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4 Yammer の管理機能

4.3 機能

管理者機能では、管理者ツールと呼ばれる画面にて強固なセキュリティツール、データのエク スポート、キーワード監視、ディレクトリ統合、ネットワーク分析、Microsoft SharePoint と の統合、顧客担当の割り当てなどの機能が利用できます。

4.3.1 ネットワーク Yammer の管理機能は、企業やユーザーのニーズに 合わせて簡単に設定できるように設計されています。

ネットワークの設定、画面デザインの変更、機能拡張 などできます。

4.3.2 ユーザー ユーザー追加、削除、ブロックなどを設定できます。

4.3.3 コンテンツ/セキュリティ セキュリティ設定では、IP 制限によるユーザー制限 やデータバックアップのサポート機能があります。

4.3.4 分析 データ収集し、情報の統計が表示されることで、活用 頻度の調査、データの分析ができます。自分の活用頻 度や傾向、またはネットワーク全体から活用頻度の高 い人、投稿数の高い人などが確認できます。

ネットワーク

基本設定

基本設定では、ユーザーが Yammer を利用するにあたり機能や表示内容をカスタマイズする ことができます。

① [基本設定]をクリックし、現在の基本情報を表示します。

② ネットワーク名を「コントソ株式会社」に変更します。Yammer の画面左上の表示が変わり ます。メッセージプロンプトは「話を始めましょう!!」と入力します。メッセージ欄の初 期表示を変更することができます。

③ [E メールの設定]で、Yammer ネットワークの各ユーザーへ通知されるメッセージ情報を選 択できます。

④ 有効な機能ではチェックボックスから拡張したい機能を選択できます。既定で、下記の 3 つ の機能が選択されています。

⑤ [保存]をクリックします。ユーザーが使用する Yammer の画面を更新すると、設定が反映 されていることが確認できます。

デザイン

ここでは、背景色や文字色を変更したり、ロゴを設定することができます。

① デザインをクリックします。[ネットワークの色を選択する]で任意の色を選択します。ここ で選択した色は Yammer の各ページ上部の背景色になります。(16 進数で設定することも できます。)

② [ネットワークのロゴをアップロード]の[参照]をクリックして、画像を選択します。

③ [タイトル画像をアップロード]の[参照]をクリックして、画像を選択します。

④ [メール用のロゴをアップロードする]の[参照]をクリックして、画像を選択します。Yammer から定期的に送られる E メールでの通知に使用されます。

⑤ [保存]をクリックします。

メモ

使用できる画像の種類と、サイズは下記のとおりです。

画像の種類 幅×高さ

タイトルロゴ

GIF、JPEG、PNG

160×40

タイトル画像 1200×56

メール用ロゴ 160×50

<設定後の Yammer 画面>

管理者

管理者の詳細については、前述の「4.1.3 ネットワーク管理者と認証管理者」をご参照くださ い。

① 管理者をクリックすると、[現在の管理者]欄に現在管理者権限を所有しているメンバーの一 覧が表示されます。Office 365 の全体管理者は Yammer の管理者になります。

② 管理者権限を付与します。[新たに管理者を任命する]の[名前を入力してください]にキーワ ードを入力して検索します。

タイトル画像 タイトルロゴ

③ [このユーザーを管理者にする]をクリックし、[送信する]をクリックします。

④ [管理者権限を付与する]をクリックします。

⑤ [認証管理者権限]が付与されます。

メモ

・管理者権限を外すには、[管理者権限を取り消す]をクリックして「ネットワーク管理者」へ変 更できます。

・「削除」をクリックすると「ユーザー」に変更できます。

利用ポリシー

利用ポリシーは、企業の方針や文化によって、ユーザーの利用方法を定義します。企業は Yammer を利用する上でのルールを設けて全ての人が利用しやすい環境を作る必要がありま す。

① [利用ポリシー]をクリックし、表示します。

② [サインアップ中、または~]にチェックを入れます。チェックが入っていると、管理者を含め た全ユーザーに通知され、ポリシーに同意しなければ Yammer を利用できません。

③ ポリシーのタイトルを入力します。(ここでは「コントソ株式会社 Yammer 利用ポリシー」

とします。

④ テキストボックスにポリシーを入力し、[保存]をクリックします。(ここでは下のとおりにし ます。)

⑤ ユーザーは Yammer にアクセスすると、下の画面が表示されます。[承諾]することで Yammer を使うことができます。

外部ネットワーク

外部ネットワークの基本設定ができます。外部ネットワークの作成を制限することや、外部ネッ トワークに参加する際に管理者の承認を必要とすることを設定できます。次の項目が設定できま す。

• 管理者の承認がないと、[ドメイン名]のメンバーが他の外部ネットワークに参加できないよ うにする。

• 関連する外部ネットワーク一覧を無効にする。

• 外部ネットワーク一覧を無効にしてネットワークメニューから外部ネットワークリンクを削 除する。

① [外部ネットワーク]をクリックします。

② [管理者の承認がないと、ドメイン名のメンバーが他社の外部ネットワークに参加できないよ うにする]をクリックし、[保存]をクリックします。

メモ

[管理者の承認がないと、[ドメイン名]のメンバーが他の外部ネットワークに参加できないよう にする。]にチェックを入れた場合、下記の流れでユーザーは管理者から承認を得る必要があり ます。

<参加者>

① Yammer 画面下部のユーザー名の[設定の編集]をクリックし、[外部ネットワークを参照]を クリックします。

② 参加したいネットワークの[+参加する]をクリックします。

③ [招待状を依頼する]をクリックします。

④ 下の画面が表示され、管理者にメールが送られます。

<管理者>

① 下のメッセージが送信されます。[Manage Request]をクリックします。

② [Send Invitation]をクリックします。

<参加者>

① 参加者には下のメールが送信されます。[招待の承諾]をクリックすることで参加できます。

Network Migration

独自のメール ドメインが含まれる 1 つ以上の Yammer ネットワークを、それよりも大規模 な Yammer ネットワークに移行することができます。たとえば、会社に複数の部門や子会社 があり、それぞれに独自の Yammer ネットワークがあるとします。また、親会社には Yammer ネットワークがあり、全従業員を親ネットワーク上で緊密に相互連携させる必要があるとしま す。この場合、支店のネットワークを統合する必要があります。支店のネットワークを親のネ ットワークに移行すると、この目的を実現できます。

詳しくは「ネットワークの移行: 複数の Yammer ネットワークを統合する」を参照してくださ い。

ユーザー

管理者がユーザーを新規で追加する方法を確認します。

ユーザーを招待する

① [ユーザーを招待する]をクリックします。

② 招待したいユーザーのメールアドレスを入力し、[招待]をクリックします。

③ 画面上部の「アドレス帳をインポート」をクリックすると、多数のユーザーを追加すること ができます。

④ 表示されたアドレス帳をインポート画面から E メールアプリケーションからタブでは、CSV ファイルを利用してより多くのユーザーを招待することができます。

ゲストを招待

同じドメイン(@ マーク以下)のメールアドレスを持つメンバーはもちろん、同じドメインで はなくてもゲストとして招待することが可能です。ゲストとして招待することによって、ホー ムネットワーク上でコミュニケーションが取れます。ゲストアカウントはライセンス課金の対 象外です。

① [ゲストを招待]をクリックし、入力欄に招待するメールアドレスを入力し、[招待]をクリック します。

メモ

① 招待されたユーザーには下図のようなメールが送られます。[Accept Invitation]をクリック します。

② Yammer で使用するプロファイルを入力し、[Next]をクリックします。(表示言語を日本語 にする場合は、画面右上の[English]をクリックして日本語を選択します。)

ゲストがアクティベートすると、管理画面では、[状態]が[アクティブ]になります。

ユーザーを削除する

ユーザー アカウントを削除します。削除する方法を以下の 3 つの項目から選択して「削除す る」ボタンをクリックします。

・このユーザーを無効化する(いつでも再有効化できます)

・ユーザーを完全に削除します。メッセージは保持します。

・ユーザーとメッセージを完全に削除します。

① [ユーザーを削除する]をクリックし、ユーザー名を入力し、対象の候補をクリックします。

② 削除方法を選択し、[送信する]をクリックします。

アカウントの活動

現在そのアカウントが「どのアプリ (またはブラウザー)」から「どの IP」で「いつから」接続 しているか (アカウントの活動状況) を確認することができます。

① [アカウントの活動]をクリックし、[ユーザーの名前の入力してください]に確認したいユー ザー名を入力します。

② 対象候補をクリックすると、次のように対象アカウントがログインした情報(ログインした 端末と日時、IP アドレス)が表示されます。

メモ

Yammer の使用状況が把握できるほか、アカウントが不正利用されていないかの確認も可能で す。モバイル端末も含め、全てのアカウントは管理者により強制的にログアウトさせることも 可能です。

ユーザーをブロックする

特定のユーザーのメールアドレスを入力することで、そのユーザーが Yammer 上にアカウン トを作成できないようにブロックすることができます。ブロック処理した管理者か他の管理者 がブロックを解除しない限り、Yammer に参加することができません。複数のメールアドレス をブロックしたい場合は、カンマ、改行、スペース等で区切ってください。

不達メール

Yammer ネットワーク上で活動した内容や、ユーザーへお知らせがある場合、Yammer から 設定されているアカウントのメールアドレスにメールが送信されることがあります。そのメン バーのメールアドレスが無効になっていてメールが受信されなかった時、そのメンバーのユー ザー名が一覧で表示されます。

※管理者は、90 日以内であれば無効になったメールアカウントを有効することができます。も う一度有効にすれば、再度そのメールは受信できます。90 日経つとアカウントは永久に復元す ることはなく、メールも受け取れません。

ユーザー情報の一括更新

ユーザー情報の一括更新ではユーザー アカウントを新規作成、更新、停止、削除が複数のアカ ウントに一括して行うことができます。CSV ファイルを作る必要がありますが、[ユーザー情 報の一括更新]をクリックすると、リスト作成の手順が表示されます。

① 次のフォーマットでユーザーアカウントリストの CSV ファイルを作成します。

② 次の更新オプションを選択します。既定で上の 2 つの項目は選択されています。

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