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サンリオ|8136

LAST UPDATE: 2018.07.17 Research Coverage Report by Shared Research Inc. | www.sharedresearch.jp

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サンリオ|8136

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と。欧⽶の苦戦などへの対処も含めて、同社キャラクターの露出の仕⽅や、デジタル・メディアの活⽤など、2018年3⽉

期決算発表時に中期経営計画の発表を予定している。

国内

国内事業の内訳(2018年3⽉期第3四半期累計)は、ライセンス事業が売上⾼73億円(前年同期⽐0.1%増)、営業利益50 億円(同1.4%減)、国内物販が売上⾼141億円(同6.5%減)、営業利益6億円(同29.8%減)、テーマパーク事業が売上

⾼68億円(同10.1%増)、営業利益3億円(同523.1%増)となった。⻑引く不景気感からの節約志向により『モノ』から

『コト』への消費動向の変動は物販にはネガティブに作⽤したが、テーマパークにはポジティブに作⽤した。

同社は当上半期において期初会社計画を下回る結果となり、当下半期についても会社計画を下⽅修正したが、同社によれ ば、当第3四半期の国内の業績は順調な進捗であったとのこと。

国内ライセンス事業

前年同期⽐0.1%増収、同1.4%営業減益となった。第3四半期(2017年10〜12⽉)に前年同期⽐8.3%増収、同6.3%営業 増益となった。量販店での販売不振の影響もあり、⽂房具などの⼊園⼊学アイテムが低迷した。⼀⽅、サンリオキャラク ターのワイド展開、株式会社ジーユーなどのアパレル新規が売上に貢献した。『I'm Doraemon』や『鋼の錬⾦術師』な ど、アニメ系コンテンツ事業も好調であった。同社によれば、ドラえもんなど、他社のアニメキャラクターと提携したコ ラボレーション企画が好評であったとのこと。また、取引先にキャラクターを提案して、それを使ってもらうことも増収 要因になったとのこと。更に、⼩林製薬株式会社のスキンクリーム、花王株式会社のシニアライナーや、ミスタードーナ ツのハロウィーンキャンペーンに加え、『シナモロール』15周年で成約したケンタッキーフライドチキンのキャンペー ンも貢献した。

国内物販

前年同期⽐6.5%減収、同29.8%営業減益となった。海外観光客数、購買額はともに前年を⼤きく超えたほか、アニメコ ンテンツの取り組みも好評であった⼀⽅、地⽅での消費が低迷した。既存店売上(直営店および百貨店の同社直営店ショッ プベース)は、前年同期⽐0.7%減となったが、前年同期に⽐べて5.9pptマイナス幅が縮⼩した。同社によれば、第3四半 期(2017年10〜12⽉期)の店舗売上⾼は前年同期⽐増収になったとのこと。クッションブランケットやスノーグローブ といったギフト商品が好評を博した。当社コンテンツである『SHOW BY ROCK!!』の期間限定ショップでは、毎⽉6⽇(ロッ クの⽇)の新商品発売⽇には⾏列ができるなど、アニメコンテンツへの取り組みも好評であった。

テーマパーク事業

前年同期⽐10.1%増収、同523.1%営業増益となった。

ハーモニーランドでは、客単価が堅調に推移し、経費も抑制したことで、営業損益が⼤幅に改善した。当第3四半期累計 での⼊園者数は341千⼈(前年同期⽐3.6%増、11千⼈増)となった。⼊園者に関しては、当上半期は2016年の熊本地震 の影響から回復し、前年同期を24千⼈上回る状況であったが、2017年10⽉の週末に2回に亘り台⾵の影響を受けたことや、

12⽉の寒波の影響を受けた。特に、ハロウィーンナイトやクリスマス等の各イベント⽇に悪天候が重なったことからイ ベント集客に影響が出た。

サンリオピューロランドは⼊園者数の増加を背景に、増収・⼤幅増益となった。⼊場者数は前期⽐101千⼈(11.1%増)

増加の1,013千⼈となった。2017年2⽉スタートのシナモロール15周年記念イベント「ふわもこタウン」へのサンリオ ピューロランド限定キャラクター『品川紋次郎』たちの登場、イルミネーションを増設した『ハローキティ』のイルミネー ションショー「SPARKLE!!!」の上演開始(2017年7⽉)、ハロウィーン期間における平⽇営業時間の1時間延⻑などが奏 功した。開園時間の延⻑による経費増、レストラン運営委託費、Webサイトリニューアル費⽤、SNSサイト広告宣伝費、

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パレードの減価償却費などのコストを増収効果で吸収し、前年同期⽐営業⼤幅増益となった。同社によれば、2018年1⽉

以降も、好調な状況が続いているとのこと。

海外

海外は、売上⾼168億円(前年同期⽐15.8%減)、営業利益54億円(同19.9%減)となった(相殺消去前、親会社へ⽀払 うマスターライセンス料を各地域の⼦会社へ戻したベース)。

海外事業の前年同期⽐減収・営業減益率は四半期を追う毎に低下(幅が縮⼩)傾向にある。具体的には、当第1四半期(2017 年4〜6⽉期)は前年同期⽐21.1%減収・23.6%営業減益、当第2四半期(2017年7〜9⽉期)は同16.6%減収・25.8%営業 減益、当第3四半期(2017年10〜12⽉期)は同9.3%減収・10.4%営業減益。

同社によれば、欧⽶においてキャラクター戦略や有名ブランドとのコラボレーションなどの施策が奏功する⼀⽅、北⽶の マスマーケットでは厳しい事業環境が続いており、第2四半期までの環境と⼤きくは変わっていないとのことである。ア ジアでは、中国やタイを中⼼に好調が持続している。

欧州

欧州:売上⾼18億円(前年同期⽐49.8%減)、営業利益4億円(同60.5%減)

英国:売上⾼6億円(前年同期⽐31.3%減)、営業利益0.8億円(同63.5%減)

家庭⽤品や⽂具のカテゴリーでは新規ライセンシーの獲得によって⽐較的下げ幅を抑えることができたが、主⼒のアパレ ル、玩具をはじめ、各カテゴリーでライセンス収⼊が⼤幅に減少した。今後も引き続き下げ⽌まりに向けてインフルエン サーによるマーケティング活動や⾼価格帯の他ブランドなどとのコラボレーションに注⼒していく。

北⽶

売上⾼29億円(前年同期⽐28.1%減)、営業利益0.08億円(同98.8%減)となった。⽶国では、オンライン⼩売業が活況 な反⾯、リアル店舗の閉鎖が相次ぎ、消費者の消費動向は知名度のある商品の⽬的買い傾向が顕著になっている。こうし たなかで、『ハローキティ』のライセンス商品の陳列スペースの減少が続き、依然、商品化権ライセンスにとって厳しい 状況が続いている。コスメ・医薬品や企業向け広告化権ライセンスは健闘したものの、主⼒のカテゴリーであるアパレル、

玩具のライセンス収⼊が半減するなど、多くのカテゴリーで減収となった。

南⽶

売上⾼8億円(前年同期⽐13.4%減)、営業利益2億円(同38.3%減)となった。南⽶地域は、主⼒のメキシコの低迷が減 収に影響した。アパレル・アクセサリー、化粧品、バッグ、靴のライセンス収⼊が減少したが、⽂具、ベビー⽤品、家電、

が堅調であった。南⽶では『ハローキティ』を含むサンリオキャラクターズの知名度アップ対策として、現地⼈気キャラ クター『monica』とのコラボレーションや、ラテンアメリカ向けYouTubeチャンネルの開設、ショッピングモールでの イベントなどで収益拡⼤に努める。

アジア

売上⾼105億円(前年同期⽐2.5%増)、営業利益48億円(同6.6%増)となった。

▶ ⾹港・東南アジアでは、⾹港・マカオ⼩売市場は引き続き厳しい環境の中、低調であったが、タイ市場は好調で、

⾹港・マカオの落ち込みをカバーした。カテゴリーではコンビニエンスストアとのミックスキャラクターでのキャ ンペーンなどの企業向け広告化権や、コスメ・化粧品が好調であった。タイでは、コンビニエンスストアでのキャ

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ンペーンや、⼤⼿⽇⽤品メーカーのプロモーションなどが⼤きく売上に貢献した。また、シンガポールではタクシー 配⾞アプリといった新たな業態へのライセンス供与にも進出し、キャラクターの認知度の向上に努めている。⾹港 市場では、スケートリンクとのコラボといった話題性のある企画や、ライセンシー店頭装飾、販促の提案、⽇⽤品 市場の開拓で成⻑維持に努めていく。

▶ 台湾では、Eコマース(越境EC)と既存⼩売店との競合が⼩売店の消費に影響し、前年同期⽐減収減益となった。

⼤陸からの観光客の減少による不況感に加え、中国越境ECの活況により従来型⼩売市場が縮⼩し、商品化権ライ センスに厳しい環境が続いている。カテゴリーでは全般的に厳しい状況であるが、⾷品がケーキシップチェーン との新規契約などが貢献して好調であった。広告化権ビジネスでは、前年実績をカバーするには⾄らなかったが、

『ぐでたま』展⽰会イベントやコスメ販促プロモーション、MIXキャラクターデザインでのコンビニエンスストア 向けプロモーションなどの良案件があった。

▶ 韓国では、地政学的リスクによる社会不安、外国⼈観光客の減少等による消費の委縮傾向や、Eコマースの侵⾷に より、既存⼩売市場は厳しい状況にある。このような環境下で、ゲームソフトウェアやアパレルの落ち込みが顕 著であったが、⼀⽅で、企業向け広告化権では戦略的な強化の成果が表れ好調に推移した。また、『リルリルフェ アリル』のアニメーションが好評を博した。カテゴリー別では、玩具、出版が好調であった。今後、劇場版の公 開とともに、テレビアニメの第2シーズンの契約も検討中で、アパ レル、医薬等の新分野にも開拓に努めていく。

▶ 中国では、前年同期⽐13.1%増収、同10.7%営業増益となった。KTL社からの、⼤⼿雑貨チェーン、⽣理⽤品の⼤

⼿メーカーとの商品化権ライセンスが、コスメ・化粧品カテゴリーの売上⾼を約3倍にするなど⼤きく牽引した。

また、中国最⼤⼿のスポーツブランドとの新規契約によりキッズ向け⾐料を展開し、アパレルも⼤幅増収となっ た。更に、家庭⽤品、⾷品も好調であった。課題である『ハローキティ』以外のキャラクター⽐率アップに関し ては、⼤⼿ライセンシー向け『マイメロディ』『バッドばつ丸』の新提案が奏功し、売上構成⽐率は前年同期⽐

倍増の6%となった。

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