基 本 構 想
第5次高萩市総合計画基本政策2 たくましさを育む「教育・文化」
2-1 学校教育
少子化がいっそう進むなど大きな状況の変化の中で、確かな学力の定着や豊かな心と健 やかな体の育成を図るため、子どもたちが主体的に学び、たくましく成長できる質の高い 学校教育環境を整えます。また、多様な学習活動の実施、安全性への配慮、地域との連携 を考慮した教育施設・設備等の充実を図ります。
2-2 生涯学習
ひとりひとりの嗜好に応じた幅広い学びや本市の歴史・文化などを活かした学ぶ機会の 提供など、市民のやりがいや生きがいのある暮らしの実現を支えます。
茨城国体開催を通してスポーツ振興を図るとともに、子供から高齢者まで多くの市民が 年齢や体力に応じ、気軽にスポーツに親しめる環境を整備します。
2-3 市民文化
本市の歴史や文化などへの理解を深めることで、本市の良さの再認識につながるととも に、郷土への愛着が持てるような市民活動や団体育成を支援します。また、他地域や広く 世界との交流を通じた相互理解のための機会を創出します。
基本政策3 元気を引き出す「経済・産業」
3-1 農林業
本市の土地利用を特徴付けている農業や林業の産業面での振興を図るとともに、農地や 山林が持つ自然資源面や環境保全面での重要な役割にも着目し、担い手の確保や経営基盤 の強化などにより、産業としての育成を図ります。
3-2 山間地域
本市の大部分を占める山間地域では、豊かな山林資源や自然環境を活かした産業やレク リエーション、各種交流策により活性化に取り組むとともに、道路整備や地籍調査等基盤 を維持し山間地域の振興を図ります。
3-3 商工業
市内事業者への支援等により、本市の基幹産業のひとつである工業を振興することや、
地域おこし活動や創業支援に取り組み、市民の新たな就業の場を確保するとともに、大規 模商業施設とJR高萩駅周辺の集約的な商店街と主要な幹線道路沿道などの店舗を中心と した商業振興など、快適な日常生活の元になる生活サービスの充実を図ります。
3-4 観光
本市の特性である表情豊かな海・山・川の自然資源を元にし、文化的資源や歴史的遺産、
地場産業などを関連づけ、観光資源の創出、既存観光資源の充実やイベント実施、PRを 行い観光・レクリエーションの振興を図ります。
基本政策4 快適を見守る「生活環境」
4-1 自然環境共生
地球温暖化対策としての本市の森林資源の保全を始めとして、市民の日常生活や事業者 の操業活動における地球温暖化防止活動等自然環境保全への取り組み推進や、環境負荷軽 減の意識を高めます。
4-2 循環型社会
ごみ減量化や資源化に取り組むことで、資源循環型の社会や生活スタイルを浸透させる とともに、都市鉱山と称されるレアメタル回収など、資源循環に関する仕組みや産業の育 成を図ります。
4-3 環境衛生
市内で発生する公害や不法投棄などの環境汚染を防止し、市民や事業者が快適に生活や 活動を行うことができるよう、公害対策やマナー遵守やモラル向上などの環境向上のため の活動を推進するとともに、ごみやし尿などの適正処理のため、各種施設の維持・管理を 行います。
4-4 交通安全
市民が予期しない事故に巻き込まれないよう、交通安全意識の醸成により未然防止のた めの安全な通行や運転の普及を図るとともに、交通安全施設などの環境面での整備を推進 します。
4-5 消防
本市において、空き家の増加や高齢化の進展など、消防・救急を取り巻く環境が変化し ていることを踏まえ、防火対策、消防団員の充足、救急救命士の活動強化により、市民の 生命と財産を守るための消防・救急体制の充実を図ります。
4-6 防災
東日本大震災からの復興を着実に遂げるとともに、その教訓を活かし、地震や津波など の大規模災害に関する初動対応から復旧、復興までの備えにより、災害予防・減災ととも に発生後の円滑な対応の仕組みを構築します。また、地球環境の変化による自然災害の頻 発化や激甚化を踏まえ、風水害などへの備えと対策を行い、災害に強いまちづくりを総合 的に進めます。
4-7 防犯・消費生活
空き地や空き家の増加による防犯面での不安や、高齢者を狙った犯罪、消費行動の多様 化や情報化社会の進展による多様なトラブルなど、地域や社会の変化による犯罪や各種被 害の状況の変化を踏まえ、自主的な防犯活動への支援や防犯意識の醸成により犯罪やトラ ブルの未然防止に努め、市民の安全と安心を高めます。
基 本 構 想
第5次高萩市総合計画基本政策5 便利さを生み出す「社会基盤」
5-1 都市計画
人口定住、産業誘致、交流促進などの本市の活性化を支える基盤であるため、適時適切 に対応するとともに都市計画や事業を見直しつつ、集約的でコンパクトな市街地への都市 機能の誘導や土地利用推進、都市基盤施設の効率的で効果的な整備を行い、市民や事業者 の快適な都市生活を支えるまちづくりを推進します。
5-2 道路・河川
市民生活や企業活動などさまざまな人・物・資金などの交流や流通を支える重要な都市 基盤である道路の整備・充実を図ります。また、既存の橋梁やトンネルなどの構造物につ いて長寿命化の対策を図り、通行の安全性と快適性を確保するとともに長期的視点での行 財政負担軽減を図ります。
5-3 公共交通機関
交通弱者とされる子どもや高齢者を含めた、全ての人が安心して使える鉄道やバスなど の公共交通の利便性向上と充実、利用意識の醸成を図ります。また、市街地の土地利用や 公共公益施設の立地誘導などの地域政策と交通政策を連動させることで、市民などにとっ てより使いやすい交通網の確立を図ります。
5-4 水道水
水源地や河川などの環境保全とともに、資金計画の継続的な見直しを実施して、水道設 備や施設の適切な維持・更新に努め、安定的に安全で安心して使用できる生活用水を確保 します。
5-5 水質保全
公共下水道の整備や合併浄化槽の設置などにより、衛生的で快適な市民生活や企業活動 を維持するとともに、河川や海洋などの水質保全を両立させます。
5-6 情報・通信
情報収集やコミュニケーションなどのツールとしてだれもが快適に日常生活を送れるこ と、企業間取引や新たなビジネスの創出などの多様な企業活動を支えること、行政におけ る新たな課題に効果的効率的に対応する情報化の推進など、急速に発展・成長するICT技 術や仕組みを活用した情報・通信環境を整えます。
基本政策6 底力を高める「地域経営」
6-1 市民協働
本市に関わる市民、企業、団体が役割を分担しながらまちづくりに参加しやすい仕組み を作ることで、市民と行政などの協働活動を増やし、市民のためのまちづくりを進めます。
6-2 市政経営
本市の財政は厳しい状況となっているものの、社会情勢がめまぐるしく変化し、市民な どからの行政サービスへのニーズもいっそう多様化・広範化する中で、多様な行政課題に 適切に対応できる人材を育成し、より効率的で効果的なたくましい行政運営を行うととも に、自主財源の確保や公共施設の計画的管理など引き続き行財政改革を推進します。また、
東日本大震災によって激しい損傷を受けた市役所庁舎については、市民への質の高い行政 サービスの提供や市民との協働の促進などを目指し、震災復興のシンボルとして再建を進 めます。
6-3 人権
各種の差別や偏見のない社会に向けて、人権啓発活動やさまざまな学習機会を用いて人 権を尊重する市民意識を醸成します。
6-4 男女共同参画
すべての市民が活躍する地域づくりを目指し、各種の社会参加を促進するため男女共同 参画社会の構築を図ります。
6-5 交流・連携
市民、事業所、組織、行政間などの相互の助け合いにより、生活や営みがしやすい地域 づくりを図るほか、新たな課題に対応するため交流から新しい技術や仕組みを生み出す土 壌を育みます。
6-6 広報・広聴
各種の行政情報や市民サービスを広く迅速に市民に伝えることや、市外などに対して本 市の魅力をアピールする情報発信などを推進します。また、行政における各種の政策や計 画に対して意見を得ることでよりよい行政運営を行うため、さまざまな周知の仕組みを構 築します。
6-7 移住・定住
本市出身者が故郷に戻り、市外居住者が新たに本市に移り住むことで、将来に渡って本 市の活力を維持し続けられるよう、若者の定住支援策や元気な高齢者を支える工夫などに より、移住・定住のための仕組みを整えます。また、空き家などの既存ストックの有効活 用などにより、市民の定住促進による地域活性化を図ります。