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IV. 결론 및 정책방향

Ⅰ. 序 論

若年雇用問題、これは単に韓国だけの問題ではない。多くの主要国で若年失 業率は非常に高く、これを下げるために多くの努力を傾けているが、成功した という話をあまり耳にしない。スペインとギリシャの若年失業率は50%を超え て既に久しく、ほとんどの先進国は失業率が二桁台である。韓国も若年の雇用 を促進させるために多くの努力を傾けている。しかし若年層の雇用が大きく増 加したという評価をあまり聞かない。このように国内外を問わず若年の雇用政 策が優れた成果を上げていないということは、この問題が決して簡単な問題で なく、断片的な対策ではなく総合的な処方が必要であるということを物語って いるといえよう。

さらに詳しく見ると、韓国と他の主要国家の雇用問題はその性格上、大きな 違いを示している。多くの国で若年雇用問題は、若年失業をどのように克服す るべきかという問題である。ドイツと日本を除いた先進国では、2010年の若年 失業率が20%前後に達している。しかし韓国の失業率は8%にすぎない。つまり、

主要先進国家での若年雇用問題は若年失業の問題だが、韓国の若年失業問題は 他国とは違いそれほど深刻ではない。これは、韓国の若年雇用問題と主要国家 の若年雇用問題を区別する非常に重要な特徴である。にもかかわらず韓国では、

若年雇用問題が若年失業問題のように解されている。

若年雇用問題においての特徴が異なっているのなら、そのような問題を発生 させた原因およびこれに対する対応策も異なっているのが一般的である。本研 究は、韓国における若年雇用問題と関連した主な特徴を探り、これらを発生さ せた原因を分析し、これを解決するための方策を提示することをその目的とす る。これまで 若年労働市場に対する多くの分析と研究がなされてきたにもかか わらず、われわれが若年雇用問題に効果的に対応できていないのは、問題の難 しさと複雑さばかりでなく、 問題に対する不正確な認識が関わっていると思わ れる。本研究を通じて、われわれが韓国の若年雇用問題に対する認識を改める ことができれば、これを基に効果的な対応策を策定するのにも役立つであろう。

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-本研究は次のように構成されている。第2章は韓国の若年労働市場であらわれ ている主な特徴をまとめている。異なった観点から若年労働市場の特性をまと めるのも可能であるが、本研究は労働力の需要と供給に焦点を合わせてこれら の特性をまとめることにする。第3章は、第2章の分析を基に、韓国の若年雇用 問題の本質が何であるのかを分析する。さらにこのような本質的な問題を発生 させた原因が何であるかについてもみていく。第4章は、以上の分析を基に、若 年雇用問題の効果的な解決に向けた政策方向を示し、研究を締めくくる。

Ⅱ.韓国の若年労働市場の主な特徴

1. 若年労働力の供給および需要総量の変化

まず労働市場を構成している最も基本的な要素である労働力の供給と需要を 総量的な面からみていきたい。若年労働力の供給面は若年の経済活動人口すな わち若年就業者と若年失業者を合わせたものと把握できる。しかし失業と非経 済活動人口の状態の区分が曖昧なため、最近では経済活動人口と非経済活動人 口を区分せずに人口全体で労働力を把握しているケースが多い。

〈表1〉で見るように15-29歳の若年人口は、1980年以降増加し続け、1991年 をピークに下落し続けている。特に2000年から2005年の間には実に1,323千人も 減少しており、1991年から2012年までの減少幅2,604千人の半分以上を占めてい る。つまり若年労働力の供給は、1991年以降減少しており、特に2000-2005年の 間に急速な減少を経験している。

一方、若年人口の規模の変化を1980年からみた場合、特異な現象が見受けら れる。この間の若年人口は432千人減少し、これに従って就業者と失業者も減少 したが、非経済活動人口は逆に465千人増加した。1991年以降に限定してみると、

非経済活動人口が減少したものの、経済活動人口(就業者+失業者)の減少が 65%を占め、非経済活動人口の減少は35%にすぎない。つまり非経済活動人口 の規模は、若年人口の規模の変化と別の方向あるいは同じ方向といえども変化

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-の大きさがはるかに小さいのである。

では若年労働力に対する需要についてみてみよう。もともと労働需要は、補 ったジョブと空いているジョブとに区分して測定することができる。しかし人 手不足の職場を測定する困難と煩わしさからよく就業者数で労働需要を把握す る。だがこの場合、人手不足の職場が労働需要から欠落していることに留意し なければならない。

〈表1〉で見るように、若年就業者数は、1980年以降増加して途中から減少に 転じており、1980年から2012年まで減少(704千万人)している。ところがこの ような若年就業者の減少の大きさは同期間の若年人口の減少規模(432千人)を 大きく上回っている。つまり若年労働力供給の減少よりも労働需要の減少のほ うがはるかに大きい。もっとも就業者数は、労働市場の均衡雇用量であり、労 働供給にも影響を及ぼすため慎重に解釈しなければならない。供給面で非経済 活動人口化傾向があらわれれば、就業者数は人口規模の減少よりさらに大きく なり得る。若年労働力に対する需要が相対的に大きく減少したか否かは、より 厳密な分析が必要である。

キム・アングク他(2010)は、賃金構造基本統計調査の資料に基づいて若年 に対する産業需要を分析しているが、若年層の就業の推移をみたとき、若年一 般に対する産業需要には変化がなかったという。より厳密な方法で若年層に対 する労働需要を分析するためにKatz & Murphy(1992)の方法を援用することが できる。これらは、膨張(収縮)する産業に特定のタイプの労働者が集中して いれば、これらに対する需要が増加(減少)したものと捉える。この方法を用 いて中・壮年に備えた若年層の労働需要を推定したところ、絶対的需要や相対 的需要ともに、若年層の労働需要が中・壮年層の労働需要に比べ小さくなかっ たとキム・アングク他(2010)は結論付けている。つまりこれは、韓国の若年 雇用問題が労働需要面に起因しているとみるには無理があるということを意味 する。

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-<表 1> 若年雇用関連の主な指標

(単位:千人、%)

人口数 就業者 失業者 非経済

活動人口

経済活動

参加率 失業率 雇用率

1980 9,949 4,547 469 4,933 50.4 9.4 45.7 1985 11,242 4,702 389 6,151 45.3 7.6 41.8 1990 11,531 5,022 290 6,219 46.1 5.5 43.6 1991 12,121 5,496 314 6,311 47.9 5.4 45.3 1995 11,734 5,443 263 6,028 48.6 4.6 46.4 2000 11,243 4,879 402 5,962 47.0 7.6 43.4 2005 9,920 4,450 366 5,104 48.5 7.6 44.9 2010 9,705 3,914 308 5,484 43.5 7.3 40.3 2012 9,517 3,843 277 5,398 43.3 6.7 40.4

(2012-1991)

-2,604 (100.0)

-1,653 (63.5)

-37 (1.4)

-913

(35.1) -4.6 1.3 -4.9

※ 若年は 15-29 歳、経済活動状態の区分は長期比較のため求職期間 1 週を基準

では労働市場が均衡している状態で示している代表的な指標である失業率と 最近になって活用度が高まっている雇用率をみてみよう。表で見るように1980 年に限っても若年失業率は10%に迫るほど高かったが、それ以降は下落し続け 1990年代中盤には5%を切るようになった。しかしアジア通貨危機当時に高まっ た失業率は、以前の水準を回復できず、7%程度の水準にとどまっている。これ に従って若年失業率を比較すれば、1980年と2012年は下落したが、1991年と2012 年は逆に上昇した。

失業率とは異なり雇用率は両期間ともに減少した。雇用率は、1980-2012年の 間に5.3ポイント減少し、1991-2012年の間には4.9ポイント減少した。このよう な雇用率の減少は、経済活動参加率の変化と類似している。経済活動参加率も 両期間とも減少している。

2. 労働力の供給および需要構成の変化

労働力の供給や需要の総量も重要であるが、これらの構成も重要である。総

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-量に変化がなくても構成要素に変化が起これば需給に問題が発生しうるため、

これについてみてみたい。

(1) 供給構成の変化

[図1]は大学進学率のグラフである。図で見られるように短期大学と4年制大 学の進学率は、1990年代前半から急上昇し、2009年には実に83.8%に達した。

このような大学進学率の急激な上昇は、高学歴労働の供給を増やし学力別構成 に大きな変化を招く。他の状況に変化のない状態での学歴構成のこのような変 化は、労働市場で需給不一致を招いたりさらに深刻化させる可能性が高い。

その一方大学進学率は、2009年以降は減少に転じ2011年まで減少し続けている1。 大学進学率のこのような変化は、一時的な変化である可能性もあるが、1990年代 前半以降の大学進学率が減少していない点を考慮すれば大変重要な変化である。

一時的で短期的な変化というよりもすう勢自体の変化である可能性が高い。

[図 1] 大学進学率

(単位:%)

1) 大学進学率が大きく下落しているが、これはほとんどが大学進学率の資料の集計方式の違い に起因する。

全体 短期大学 4 年制大学

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