( 1 )米国高校生
学校訪問で,高校生と交流していたときのことである。楽しい会話のやり取り の途中,私が,ベトナム戦争のついて批判めいたことを言ったとき,彼らは一応 共感した。しかし,彼らは最後に日本いついても批判し始めた。
Don't forget Pearl Harbor!" (日本の真珠湾攻撃を忘れるな!)
わが国も,先の世界第2次大戦の,東南アジア及び米国との関わりについて, 若者に歴史認識がしっかり持てるように教育してし、かねばならないと思った。
( 2 )東ドイツと西ドイ ツ(1990年 に一つ の ド イ ツ に 統一)
ドイツは,東ドイツと西ドイツに分断されている。東ドイツは,ソ連の支配下 にあり,西ドイツは米国,英国,仏国に支配下にある。不都合なことには, ドイ ツの首都であったベルリン市は東ドイツの中に位置している。更に悪いことに, そのベルリン市が東ベルリンと西ベルリンに分かれていることである。だから,
西側から考えると,東ドイツ(共産圏)の中に,西ベルリン(西側)という離島 が置き去りになっている感じである。米ソのキューパ危機の時,米国ケネディ一 大統領は西ベルリンへの物資の輸送が陸路では困難と判断して,空輸作戦で西側 の西ベルリンの国民を救った。
後日,ケネディ一大統領が西ベルリンを訪問した際,名演説をして,拍手喝采 を受けた。彼自く, Ichbin Berliner!" (私もベルリンの人だ。)
川を挟んで,高さ 3m程の壁で、東西ベルリンが分断されている。見張り台から は小銃を持った東ドイツの兵士が見張っている。番犬もいる。それでも,西側に のがれようとする人が後をたたない。ベルリンの壁の内側には,いくつもの花輪
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が飾られている。無惨である。また,ベルリンの壁には,し、くつかの文字がペン キで書かれている。中でも,印象的だ、ったのが,次の言葉である。
EIN DEUCHLAND" (一つのドイツ国家を !)
日干JI
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県民福井J200 2年4月(平成14年) 2 8日5 . r ポイント簡潔」英語学習本 自習にも最適
英語教育に長年携わっている福井工大講師の片桐哲郎さん=福井市布施田町= の「すぐわかる英語のポイント 11 0 Jが青山社(神奈川県相模原市)から発刊さ れた。英語の仕組みを理解しながら,効率的に英語力アップを図ることができ,
完全学校週五日制が始まったいま,自学自習に最適の一冊となっている。県内の 勝木書庖なとcで、扱っている。B 5版,百六十三ページ。
基本的で活用頻度の高い文法や構文,熟語などを例文と解説,練習問題で学べ るようになっている。高校生から受験生向けの学習ガイドとしてだけでなく,大 学生が英語論文を解読するときなどにも使える。また,各章の始めには日常英会 話,ことわざ,語源の説明,電子メールで、用いる英語などを収録。
片桐さんが米国留学中,取材を受けてニューヨーク・タイムズなどの新聞に掲 載された片桐さんを紹介する記事や自身の著書の英語訳なども収めた。本体価格 千五百七十一円。片桐さんは早稲田大学第一文学部及び専攻科卒業。東京都公立 学校,県下,春江工業,羽水,足羽,道守の各校で英語を担当したほか,県教育 研究所では英語の指導法などを追求。県英語研究会の事務局長,顧問も務めた。
九十七年四月から現職。
片桐さんは難しい内容を簡潔にまとめることを心がけた。この一冊で英語の 勉強の仕方や自分の弱点がわかるはず。基本的な構文さえ把握していれば,その 後の伸びは違う」と話している。
6. I
今 求 め ら れ る 教 育 の 原 点 」 一 家 庭 , 学 校 , 地 域 社 会 一県P T A講演会が11月8日,勝山市教育福祉会館において,約120名の保護者,
先生方のご参加を得て,盛大に行うことができました。
当日,片桐先生は,ご尊父 (92歳)と共に,車でお越しになりました。我々は まず,そのお姿に,親と子の「慈愛」を感ぜずにはいられませんでした。
先生は,まず,学校・家庭・地域のそれぞれのあり方を,九頭竜川の流れに例 えてわかり易く説かれました。
そして,教育の原点は,まず家庭にあることを,次の点を挙げて話されました。
1.幼児期には,子どもを十分抱きしめ,愛情を注ぎ込めば,今日の凶悪な非行 や犯罪は発生しにくい。母親の役割は特に大きい。
2.父親は,社会の現実(競争の原理)と信念を持った強い生き方を示すことが 48
大切である。父親は,男子の生き方のモデ、ルで、ある。子ども達は,父親や母親 がどこで,どのような仕事をしているかを知らなければいけない
3.学ぶということは,物事の基本を真似ることから始まる。そのモデルは,ま ず父親と母親であるが,特に,父親の家庭内での教育力の低下が問題で,今の 子どもの状況に現われている。不登校,忍耐力の不足,恐いもの知らず等の一 因になっていると言っても過言ではない。
4.農業,水産,林業などの第一次産業が盛んな頃は,子ども達の家庭内での仕 事の分担があり,家族共同でするものがあった。父親は,外からの情報の取得 の点でもリーダーであった。
5.母親は,子どもの前で,父親や教師の批判をむき出しにせず,むしろ賞賛し て,感謝する賢明な配慮が欲しい。そのことが,わが子のためになると思う。
さらに,先生方に対しては教育は,広い意味の環境や指導者で決まる。J ということにも触れました。「昔の教育者は志が高かったが,今はどうか。Jと の考えさせる問し、かけもありました。
また,自分の途中退学者の教え子から,数十年たって教えられたことなどを 涙ながらに話される先生のお姿に深い感銘を受けました。
最後に,片桐先生のお陰で,素晴らしい講演会となったことを委員一同感謝 いたします。(県 P T A講演会,健全育成委員会)