第3章 災害応急対策計画
第4節 情報の収集・伝達計画
第1 基本方針
1 災害時における災害応急対策を円滑かつ的確に実施するため、災害情報の収集及び伝達を 行う。
2 災害情報の収集、伝達に当たっては、防災関係機関と密接に連携を図る。
3 災害により、通信施設等が被災した場合においても、災害情報を関係機関に伝達できるよ う、通信手段の複数化を図る。
4 災害応急対策の実施に当たっての重要な情報をあらかじめ選定し、その情報を優先的に収 集、伝達する。
第2 実施機関
収 集 、 伝 達 す る 災 害 情 報 の 内 容 実 施 機 関
初 期 状 況 報 告 様式
被 害 額 等 報 告 様式 災害発生の概要及び災害応急対策の実施状況 町 1 -
避難勧告・指示の実施状況 町 1-1 -
人的被害及び住家被害の状況 町 2,2-1,
2-2
2,2-1 ,2-2
庁舎等の被害状況 県有財産 県 3 3
町有財産 町
社会福祉施設、社会教 育施設、文化施設及び 体育施設の被害状況
県立 県 4 4
上記以外 町
医療施設、上水道施設 及 び 衛 生 施 設 の 被 害 状況
医 療 施 設
病院等 国立 県 B,C,5, 5-1
5,5-1
県立 県
上記以外 町 感染症指定医療機関、母子 健康センター
町
上水道施設 町
衛生施設 町
消防施設の被害状況 町 6 6
自然公園施設、観光施設の被害状況 町 D 7
商工関係の被害状況 町 E 8
高圧ガス、火薬類施設及び鉱山関係の被害状況 町 9 9
水産関係の被害状況 町 F 10
漁 港 施 設 等 の 被 害 状 況
県管理 県 F 11
町管理 町
農業施設の被害状況 町 F 12
農作物等の被害状況 町 F 13,13
-1
(本編第3章第4節 情報の収集・伝達計画)
89
家畜等の被害状況 町 F 14
農 地 及 び 農 業 用 施 設 の被害状況
県管理 県 F 15
上記以外 町
林業施設、林産物、森 林の被害状況
林業施設 町 F 16
林産物 町
森林
公団有林 県
公社有林 県
県有林 県
町有林・私有林 町
国有林の施設・森林等 東北森林管理局三 陸北部森林管理署 久慈支署
河川、道路等土木施設 及 び 都 市 施 設 等 の 被 害状況
河川 国管理 東北地方整備局岩 手河川国道事務所
G 17
県管理 県
町管理 町
道路・橋梁
国管理 三陸国道事務所
東日本高速道路㈱管理 東日本高速道路㈱
東北支社
県管理 県
町管理 町
海岸 県管理 県
土砂災害関連 国管理 三陸国道事務所
県管理 県
都市施設
県管理 県
町管理 町
港湾・海岸 県
空港 空港管理事務所
公 営 住 宅 等 の 被 害 状 況
県管理 県 G 18
町管理 町
児童、生徒及び教員の 被害状況
国立学校 国立学校 H 19
県立学校 県立学校
町立学校 町
私立学校 私立学校
学校の被害状況 国立学校 国立学校 H 20
県立学校 県立学校
町立学校 町
(本編第3章第4節 情報の収集・伝達計画)
90
私立学校 私立学校
文化財の被害状況 町 H 21
船舶の被害状況 東北運輸局岩手運
輸支局八戸海事事 務所
- -
通信事故・通信規制情報 東日本電信電話㈱
岩手支店
エヌ・ティ・ティ・
コミュニケーショ ンズ㈱
㈱NTT ドコモ KDDI㈱
ソフトバンクモバ イル㈱
- -
電 力 関 係 施 設 の 被 害 状況
東北電力関係施設 東北電力㈱岩手支 店
- - 県営電力関係施設 県
工 業 用 水 道 の 被 害 状 況
県営工業用水道施設 県 - -
鉄道関係の被害状況 東日本旅客鉄道㈱
盛岡支社 三陸鉄道㈱
- -
〔町本部の担当〕
報告種別 報告区分
被害調査・情報収集担当 初 期 情 報 報 告 様式
被 害 額 等 報 告 様式
部 班
被害発生等報告 総務部 消防防災班 1
避難の指示・勧告等の 状況報告
総務部 消防防災班 1-1 人的及び住家被害報告 人的被害 健康増進部 保健班 2、
2-1 住家被害 税務部 資産評価班 2-2
庁舎等被害報告 総務部 管財班 3 3
社会福祉施設・社会教 育施設・文化施設・体 育施設被害報告
社会福祉施設 福祉部 社会福祉班 4 4 社会教育施設 生涯学習部 社会教育班
文化施設 生涯学習部 社会教育班 体育施設 生涯学習部 社会体育班 医療施設、上水道施設
及び衛生施設被害報告
医療施設 健康増進部 保健班 B、
C、
5、
5-1 5、
水道施設 水道部 上水道班 5-1 衛生施設 町民生活部 衛生班
(本編第3章第4節 情報の収集・伝達計画)
91
消防施設被害報告 総務部 消防防災班 6 6
観光施設被害報告 水産商工部 商工班 D 7
商工関係被害報告 水産商工部 商工班 E 8
高圧ガス、火薬類施設 及び鉱山関係被害報告
水産商工部 商工班 9 9 水産関係被害報告 水産商工部 漁港班 F 10 漁港施設等被害報告 水産商工部 漁港班 F 11
農業施設被害報告 農林部 農政班 F 12
農作物等被害報告 農林部 農政班 F 13
13-1 家畜等関係被害報告 農林部 林業畜産班 F 14 農地農業用施設被害報
告
下記以外 農林部 農政班 F 15 海岸保全施設 水産商工部 漁港班
林業関係被害報告 農林部 林業畜産班 F 16 公共土木施設被害報告 河川、道路、橋梁施設 建設部 工務班 G 17
公園施設 建設部 工務班 下水道施設 水道部 下水道班
公営住宅等被害報告 町民生活部 生活安全班 G 18 児童、生徒及び教員等
被害報告
総務学校部 学校教育班 H 19 学校被害報告 総務学校部 教育総務班 H 20 文化財被害報告 生涯学習部 社会教育班 H 21
第3 実施要領
1 災害情報の収集、報告 ⑴ 町
○ 町本部の各部長は、あらかじめ、所管する各災害情報ごとに、その収集、報告に係る 責任者、調査要領、連絡方法を定める。
○ 町本部長は、災害情報の総括責任者を選任し、災害情報の収集、総括及び報告にあた らせる。災害時の初期情報の収集により災害の大きさが左右されるため、総括責任者は 各班との情報収集・共有方法について、平常時から訓練を行う。
○ 各災害情報収集責任者は、災害情報の収集に当たっては、久慈警察署その他の関係機 関と緊密に連絡を行う。
○ 各災害情報収集報告責任者は、災害情報の収集、報告に当たっては、次の事項に留意 する。
ア 災害が当初の段階であり、被害状況を十分に把握できない場合は、数値報告に代え て、災害の具体的状況、個別の災害情報などの概括情報を報告する。
イ 収集した情報は、地域別、対策別、組織別及び確認・未確認別に整理の上、管理す る。
ウ 災害応急対策に必要な災害情報のうち、自ら収集できない情報について、その情報 源及び収集方法等を明らかにしておく。
エ 孤立地域の発生に備え、あらかじめ、想定地域のカルテ化を行うとともに、被災現 地の関係者、消防団員、住民等から直接被害状況を収集できる体制を構築するなど、
(本編第3章第4節 情報の収集・伝達計画)
92 災害時の確実な被害情報の把握に努める。
○ 各部長は、所管する被害情報をとりまとめの上、総務部長に報告する。
○ 総務部長は、各部長からの報告を分析し、種別ごとにその被害状況をとりまとめ、町 本部長に報告する。
○ 町本部長は、災害現場における被害状況並びに必要な支援内容等を調査するため、必 要に応じて、町本部の各部の職員で編成する調査班を派遣し、現地調査を行う。
○ 町本部長は、被害の規模及び状況により、町本部独自では情報の収集及び被害調査が 困難又は不十分であると認める場合は、県及び他の市町村等に対する応援要請又は自衛 隊に対する災害派遣要請を行う。
○ 県及び他の市町村等に対する応援要請にあっては、第9節「県、市町村等応援協力計 画」に定めるところにより、自衛隊に対する災害派遣要請にあっては、第1 0節「自衛隊 災害派遣要請計画」に定めるところにより行う。
なお、要請に当たっては、次の事項を明示する。
ア 職種及び人数 ウ 応援期間 オ 連行すべき資機材等 イ 活動地域 エ 応援業務の内容 カ その他参考事項
○ 町本部長は、必要に応じ、関係地方公共団体、防災関係機関等に対し、資料・情報の 提供等の協力を求める。
⑵ 防災関係機関
○ 防災関係機関は、その所管する災害情報の収集、報告に係る責任者を定める。
また、災害が発生した場合には、関係機関に対して、迅速かつ正確に報告、又は通報 する。
○ 指定公共機関、指定地方行政機関は、当該災害が国の総合的な災害対策を実施する必 要がある大規模災害であると認められるときは、特にその規模の把握のため、必要な情 報の収集に努めるものとする。
2 災害情報収集の優先順位
○ 災害情報の収集に当たっては、災害の規模の把握及び災害応急対策の実施において重要 な情報を優先的に収集する。
○ 災害発生の当初においては、町民の生命、身体に対する被害状況及び町民が当面の生活 を維持することに直接関係する住居、医療衛生施設、交通施設、通信等の被害状況を重点 的に収集する。
○ 災害の規模、状況が判明したときは、公共施設、文教施設、産業施設その他の被害状況 を調査し、収集する。
3 災害情報の報告要領 ⑴ 報告を要する災害
○ 報告を要する災害は、おおむね、次の基準に合致するものとする。
ア 人的被害又は物的被害が生じたもの イ 災害救助法の適用基準に合致するもの ウ 町が災害対策本部を設置したもの
エ 災害が当初は軽微であっても、今後拡大するおそれがあるもの又は町における災害 は軽微であっても全県的に見た場合に同一災害で大きな被害を生じているもの オ 災害による被害に対して国の特別の財政救助(激甚法、災害復旧国庫負担法等によ
る国庫補助の適用がなされること。)を要するもの
カ 災害の状況及びこれが及ぼす社会的影響等からみて報告する必要があると認めら