仮払金としてこれらの費用を 被害者に支払うことを命ずることがあります。

仮差押えを免れる ための供託金もし くは上訴のときの 仮執行を免れるた めの供託金

(普通約款第1章 対人賠 償責任条項第 15 条、普 通約款第2章 対物賠償責 任条項第 15 条)

被害者が、損害賠償請求権を保全するために、裁判所 に申し立てて、被共済者の財産(動産または不動産)

を仮差押えすることがあります。仮差押えを受けた場 合には、財産が凍結されてしまうので、仮差押えを解 放するために解放金として一定金額を供託しなけれ ばなりません。

また、被共済者が下級審で敗訴となり、上級裁判所へ 訴える場合には、上級審の判決が出るまで強制執行 を受けないように一定金額を供託しなければなりま せん。

搭乗中

(普通約款第3章 傷害条 項第1節 人身傷害保障条 項 第1条、第 3 条、自 損 事故特則第 1 条、第 4 条 等)

自動車の正規の乗車装置または当該装置のある室内

(隔壁等により通行できないようにしきられている場 所を除きます)へ乗るために、手足または腰等をその 直結する用具(ドア、床、または座席等)にかけた時 から、降りるために手足等を上記用具から離した時ま での間をいいます。

急激かつ偶然な外 来の事故

(普通約款第3章 傷害条 項第1節 人身傷害保障条 項第 2 条、自損事故特則 第 3 条等)

被共済者の身体からみて外部からの作用による突発 的で予知できない事故のことをいいます。

用 語 解 説 被共済自動車の保

有 者、被 共 済 自 動 車の運転者

(普通約款第3章 傷害条 項第1節 人身傷害保障条 項第 3 条、自損事故特則 第 4 条)

1. 被共済自動車の保有者

ご契約のお車の所有者、その他ご契約のお車を使用する 権利を有する者で、自己のためにご契約のお車を運行の 用に供する者をいいます。

2. 被共済自動車の運転者

他人のためにご契約のお車の運転または運転の補助に従 事する者をいい、雇用運転者、車掌等がこれにあたりま す。

極めて異常かつ危 険な方法で搭乗中

(普通約款第3章 傷害条 項第1節 人身傷害保障条 項第 3 条、自損事故特則 第 4 条等)

いわゆる「箱乗り」のように客観的にその態様が「極 めて異常かつ危険」なものについては、保障の対象と はなりません。

正当な権利を有す る者の承諾

(普通約款第3章 傷害条 項第1節 人身傷害保障条 項第 5 条、自損事故特則 第 6 条等)

原則として、記名被共済者からの直接的な承諾をいい ます。

賠償義務者以外の 第三者

(普通約款第3章 傷害条 項第1節 人身傷害保障条 項第 6 条、第 11 条、無共 済車傷害特則第 7 条、第 10 条)

相手自動車によって、被共済者の生命または身体を 害し、それによって法律上の損害賠償責任を負った者 以外の第三者をいいます。例えば、事故原因として道 路の欠陥もあったと認められる場合の道路の管理者 がこれにあたります。

医学的他覚所見の ないもの

(普通約款第3章 傷害条 項第1節 人身傷害保障条 項第 7 条、自損事故特則 第 7 条等)

被共済者が症状を訴えている場合であっても、レント ゲン検査、脳波所見、神経学的検査、眼科・耳鼻科検 査等によりその根拠を客観的に証明することができ ないものをいいます。

被共済自動車の正 規の乗車装置また はその装置のある 室 内(隔 壁 等 に よ り通行できないよ うにしきられてい る場所を除きます)

(普通約款第3章 傷害条 項第2節 搭乗者傷害条項 第 3 条、自損事故特則第 1 条等)

「正規の乗車装置」とは、乗車人員が動揺、衝撃等に より転落または転倒することなく、安全な乗車を確保 できるような構造を備えた道路運送車両の保安基準 に規定する乗車装置をいい、具体的には運転者席、助 手席、後部座席および補助席等をいいます。

「その装置のある室内」とは、正規の乗車装置のある 車室内のことをいいます。

「隔壁等により通行できないようにしきられている場 所」とは、正規の乗車装置のある室内と隔壁等により 行き来できない構造となっている荷台等をいいます。

具体的には、正規の乗車装置のある車室内であって も、ワンボックスの貨物車で後ろの荷台スペースと運 転席、助手席との間に保護棒や隔壁で仕切りがあり、

車内では運転室と荷台との間を行き来できないよう な構造の場合は、当該荷台スペースに搭乗中の者は 被共済者とはなりません。

用 語 解 説 被共済自動車を事

故発生直前の状態 に復旧する

(普通約款第4章 車両条 項第 1 条)

現在一般に行われている修理方法により、外観上、機 能上、社会通念に照らし原状回復したと認められる程 度に復旧することをいいます。

なお、部分品(バンパー等)の損傷等で補修が可能な 場合には、原則として補修していただきます。(樹脂 バンパーは軽度の損傷であれば補修が可能です)

付属品

(普通約款第4章 車両条 項第1条、第 3 条)

1. 通常自動車の付属品となるもの(共済契約申込書ならび に共済証書に明記されなくても車両条項の対象となりま す)

① 自動車に定着されているもの

カーラジオ、カーステレオ、カーコンポ(テープ、コ ンパクトディスク等取りはずしが自由にできるもの は除きます)、車内定着式テレビ、エアコン、ブライン ド、無線電話設備(自動車電話を除きます)、エアバッ グ、カーナビゲーション等

② 自動車に装備されているもの

標準工具、スペアタイヤ(1本)、タイヤチェーン等

③ 法令等により、自動車に定着または装備されているも の

消火器、非常信号用具、座席ベルト、チャイルドシー ト等

④ オイル類等

潤滑油、作動油、緩衝油、バッテリーの電解液、不凍 液等

2. 共済契約申込書に明記すれば付属品となるもの 定着式の音声広報装置(マイクロホン、アンプ、スピーカ

ーをいいます)

3. 付属品とならないもの

(自動車に定着または装備されたものであっても車両条 項の対象とはなりません)

① 燃料、プロパンガス(LPG)、ボディーカバー 、洗車用 品等

② 通常装飾品とみなされるもの

マスコット類、クッション、膝掛、装飾灯火、標準装 備以外のモール類等

③ 法令等により自動車に定着または装備することを禁 止されているもの

エアースポイラー(法令に違反するもの)、オーバーフ ェンダー(標準装備のものおよび運輸支局の許可を得 たものを除きます)、フォグランプ(光度が1万カン デラを超えるもの)、ミュージックホーン等

用 語 解 説 競 技、曲 技 も し く

は試験のために使 用されている間

(普通約款第4章 車両条 項第5条等)

競技とは、サーキットレースやロードレース(ラリー)

等をいい、そのための練習も含まれます。

試験とは、メーカー等が行う自動車の性能テストや競 技出場資格認定のための試験をいいます。

法令に定められた 運転資格を持たな い場合

(普通約款第4章 車両条 項第5条等)

例えば次の方が自動車を運転されている状態をいい ます。

1. 道路交通法等法令に定められた運転免許を持たない方 2. 運転免許効力の一時停止処分を受けている方

3. 運転免許によって運転できる自動車の種類に違反してい る方

(免許証記載事項変更届け出中、紛失等による再交付申請 中または免許証不携帯の方は、運転免許を持たない場合 には該当しません)

用 語 解 説

全損

(地震等車両全損時給付 特約第 1 条)

地震等車両全損時給付特約における「全損」とは、ご 契約のお車の状態が次のいずれかに該当する場合を いいます。

1. ルーフの著しい損傷、3 本以上のピラーの折損、断裂また はこれと同程度の損傷および前面ガラス・後面ガラス・

左右いずれかのドアガラスの損傷のすべてが生じた場合 2. 2 本以上のピラーの折損、断裂またはこれと同程度の損

傷、サイドシルの折損、断裂またはこれと同程度の損傷 および座席の著しい損傷のすべてが生じた場合 3. 前の左右双方のサスペンションまたは後の左右双方のサ

スペンションおよびこれらと接続されたフレームまたは 車体底部のいずれかに著しい損傷が生じ、走行が困難な 場合

4. 原動機のシリンダーに著しい損傷が生じ、原動機を始動 させることができない場合または、電気自動車の駆動用 電気装置の電池部分に著しい損傷が生じ、駆動用電気装 置を始動させることができない場合

5. 流失または埋没したことが明らかな場合 6. 運転者席の座面を超える浸水を被った場合 7. 全焼した場合

8. 1.~7. のほか、ご契約のお車の損傷を技術的に修理す ることができない場合で廃車を行ったとき

〈イメージ図〉

サスペンション ルーフ(天井) ピラー(柱)

サイドシル

フレーム(枠組み)

フレーム式ボデー モノコックボデー

車体底部

シリンダー

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