フジシマ アキラ
藤嶋 昭 学長
研究技術分野 光触媒、光機能材料、ダイヤモンド電 極、有機太陽電池、二酸化炭素還元、
植物工場 研究技術テーマ
●外装・内装材用セルフクリーニング光触媒の研究開発
●ダイヤモンド電極による水浄化技術の開発
●色素増感太陽電池の開発
●CO2を原料とする燃料生成プロセスの研究開発
●植物工場における有用植物の生産技術開発 研究技術内容
酸化チタンなどの薄膜半導体を各種基板の上に種々の方 法で固定し、太陽光などの光照射下における光触媒反応 をおこさせ、空気浄化、水浄化、セルフクリーニング、
防曇、殺菌などをおこさせる光触媒効果を利用する技術。
各種太陽電池、特に色素増感太陽電池を含む有機太陽電 池の性能向上をはかり、長寿命化などに向け研究する。
ボロンをドープした導電性ダイヤモンドを作り、これの 特異な電気化学特性を利用したオゾン生成法やセンサー としての応用をおこなう。炭酸ガスの新しい還元固定法 を調べ、太陽エネルギーによる炭酸ガスの燃料化を研究 する。水耕栽培による植物工場において、光触媒式養液 浄化システムを開発し、漢方薬の原料となる生薬の人工 栽培にも取り組む。
産業への利用
光触媒は、日本はもちろんアジアの各国、ヨーロッパや アメリカなどを含めすでに広い領域での応用が進んでい る。今後は、さらに光触媒作用としての効率の向上、長 寿命化、高耐久性、あるいは可視光応答化などを試み、
一層の応用範囲を広げる。例えば、建材のセルフクリー ニングの効果についての応用では、タイルやガラスへは 広く適用されつつあるが、自動車のボディのセルフク リーニング、あるいは室内の弱い光線のもとでの鏡の防 曇効果の適用などがある。強い悪臭環境、例えば動物実 験舎の消臭などが可能な光触媒空気清浄機の開発などを 試みているが、世界的にもインパクトが大きいテーマと 思っている。水処理への応用は相当むずかしいが、この 方面にもトライしたい。光触媒以外のことも積極的に取 り組みたいと思っている。環境問題やエネルギー問題が 最も大事なテーマであり、多くの方々と協力しながら実 施できたらと考えている。その一つに植物工場がある。
光触媒の水処理技術を使って、より有用な漢方薬を作る ための薬草の栽培などにも取り組む予定である。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携 具体的な産学連携内容
研究技術分野で掲げたテーマに関しては十分な知見と実
績を持っており、基礎研究から製品開発までワンストッ プで様々な研究に取り組むことができる。すでに製品化 構想をもった企業はもちろん、これから製品開発を始め たいという企業に対しても、フレキシブルに対応できる 体制で臨んでいる。
その他所属研究機関
総合研究機構光触媒国際研究センター
ウエ キ マサアキ
植木 正彬 副学長
研究技術分野 有機合成、ペプチド合成 研究技術テーマ
●ペプチドの新規合成法の開発
●スルフォペプチドの質量分析法
●硫酸化チロシンホモオリゴマーの合成と活性 研究技術内容
合成法、解析法、合成対象物のいずれにおいても、独自 の新規の物の開発を目指す。
産業への利用
現在直ちに事業化・製品化に結びつくものはない。
可能な産学連携形態 共同研究
フクヤマ ヒデトシ
福山 秀敏 副学長
研究技術分野 超伝導、強相関電子系、分子性結晶、
物性II 研究技術テーマ
●分子系の物性
●超伝導
●磁性
●電荷秩序
●モット絶縁体 研究技術内容
CREST「高度情報処理・通信の実現に向けたナノ構造 材料の制御と利用」の研究総括とて、「物質科学」の基 礎的研究とその応用的展開の連携構築に向けて思案中。
産業への利用
「電極問題」の究明とその応用 可能な産学連携形態 共同研究
キク チ マサノリ
菊池 正紀 副学長
研究技術分野 破壊力学、材料力学、計算力学、機械 材料、材料力学
研究技術テーマ
●混合モード荷重下における楕円表面き裂進展に関する 研究
●延性破壊の巨視的・微視的メカニズムの研究
●重合メッシュ法を用いた3次元複雑き裂進展問題の計
理
学
部
算機シミュレーション
●粒子法を用いた構造物倒壊の計算機シミュレーション
●原子炉圧力容器鋼の中性子照射脆化のマルチスケール 計算機シミュレーション
研究技術内容
各種実験装置およびPCクラスターを用いて金属材料の 破壊や強度およびこれらの研究を支援する計算力学手法 の開発を行っている。破壊に関する主な研究として、金 属材料中の楕円表面き裂の複雑な進展挙動の研究、また MLPGやSPH法などメッシュレス計算手法の高精度化に 関する研究も行っている。
産業への利用
本研究により得られる成果は構造物の安全性・信頼性を 向上させるための基礎的かつ重要な情報であり、産業に おける構造物や機械部品の設計・開発における信頼性・
安全性に関する重要な知見としての役割を担っている。
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究
具体的な産学連携内容
有限要素法を用いた応力解析を通じて、計算力学の立場 から構造物や機械部品の安全性評価や、新たな形状(最 適化)の提案を行うことができる。
タケ ダ ケン
武田 健 副学長
研究技術分野 ナノ材料、次世代影響、リスク評価、
PM2.5 研究技術テーマ
●ナノ材料の胎児期曝露による次世代影響メカニズム
●ナノ粒子の生体への影響、取り込み、輸送、蓄積機構
●ヒトへの外挿を目指したナノ材料の健康影響評価手法
●空気清浄機が放出するナノイオン粒子の次世代健康影 響
研究技術内容
我々はナノ粒子の次世代影響の全容を明らかにし、その リスクを効果的に回避する方策を見出すことを目的とし て研究を行っています。ナノ粒子(粒径100nm以下の超 微小粒子・材料)は胎盤を通過し、妊娠中の母体から胎 児・次世代個体に移行することが明らかになりました。
これは、ナノ粒子が次世代・子どもに独特の影響を及ぼ す可能性を示唆するものでした。我々はこれを踏まえ、
既存のナノ材料および今後開発され得る新規ナノ材料の 次世代影響(発生毒性)をスクリーニングできる簡便な 実験系の構築を目指すとともに、この影響・毒性発現の 予防策を講じるためのメカニズム研究を進めています。
産業への利用
バイオ・ナノ技術としては、ナノ粒子の特徴を踏まえ、
その性状を制御することによりナノ粒子特有の有害性を 抑制することを目指しています。新規材料の優位性を検 証するために、生体に入り得る新規のナノ材料を保有も しくは開発中の共同研究パートナーを探しています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、技術相談・指導、国際的産 学連携
具体的な産学連携内容
ナノ粒子や類似活性種を放出し得る消費者製品の健康リ スク評価を行っています。(2011年〜、継続中。)
その他所属研究機関
総合研究機構 戦略的環境次世代健康科学研究基盤セン ター
所属研究室 薬学部 武田研究室
所有研究装置
定量的PCR装置、レーザーマイクロダイセクション、ク ライオスタット、ミクロトーム、ウルトラミクロトーム、
超遠心機
理学部第一部 教養学科
オオカワ ヒロシ
大川 洋 准教授
研究技術分野 教育思想、教育哲学、道徳教育 研究技術テーマ
●わが国の道徳教育
●エラスムスの教育思想
●コメニウスの教育思想に与えたエラスムスの影響
●自己肯定感
●自尊感情 研究技術内容
『こころを育む道徳教育』という著書(単著)を執筆中。
タケムラ マサハル
武村 政春 准教授
研究技術分野 生物学教育、分子生物学、複製論 研究技術テーマ
●中等教育のための進化学・分子生物学に関する新規生 物教材の開発研究
●有袋類DNAポリメラーゼに関する生化学的・分子生 物学的研究
●複製論 研究技術内容
ポストゲノム時代における生物学教育に供する各種生物 教材の研究と、生物学の重要さや面白さをわかりやすく 社会に伝えるための新しい科学啓蒙に取り組み、また DNA複製に代表される複製現象が生物多様性をもたら したメカニズムの解明と、人間という社会的かつ生物学 的存在と複製現象との関係を探る研究に取り組んでいま す。
産業への利用
分子生物学、進化学等に関する新規生物教材(モデル教 材・出版教材等)の開発
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究 具体的な産学連携内容
これまでにない斬新な視点から、分子生物学や進化学等、
比較的教えるのが難しい生物学の分野を対象としたモデ ル教材、出版教材等の開発を目指す企業との共同研究。
モデル教材の場合、武村研究室で基礎的・学術的な検討 を行い、モデル化にあたって助言・監修を行います。
その他所属研究機関
大学院科学教育研究科、総合研究機構グリーン&セーフ ティ研究センター
所属研究室 武村研究室