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■ 制御

6. 校 正

X=最低30mm X X

X

図6.1 校正液中の検出器 セル定数:

検出器の公称セル定数は 1.88cm-1です。校正値はケーブルのラベルに記載されて います。この係数は実際の設置状況により変化します。検出器とホルダーとの距 離が 30mm 未満の場合、仕様の精度を満たすためには現場校正が必要となります。

ー ステンレス製標準ホルダ ISC40FFJ-S に設置する場合セル定数は約 7%小さく なりますので、検出器ケーブルのラベルの値に対して 7%小さい値を入力しま ー ポリプロピレン製標準ホルダ ISC40FFJ-P に設置する場合セル定数は約 1%大す。

きくなりますので、検出器ケーブルのラベルの値に対して 1%大きい値を入力 ー 図 6.2 に示すような断面で、軸方向に長いパイプ状配管に取り付ける場合、図します。

6.2 に配管取付時のセル定数(設計中心値 1.88cm-1の場合の参考データ)を 示します。検出器ケーブルのラベルの値と、図 6.2 で読み取れる値とを乗算し た値を入力します。

[ 機器設定 ]-[ 測定パラメータ設定 ]-[ 電極設定 ]-[ セル定数 ( 工場設定値 )]でセル定数を 手入力します。

D 非導電配管

導電配管

距離D(mm)

0 10 20 30 40 50 0.90

補正率×公称定数

0.95 1.30 1.25 1.20

1.00 1,05 1.10 1.15

図6.2 検出器~側壁までの距離とセル定数の関係

6.3 手動校正

本校正は、公称セル定数がわからないが微調整が必要な検出器の再校正、または運転中 にセル定数を変更した(または損傷した)検出器の再校正を行うものです。使用する校 正液に適合した第 1 または第 2 補償を選択してください。高精度で、入手可能な基準が ある溶液を調整または購入してください。検出器の温度と導電率両方の指示値が安定し てから、対応する校正液の値に対する合わせ込みを行います。校正をした検出器のセル 定数の設定もここで行います。この動作は [ 機器設定 ] モードに入らないで行うことが できます。

キーを押し、[ 実行:校正 ]を選択します。[ 手動校正 ]を押し、実行します。

6.4 自動校正

本校正は、OIML(国際法廷計量機関)の国際勧告 No.56 で規定されている試験方法を 中心にして構築されたものです。試験方法に規定されている溶液を直接使用することが でき、自動的に適切な温度補償が選択されます。内部テーブルを使用して、温度測定値 に対する適切な導電率指示値が求められます。OIML 溶液については付録 3 を参照して ください。

キーを押し、[ 実行:校正 ]を選択します。[ 自動校正 ]を押し、実行します。

6.5 空気(ゼロ)校正

清浄な乾燥した検出器を空気中に置いたとき、指示値はほぼ 0 となります。空気校正に より余分なケーブルの電気容量が補償され、より高い精度が得られます。この校正は、

検出器を設置したり、交換した場合に行います。長期間使用した後では、付着物のため に検出器が汚れ、ゼロオフセットが高くなることがあります。検出器を洗浄し、再度本 校正を行ってください。

・ 検出器が乾燥するのを待ちます。(空気校正は電流を流さない状態での検出器で行 わなければならないためです。すなわち検出器を空気中に出した状態で乾燥させ なければなりません。

・ 検出器は電磁妨害および無線周波妨害がない環境においてください。

キーを押し、[ 実行:校正 ]を選択し、[ 空気校正 ]を押し、実行ます。

注記

空気校正をした時のゼロの確認は、温度補償を NaCl に設定して実行してください。

6.6 サンプル校正

検出器をプロセスに設置したまま、サンプルを抽出して手分析を行います。サンプル校 正では、時刻と指示値が記録され、分析が完了するまでメモリに保持されます。手分析 のデータは、現在のプロセス値に関係なく入力することができ、計算の必要もありませ ん。温度補償付で校正する場合、手分析機器の温度補償の種類を合わせます。機器の温度補 償の種類が異なると、誤差の要因になります。使用する標準導電率計は、正確かつ同じ 温度補償演算方法に基づいているものを必ず使用してください。当社の SC72 パーソナ ル導電率計の使用をお勧めします。

キーを押し、[ 実行:校正 ]を選択します。[ サンプル校正 ]を押し、実行します。

6.7 温度係数校正

検出器が高温で安定した後で、基準温度(TR)における液の導電率を入力すると、

ISC450G で温度係数が計算されます。理想的な温度は、通常のプロセス値(TP)です。

校正が正しく行われると、最小スパン(TPTR)は 2℃以上になります。本校正を行う場合、

まず[温度補償]を「TC」に設定してください。

キーを押し、[ 実行:校正 ]を選択します。[ 温度係数 ]を押し、実行ます。

6.8 温度校正

正確に測定を行うためには、正確な温度測定が重要です。温度測定は温度表示に影響し、

出力信号(使用している場合)に影響します。温度補償と校正精度はさらに重要です。

検出器システムの温度を、高精度な温度計で別途測定してください。[測定温度] の値 を変更して、測定した指示値に一致させてください(ゼロオフセット校正のみ)。より 精度を高めるたには、通常の運転温度にできるだけ近い温度で行ってください。

キーを押し、[ 実行:校正 ]を選択します。[ 温度校正 ]を押し、実行ます。

6.9 校正中のホールド機能

ISC450G には、制御・警報リレーや電流出力を一時停止させるホールド機能があります。

ホールドを有効に設定すると、校正中、出力信号が「直前値」または「固定値」でホー ルドされます。校正中の記録をとるために、そのまま信号を出力させることもできます。

これは、例えば、個別の校正記録が必須である医薬品製造で行われます。

ホールドを解除するには、メイン画面の

HOLD

点灯部分を押します。ホールドの設定 は、[機器設定]→[出力設定]→[ホールド設定]で行います。

ドキュメント内 ISC450G電磁導電率変換器[スタイル:S2] (ページ 59-63)

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