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年 1 月~12 月主要診療実績

ドキュメント内 準備するもの (ページ 36-43)

分娩数 65 付属器摘出(開腹) 2

経腟分娩 43 付属器摘出(腹腔鏡) 2 帝王切開分娩 22 子宮外妊娠手術(開腹) 2 人工妊娠中絶(<12 週) 19 子宮外妊娠手術(腹腔鏡) 1 人工妊娠中絶(中期) 8 単純子宮全摘(開腹) 3 流産手術 11 子宮鏡下内膜ポリープ切除 2 頚管縫縮(シロッカー法) 1 子宮内膜全面掻爬 2

耳鼻咽喉科

1)外来診療体制

平成 25 年度も昨年に引き続き常勤医師数は 1 名で、

月曜日から金曜日まで午前 8 時 30 分より午後 5 時 00 分、土曜日は午前 8 時 30 分より午後 0 時まで外来診 療を行っています。ただし水曜午後と第 2・4 土曜日は 休診です。また火曜日終日および金曜日午後は手術 日のため予約が必要となります。

2)診療実績 (入院・手術)

平成 25 年 1 月~12 月の手術症例数は 164 例で、

主な疾患は、表の通りです。

平成 25 年 1 月~12 月の入院診療数は 191 例です。

うち他院からのご紹介 83 例(43%)、救急搬送 72 例

(38%)、時間外入院 83 例(43%)でした。

3) その他

当科は平成 15 年 6 月に新規の九州大学耳鼻咽喉 科関連病院として開設された後、徐々にではあります が、患者数、手術症例数ともに増加してきています。

入院加療を行う症例と致しましては、急性化膿性扁桃 炎、扁桃周囲膿瘍、扁桃周囲炎、急性喉頭蓋炎、頚 部リンパ節炎、めまい症、メニエル病、前庭神経炎、

末梢性顔面神経麻痺(ベル麻痺、ハント症候群など)

および突発性難聴などの疾患が挙げられます。突発 性難聴や急性感音難聴では、高圧酸素治療も併用し て治療しています。

手術を行う症例と致しましては、内視鏡下鼻副鼻腔 手術、中耳炎手術、アレルギー性・肥厚性鼻炎や慢 性扁桃炎などの良性疾患手術を主体として充実して います。アレルギー性鼻炎やいびきの 症例に対する 下鼻甲介粘膜焼灼術は日帰りで行い、ご好評いただ いております。頭頚部良性腫瘍性疾患の場合、症例 によっては九州大学耳鼻咽喉科腫瘍グループの 先生を招聘しています。また、耳疾患手術症例につき ましては、九州大学耳鼻咽喉科小宗教授自らに応援 に来て頂いています。

外来では声帯結節など嗄声をきたす症例に対して 音声治療も行っています。また、嚥下障害のある症例 に対する機能評価として、嚥下内視鏡検査、嚥下造 影検査を行っております。食形態や摂食時の姿勢に ついてアドバイスを行い、安全な経口摂取に取り組ん でいます。

微力ながら地域医療に貢献いたしたいと存じます。

今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げ ます。 (松原 尚子)

平成 25 年の手術症例 件数

下鼻甲介粘膜焼灼術 52

口蓋扁桃摘出術 26

上顎洞篩骨洞根治術 17

粘膜下下鼻甲介骨切除術 15

鼻中隔矯正術 9

鼓室形成術 7

乳突洞削開術 7

鼓膜切開術 6

扁桃周囲膿瘍切開術 4

声帯ポリープ切除術 3

鼻茸切除術 3

鼓膜チューブ挿入術 3

上顎洞篩骨洞前頭洞根治術 2

リンパ節摘出術 2

アブミ滑手術 1

先天性耳瘻管摘出術 1

その他 8

総計 164

精 神 科

1) 外来診療体制

当院精神科は完全予約制になっています。それは 精神分析的精神療法、力動精神療法が診療基盤と なっている為、患者さん1人当りにかける時間が通常 の精神科外来診療より長いことが特長の 1 つです。

詳細は表 1 の通りです。しかし、当院は救急病院と いうこともあり、身体的救急患者さんに精神疾患が併 存している時には上記の限りではありません。

表 1 精神科 H25 年外来患者数

歯科・歯科口腔外科

1)外来診療体制

歯科医師 2 名、歯科衛生士 2 名体制にて診療を行 なっています。

診察時間 平 日 8:30~17:00(16:30 受付終了)

土曜日 8:30~12:00(11:30 受付終了)

診療としては、一般歯科治療、口腔外科、歯科イン プラント治療、入院患者(希望者)の口腔ケア、摂食 機能療法、歯科健診、口臭測定等を行っています。

2)今後の方針

近年患者様の QOL 向上のために、嚥下や口腔内 環境が大きく関与していると言われています。そのた め入院の患者様に対しての、口腔ケアや嚥下訓練を 行 う 摂 食 機 能 療 法 を 行 っ て お り ま す 。 ま た 口 腔

2) 入院診療

当院には精神科病床は ない為、入院中の患者さん で精神科治療が必要で ある方にたいしては、リエ ゾン-コンサルテーション サービスを行っています。

H25 年における精神科 サービスの科別詳細人数 は表 2 のとおりである。

内容としてはせん妄が最も多いです。

3) 研修医教育

協力病院として油山病院にて現在は 1 人 1 か月の 研修を行っています。当院精神科医も水曜日午後は 研修医の講義・指導を油山病院で行う為、当院外来 は水曜日は午後休診となっています。

(内田 信哉)

内疾患と全身疾患との関連性も報告されています。

このようなことを患者様や多くの方々に知ってもらい、

歯科治療に対する関心を持って頂きたいと思います。

今後歯の欠損治療として、義歯やブリッジに変わる 歯科インプラント治療も積極的に取り入れていきたい と思います。 (大塚 秀一)

○医局勉強会 H25 年 11 月 7 日

「智歯周囲炎」について

○歯科カンファレンス

H25 年 9 月 30 日

「口腔ケアの連携」について 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月

新患 0 2 0 1 2 2 再診 141 139 145 167 155 146 合計 141 141 145 168 157 148

7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 合計 新患 1 3 0 0 2 3 16 再診 146 154 141 170 139 129 1772 合計 147 157 141 170 141 132 1788

表2

診療科 件数

内科 脳神経内科 循環器内科 外科 整形外科 脳神経外科 泌尿器科 呼吸器科 耳鼻咽喉科 形成外科

30 13 10 8 7 6 4 2 1 1

合計 82

H25 年 症例数 歯周病

顎関節症 顎骨骨折 歯槽骨骨折 歯牙脱臼 歯牙破折 口腔裂創・挫創 智歯周囲炎 義歯作製

249 22 15 3 18 19 7 18 27

麻 酔 科

平成 25 年度(平成 25 年 1 月 1 日から同年 12 月 31 日)における、福岡記念病院麻酔科の実績は以下 のとおりです。このデータは日本麻酔科学会が指定し た分類に従って処理されました。

Ⅰ.麻酔分類

1.全身麻酔単独 2.硬膜外麻酔併用全身麻酔

3.脊椎麻酔併用全身麻酔

4.硬膜外麻酔併用脊椎麻酔+全身麻酔 5.静脈麻酔

6.硬膜外痲酔を中心にした軽い全身麻酔

計 522 件

41 件 503 件 57 件 47 件 5 件 1175 件

全身麻酔単独 522 件とは、主に以下の手術に対する 麻酔を含んでいます。

脳外科手術

開頭術(頭蓋形成術を含む)

尖頭術(V-P shunt 慢性硬膜下血腫除去術) 血管内手術(脳動脈瘤コイル塞栓術)

血行再建術(内頚動脈ステント挿入術・浅側頭動脈

-中大脳動脈吻合術)

耳鼻咽喉科 鼓室形成術 口蓋扁桃摘出術

上顎洞・篩骨洞根本術など 整形外科

上肢・鎖骨の手術

凝固異常が有り、脊椎麻酔が実施できない下肢の手 術

18 才未満の未成年の骨折の手術(全脊椎麻酔になる ので脊椎麻酔が行えない)

外科

腹腔鏡下胆嚢摘出術

高齢で中枢神経異常がある患者様の開腹術・凝固異 常がある患者様の開腹術

術者が硬膜外麻酔を希望しない時 緊急手術

呼吸器外科

高齢で患者様の協力が得られず、硬膜外麻酔が行え ない症例

心臓血管外科 開心術 大血管の手術

大血管以外の手術(血液をヘパリン化するので、脊椎 麻酔・硬膜外麻酔を行えない)

形成外科 頭頸部 上肢の手術

硬膜外麻酔併用全身麻酔 41 件とは、以下の手術に 対して行われました。

消化器外科の開腹術 呼吸器外科

産婦人科の開腹術・腹腔鏡手術

脊椎麻酔併用全身麻酔 503 件とは以下の手術に対 して行われました。

消化器外科の開腹術 呼吸器外科

産婦人科の開腹術・腹腔鏡手術

脊椎麻酔併用全身麻酔 503 件とは以下の手術に対 して行われました。

整形外科

人工股関節の手術

人工膝関節の手術(術後に持続大腿神経ブロックを 併用)

下肢の骨折の手術

その他、開放骨折などの創処置 血管外科

下肢静脈瘤ストリッピング術

下肢切断術 下肢デブリードマン 形成外科

下肢への植皮術 挫滅創処理

皮膚悪性腫瘍切除術

硬膜外麻酔併用脊椎麻酔+全身麻酔 57 件とは以下 の手術に対し実施しました。

術後に強い痛みを訴えることが予想される下肢の骨 折に対する手術

寛骨臼移動術

帝王切開(常位胎盤早期剥離を除く)

静脈麻酔 47 件とは、セボフルランを吸入させる短時 間の全身麻酔で、以下の手術に対して実施しまし た。

妊娠中絶術

稽留流産に対する処置 小児の骨折治療後の抜釘

硬膜外麻酔+軽い全身麻酔 5 件は心臓血管外科で 行われる下肢静脈瘤抜去術に対して実施しました。

Ⅱ.年齢別・男女別分類

Ⅲ.ASA 分類

ASA1 とは基礎疾患を有しない、手術を受ける疾患 の状態が改善すれば、本来、健康である患者様が属 する分類です。

ASA2 は中等度までの全身疾患(肥満・高血圧・糖 尿病等)を有する患者様を含みます。安定している狭 心症・コントロールされている呼吸器疾患もこの範疇 に含めます。精神疾患では、意思疎通がとれる鬱病・

パニック障害・不安神経症を含めます。

ASA3 は脳出血後遺症・脳梗塞後遺症・くも膜下出 血術後・認知症・統合失調症など、高次脳機能障害・

麻痺などの神経脱落症状を示す患者様を含めます。

循環器疾患では PCI の留置を受けられた患者様、

NYHAIII 以上の行動制限がある患者様を含めます。

呼吸器疾患では、在宅酸素療法を受けているような 万世に呼吸不全の患者様を含めます。呼吸器疾患で は、在宅酸素療法を受けているような慢性呼吸不全 の患者様を含めます。年齢的には 85 才以上の患者 様はほとんどが ASA3 に含まれます。

ASA4 は末期癌の患者様、致死的な重症感染症の 患者様、糖尿病性壊疽を示す患者様など重篤な全 身疾患を有し、周術期に死亡する可能性がある患者 様を含みます。1 年以内に心筋梗塞を発症された患 者様、不安定狭心症の患者様も ASA4 に含めます。

ASA1E・ASA2E ・ASA3E・ASA4E・ASA5E はそれぞ れの分類で緊急手術を受けた患者様を含めます。

脳出血・くも膜下出血・胸部大動脈解離・腹部大動脈 切迫破裂の患者様は ASA4E としています。

ASA1 ASA2 ASA3 ASA4

204 件 349 件 361 件 79 件

ASA1E ASA2E ASA3E ASA4E ASA5E

8 件 44 件 20 件 109 件 1件 総計 1175 件

男 女

1歳から5歳 11 ヶ月 30 日 6歳から 18 歳 11 ヶ月 30 日 19 歳から 65 歳 11 ヶ月 30 日 66 歳から 85 歳 11 ヶ月 30 日 86 歳以上

6 件 30 件 269 件 152 件 22 件

3 件 12 件 338 件 262 件 81 件 合計 479 件 696 件

総計 1175 件

ドキュメント内 準備するもの (ページ 36-43)

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