l"
fの初期値を
20 00 , 20 00 , 2 00 0, 2000
というように書き入れることになる︒
単位時間DTに対応する
dt
は︑単位時間が一年とすれば1
であ
る︒
どの時点までの計算をするかの長さは︑行240の繰り返し命令文において
t zの数値を変えて設定する︒たとえば単
位時間DTが一年だとすると︑三
0
年間にわたる変動をシミュレーションしたいのであれば︑t zを
3 0 とする︒しか
し︑あまり長期にわたるランは︑移動係数などの媒介変数が変化することを考慮しないと意味がなくなる︒もし一年
間の動きを細かく見たいというのであれば︑FORT
11
0
t o
10
ST
EP
0 .1
のように設定する︒
かさねて言うが︑このプログラムでは︑二
0
歳年齢人口の流入や死亡者の流出が除外されているので︑このプログラムそのままで︑現実的な政治シミュレーションを実施できるとお考えにならないようにしていただきたい︒
行180から220の
r 1,
r z,
•••
`
£4は各政党の移動係数である︒その数値の大きさについては︑政党支持者集団のダイナミクス・再論 タテの合計が1になるこ
︵五
三七
︶
第四八巻第三•四合併号
ている︒これを評価が下がったときはT︑上がったときは1に変えてやることになる︒
さて︑プログラムを実行してみよう︒言うまでもないことだが︑計算の実行のためには︑
( R 1 1
2
00 0,
M
1 1 2
00 0,
L
1 1 2000,F
1 1
20 00 )
ログラムでは小数部も表示されるようになっているが︑ここでは整数部の表示にとどめた︒
︵五
三八
︶
行1000
以降の︑﹁政党評価が政党の移動制御戦略におよぼす影響﹂のところでの制御戦略の効果値
(r
mr
lなど︶に
ついても具体的な数値を入れてやる必要があるが︑これらは︑移動の何パーセントかを押し戻したり︑さらにこれに 逆らう要因であって︑大きな数字にはならない︒ゼロから
1までとしておいてよい︒1より大きい値をあたえた場合
プログラムでは︑ある政党に対する評価がマイナスのときは︑その政党のすべての制御戦略が無効になり制御効果 値がゼロとなるようにしてある︒また評価がプラスになった場合には︑通常より大きな値をあたえることができるよ うになっている︒政党評価の変化は行
12 70 , 15 40 ,
1820
で設定してやるが︑現在は通常の状態つまりゼロの値になっ されたコンピュータが必要である︒普通のワープロで書いただけでは走らない︒プログラムを
BA
SI
Cで書いて
表3
は︑制御戦略の効果の有無が分かりやすくなるように︑政党支持者集団および政党非支持者集団の規模を同一
テストランした結果を例示したものである︒計算結果は︑上記のプ
表3
の左側は︑次のような条件のもとでの計算結果である︒すなわち︑各政党支持者集団の支持者集団滞留率を意
味する
r l,
m2,
13
は︑すべてが0.85︑他の集団への移動係数は0.05︑政党非支持者集団の
f4
も0.85︑その他の移動
係数はすべて0.05
である︒また︑移動制御戦略の効果値は︑すべての政党について平等に
0.5とし︑かつ︑すべての として B
AS
IC
のうえで走らせてほしい︒ どうなるかについては︑あとで実験してみよう︒
関法
六
BA
SI
Cがインストール
表 3 テストランの結果 (1) 政
党 支 持 者 集 団 の ダ イ ナ ミ ク ス
・ 再 論
制御効果=0.5 制御効果=5
T R M L F
u
R M L F゜
2 21 22000000000 222000000000 222000000000 222000000000 888000000000 222000000000 222202000000 222000000000 2220000000003 2003 2005 2003 1995 8000 2033 2000 2067 1900 4 2010 2005 2005 1980 8000 2107 2‑53 2100 1740 5 2017 2010 2008 1966 8000 2180 2107 2133 1580 6 2024 2015 2010 1951 8000 2246 2158 2152 1444 7 2030 2019 2011 1940 8000 2295 2197 2161 1346 8 2034 2022 2012 1932 8000 2329 2223 2160 1287
,
2036 2024 2013 1927 8000 2349 2237 2153 1261 10 2038 2025 2013 1924 8000 2359 2242 2142 1258注:表左側・右側ともにRE,ME,LE= 0。
六 一
についてテストしてみよう︒他の条件は前のままとする︒ 効果値としては上記の0.5を使用することにしたい︒ そこで実験的に︑制御戦略の効果を0.5の
1 0 倍 ︑
つま
り
5に
し
てみる︒その結果を示すのが表の右側である︒この場合︑第3年
果がはっきり現われている︒しかし︑ここでの主目的は論理の正
しさを検証することにあるため︑以下のテストでは︑制御戦略の
次に︑特定の政党だけが政党評価の値がマイナスとなった場合
表4の左側は政党Rに対する評価だけが低くなった場合につい
︵五
三九
︶
以降︑FGの規模はかなり急激に減少しており︑制御戦略の効 ような形で作用するからである︒ 果の現われは緩慢であって︑戦略の効果は強くはないと判断され この表によると︑RG,FG,LGの規模とくらべて︑FGの規模
だけが時間の経過にしたがって漸次減少している︒これはFG
が︑当然ながら移動を防御する政党をもたないからである︒この
ように︑政党の移動制御戦略の効果を認めることができるが︑効
る︒これはさきに述べたように︑制御戦略が小数に小数を乗ずる 政党について評価値は通常︵ゼロ︶とした︒
表4 テストランの結果 (2)
ME, LE=O; RE=‑1 RE, LE=‑1; ME=l T R M L F
u
R M L F゜
1 2 2000 2000 2000 2000 2000 2000 2000 2000 2000 2000 2000 2000 8000 8000 8000 2000 2000 2000 2000 2000 2000 2000 2000 2000 2000 2000 20003 1998 2007 2005 1990 8000 2005 1998 2005 1992 4 1993 2015 2010 1980 8000 2011 2008 2005 1976 5 1990 2022 2015 1970 8000 2006 2026 2001 1967 6 1992 2028 2019 1961 8000 2001 2045 1995 1959 7 1990 2033 2021 1955 8000 1994 2061 1990 1954 8 1989 2036 2023 1951 8000 1989 2074 1985 1951
,
1989 2038 2025 1949 8000 1984 2084 1982 1950 10 1988 2039 2025 1948 8000 1981 2090 1979 1950関法第四八巻第三•四合併号
注:表左側ではRの制御効果値はすぺてゼロ。 MとLは0.5。
右側では政党Rと政党Lはすべての制御効果値がゼロ, Mはすぺてが0.9。
︶のプログラムには二つのユニークな特徴がある︒
︱つ
は︑
さが理解されたのではないかと思う︒ 例示したところだけからも︑モデルの論理とプログラムの正し Jれら以外の︑さまさまな角度からも検証できるのであるが︑ の制御効果値を0.9
として実験した結果が表の右側である︒や
に現われている︒
︵五
四
0)
てのテストである︒Rの制御戦略が利かなくなっているために︑
R政党支持者集団の規模が次第に小さくなってゆく傾向が数値
では政党評価が異なる場合はどうであろうか︒政党Mの評価
が上がり︑政党Rと政党Lの評価が下がった場合について︑M
はり時間遅れがあって︑緩慢ではあるが︑やがてMの規模が大
きく
なり
︑
RおよびLとの間にかなり大きな差が生じてくるこ
とが示されている︒差は左側の︑
M
GLGに対するRGの︑
差より大きく2倍以上ある︒
煩瑣になる恐れがあるため︑ここでは省略することにしよう︒
それが政党支持者集団連関表と移動係数という概念にもとづい いて構成されていることである︒いま︱つは︑政党支持者集団
六四