税制上のメリット~「拠出時」「運用期間中」
☑ 「拠出時」には個人拠出(マッチング拠出)分が全額所得控除の対象となり、所得税等が軽減されます。また、「運用期間中」は運用益が 非課税 (注1) となるため、課税が繰延べられることとなります。
年
【所得控除を受けた(30年間)場合の所得税額の軽減イメージ】
約172万円
年
【運用益非課税(30年間)の課税繰延イメージ】
課税所得金額
マッチング 拠出掛金
1万円/月課税所得金額
(注2)
年間 軽減額
例1 300万円
12万円/年
288万円 24,000円
例2 500万円 488万円 36,000円
例 3 1,000 万円 988 万円 51,600 円
(例 2 ) 108 万円
(例 1 ) 72 万円
(例 3 )約 155 万円
掛金:月55,000円(拠出金額上限)
月複利
想定利回り:2%
30年間非課税の場合の受取額:約2,714万円
30 年間 20% 課税の場合の受取額:約 2,542 万円
「拠出時」所得税・住民税軽減 イメージ 「運用期間中」 運用益非課税イメージ
(注1)利子・配当等に対して所得税等の源泉徴収は行われないが、他の年金制度と同様、年金資産(掛け金及び運用益)に対して特別法人税と法人住民税が課税される(特別 住民税は、2017年3月末まで課税凍結中)。 (注2)掛金分の所得控除後の課税所得金額。 (注3)所得税・住民税の課税所得金額は計算上同一としている。 (注4)税額は、
2016年1月現在の税率に基づき、復興特別所得税、住民税均等割及び税額控除は考慮していない。
(注5) 「所得控除を受けた(30年間)場合の所得税軽減イメージ」は、所
得と税率が、その期間中継続したものとして概算額を計算。 (注6)「運用益非課税(30年間)の課税繰延べイメージ」は、税率20%がその期間中継続したものとして概算額を計
算しており、特別法人税による課税は考慮せず。
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等がなされる可能性があります。 なお、本資料とその記載内容につきましては、第三者に対してその全部または一部のコピーを作成したり、配布されませんようお願い致します。
30 税制上のメリット~「売却・換金時」
( 収入金額
(注3)- 退職所得控除額 ) × 1/2 【確定拠出年金(一時金)からの退職所得控除の仕組み】
退職所得
他の 退職所得 + 一時金 確定拠出年金か らの 控除額
1/2
退職所得金額
☑ 年金受取りを選択した場合には、公的年金等控除の対象となります。一方、一時金受取りを選択した場合には、退職所得控除の対象と なります。
勤続年数 (注4) 退職所得控除額
20年以下 勤続年数
(注4)×40万円(最低80万円)20年超 800万円+70万円×(勤続年数
(注4)-20年)
公的年金等の収入金額
(注1)- 公的年金等控除額
(注1)公的年金からの受取額と合算。
(注
2)雑所得として課税されますが、他に雑所得の損失がある場合、
内部通算が可能。
【確定拠出年金(年金)からの公的年金等控除の仕組み】
公的年金等の収入金額(A) 公的年金等控除額
65歳未満
130万円未満 70万円 (収入金額が限度)
130万円以上 410万円未満 (A)×25%+37万5,000円 410万円以上 770万円未満 (A)×15%+78万5,000円
770万円以上 (A)×5%+155万5,000円
65 歳以上
330 万円未満 120 万円 (収入金額が限度)
330万円以上 410万円未満 (A)×25%+37万5,000円 410万円以上 770万円未満 (A)×15%+78万5,000円
770万円以上 (A)×5%+155万5,000円
雑所得
(注2)公的年金等 控除
公的年金等の 収入金額
公的年金
確定拠出年金
(年金受取り)
(注3)収入金額は、確定拠出年金からの一時金+他の退職所得。
(注4)確定拠出年金からの一時金の場合、「60歳未満の掛金拠出期間」。
年金受取り(公的年金等控除)時の所得税等の軽減
一時金受取り(退職所得控除)時の所得税等の軽減
まとめ
☑ 以下では、確定拠出年金の「企業型」と「個人型」を比較しています。
企業型 個人型
対象者
企業の従業員。
第1号加入者⇒60歳未満の自営業者、無職等(国民年金保険料を納付して いること。未納や免除の場合は対象外)。
第2号加入者⇒企業年金のない企業の従業員(確定給付企業年金、厚生 年金基金、企業型確定拠出年金などの対象になっていない会社員)。
加入
企業の従業員が企業型年金規約に基づいて加入者となる。
差別的でない場合、加入に「一定の資格」を設けることができる。
加入対象者が、国民年金基金連合会に申請して加入者となる。
拠出
企業が年金規約に基づいて拠出(拠出限度額の範囲内)。
–
他に企業年金制度がある
→月額2.75万円(年間33万円)
–
他に企業年金制度がない
→月額5.50万円(年間66万円)
拠出限度額は企業が管理。
掛金は、資産管理機関に企業が払込む(拠出時点で、加入者の個人資産と して分別管理)。
加入者自身が拠出限度額
※の範囲内で5,000円以上1,000円単位で任意で 掛金を設定。
–
第1号加入者
→月額6.8万円(年間81.6万円)
–
第2号加入者
→月額2.3万円(年間27.6万円)
拠出限度額は国民年金基金連合会が管理。
掛金は、第1号加入者は自ら国民年金基金連合会に払込み、第2号加入者 は原則として企業が給与天引きした上で、国民年金基金連合会に払込む。
受給権
基本的に拠出時に受給権が発生(3年未満の短期勤続者に対して事業主
返還の規定が定められている場合あり)。
拠出時に全額受給権が発生。
運用
加入者があらかじめ定めた商品の中から自由に選んで運用する。
原則、途中引出し不可。
売却・換金
通算加入者等期間が10年以上経過している場合、60歳から受取ることが可能(遅くとも70歳までに受給を開始)。
年金給付額は運用実績により変動。
給付⇒資産管理機関。
給付⇒国民年金基金連合会
税金
拠出時 ⇒ 個人の拠出分は全額所得控除(小規模企業共済等掛金控除対象)。
運用時 ⇒ 原則非課税(年金資産(掛け金及び運用益)、ただし、特別法人税と法人住民税が課税される(特別法人税は、2017年3月末まで課税凍結中))。
給付時 ⇒ 一時金受取り(退職所得控除対象)、年金受取り(公的年金等控除対象)。
運用管理機関により3つ以上の運用商品(うち1つは元本確保型商品)が選定される。
最低3ケ月に1回以上のスイッチングの機会が提供される。
運営管理機関から運用情報の提供(利益の見込みや損失の可能性)が行われる。
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等がなされる可能性があります。 なお、本資料とその記載内容につきましては、第三者に対してその全部または一部のコピーを作成したり、配布されませんようお願い致します。