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廃液の種類 種別,有害物質

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廃液回収カードの 1 部は各学部の担当事務に提出,1部は排水処理施設用である.

4. 廃液の種類 種別,有害物質

( 特管) ,塩素系

について選ぶ

4 写真廃液の処理

4-1 はじめに

 写真廃液は現像液と定着液に分別され,写真廃液として回収する(付属病院を除く) .どち らの廃液も高 COD,BOD 成分が含まれておりそのまま流すと水質汚染となるので流すことがで きない.一方,定着液には多量の銀を含んでいる.従って,定着廃液中の銀含有量によっては 売払が可能であるが,銀の売却単価が低くかつ銀濃度が低いことから現像廃液と一緒に処理を 依託している.写真廃液の処理は,1996 年1月からの海洋投棄が禁止され,工場において化 学処理.燃焼処理が行われている 。 近年,写真現像液として有機溶媒を用いた現像も見る.

この場合の廃液は,写真廃液として取り扱う事ができないので,有機臭がある現像液・定着液 を取り扱うには,排水処理施設に相談してほしい.

4-2 廃液処理申請

 廃液処理の申請については,概ね無機系廃液の場合と同じであるので,利用書登録,ログイ ン等の同様の部分については省略する.操作の詳細についてはマニュアルを参照の事.

 1)廃液申請・入力・印刷

 廃液申請のメニューから写真廃液を選択し写真廃液申請画面に移動する(図 3-5) .次に,

廃液の種類,量,内容,成分含まれる物質等々を入力する.詳細は図 3-7 を参照.入力後,中 身を確認した後登録のボタンをクリックする(図 3-8) .これで,廃液の申請は終わり,承認 を待つ.申請の承認をメニュー画面で確認した後,廃液カードを2部印刷する(図 3-9) .1 部 は有機系廃液の容器と共に回収日に持って行き担当事務に提出する. 1部は自分の控えである.

6.新規作成時:登録・・・入力した内容で申請書を登録する

 更新 : 入力した内容で間違いを訂正,新しい物を追加した場合,申請内容を更新して,更新のボタンを押す.

承認までは可能削除:廃液を出さなくなった場合,表示中の申請書自身を削除するために削除ボタンを押す.

 削除:廃液を出さなくなった場合,表示中の申請書自身を削除するために削除ボタンを押す

どちらでも構わない

5. 廃 液 量 を 記 入

   整数

2.容器番号を記入する  3 桁- 3 桁 000-000 1.回収日を選ぶ

3.搬入者を記入

4.廃液の種類を選ぶ

図 4-1 写真廃液申請入力画面

4- 3 写真廃液の搬出

 写真廃液は指定されたポリタンクに入れて廃液を出すこと.写真廃液は吉田地区では搬出者 自身が排水処理施設にある専用の容器に現像,定着廃液を別々に移すことになっている.常盤 地区・小串地区では,無機系廃液と一緒に吉田地区に運搬し,排水処理施設の専用の容器に移 す.ポリタンクは移液後に返却される.

1.ポリタンクに専用シールが付いていること(図 4-3 参照)

2.廃液量の確認:ポリタンクには廃液を 10L(色テープ)以上入れないこと(図 4-3 参照)

3.シールに所属および研究室名が記入されているかを確認する.

4.現像液と定着液が間違いなく内容物と一致しているかを確認する.

5.現像液の混入した定着液は現像廃液として取扱う.

  中身が10L 以上入って出された廃液の例を図 4-4 に示した.

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図 4-2 写真廃カード

チェックする

図 4-3 写真廃液ポリタンク

図 4-4 中身が10L 以上入って出された廃液

5.生活排水

 生活排水は,水洗トイレ,洗面所,給湯流し,調理室,学生寮,食堂厨房および体育施設のシャ ワー室などからの排水を指す.本学では,生活排水は生活排水管を通って下水へ放流される.

一方,実験排水はすべてではないが(図 1-5)実験排水管を流れ pH を測定してその後,生活 排水管に合流する,または実験排水がそのまま生活排水管路へ放流され,下水へ放流されてい る所もある.大学は特定事業場であり,排水を定期的に調査し記録する義務を負っている.学 内から排出される下水の水質が下水道法の規制範囲であるよう十分注意する必要がある.自治 体による下水道排水の抜打検査が年1回行われており,外部からの監視が有ることを心に留め ておく必要がある. .

 本学では自主的に下水道出口排水の全項目 (資 2 の別表 1) の水質検査を年 2 回実施しており,

規制値を超えることがない.しかし,過去には n- ヘキサン抽出物が超えた事もあった.これ は食堂の油に起因する結果と考えられる.このことを考慮して十分注意の上,生活排水を放流 することが必要である.山口大学の排水経路については図 1-2 ~図 1-4 にて示している .  

 参考: 教育学部附属学校の排水経路

 山口市の山口附属小・中学校の生活排水は下水道へ放流されている(図 5-1, 5-2).光市 の附属光小・中学校は生活排水の放流先は室積湾である ( 図 5-3).まだ下水道に接続して いないことからトイレの排水は単独浄化槽により処理され,台所の排水は未処理のまま海

(室積湾)に放流されている ( 図 5-3).近々下水道に接続する予定となっている.

図 5-1 附属山口小学校

図5-2 附属山口中学校

図5-3 附属光小・中学校

中学校 中学校排 水出口 小学校排

水出口 室積湾

出口1 出口2

出口2 出口1

小学校 運動場

運動場

プール

プール

プール

プール

運動場

運動場

体育館 附属幼稚園

附属小学校 体育館

附属小学校

附属中学校

6.実験排水

6- 1 はじめに

 実験排水とは,ここでは実験系研究室等の実験洗浄排水を言う.実験室で廃液を専用のポ リタンクに入れた後の 3 回目以降のすすぎ水および実験器具を洗った水などからなる.山口 大学では実験排水は図 1-5 に示すように pH 測定の後,実験排水管を通り生活排水管に合流 し,下水道へ放流される.吉田地区は約 30 年前から実験排水モニター施設を設置し,ここ で吉田地区の実験洗浄排水の pH を連続測定している.約 8 年前までは,実験排水モニター 施設において数回 / 年の pH 異常排水の流入を観測していた.しかしその後各理科系の建物 に pH 監視用の pH 計が設置され,ある学部の建物が原因の pH 異常が判明するようになって から,実験排水モニター施設における pH 異常は減ってきた.また重篤な pH 異常となる事 故はほとんど観測されなくなった.理科系の建物に監視用の pH が設置されたのは吉田地区 だけでなく,常盤地区,小串地区の理科系の建物にも同様に設置された.その後は建物の 改修に伴い,実験系の排水はできる限り生活系排水と分けて管理する方針となった.また 可能な限り実験系の排水の pH 値を測定する体制になってきた.pH 異常に関しては,学部 の pH 異常は学部から排水処理施設に連絡が入ってはじめてわかる状況であり,学部の事務担 当の不在の際にはたとえ異常があっても記録が残らない状況であった.

 約 5 年前から pH の 24 時間監視・記録について模索し,工学部技術部との協力により,2007 年に WEB 上にて大学学内の実験系排水の pH を監視できるシステムを組み上げた.今では,だ れでもリアルタイムに各 pH 値が閲覧できると同時に過去の pH 値の時経緯が見ることができる なった.管理する方としてはこのシステムは大変重宝している.また,この監視システムは,

自分の属している排水の pH 値を常時監視・確認できることで,学生への教育教材の一つとし て活用可能である.また大学から有害な物質を流さないという監視・管理の点からこの pH 閲 覧システムは貴重である.このように実験排水の pH を常時監視・閲覧可能にしている大学は 数が少ない事については喜ばしい事であり.今後これらの立派なシステムを管理して,実験排 水に有害物質を流さない記録を残すことを目標とし,本システムを利用した素早い対応,後処 理への活用,環境教育へのさらなる活用が期待される.以前全ての理科系の建物へ pH 計が設 置されている事ではないので,今後さらなる整備も必要と考えられる.

 また,現在吉田地区には実験排水モニター施設が異常排水が流れ込んだ際には排水処理が可 能であるが,他の地区では,pH 測定だけで,その後の処理はできない.今後この点について も大学の方針について確認して行く必要があろう.

6-2 実験系排水の pH 計設置と監視体制  6-2-1 pH の WEB による監視体制

 工学部技術部の協力により,2007 年から常盤地区,ついで吉田地区,最後に小串地区が

2009 年 3 月に完成し学内の実験系排水の pH 値をリアルタイムで WEB 上のホームページで閲覧

できるシステムが全学完成した.このシステムは,pH の信号が各部局の警報盤に送られてく

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