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更新計画の概要

ドキュメント内 氾濫予測 (ページ 39-42)

前章の比較検討結果を踏まえ、境港市が新たに整備する防災情報通信システムの更新計画を以下 のとおり整理する。

市の考え 主要システム

(親局・屋外 拡声子局)

【新方式デジタル防災行政無線システムを採用】

○国(総合通信局)が推奨する防災目的のシステムであり、災害時にも輻輳、

混信がなく信頼性、安定性が高い。

○現行の地域放送や消防局との連携・対応が可能である。

○新方式は最低限の機能(アナログ方式と同等)に特化し、従来方式と比較 し整備費用が低く抑えられる。

○全国的に新方式が採用されており、Jアラート(全国瞬時警報システム)

等との連携において、今後の各システムの更新時にも運用性が高い。

○新方式は電波が広範に行きわたるため戸別受信機に設置に当たり、外部ア ンテナの減少による経費節減効果が大きい。

○防衛省、緊急防災・減災事業債の対象である。

(参考)

《コミュニティFM方式の検討結果》

当市は行政放送が多く、地域放送も行っていることから、現状の放送体系 を維持することを考えると、次の理由から当方式はそぐわない。

○親局(市)からの緊急放送は屋外放送が可能となるが、従来の行政放送(ご みの収集中止、市バスの運行停止、行方不明者の捜索、イベントの中止等)

は、当方式を採用している他自治体では民間放送局との協定において緊急 放送に限られているため、屋外放送が行われていない。

○当方式では、現行の地域放送ができないので、別のシステム(地域コミュ ニティ無線等)の構築が必要となるが、次の課題がある。

・防災目的のシステムではなく、輻輳、混信の可能性がある。

・地域コミュニティ無線はアナログ方式は今後免許が出ない(中国総合通 信局)ためデジタル方式になるが、事業実績もなく機器製品もない。

・地域コミュニティ無線は、基本的に自治会等の小規模な地域への通信に 用いられるもので、アナログと比較し屋外放送では音質が低下する。

・防衛省、緊急防災・減災事業債の対象とならない。

○多くは防災行政無線の補完設備として採用されている。(中国総合通信局)

○開局にあたり、民間放送局(自治体はFM局の免許人になれない。)の設 立が必要であり、2022 年の現行防災行政無線の使用期限が迫っている中 で、当システムを採用することは不明確な部分が多くリスクが高い。

○経済規模が小さな都市では民間放送局の安定経営は困難(中国総合通信 局)な状況があり、当市の緊急放送を依存することにはリスクがある。

○緊急防災・減災事業債の対象は、防災対応機能のみに限られる。

《デジタル防災行政無線(移動系)の検討結果》

○固定系がある中、移動系を固定系として採用するメリットはなく、音質や Jアラート(全国瞬時警報システム)受信の確実性などが低下する。

地域放送 【新方式デジタル防災行政無線システムを採用(親機システムに含む)】

○新方式デジタル防災行政無線システム方式を採用することで、別のシステ ムを構築する必要がない。

○親機と一貫したシステムであり、操作及び保守・管理等しやすい。

○災害時にも輻輳、混信がなく信頼性、安定性が高く、地区(受信機)が選 択できる等、親局システムと同様なメリットがある。

○緊急防災・減災事業債の対象である(本体と一体での整備が必要)。

(参考)

《地域コミュニティ無線の検討結果》

○防災を目的としたシステムではなく、輻輳、混信の可能性がある。

○今後アナログ方式の免許の発行はできず、中国管内におけるデジタル方式 での実績もない。

○音声品質が悪いため、メロディやチャイムなど音楽の送信には適さない。

○緊急防災・減災事業債の対象ではない。

○別にシステムを構築する必要があり、別途費用がかかる。

移動系システム 【現行のデジタルMCA無線とデジタル簡易無線の携帯型に集約】

現在、防災行政無線移動系の車載型3機のほか、携帯型のデジタル簡易無 線機及びMCA無線機で対応してきた。

今後は、携帯型2種類の無線機を継続して活用する。

○車載型(アナログ)を廃止しても、携帯型の無線機で対応できる。また、

必要に応じ、MCA無線機を増設する。

○MCA無線機は、デジタル簡易無線機と比較し、使用可能範囲が広く、

県東部への広域避難にも対応可能である。また、鳥取中継局と松江中継局 とどちらからも電波が入り、どちらかが使用できなくなっても、通信が継 続できる可能性が高い。

(参考)

《防災行政無線の移動系デジタル方式》

○面積が狭く平坦な土地であり所有台数が少ない本市には、わざわざ高額な 方式を導入するメリットがない。

戸別受信機 【新方式デジタル防災行政無線システム方式戸別受信機を採用】

○新方式デジタル防災行政無線システム方式を採用することで、別のシステ ムを構築する必要がない。

○災害時にも輻輳、混信がなく信頼性、安定性が高く、地区(受信機)が選 択できる等、親局システムと同様なメリットがある。

○緊急防災・減災事業債の対象である(本体と一体での整備が必要)。

○戸別受信機と聴覚障がい者への文字放送装置については、希望世帯に配付 することを検討する。なお、自己負担については、引き続き検討する。

(参考)

《コミュニティFM(防災ラジオ)》

○文字表示機能が追加等できず、聴覚障がい者への対応ができない。

○防災目的のシステムではなく、混信・輻輳の可能性がある。

屋外拡声子局

(スピーカー)

【従来型スピーカーと高機能型スリムスピーカーの組合せを採用】

・従来型と高機能型スピーカーの組合せにより、難聴地域の縮減と屋外拡声 子局の設置数及びスピーカー数量を削減し、現行の地区放送を確保する。

・また、工場地域等の難聴対策として、3本子局を増設する。

境港市の防災行政無線システムの更新計画概要図7-1に示す。

図7-1 境港市防災行政無線システムの更新計画概念図 アナログ防災行政無線(同報系)

屋外拡声子局

地域放送 戸別受信機

アナログ防災行政無線(移動系)

基地局 携帯型 車載型 デジタルMCA無線

携帯型 デジタル簡易無線

携帯型

デジタル防災行政無線(同報系)

屋外拡声子局

地域放送 戸別受信機

デジタル簡易無線 携帯型 デジタルMCA無線

携帯型 デジタル化

集約・拡大 廃止

継続利用

デジタルサイネージ 他システムとの連携

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ドキュメント内 氾濫予測 (ページ 39-42)

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