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3.35 GHz後進波管による超放射実験と波形整形されたIREB
3.3.2 後進波管の設計
後進波管は製作が容易な矩形状コルゲート型を用いた。コルゲート導波管の形状を図 3.18に示す。寸法は以降に述べるような検討の後に決定した。IREBは図左から入射され る。シミュレーションにより急激に半径を変化させると,ビーム電子及びマイクロ波の反 射が観測されたので,長さ300mmのコルゲート部の両端に徐々に半径を変化させる部分 が配置されている。これから解説するのは内半径外半径が一定な300mmのコルゲート部
の設計の概略である。
まずは,無限長の共鳴領域で定常発振の式を用いる。ビームモードとコルゲート導波管
の分散式は以下で与えられる。
(AJ=kofノ士̲gL
(3.15)γ2/3
an】、q】】】に
三 F 菅 ↑ 宝 薫 應 烏 " ±
ー300 [mm]
図3.18:コルゲート管断面図。中心軸から上半分を示す。
( 等 ) , + ( 幼 一 等 )
(3.16)( ノ 二 = C
ここで,Uzはz方向速度,ym"は、次のベッセル関数Ji""(y)=0の九番目の項,roはコ ルゲート導波管の平均半径で,(r。"!−γ'")/2,zoはコルゲート周期である。ここに,ビー ムパラメーターを代入し,TMb,モード発振を考慮してコルゲートのパラメーターを決定
する。結果は図3.19に示すように,コルゲート周期30mm,導波管中心径28nmmとし たとき約5GHzの発振が得られる。』 L
■■■ロ 而西C﹈汽︒■の弓弓2﹄
3 『
250
50 D I 0 0 1 う 0 Z U G
Wavenumber[1/m]k=2wwzo
図3.19:分散関係
コルゲート管の内半径及び外半径,平均半径については,様々な試行錯誤により決定 されたものである。まず,ビーム半径を20mmと設定した。次に,電磁波放射のための ビームと導波管内径の間の距離6γの式,
『 く 会 伽
(3.17)の右辺に,各パラメーターを代入して,4.8mmという値を得た。この距離は近ければ近 いほど良いはずである。更に,PICコードKARATを用いたシミュレーションによりコ ルゲートの深さは6mm程度が最適であるという結果を得た。この結果と導波管中心径
■ ■ 一 ー 一 一 一 ー ■ ■
■ ー ■ ■ 一 一 一 ‑ 1 ■
=
守りワU‐■ーg
o o 1 0
1 1 $ 0
0 0 ウ 0
0 0 1 0
0 0 0 0
‑‑‑‑‑‑..』‑‑‑.‑..,‑‑Lqp, .、‑‑‑‑.口1‑‑‑‑=一一」−−−1口,一・一=
O I I 1
0 D I O
皿曇=辛毒裂妥二
■ ■ 一 一
、二
■ ー ー ー 一 一 一 =
二0
〆/
ジヱ
/ ,i l..1IO1 ‑ OO1100
= 〆
■︑■Q■■■■□凸U二
0△9100二▲I■
から内半径は22mmとなる。ビームと導波管内径の距離は2mmとなって,実際上実現 可能なもので且つ上の条件を満たしている。こうして,外半径も28mmと決定された。
コルゲート管長さについてもシミュレーションを行い,図3.20に示すように,約300 mmで出力が飽和する結果を得,これに決定した。
Q O 1 0 I m I O l d Ⅱ
﹇参○宕豐己﹄ 1100000
●●卓0︐●2086420
宮壱三彦○堅愚参o皇
0 1 0 2 0 3 0 4 0 5 0 6 0
I n t e r a c t i o n r e g i o n [ c m ]
I▽』。I。UU。I
0 5 1 0 1 5 2 0 2 5 , s
図3.20:コルゲート管長さと電磁波出力の関係。KARATの出力結果。
先にも述べたように,コルゲート導波管を伝搬空洞に直接連結すると,半径の急激な増 大により,ビーム電子,電磁波の反射が観測された,これを防ぐ、ために,コルゲート部前 後に徐々に半径を増す部分を設置した。また,コルゲート部分で下流から上流に向かって 成長する電磁波を,下流に反射させるためにコルゲート入り口の遮断周波数は発生電磁波
より高くなるように設計した。この結果,コルゲート部で発生した電磁波はまず,上流に 向かった後,反射されて下流に向かう。
これらの検討の結果,図3.18の諸量は図3.1のように決定した。
表3.1:コルゲート管パラメーター
U
( a ) ;
画■■qGg
サ !
や一■
0 c m
18cm
; ▲
B 4 ■ 寺 。 ■ 一 ■ 屯
30cm
佇 華 一 一
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巳 争 心 ゆ
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一 心 一 争 q
■ 一 幸 ● ÷ ■ 句
54cm
ザ ◆ ー ■ 。 ■ 可
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▲
●●●
05■
96も
. . . I , I
内半径 22
TnTn
外半径 28rnIn
コルゲート深さ 6
TnTn
コルゲート周期 30
Ynrn
コルゲート長
血 一
300mm
ビームエネルギー
550keV
ビ ー ム 半 径 20Tnrn
上流側漸増部長さ 150
1,1,
下流側漸増部長さ 180
rnnl
上流部遮断周波数
5.2GHz
発振周波数
4.98GHz
発振モード TMb,
(a) (c)
1
冒宮彦星︒三﹈諾響自国
﹇﹇昌彦望亘の逼昌迫︒皇国
I
tI
Time[5ns/div] Frequency[GHz]
(b)
21100
(d)﹇匿龍︶﹈淵の夢○曲
官召才塁己旨望冨︒三$ぬ
詐 蜘
0
裂
鳴
0
裂
鳴
0 1 0 2 0 3 0 4 0
TYme[ns]
Time[5ns/div]
図3.21:KARATの入射ビーム波形と出力:a)エネルギー波形。b)ビーム電流波形。