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第2章   材料

第1節   材料一般

1.

2.

1.

2.  承認図、受検(検査)証明書

(主な材料一覧)

   特殊塗装品の鋳鉄製品(塩ビ鋳鉄・特殊押輪本体)

   給水塩ビ継手(日本工業規格登録のため)、PE継手

   仕切弁筐、鉄蓋、座台、レジンBOX、平板類、止水栓筐、ボール式乙止水栓    ポリエチレンスリーブ、バンド、ロケーティングワイヤー

   SUSボルトナット(焼付防止)、ワッシャー

1.

2.

3.

4.

5.  不合格品は、直ちに現場より搬出するものとする。

6.

2.1.1 材料の規格

2.1.2 材料の承諾

2.1.3 材料の検査

 工事に使用する材料は、設計図書に品質規格を規定されたものを除き 日本工業規格(以下「JIS 」という。)、日本農林規格(「JAS 」とい う。)、日本水道協会規格(以下「JWWA」という。)等に適合しなけれ ばならない。

 上記規格に記載のない材料及び設計図書で指示した材料については、

監督員の承諾を得なければならない。

 工事に使用する材料は、施工計画書に製造会社及び製品名及び品質証 明方法を記載し提出しなければならない。

⑴ 監督員が必要と認めた材料は、承認図を材料検査前に提出し監督  員の承諾を受けること。

⑵ 全ての材料の日水協受検証明書は、品質管理書類として竣工時に  提出すること。

⑶ 日水協の検査を受けていない材料は、品質管理書類として社内検  査証明書を竣工時に提出すること。

⑷ 受検証明書の有効期間(3年間)が切れた資材を使用する時は、

 日水協の再検査を受け、受検証明書の発行を受けるものとする。

⑸ 製造年度から3年以内であれば、日水協受検証明書の再発行は  求めず、使用材料として合格を与えるものとする。

⑹座台、ボックスなど製造年度が表示されていない材料については、

 材料検査時の内外面の破損状態などの確認を行うことで了として  扱い、監督員の判断に委ねるものとする。

 工事用材料は、使用前にその品質、寸法又は見本品について監督員の 検査を受け、合格したものでなければならない。

 材料検査に際して、受注者はこれに立会うものとする。なお、立会わ ないときは受注者は、検査に対し異議を申し立てることはできない。

 検査及び試験のため、使用に耐えなくなったものは、所定数量に算入 しないものとする。

 材料検査に合格したものであっても、使用時になって損傷、変質した ときは、新品と取り替え、再び検査を受けるものとする。

 工事材料について検査を要するときの費用は、すべて受注者の負担と する。

(H29.4.1版)

7.

2.1.4  調合 1.

2.1.5  加工 1.

⒈ 1.

      第2節  支給材料及び貸与品

1.

1.

1.

1.

1.

1.

1.  貸与品の貸与期間中における維持修繕は、受注者の負担とする。

2.2.8  返納 1.

    

      第3節  発生品

2.3.1  発生品 1.

ただし、監督員の指示する場合はこの限りではない。

2.  発生品の保管は、その都度監督員の指示に従うものとする。

3.

2.2.3 運搬・保管 2.2.4

使用及び加工

 発生品は、工事の完成日までに監督員の指示する場所に運搬しなけれ ばならない。

 支給材料及び貸与品を滅失又は損傷したときは、賠償もしくは原形に 復しなければならない。

2.2.6

損傷時の処置

 工事完了後、支給材料については支給材料受払計算書を提出し、その 残材及び貸与品については、監督員の検査を受けたのち、速やかに指定 の場所に返納するものとする。

 工事施工により生じた管弁類等の現場発生品(切管、撤去品等)につ いては、数量、品目等を記載した発生品調書を作成し監督員に提出する  数量の確認をしがたいものは、検査方法について監督員と協議するも のとする。

 支給材料及び貸与品は、監督員は受注者の立会いのもとに確認した 後、支給材料受領書又は借用書と引換えに支給あるいは貸与する。

 受注者は、その形状・寸法が使用に適当でないと認めたときは、その 旨を監督員に申し出なければならない。

 使用材料のうち、調合を要するものについては、監督員の立会いを得 て調合する。ただし、発注者が適当と認めたときは、抜き取り又は見本 検査によることができる。

 加工して使用する材料については、加工後に監督員の検査をうけるも のとする。

 工事材料は、工事工程表に基づき、工事の施工に支障を生じないよう 現場に搬入しなければならない。

 工事材料の合格品は、指定の箇所に受注者の責任において、変質・不 良化しないよう保管しなければならない。

2.1.6 材料の搬入 2.1.7

合格品の保管

2.2.1

支給及び貸与

2.2.2 品目、

数量、受渡し

2.2.5  保管・

使用状況の把握

2.2.7 貸与品 の維持・修繕

 支給材料及び貸与品の品目、数量、受渡し場所は発注者の指示による ものとする。

 支給材料及び貸与品の運搬並びに保管は、受注者が行うものとし、そ の取扱いは慎重に行わなければならない。

 支給材料及び貸与品の使用及び加工にあたっては、あらかじめ監督員 の承諾を受けなければならない。

 支給材料及び貸与品は、支給材料受払簿又は整理簿によりその保管及 び使用の状況を常に明らかにしなければならない。

-38-1.

2. 撤去作業

3.  運搬・処分

      第4節  配管材料

2.4.1  配管材料 1.

⑶ 石綿管の撤去作業を行うときは、関係者以外の者が立ち入ることを  禁止しその旨を表示しなければならない。

⑷ 石綿のばく露防止対策や石綿粉塵の飛散防止対策を関係労働者や周  辺住民に周知するため、その実施内容を作業現場の見やすい場所に  掲示する。平成17年8月2日付け基安発第0802003号、厚生労働省労働  基準局安全衛生部長通知)

 なお、運搬にあたっては、赤錆等が飛散しないように荷台をシートで 覆わなければならない。

  撤去された石綿セメント管は「廃棄物の処理及び清掃に関する法 律」第2条第4項に規定する「産業廃棄物」に該当するので、石綿セメン ト管を廃棄する場合は産業廃棄物の処理基準に基づいて処理を行わなけ ればならない。特に、廃石綿セメント管の保管、収集運搬等において、

石綿粉塵が発散するおそれがある場合は、次のような措置を講じること により、石綿粉塵の発散防止を行う必要がある。

⑴  排出事業者は廃石綿セメント管が運搬されるまでの間、当該物を  湿潤化させる等の措置を講じた後、十分な強度を有するプラスチッ  ク袋等でこん包するなど、石綿粉塵の発散防止を行うこと。また、

 容器または包装の見やすい箇所に、アスベスト廃棄物である旨表示  すること。

⑵  廃石綿セメント管の収集運搬等に当たっては、廃石綿セメント管  をこん包したプラスチック袋等の破損または石綿セメント管の破砕  等により石綿を発散させないよう慎重に取り扱うこと。なお、プラ  スチック袋等の破損等により石綿の発散のおそれが生じた場合は、

 速やかに散水し、または、覆いをかける等の措置を講じること。

⑶  石綿粉塵が発散するおそれがある場合は、廃石綿セメント管の運  搬車輌の荷台に覆いをかけること。

⑷  最終処分に当たっても、覆土するなど、石綿粉塵が発散すること  がないようにすること。

 配管材料とは、導・送・配水管工事に使用する管材料、接合材料、弁 栓類、内面塗料、ポリエチレンスリーブ、外面塗覆装材料をいう。

⑵ 石綿セメント管の撤去に当たっては、石綿セメント管の切断は  避け、継手部で取り外すことを基本とする。

やむを得ず、石綿セメント管の切断を行う場合には、管に水をかける など湿潤状態にして石綿粉塵の発散を防止しなければならない。

 石綿管は特別管理廃棄物(特定有害産業廃棄物)で、管理責任者の選 任等、施工(防塵対策)・運搬・産廃処分は、法令に従い適切な処理が 必要である。

 取扱いは、石綿障害予防規則(平成17年2月24日厚生労働省令第21 号)及び厚生労働省健康局水道課「石綿対策の手引き」により実施す 2.3.2

石綿管の処理

⑴ 石綿セメント管の切断等の作業を行うときは、労働者に呼吸用  保護具(防塵マスク)及び作業着(または保護衣)を使用させなけ  ればならない。保護具等は、他の衣類から隔離して保管し、廃棄の  ために容器等にこん包したとき以外は作業場外に持ち出してはいけ  ない。

また、石綿セメント管の切断の作業において発散した石綿等の切りく ず等を入れるための蓋のある容器を備えなければならない。

1.

2.

3.

4.

1.

1.

2.

1. ダクタイル鋳鉄管類

ダクタイル鋳鉄管 JWWA G 113 水道用ダクタイル鋳鉄管

JWWA G 114 T形 は使用しない。

水道用ダクタイル鋳鉄異形管

JWWA G 114-2 T形 は使用しない。

水道用うず巻式ダクタイル鋳鉄管 フランジ付T字管(消火栓用)

JWWA G 120 φ75~400 水道用GX形ダクタイル鋳鉄管

JWWA G 121 φ75~400 GX形ダクタイル鋳鉄異形管

JDPA G 1042

NS形ダクタイル鋳鉄管 φ500~1000 JDPA G 1046

PN形ダクタイル鋳鉄管 φ300~1500 JWWA G 114

接合付属品 水道用ダクタイル鋳鉄異形管 の付属品

JDPA G 1042

NS形ダクタイル鋳鉄管の付属品

 また、標準配管材料規格表の規格品であっても、細部の仕様が特定で きないものについては、これを明確にした図面等により、監督員の承諾 を得るものとする。

 受注者は、水道用に使用するための品質を証明する資料を受注者の責 任と費用負担で整備・保管し、監督員の要請があった場合には延滞なく 提示するとともに、竣工時に提出しなければならない。

2.4.2

配管材料の規格

2.4.3 配管材料 の品質の証明

 検査に合格した材料であっても、使用時において変質又は不良品と疑 問を持つ材料は、受注者の費用負担で試験等を行い合格したものを使用 するものとする。

 配管材料は、設計図書に品質規格を特に明示した場合を除き、2.4.5 標準配管材料規格表 の規格に適合するものを使用するものとする。

 2.4.5 標準配管材料規格表 の規格において改正(変更、新設、廃止 等)が行われた場合は最新の規格を適用するものとする。

 給水装置と同等の構造を要する付属設備等に使用する材料について は、局制定の「給水装置工事設計施工指針」を準用するものとする。

 1及び3項に該当しない材料を使用する場合は、監督員の承諾を得る ものとする。

原則として、1種管を使用 し、既設管接続部のみにK 形継手を使用することがで きる。なお、T形は使用し ない。

φ300以下は原則としてS種 管を使用。φ400は、切管に は1種管、一般部にはS種管 を用いる。

原則として、A形、T形は 使用しない。

T頭・六角B/NはSUS304とす るフランジ用ガスケットは GF1 号 とする。

異種金属の接合に使用する ガスケットは仕様書 3.5.1よ る。

名  称 規    格 適      用

 配管材料は、検査の事前に「工事材料検査願」を提出し監督員の検査

(確認)を受け合格したものを使用するものとする。

2.4.4

配管材料検査

(確認)

2.4.5 標準配管 材料規格表

(H29.4.1版)

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