6. 今後の取組
6.1. 木造住宅密集市街地における重点的な普及促進
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め細やかな普及策を面的に講じることにより適切な機器が選択、設置され、延焼火災の 防止を図られることが望まれる。
併せて、内閣府が中心となって後述するモデル調査等を実施し、地方公共団体等とも 連携しつつ、普及に当たっての即地的な課題の抽出や普及例、費用負担等について引き 続き検討を行うとともに、優先的に取組むべきエリアの整理や普及に向けた手引きの作 成等について引続き取組みを進めることが期待される。
既設住宅を含めたこれらの取組を進める上での当面の目標として、延焼のおそれのあ る密集市街地のうち、特に切迫性の高い首都直下地震対策特別措置法に基づく緊急対策 区域や南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法に基づく推進地 域について重点的に取組みを進め、10 年を一つの区切りに 25%以上の世帯への普及に 向け、総合的・継続的な取組が進められることが期待される。これは、住宅の建替や大 規模な改修が行われるサイクルを 40~50 年に一度程度と考えた場合、10 年間で 20~
25%程度の住宅に大きな更新が行われる機会があるものと想定されることから、まずは、
このような機会をとらえて、対象地域にあっては感震機能付きの分電盤等の設置を建主 等にご理解・ご協力をいただくこと、加えて、当面、大規模な改修等の予定がない既存 住宅においても、簡易タイプ等を設置していただくことなどにより、中・長期的な目標 のもと、その着実な推進が望まれるものである。
【 地震時等に著しく危険な密集市街地 】
・ 密集市街地のうち、延焼危険性又は避難困難性が高く、地震時等において最低限 の安全性を確保することが困難である、著しく危険な密集市街地。
・ 最低限の安全性確保のための当面の目標としては、地震時等において同時多発火 災が発生したとしても、際限なく延焼せず、避難が困難とならないこととされ、具 体的には、地震時等における市街地大火の危険性を判断する基準として従来から用 いている 「延焼危険性」の指標に加え、地震時等における避難の困難さを判断す る基準として「避難困難性」の指標を併せ考慮するとともに、個々の地域の特性を 踏まえて、各地方公共団体が「地震時等に著しく危険な密集市街地」としての位置 づけの要否を判断し、その取組が行われている。
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(参考)「地震時等に著しく危険な密集市街地」一覧
(注 1) 国土交通省とりまとめ資料(H24.3)をもとに、首都直下法・南海トラフ法に基づく対象地 域の欄を内閣府において追加。
(注 2) 面積は小数点1桁で四捨五入しているため合計値が一致しない場合がある。
※上記地区について、首都直下地震緊急対策区域における戸数はおよそ 32 万戸、
南海トラフ地震防災対策推進地域はおよそ 34 万戸程度と見込まれる(内閣府試算)。 都道府県 市町村 地区数 面積(ha) 首都直下法
緊急対策区域
南海トラフ法 推進地域
埼玉県 川口市 2地区 54 ○
千葉県 浦安市 1地区 9 ○
文京区 1地区 13 ○
台東区 3地区 29 ○
墨田区 19地区 389 ○
品川区 23地区 257 ○
東京都 目黒区 3地区 47 ○
(113地区、1,683ha) 大田区 4地区 61 ○
世田谷区 6地区 104 ○
渋谷区 3地区 45 ○
中野区 9地区 152 ○
豊島区 5地区 84 ○
北区 21地区 270 ○
荒川区 8地区 126 ○
足立区 8地区 107 ○
横浜市 23地区 660 ○ ○
川崎市 2地区 30 ○
名古屋市 2地区 87 ○
安城市 1地区 17 ○
滋賀県 大津市 2地区 10 ○
京都市 11地区 357 ○
向日市 2地区 5 ○
大阪市 1地区 1,333 ○
堺市 1地区 54 ○
大阪府 豊中市 2地区 246 ○
(11地区、2,248ha) 守口市 2地区 213 ○
門真市 1地区 137 ○
寝屋川市 3地区 216 ○
東大阪市 1地区 49 ○
兵庫県 神戸市 4地区 225 ○
橋本市 1地区 5 ○
かつらぎ町 1地区 8 ○
鳴門市 2地区 3 ○
美波町 4地区 24 ○
牟岐町 2地区 2 ○
香川県 丸亀市 1地区 3 ○
愛媛県 宇和島市 1地区 4 ○
高知県 高知市 4地区 22 ○
長崎県 長崎市 4地区 262
大分県 大分市 2地区 26 ○
沖縄県 嘉手納町 1地区 2
197地区 5,745 ha 2,437 ha 3,706 ha 合 計
神奈川県 愛知県
京都府
和歌山県
徳島県
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図表 45 地震時等に著しく危険な密集市街地(東京都)
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図表 46 地震時等に著しく危険な密集市街地(大阪府)