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イメージディスクの作成

ドキュメント内 ユーザーズガイド (ページ 98-101)

第 3 章 DatacloningWizard 起動用フロッピーによる操作

B.2 イメージディスクの作成

リカバリ用のバックアップイメージと応答ファイルを格納したイメージディスクを作成しま す。

バックアップイメージファイルを書き込む媒体(CD-R/RW、DVD-R/RW、DVD-RAM、ハー ドディスクドライブなど)を準備してください。

1 DatacloningWizard

のバックアップ手順に従って、バックアップイメージファ イル(

*.fc2

)を作成します。

バックアップイメージファイルの作成方法は、

DatacloningWizard

の起動方法により操 作が異なります。

CD

起動の場合

「2.2 バックアップ」(→P.18)をご覧ください。

FD

起動の場合

「3.2 バックアップ」(→P.51)をご覧ください。

2

エディタなどを使用して、応答ファイル(dcwrecv.ini)を作成します。

応答ファイルとは、リストアオプションを記述したテキストファイルです。

ファイル名は「dcwrecv.ini」固定です。

「■ 応答ファイルの書式」(→P.99)をご覧になり、応答ファイルを作成します。

3

バックアップイメージファイルと応答ファイルを格納したイメージディスク を作成します。

イメージファイルが分割されている場合は、すべてのファイルが同一のパスになるよう にイメージファイルを格納してください。

応答ファイルは、イメージディスクのルートディレクトリに格納してください。

バックアップイメージの保存先として、CD-R/RW、DVD-R/RWを使用する場合 ライティングソフトを使用して、イメージファイルと応答ファイルをディスクに書き 込みます。応答ファイルは、ディスクのルートディレクトリに配置してください。

バックアップイメージの保存先として、DVD-RAMを使用する場合

バックアップイメージを保存した

DVD-RAM

のルートディレクトリに、手順2で作成 した応答ファイルを書き込んでください。

バックアップイメージの保存先として、ハードディスクドライブを使用する場合 バックアップイメージファイル、および応答ファイルは、FAT16/FAT32/NTFSのいず れかでフォーマットされたドライブに格納してください。また、応答ファイルはドラ

■ リストア不可時の複製イメージからの自動リストア機能について

リストア対象のイメージファイルを複製し、専用の応答ファイル(dcwrecvsub.ini)を作成す ることで、イメージファイルのリストア処理が失敗した場合に、複製イメージファイルを使 用したリストア処理を自動で行うことができます。

応答ファイル(

dcwrecv.ini

)の設定方法

[Option]

セクションに「

SubRestore=Yes

」と指定してください。

応答ファイル(dcwrecvsub.ini)の設定方法

[Image]

セクションの「

ImagePath

」に複製したイメージファイル名を応答ファイル

dcwrecvsub.ini

)が格納されているドライブからの相対パスで指定します。

例:ImagePath=BackupImage¥Sub¥SystemImage.fc2

その他の設定は、対応する応答ファイル(dcwrecv.ini)と同じにしてください。

■ 応答ファイルの書式

表:応答ファイルの書式

セクション キー名 書式 内容 条件

[FileInfo] FormatVersion 数字 応答ファイルのフォーマットバージョンです。

現在のバージョンは2です。 必須

[Image] ImagePath 文字列 対象イメージのファイル名を、応答ファイル

が格納されているドライブからの相対パスで 指定します。

必須

SourcePartition 数字 ディスクイメージ内のパーティションをリス

トアする場合に、1から始まるパーティション 番号を指定します。ディスク全体をリストア する場合は指定しないでください。

VHD形式でパーティションバックアップされ たイメージファイルを使用する場合、イメー ジファイルのリストア対象は「ディスク」と して認識されます。パーティションリストア を行うときは「1」を指定してください。

省略可

[Target] TargetDisk 数字 リストアを行う対象のディスク番号を指定し

ます。 必須

TargetPartition 数字 パーティションのリストアを行う場合、リス

トア対象のパーティション番号を指定します。

基本または論理パーティションが指定できま す。拡張パーティションは指定できません。

必須

[注1]

PartitionSize<n>

(<n>は数字を表 します。)

数字 [MB|GB]

ディスクリストアを行う際に、パーティショ ンのサイズを変更する場合に指定します。

パーティション番号をキーに含んで変更後の パーティションサイズを指定してください。

省略または空文字列の場合はパーティション サイズは変更されません。単位はMBGB

省略可

[注1]:パーティションリストアを行う場合のみ必須です。

■ 応答ファイルの例

● 例

1

CD/DVD

ドライブのルートに格納されているディスクイメージ(SystemImage.fc2)をディス

0

にリストアする。その際、パーティション

1

のサイズを

10240MB

に変更する。

● 例

2

CD/DVD

ドライブのルートに格納されているディスクイメージ(SystemImage.fc2)に含まれ

ているパーティション

1

のイメージをディスク

0、パーティション 1

にリストアする。その 際、

MBR

の情報も復元する。

[Option] CheckBadSector Yes|No 不良セクタチェックを行うかどうかの指定で

す。デフォルトはNoです。 省略可

Defrag Yes|No|

Auto

NTFSのデフラグを行うかどうかの指定です。

デフォルトはAutoです。 省略可

RestoreMBR Yes|No MBRのリストアを行うかどうかの指定です。

デフォルトはNoです。 省略可

AutoCheck Yes|No 次回OS起動時にchkdskを行うかどうかの指

定です。デフォルトはNoです。 省略可

SubRestore Yes|No リストア不可時の複製イメージから自動リス

トアを行うかどうかの指定です。デフォルト Noです。

省略可

ExtendedParameter 文字列 拡張オプションの指定です。「/c:v」「/novsc」

が指定できます。複数のオプションを指定す る場合は、空白で区切って指定してください。

省略可

[FileInfo]

FormatVersion=2 [Image]

ImagePath=SystemImage.fc2 [Target]

TargetDisk=0

PartitionSize1=10240

[FileInfo]

FormatVersion=2 [Image]

ImagePath=SystemImage.fc2 SourcePartition=1

[Target]

TargetDisk=0 TargetPartition=1 [Option]

RestoreMBR=Yes

表:応答ファイルの書式

セクション キー名 書式 内容 条件

● 例

3

ハードディスクドライブ(E:¥BackupImage¥SystemImage.fc2)に格納されているディスクイ メージをディスク

0

にリストアする。リストア処理でエラーが発生した場合、

F:¥BackupImage¥Sub¥SystemImage.fc2

を自動でリストアする。

• dcwrecv.ini

の設定

E:¥

dcwrecv.ini

を格納してください。

• dcwrecvsub.ini

の設定

F:¥

dcwrecvsub.ini

を格納してください。

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