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図8-1 総排出量、最終処分量の推移

図8-2 リサイクル率の推移

表8-1 ごみの排出量及び収集量の動向

区 分 総 人 口 計 画 処 理 総 排 出 量 計 画 収 集 量 集 団 回 収 量

(人 ) 区 域 人 口 ( ト ン / 日 ) ( ト ン / 日 ) ( ト ン / 日 )

年 度 ( 人 )

平 成 19 1,396,514 1,396,502 1,253 1,240 (99.0%) 13 (1.0%) 20 1,399,376 1,399,366 1,163 1,161 (99.8%) 3 (0.2%) 21 1,407,522 1,407,514 1,171 1,168 (99.8%) 1 (0.2%)

1,415,596 1,415,585 1,181 1,178 ( 99.8%) 3 ( 0.2%)

22

1,425,622 1,425,610 1,208 1,206 ( 99.8%) 2 ( 0.2%)

23

0 200 400 600

12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23

ごみ総排出量・最終処分量(千t)

年 度

110 120 130 140 150

人口(万人)

総排出量 最終処分量 人口

22,269 18,360 21,591 24,868

34,434 35,222 36,441 37,536 38,222

46,437 47,075

42,556 48,386 46,806 59,308 6,255

9,985

15,828 16,096

9,090 6,682

7,608

6,473 5,701 5,490 5,714

4,063 4,696 4,311 4,214 7,467

6,868 4,610 1,054

815

8,757 8,091 10,614

8,983 16,589 15,663

865 11.0% 12.1% 13.1% 926

14.3% 15.0%

17.6%

19.0% 19.6% 20.3% 20.3% 20.6% 20.8% 20.4%

5.8% 5.9% 6.5%

8.0%

11.0%

13.5% 13.6%

12.7%

15.4%

16.8%

15.9%

11.8%

11.4%

12.3%

12.3%

12.6%

11.6%

0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 100,000

10

11 12

13 14

15 16

17 18

19 20

21 22

23 年 度

t)

-5.0%

2.0%

9.0%

16.0%

23.0%

中間処理後再生利用量 直接資源化量 集団回収量 リサイクル率(%) <全国> リサイクル率(%)<沖縄県>

表8-2 ごみの処理状況の動向

イ し尿処理の状況

平成23年度において県内で排出されたくみ取りし尿及び浄化槽汚泥量は、1日当たり375.5キ ロリットル、その全量が市町村により収集されています (表8-3)。

収集されたし尿及び浄化槽汚泥は、1日当たり298キロリットル(79.5%)がし尿処理施設で 処理され、59キロリットル(16%)が下水道に投入されています (表8-4)。

表8-3 し尿の収集量・自家処理量の推移

区分 計画処理量(kl/日) 自家処理量(kl/日) 合計 計画処理率

し尿 浄化槽 し尿 浄化槽 (kl/日) し尿 浄化槽

年度 (A) 汚泥(B) (C) 汚泥(D) 汚泥②

平成19 86.6 261.6 348.2 5.9 0.0 5.9 354.1 93.6% 100.0%

20 83.0 265.9 348.9 2.3 3.4 5.7 354.6 97.3% 98.7%

21 78.6 273.1 351,7 0.1 0.0 0.1 351.8 99.1% 100.0%

22 68.5 273.3 341.8 0.0 0.0 0.0 341.8 100.0% 100.0%

23 87.7 287.5 375.2 0.2 0.1 0.3 375.5 99.8% 99.9%

表8-4 収集し尿の処理状況

区 分 収 集 量 処 理 施 設 下 水 道 投 入 海 洋 投 入 農 地 還 元 そ の 他

年 度 ( kl / 日 ) ( kl / 日 ) ( kl / 日 ) (k l/ 日 ) (k l/ 日 ) ( kl / 日 )

平 成 19 348 314( 90.2%) 23( 6.6%) 0(0.0%) 11(3.2%) 1(0.3%)

20 349 311(89.1%) 18(5.0%) 0(0.0%) 14(4.1%) 6(1.8%)

21 352 312(88.8%) 19(5.4%) 0(0.0%) 14(4.0%) 7(1.9%)

22 342 283(82.7%) 41(1.2%) 0(0.0%) 16(4.7%) 3(0.8%)

23 375 298( 79.5%) 59(16%) 0(0%) 11(3%) 13( 3.5%)

    区分 計画処理量 再生利用量 最終処分量

年度 (トン/日) (トン/日) (トン/日)

平成19 1,239 170(13.6%) 126 20 1,163 142(12.3%) 105 21 1,171 159(13.7%) 97 22 1,181 149(13.5%) 88 23 1,218 185(15.4%) 73

ウ ごみ処理施設の整備状況

平成17年度から、国においては3Rの推進に資する施設整備事業に対し「循環型社会形成推 進交付金制度」を創設し、市町村への交付金による財政的支援により、循環型社会を形成する 基盤となるごみ処理施設の整備促進が図られています。

県内41市町村のごみ焼却施設については、平成24年3月末現在で40市町村33施設が整備され ており、残り1町の整備促進を図っています。最終処分場については、しゃ水工や水処理施設 などが適正に整備されているものは27市町村20施設となっています。また、南部市町村には那 覇市・南風原町以外に最終処分場がないこと等から、他の市町村等に埋立を委託しているとこ ろもあり、早急な施設整備が課題となっています。

エ 浄化槽の設置状況及び法定検査受検状況

平成12年度の浄化槽法の改正により、浄化槽の定義がし尿と生活雑排水を処理するための設 備のみと改められ、既存のし尿のみを処理する単独処理浄化槽はみなし浄化槽として整理され

、 、 。

たことから 平成13年度以降 従来の単独浄化槽は新たに設置することはできなくなりました 浄化槽の設置状況は、平成23年度に1,446基設置され、累計で87,615基となり、そのうち、み なし浄化槽の割合が約76%となっています。

また、浄化槽の設置者には、知事が指定した検査機関 において、設置後の水質検査等(7条 検査)及び毎年1回の水質検査等(11条検査)の法定検査が義務づけられていますが、その受 検率が低いことから、県では、適正な維持管理を促進するため、平成12年3月に「沖縄県浄化槽 取扱要綱」を改正し、7条検査料金の前払い制度を導入しました。その結果、平成23年度にお ける7条検査の受検率は100%(全国平均96.1%(平成23年度 )と大幅に向上しております。) しかし、11条検査の受検率については、6.1%(全国平均30.4%(平成23年度 )とかなり低い) 状況にあります。

*県知事指定検査機関:公益社団法人沖縄県環境整備協会 表8-5 浄化槽法定検査受検率の推移

年度 15年度 16年度 17年度 18年度 19年度 20年度 21年度 22年度 23年度 7条検査(%) 97.2 92.8 90.7 99.4 100 100 100 100 100 11条検査(%) 2.9 3.7 4.0 3.9 4.0 4.5 5.3 5.4 6.1

(2)産業廃棄物

ア 産業廃棄物の発生・排出状況

平成23年度における、県内の産業廃棄物発生量206万3千トン(動物のふん尿を除く)を業種 別の状況をみると、電気・水道業が96万7千トン(46.8%)で最も多く、次いで建設業が60万8 千トン(29.5%)、製造業が44万トン(21.3%)となっており、これら3業種で発生量の97.6%

を占めています。

また、排出量180万5千トン(動物のふん尿を除く)を業種別にみると、電気・水道業が91万2 千トン(50.5%)で最も多く、次いで建設業が60万4千トン(33.5%)、製造業が24万3千トン

(13.4%)になっており、これら3業種で排出量の97.4%を占めています。

図8-3 平成23年度産業廃棄物の業種別発生量、排出量(動物のふん尿を除く)

イ 産業廃棄物の処理・処分状況

本県における平成23年度の産業廃棄物排出量(動物のふん尿を除く)は180万5千トンとなっ ており そのうち脱水や焼却等の処理によって81万1千トン(45.0%)減量化され、 、88万トン 48.7(

%)が再生利用、10万2千トン(5.7%)が最終処分されています。

平成20年度と比較すると、発生量は0.9%減少、排出量は3.7%の減少となっています。

図8-4 産業廃棄物処理・処分フロー(平成23年度)

電気・

水道業 967 (46.8%) 建設業

608 (29.5%) 製造業 440 (21.3%) 卸・小売業

23 (1.1%)

その他 25 (1.3%)

発生量 2,063 千t/年

電気・

水道業 912 (50.5%) 建設業

604 (33.5%)

製造業 243 (13.4%) 卸・小売業

21 (1.2%)

その他 25 (1.4%)

排出量 1,805 千t/年

注) 数値は四捨五入の関係で合計と個々の計が一致しない場合がある 。

発 生 量 有償物量 資源化量

2,063,239 258,147 1,137,749

〈 100.0% 〉 〈 12.5% 〉 〈 55.1% 〉

直接再生利用量 再生利用量

60,278 879,602

( 3.3% ) ( 48.7% )

中間処理量 残 さ 量

1,675,693 864,285 ( 92.8% ) ( 47.9% ) 排 出 量

1,805,092 減量化量 中間処理後

<87.5%> 811,408 最終処分量

( 100.0% ) 〈 39.3% 〉 34,215

( 45.0% ) ( 1.9% )

直接最終処分量 最終処分量

68,218 102,433

( 3.8% ) その他量 〈 5.0% 〉

11,649 ( 5.7% )

〈 0.6% 〉 ( 0.6% )

(単位:t/年)

注1)〈 〉は発生量に対する割合、( )は排出量に対する割合を示す。

注2)図中の数値は、四捨五入の関係で収支が合わない場合がある。

ウ 産業廃棄物処理業者の状況

平成24年度末現在の産業廃棄物処理業者数は、収集運搬業875業者、処分業179業者(うち中 間処理業のみ168業者、中間処理業・最終処分業10業者、最終処分業のみ1業者)、合計1054業 者となっており、また、産業廃棄物再生利用業者数は6業者で、業種別では収集運搬業者が最 も多くなっています。また、保健所別でみると、中部保健所、中央保健所及び南部保健所管内 に多く所在しています。

(平成24年度末現在)

表8-6 産業廃棄物処理業及び再生利用業者数

業の区分 産業廃棄物処理業 産業廃棄物再生利用業

処分業

保健所名 運搬業 中間処理 最終処分 輸送業 活用業

74 16 1 91 3 1 4

326 61 5 392 0 0 0

227 13 0 240 0 0 0

256 63 3(1) 322 0 1 1

45 15 1 61 0 1 1

八重山 59 9 1 69 0 0 0

177 11(1)

987 1,175 3 3 6

188

(注)1 再生利用業者とは、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則第9条第2号、または第10条 の3第2号の規定に基づき、沖縄県知事の指定を受けたものを言う。

2 最終処分の欄中( )内の数値は、最終処分業のみの許可件数である。

3 産業廃棄物処理業者数は、特別管理産業廃棄物処理業者数を含む。

エ 産業廃棄物処理施設設置状況

現在稼働中の廃棄物処理法第15条第1項に基づく許可施設は、平成24年度末現在で174施設あ ります。その内訳は、脱水や焼却による減量化又は有害物の分解などを行う中間処理施設が156 施設、廃棄物の埋立を行う最終処分場が18施設となっています。

また、設置主体別でみると、排出事業者の設置が8施設、産業廃棄物処理業者の設置が156施 設、公共による設置が10施設となっています。

(平成24年度末現在)

表8-7 産業廃棄物処理施設の設置状況

設置主体別施設数 設置施設数

施設の種類 事業者 処理業者

汚泥の脱水施設 4 5 9 18

汚泥の乾燥施設 0 2 0 2

廃油の油水分離施設 0 2 0 2

焼却施設 0 10 0 10

廃プラスチック類の破砕施設 0 16 0 16

がれき類・木くずの破砕施設 0 107 0 107

シアン化合物の分解施設 1 0 0 1

5 142 9 156

3 3 1 7

0 11 0 11

3 14 1 18

8 156 10 174

(注)1 がれき類・木くずの破砕施設の設置施設数は、みなし許可された施設を含む。

焼却施設については、休止中の施設を含む。

オ 不法投棄の現状

(ア)不法投棄件数の推移

平成24年度における不法投棄件数は122件でした。不法投棄件数は 平成12年度以降年々減し、 、概ね70 件程度で推移していましたが、平成19年度以降は増加傾向にあります。

図8-6 不法投棄件数の推移

(イ)不法投棄物の内訳

平成24年度の不法投棄量は 8,923トンとなっており、うち産業廃棄物は3,594トン(40.3%)一般廃 棄物は5,329トン(59.7%)となっています。

産業廃棄物の内訳としてはがれき類1,453トン(16.3%)、木くず(建設系)582トン(6.5%)廃プラ スチック類(廃タイヤ)527トン(5.9%)、廃プラスチック類(農業系)227トン(2.5%)建設混合廃 棄物227トン(2.5%)、その他産業廃棄物579トン(6.5%)の順となっています。

(平成24年度)

表8-8 不法投棄物の総量及び重量別内訳

廃棄物の種類 重量(トン) 割合(%)

一般廃棄物 5,329 60%

産業廃棄物 3,594 40%

内 がれき類 1,453 16%

582 6%

木くず(建設系)

訳 廃プラスチック類(廃タイヤ) 527 6%

227 3%

廃プラスチック類(農業系)

227 3%

建設混合廃棄物

579 6%

その他産業廃棄物

合 計 8,923 100%

139 122 140 140 94

69 83 71 69 97 95 166 139 112

51 0 25 50 75 100 125 150 175 200

H8 H9 H1 0 H1 1

H1 2 H1 3

H1 6 H1 7

H1 8 H1 9

H2 0 H2 1

H2 2 H2 3

H2 4