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応答ファイルの作成と使用

ドキュメント内 ユーザーズガイド (ページ 105-108)

第 3 章 DatacloningWizard 起動用フロッピーによる操作

C.2 応答ファイルの作成と使用

バックアップ用の応答ファイルを使用することで、バックアップを自動で設定できます。

1

エディタなどを使用して応答ファイル(dcwbkup.ini)を作成します。

応答ファイルはバックアップオプションを記述したテキストファイルです。ファイル 名は「dcwbkup.ini」固定です。

「■ 応答ファイルの書式」(→P.106)をご覧になり、応答ファイルを作成します。

2

バックアップイメージを格納するドライブのルートに応答ファイルを格納し ます。

バックアップイメージの保存先として

DVD-RAM

を使用する場合

DVD-RAM

のルートディレクトリに作成した応答ファイルを格納してください。

バックアップイメージの保存先としてハードディスクドライブを使用する場合 バックアップイメージファイルを格納するドライブを

FAT16/FAT32/NTFS

のいずれか でフォーマットし、ドライブのルートディレクトリに応答ファイルを格納してくださ い。

バックアップイメージの保存先にCD-R/RWは使用できません。

■ イメージファイル複製先の設定について

バックアップ起動媒体でバックアップを行うとき、応答ファイルでイメージファイルの複製 を指定できます。イメージファイルの複製先のルートディレクトリに、複製用の応答ファイ ル(

dcwbkupsub.ini

)を格納してください。

応答ファイル(

dcwbkup.ini

)の設定方法

[Option]セクションに「CopyImage=Yes」と指定してください。

応答ファイル(

dcwbkupsub.ini

)の設定方法

Image

]セクションの「

ImagePath

」に、イメージファイルの複製を作成するフォルダ名 を、応答ファイル(dcwbkupsub.ini)が格納されているドライブからの相対パスで指定し ます。

例:

ImagePath=BackupImage¥Sub

■ 応答ファイルの書式

[注1]:パーティションバックアップを行う場合のみ必須です。

 [Option]セクションについては、「2.2.2 バックアップの実行」(→P.19)の手順7をご覧ください。

表:応答ファイルの書式

セクション キー名 書式 内容 条件

[FileInfo] FormatVersion 数字 応答ファイルのフォーマットバージョンです。

現在のバージョンは2です。 必須

[Target] TargetDisk 数字 バックアップを行う対象のディスク番号を指

定します。 必須

TargetPartition 数字 パーティションのバックアップを行う場合、

バックアップ対象のパーティション番号を指 定します。

基本または論理パーティションが指定できま す。拡張パーティションは指定できません。

必須

[注1]

[Image] ImagePath 文字列 dcwbkup.iniに設定する場合

バックアップイメージ保存先のファイル名 を、応答ファイルが格納されているドライ ブからの相対パスで指定します。

dcwbkupsub.iniに設定する場合

バックアップイメージ複製先のフォルダ名 を、応答ファイルが格納されているドライ ブからの相対パスで指定します。

必須

[Option] FileType FC2|VHD バックアップするイメージファイルの形式を

指定します。デフォルトはFC2です。 省略可

Compression Yes|No バックアップするイメージファイルの圧縮を

行うかどうかの指定です。デフォルトはYes です。

省略可

FixPartitionSize Yes|No パーティションサイズ固定でバックアップす

るか指定します。デフォルトはNoです。 省略可

Verify Yes|No バックアップ終了後にベリファイを行うか指

定します。デフォルトはYesです。 省略可 ImageDivideSize Auto|NoDi

vide|数字

イメージファイルの分割を行う場合、分割す るサイズをMB単位で指定します。分割しな い場合にはNoDivideを指定します。デフォル トはAutoです。

省略可

CopyImage Yes|No バックアップ終了後、イメージファイルの複

製を行うか指定します。デフォルトはNo す。

省略可

ExtendedParameter 文字列 拡張オプションの指定です。「/raw」「/a」「/

skip」「/vscbackup」が指定できます。複数のオ プションを指定する場合は空白で区切って指 定してください。

省略可

■ 応答ファイルの例

● 例

1

ディスク

0

、パーティション

1

E:¥BackupImage¥SystemImage.vhd

VHD

形式でバックアッ プする。

応答ファイル(

dcwbkup.ini

E:¥

dcwbkup.ini

を格納してください。

● 例

2

ディスク

0

E:¥BackupImage¥SystemImage.fc2

にバックアップする。その際、イメージファ イルを

650MB

で分割する。また、イメージファイルを

F:¥BackupImage¥Sub

ディレクトリに 複製する。

応答ファイル(

dcwbkup.ini

E:¥

dcwbkup.ini

を格納してください。

応答ファイル(dcwbkupsub.ini)

F:¥

dcwbkupsub.ini

を格納してください。

[FileInfo]

FormatVersion=2 [Target]

TargetDisk=0 TargetPartition=1 [Image]

ImagePath=BackupImage¥SystemImage.vhd [Option]

FileType=VHD

[FileInfo]

FormatVersion=2 [Target]

TargetDisk=0 [Image]

ImagePath=BackupImage¥SystemImage.fc2 [Option]

ImageDivideSize=650 CopyImage=Yes

[FileInfo]

FormatVersion=2 [Target]

TargetDisk=0 [Image]

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