FO
Fh u
一 一
*
%
‑O Fb
o ‑
・
‑
ヮ
口一
一o
o o一
る
0 7 な 刊
7
う 拝 よ 参 の 跡 次 戦
﹀
﹂
・
す り 養 示 巡 休 て 地 し 光 養 理 観 保
海水浴などスポーツ 新婚旅行
: 15.7 : 0.7 会議・研修・仕事 : 13.5 帰省・親戚訪問 : 6.5 その他・不明 : 7.0
観光=レジャー旅行の規定に即したデータはないので、以上をもとに次のよ うに試算する。
① 観光目的での入域者の比率は全体の73%であるが、このなかにはインセン ティプツアー、職場旅行、修学旅行など自由裁量所得・時間によらないもの も含まれている。
②修学旅行による入込数は観光統計により132,800人 (4.2%)がわかってい る。
③ その他の部分を筆者が
9 0
年の入込数についておこなった「団体入込分析37)J
における手配旅行 (17.3%)に相当すると仮定する。
④ これらを観光目的から差し引けば自由裁量所得・時間による観光者は52%、 約半分ということになる。
前述のように、日本人の宿泊旅行における観光目的は約半分だが、沖縄への 旅行者では3/4である。観光目的でも 3人に1人は自分自身のカネまたはヒマ
を費やして来ているのではない。
観光行動の金銭節約・時間浪費型への移行は、機構化された、モンタージュ 目的地である沖縄にとってはマイナス材料であろう。県内の観光施設の多くは、
新たなタイプの観光需要には十分対応できないだろう。アクセスに航空機を利 用さぜるを得ないことも不利な点である。本土各地にセルフケータリング型宿 泊施設の整備などが進めば、沖縄の観光事業は海外ばかりでなく本土との競合
‑ 144‑
にも耐えなければならない。
しかし、いまでも沖縄への旅行者における自由裁量型の観光者は半分程度で ある。インセンティプツアーや修学旅行を含めた広い意味での業務旅行へ比重 を移すことは一つの対応策である。このために交通や通信、通訳などビジネス 関連のインフラの充実ならびにコンペンション・コングレスの誘致は最も重要 である。また、本土企業が東アジア企業に向けた、その逆に東アジア企業が本 土企業に向けたショーウインドー機能を沖縄が受け持つなど、さまざまな業務 上のニーズへの対応、を積み重ねることができれば、台湾、香港、シンガポール、
中国華南など現在もっとも高成長旅行市場が沖縄の射程距離に入ってくる。岡 市場から沖縄への個人観光需要は、裕福層の金銭・時間浪費型観光を除き、ほ
とんど期待できないだろう。
註)
1
)塩田正志「観光論の性格と体系J
,鈴木忠義編『現代観光論. L
有斐閣,1 9 7 4
年2
)小谷達男『観光事業論. L
第1
章「観光J
の概念,学文社,1 9 9 4
年3 )
前田勇編著『観光概論.1.付観光研究の手引き,学文社,1 9 7 8
年4
)除野信道『観光社会経済学.1,第1
章観光とその学問的研究そして教育,古今 書院,1 9 8 5
年5
)塩田正志「観光研究の成立と展開J
,鈴木忠義編『現代観光論.1,有斐閣,1 9 7 4
年,その他にも以下のような文献があるニーチェフォーロ(A.
N i c e f o r o ) I
イタリアにおける外国人移動(I1movimento t u r i s t i c o ) J
,1 9 2 3 .
ペニーニ( R . B e n i n
i)I
観光客の移動の計算方法の改良について
( S u l l ar i f o r m a d e i m e t o d i d i c a l c o l o d e l movimento t u r i s ‑ t i c o ) J
,1 9 2 6
6
)津田昇『国際観光論. L
第1
章・第1
節観光の語源と意義,東洋経済新報 社,1 9 6 9
年7
)社団法人日本観光協会・観光産業の実態と動向に関する調査研究委員会(委 員長・稲垣勉)r
これからの観光産業(観光産業の新しい考え方)j,2
観光 産業のニューコンセプト,日本観光協会,1 9 8 5
年8
)前田勇「観光行動と観光事業J .
鈴木忠義編『現代観光論j.有斐閣. 1 9 7 4
年9
)観光政策審議会答申『観光の現代的意義とその方向.Jl. 1 9 6 9 ‑ 7 0
年1 0 )
安村克己「余暇活動としての観光J .
前田勇編著『現代観光総論j.学文 社. 1 9 9 5
年1 1 )
藤竹暁『余暇時代と人生.Jl.余暇と生活構造,潮出版社. 1 9 6 9
年1 2 )
薗田硯哉「余暇生活の歴史J .
一番ヶ瀬康子・薗田硯哉・牧野申易男『余暇 生活論.Jl.有斐閣. 1 9 9 4
年13)川北稔編
W i
非労働時間」の生活史(英国風ライフ・スタイルの誕生).Jl.ま えがき,リプロポート. 1 9 9 2
年1 4 )
香川虞「余暇と観光J .
前田勇編著『観光概論.1.学文社. 1 9 7 8
年1 5 )
佐藤誠『リゾート列島上「欧米リゾートの潮流J .
岩波新書. 1 9 9 0
年1 6 )
望月真一『フランスのリゾートづくり(哲学と手法H.2
フランスのリゾートづくりの背景,鹿島出版会
. 1 9 9 0
年1 7 )
野田進・和田肇『休み方の知恵.1.第3
章余暇と文化,有斐閣選書. 1 9 9 1
年1 8 ) B .
グッドール+G.
アッシュワース(山上徹監訳)r
観光・リゾートのマーケティング(ヨーロッパの地域振興策について>J.第
2
章ヨーロツパの観光 形態と構造変化,白桃書房. 1 9 8 9
年1 9 )
ツアー・オペレーター( t o u ro p e r a t o r )
とは、一般不特定多数の旅行者を 対象に、旅行を自主的に企画設定し、その旅行に関する運営を専門に行な う旅行業者のことで、わが国における「主催旅行業者J
と同義である(財 団法人・日本交通公社編『現代観光用語事典.1. 1 9 8 4
年による)ヨーロッパにおけるツアー・オペレーターは、主要な販売業務を自国内に 限定し少数のオペレーターが圏内市場の大部分を掌握している(イギリス では
3 0
のツアー・オペレーターが海外旅行の3/4
を占有)。大手ツアー・オペレーターは、標準「夏の太陽j式の一般航空旅行に専念、特定の観光 地で売り出される包括旅行は専門ツアー・オ ペレーターによることが多
It~
2 0 )
アラン・M
・ウィリアムス/ガレス・ショー(慶岡治哉監訳)r
観光と経済開発(西ーロツパの経験)
J
.第2
章西ヨーロツパ観光の展望,成山堂書庖. 1 9 9 2
‑146 ‑
年
2 1 )
拙稿「日本人のマスツーリズムに関する一考察J . r
沖縄短大論叢書.i (第8
巻).沖縄大学短期大学部
. 1 9 9 4
年2 2 )
新城常三『庶民の旅の歴史.i.日本放送出版会. 1 9 7 1
年2 3 )
トラベルジャーナル編『海外旅行の業効知識.1.1旅行業の歴史,トラベルジャー ナル. 1 9 9 2
年2 4 )
側日本交通公社調査部編『観光読本.1,第1章観光そして旅と観光,東洋経済 新報社.1 9 9 4
年2 5 )
日本観光協会『観光の実態と志向(第1 5
回・国民の観光に関する動向調 査)j,1 9 3 3
年26) 牧野暢男「日本人のライフスパンと余暇問題(3)J.一番ヶ瀬康子ほか『余暇 生活論,i,有斐閣
. 1 9 9 4
年2 7 )
内田弘『自由時間(真の<豊かさ>を求めて)j,第2
章自由時間の思想史,有斐閣,
1 9 9 3
年2 8 )
アリストテレス(山本光雄訳)r
政治学l
岩波文庫など2 9 )
ヨゼフ・ビーバー(稲垣良典訳)r
余暇と祝祭.1.講談社学術文庫,1 9 8 8
年 及 び稲垣良典「ヨゼフ・ビーバーの文化哲学J
,松田善幸編n
ゆとり j について(ヨゼフ・ビーバーのレジャー哲学をめぐって)j,誠文堂新光社,
1 9 8 7
年3 0 )
マックス・ウェーパー(大塚久雄訳)r
プロテスタンテイズムの倫理と資本主義の精神.1,岩渡文庫, P.
2 5 1
3 1 )
松原洋三「日本人の余暇活動と余暇意識J
,日本観光協会『観光.14 5
号,1 9 7 2
年
9
月号3 2 )
前田勇『観光とサービスの心理学l
第2
章「大衆消費社会」と観光行動,学 文社,1 9 9 5
年3 3 )
小谷達男『観光事業論.1,第5
章観光需要の発生要因,学文社,1 9 9 4
年3 4 )
小山善彦「イギリスにおけるグリーン・ツーリズムJ
,山崎光博他『グリーン・ツーリ ズム.1,家の光協会,
1 9 9 3
年3 5 )
拙 稿r r
もう一つの観光のあり方』その概念と背景J
,r
沖縄大学地域研究所年報.1