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排水処理 .1 設計ベース

ドキュメント内 ケーススタディ表紙.PDF (ページ 52-56)

4 工場排水の処理と排水状況

5.3 排水処理 .1 設計ベース

  工場で使用される用水量は23,000 m3/yであり、用水に対応した排水を処理すること となる。また、排水水質は本調査における工場最終出口排水の分析結果をベースに概念 設計を行なった。

5.3.2 概念設計

  排水処理プロセスと設備配置図を図-5に示す。

Screen

To Paper Machine

した場合には概略1/3程度スケールとなる。

1.フローシート

2.配置図

23m

      2m 2m 15m 4m 沈降分離槽  

5m 4m

1m SS除去  原水槽   生物処理槽     SS脱水      

面積=115平方メートル 図-5  排水処理  フロー/配置図 6 改善策の提言

6.1 短期的対応策に関する提言

  当面の対応策として下記事項を実施することを提案する。

(1)7S運動の推進

(2)原料チップサイズの最適化

(3)シャワーパイプの設置に依る付着原料の除去およびワイヤシリンダの気泡除去 の強化

(4)低水銀含有NaOHの使用

(5)吸収塔を設置し、SO2ガスに代わりSO2液を使用 以上の計画の設備費用:0.8 billion VND

6.2 中期的対応策に関する提言

  中期策として、次の対策を提案する。

(1) 汚染物質回収システムの強化 原水

SS除去 原水槽 生物処理槽 沈降分離槽

放流水

SS脱水

SS

(2) 各抄紙機白汁の回収循環使用システムの構築 (3) シャワー水に加熱温水を使用

(4) 湿紙の蒸気による加熱

以上の計画の設備費用:1.5 billion VND

6.3 長期的対応策に関する提言

  長期策として、下記項目を提案する。

(1) 蒸解液の循環使用システムの最適化 (2) 蒸解用蒸気の回収

(3) 各工程廃液の回収循環使用 (4) シャワー水に加熱温水を使用 (5) 薬剤回収システムの確立 (6) 現実的な古紙処理の整備・充実 以上の計画の設備費用:3.3 billion VND

  提案した項目の中から採算性のあるCPを実施し、必要最小限のEOPで済ますこと を提案する。

6.4 実施にあたっての提言

  現状では損傷して使用できない装置・機械類さえも復旧・整備できない状況なので、

資金手当ができ次第、必要性および有効性を考慮してCPを実施すべきである。

なお、機器選定に当り考慮すべき事項をまとめた。

(1) 省エネも考慮した機器の選定 (2) 設備寿命を考慮した材質選定 (3) メンテナンスが容易な設備 (4) 最低限必要な予備品類の確保

(5) 新規の機械類等の採用では、稼動後のフォローを含めた資金手当て

  さらに、当工場は生産規模が年間 1,000 t 程度と極めて小規模のため、廃液捕集と 黒液の濃縮のみを実施し、黒液の回収ボイラおよびか性化装置は設置せず、最寄の工場 に黒液を持ち込んで処理して貰うことを考えるべきである。

ケーススタディーP-05

Hai Phong Joint Stock Paper Company

訪問日:14 December 1999 13 & 14 March 2000 1 概要

1.1 企業概要

  この工場は1960年に設立され、1999年11月1日に民営化された。Yen bai とLao caiに別の2工場があるが、2001年にはさらに1工場建設予定である。

  企業概要を表-1に示す。

表- 1 企業概要

会社名 Hai Phong Joint Stock Paper Company 所有形態 民営

住所 44A Ton Duc Thang Road Hai Phong 電話 Tel: 0311835369/Fax: 0311835462 設立 1960年

従業員数 603 ( 3shift,7日/週操業) 主要製品

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