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探偵!ナイトスクープ

ドキュメント内 バラエテイー番組テロップの多角的分析 (ページ 36-83)

モード

量的分析 2. 探偵!ナイトスクープ

36

年代別変化 ガキの使い

37

0 0.5 1 1.5 2 2.5 3 3.5 4 4.5 5

1990年代 2000年代 2010年代

製作者の声 出演者の声 テロップの装飾

38

考察

1.「製作者の声」の比率が高い。

2.「出演者の声」は2007年代から顕著に増加し、2012年には

「製作者の声」より多くなっている。

結論: 年代を追って視聴者の視点の重点が製作者か ら出演へ変化してきている。

年代別変化 探偵!ナイトスクープ

39

40

考察

1.「製作者の声」は1080年代から2000年代まで増加傾向がある が、

2010年代に減少している。

2.「出演者の声」は2000年代から顕著に増加し、2010年代には

「製作者の声」より多くなっている。

結論: 年代を追って視聴者の視点の重点が製作者か ら出演者へ変化してきている。

年代別変化 平均

41

0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 10.00 12.00 14.00

1990年代 2000年代 2010年代

年代別平均

製作者の声 出演者の声 テロップの装飾

42

考察

1.「製作者の声」はあまり変わっていない。

2.「出演者の声」は1990年代から顕著に増加し、2010年代には

「製作者の声」より多くなっている。

3.テロップの装飾は顕著に増加し、2010年代も増加続いている。

結論: 年代を追って視聴者の視点の重点が製作者か ら出演者の気持ちへ変化してきている。

質的分析対象

番組名 データ収集期間 データ数

新堂本兄弟 2014年3月3日~23日 番組数:2

テロップ数:92 長さ:10:00

ブラマヨとゆかいな仲間たちアツア ツっ

2014年2月22日 番組数:1

テロップ数:121 長さ:14:16

ヒルナンデス 2014年3月25日~27日 番組数:2

テロップ数:71 長さ:10:00

不可思議探偵団 2011年9月12日 番組数:1

テロップ数:117 長さ:13:15

探偵!ナイトスクープ 2012年10月26日 番組数:1

テロップ数:59 長さ:14:02

44

話し言葉

1 話者のメッセージの伝達

2 話者の個人的な感情や内省を顕在化する 3 会話の主旨を分かりやすく示す

4 場面の補足説明

5 話し言葉特有の表現で場面のライブ感を高揚する

疑問符(?)、感嘆符(!)、(…)などを加えて 話し手の感情を表現する

46

話している内容に焦 点

言葉そのものに焦点、 感情の喚起

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

1 2 3 4 5 * 1 2 3 4 5 *

出演者% ナレーター%

話し言葉

新堂本兄弟 ブラマヨ ヒルナンデス 不可思議探偵団 探偵ナイトスクープ

出演者 % ナレーター %

47

1 話者のメッセージの伝達

2 話者の個人的な感情や内省を顕在化する 3 会話の主旨を分かりやすく示す

4 場面の補足説明

5 話し言葉特有の表現で場面のライブ感を高揚する

* (?)、(!)、(…)などを加えて話し手の感情を表現する

内容

言葉そのもの、

感情

番組別比較

48

考察

1.出演者は、会話、(?!・・・)などの記号が多い。

2.ナレーターは、ほとんど「話し言葉」がないが、ヒルナンデ スでは場面の補足説明が「話し言葉」でされるのが特徴的。

結論:

1. 「話し言葉」では、会話の主旨を分かりやすく説明するた めにテロップが使われる。

2.(?!・・・)などの記号を使って頻繁に出演者の感情が表さ れる。

書き言葉

a

「話し言葉」の要約やまとめ

b

場面の名づけ

c

場面の補足説明

d

ナレーター(番組制作者)の意見・解釈

e

次にくる場面の予告

疑問符(?)、感嘆符(!)、(…)などを加えて 話し手の感情を表現する

49

・分かりやすく説明

・背景知識

・製作者のメッセージ

・話の展開への注意喚起

a 「話し言葉」の要約やまとめ b 場面の名づけ

c 場面の補足説明

d ナレーター(番組制作者)の意見・解釈 e 次にくる場面の予告

50

・分かりやすく説明

・背景知識

・製作者のメッセージ

・話の展開への注意喚起

番組別比較

51

考察

1.「出演者」では、話し言葉の要約やまとめでよくテロップが 使われる。

2.「ナレーター」では、場面の名づけと場面の補足説明でよ くテロップが使われる。

3.ヒルナンデスは、話し言葉の要約やまとめを「出演者」で はなく、「ナレーター」が言っているのが特徴的。

結論:

1.「出演者」と「ナレーター」の役割分担が明らか。

「出演者」 話し言葉の要約やまとめ

ナレーター 場面の名づけ、場面の補足説明

新堂本兄弟(トーク系)

53

考察

1.「話し言葉」がそのままテロップになっている。

2.主に出演者がしゃべり、ナレーターがあまりない。

54

ブラマヨとゆかいな仲間たちアツアツっ!

(トーク系)

55

31%

69%

13%

87%

考察

1.トーク系だが、「話し言葉」が要約され「書き言葉」でテ ロップになっている。

2.主に出演者がしゃべり、ナレーターがあまりない。

56

ヒルナンデス(調査系)

57

74%

26% 59%

41%

考察

1.「話し言葉」がそのままテロップになっている。

2.出演者よりナレーターがしゃべっている比率が高い。

3.ナレーターの「話し言葉」がそのままテロップになっている。

58

不可思議探偵団(調査系)

59

63%

39% 37%

61%

考察

1.「話し言葉」のほうがやや多いがバランスがとれている。

2.出演者のほうがよくしゃべるが、バランスがとれている。

60

探偵!ナイトスクープ(調査系)

61

81%

19%

56%

44%

考察

1.「話し言葉」が要約され「書き言葉」でテロップになっている。

2.ナレーターがしゃべる比率の方がやや多い。

62

番組別分析まとめ

1.番組の系統によってテロップのモードや誰の声が多いかとい う傾向はなかった。傾向は番組によって違う。

2.話し言葉-書き言葉 / 出演者の声-ナレーター の比率 の違いが各番組の個性になっている。

63

話し言葉 VS 書き言葉

65

考察 トーク系

66

新堂本兄弟

「話し言葉」が多い。出演者が言った 言葉そのものが強調されている。

「話し言葉」がおもしろい。

ブラマヨ

トーク系にもかかわらず、「書き言葉」

が多い。

製作者によって話の要点が強調さ れ、内容に焦点がある。

話の内容がおもしろい。

考察 調査系

67

ヒルナンデス、不可思議探偵団

「話し言葉」が多い。

調査系にもかかわらず内容よりも出 演者が言った言葉そのものに焦点が ある。

内容が少ない。

出演者の話が面白い。

探偵ナイトスクープ

「書き言葉」が非常に多い。

製作者によって話の要点が強調さ れ、内容に焦点がある。

話の内容がおもしろい。

モードの種類

68

書き言葉的 ~ 話し言葉的 ~ 書き言葉的 ~ 話し言葉的

書き モード 言葉

話し

言葉

ANNニュース NHKニュース ブラマヨ

探偵ナイト スクープ 不可思議 探偵団

ヒルナンデス 新堂本兄弟

69

モード

書き言葉 話し言

出演者 VS ナレーター

70

考察 トーク系

71

新堂本兄弟、ブラマヨ

共通して、「出演者」が主に話してい る。

著名なスター出演の番組は、出 演者がよく話す。

考察 調査系

72

3番組

共通して、「出演者」と「ナレーター」

のバランスがとれている。

「出演者」は話のおもしろさ、

「ナレーター」は補足説明。

番組全体が分かりやすく、おもし ろくなっている。

内容 VS 言葉 話し言葉

(内容:カテゴリー1~4, 言葉:カテゴリー 5~*)

73

考察

74

トーク系

言葉そのものや出演者の感情が強調されている割合 が多い。

調査系

内容が強調されいてる。

探偵ナイトスクープは、100%内容に焦点。

内容がより客観的。

感情的

(話し言葉カテゴリー5,*/話し言葉)

75

考察

76

新堂本兄弟

特に感情的。 ターゲット視聴者が若者のためか。

ヒルナンデス

出演者だけでなく、ナレーターも感情的。

製作者がターゲット視聴者に感情で共感を求めてい る。

探偵ナイトスクープ

感情的な要素%。非常に客観的な番組。

笑い

ブラマヨ

77

書き言葉 書き言葉

話し言葉 書き言葉 話し言葉

考察

1.「話し言葉」テロップのあと、「書き言葉」テロップのあと、両 方で“笑い”が見られる。

2.どちらかというと、「書き言葉」テロップのあとのほうが“笑 い”が多い。

3.記号(!, ?, ・・・など)のあとで“笑い”が最も多く現れる。

78

笑い 分析

1.出演者がしゃべったそのままの「話し言葉」でも、製作者 が加工した「書き言葉」でも“笑い”は喚起される。

2.製作者が加工した「書き言葉」で、より“笑い”は喚起され やすい。

3.話し手の感情を表現する記号(!, ?, ・・・など)を加える ことによって、製作者は“笑い”を喚起し操作することが 可能。

79

テロップの装飾

80

81

まとめ

1.時系列的な変化

テロップの焦点が1980年代「製作者の声」から、「出演者の 声」へ2000年から顕著に変わってきている。テロップの役割 が、内容の説明から、出演者の話そのもののおもしろさを強 調するもの、出演者の感情を表現するものへ変化。

2.製作者は、テロップのモード、声の主、焦点の対象、装飾 などをたくみに操作し、バラエティ番組の個性と魅力を創造。

3.出演者の感情を記号テロップで表現することによって、視 聴者の共感や笑いを誘導。

4.装飾の種類が豊富になってきている。より出演者の気持ち を視聴者の気持ちに共鳴させるため。

ご静聴ありがとうございました!

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ドキュメント内 バラエテイー番組テロップの多角的分析 (ページ 36-83)

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