42
43
②大学院生の認識
大学院修士課程(博士前期課程) 1 年生に関して、 「就職活動時期後ろ倒し」について不安に思って いることをみると、 「卒業論文(研究) ・修士論文(研究)の時期と重なり、論文(研究)のための時 間が十分に確保できない」の回答割合が最も高く、 76.9% の者が回答している(図表 3-4-3 ) 。
大学院修士課程(博士前期課程) 2 年生に関して課題になったことについても、 「卒業論文(研究) ・ 修士論文(研究)の時期と重なり、論文(研究)のための時間が十分に確保できなかった」の回答割 合が最も高く、70.3%となっている(図表 3-4-4) 。
図表 3-4-3 大学院修士課程(博士前期課程)1 年生、 「就職活動時期後ろ倒し」について
不安に思っていること(最大 3 つまで選択)
図表 3-4-4 大学院修士課程(博士前期課程)2 年生、 「就職活動時期後ろ倒し」について
就職活動中に課題になったこと(最大 3 つまで選択)
21.3
76.9
2.3
41.9
58.5
16.9
6.6
3.4
3.9
3.0
2.6
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
主に大学4年生時(大学院修士課程(博士前期課程)2年生 時)の授業と重なり、授業がおろそかになる 卒業論文(研究)・修士論文(研究)の時期と重なり、
論文(研究)のための時間が十分に確保できない 教育実習と時期が重なる 就職先決定までの期間が短くなり、就職先が決まらない
可能性がある
就職活動の期間が実質的に長期化し、負担が大きくなる
どのように就職活動に臨めばよいかよくわからない
企業に関する情報収集の期間が長くなり、もどかしい ボランティア、部活動、クラブやサークル活動など課外活動
に取り組む機会が減る
その他
特にない
わからない
大学院修士課程(博士前期課程)1年生(n=467)
14.1
70.3
0.7
19.9
59.2
27.0
17.9
3.4
6.5
8.0
0.9
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
主に大学4年生時(大学院修士課程(博士前期課程)2年生 時)の授業と重なり、授業がおろそかになった 卒業論文(研究)・修士論文(研究)の時期と重なり、
論文(研究)のための時間が十分に確保できなかった 教育実習と時期が重なった 就職先決定までの期間が短くなり、就職先が決まらない
可能性があった
就職活動の期間が実質的に長期化し、負担が大きくなった
どのように就職活動に臨めばよいかよくわからなかった
企業に関する情報収集の期間が長くなり、もどかしかった ボランティア、部活動、クラブやサークル活動など課外活動
に取り組む機会が減った
その他
特にない
わからない
大学院修士課程(博士前期課程)2年生(n=506)
44
③文系・理系別の課題になったこと
就職活動中に課題になったことを文系・理系別にみると、大学 4 年生の文系の学生では、理系の学 生と比べて、 「就職活動の期間が実質的に長期化し、負担が大きくなった」との回答割合が高くなって いる(図表 3-4-5 ) 。
大学院修士課程(博士前期課程) 2 年生については、文系・理系ともに「卒業論文(研究) ・修士論 文(研究)の時期と重なり、論文(研究)のための時間が十分に確保できなかった」の割合が最も高 くなっており、また、理系の学生では、 「就職活動の期間が実質的に長期化し、負担が大きくなった」
との回答割合が高くなっている(図表 3-4-6 ) 。
図表 3-4-5 大学 4 年生の文系・理系別、 「就職活動時期後ろ倒し」について
就職活動中に課題になったこと(最大 3 つまで選択)
図表 3-4-6 大学院修士課程(博士前期課程) 2 年生の文系・理系別、 「就職活動時期後ろ倒し」
について就職活動中に課題になったこと(最大 3 つまで選択)
37.7
44.4
4.8
23.1
62.1
33.1
18.1
10.7
4.4
5.0
0.6
30.2
54.6
8.3
17.4
41.0
31.5
13.2
5.7
5.8
9.0
3.0
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
主に大学4年生時(大学院修士課程(博士前期課程)2年生 時)の授業と重なり、授業がおろそかになった 卒業論文(研究)・修士論文(研究)の時期と重なり、
論文(研究)のための時間が十分に確保できなかった 教育実習と時期が重なった 就職先決定までの期間が短くなり、就職先が決まらない
可能性があった
就職活動の期間が実質的に長期化し、負担が大きくなった
どのように就職活動に臨めばよいかよくわからなかった
企業に関する情報収集の期間が長くなり、もどかしかった ボランティア、部活動、クラブやサークル活動など課外活動
に取り組む機会が減った
その他
特にない
わからない
大学4年生・文系(n=1,229) 大学4年生・理系(n=385)
29.7
69.3
1.8
19.9
41.3
22.0
14.7
1.6
4.7
15.2
0.8 8.2
70.6
0.2
19.8
66.1
28.9
19.2
4.1
7.2
5.2
1.0
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
主に大学4年生時(大学院修士課程(博士前期課程)2年生 時)の授業と重なり、授業がおろそかになった 卒業論文(研究)・修士論文(研究)の時期と重なり、
論文(研究)のための時間が十分に確保できなかった 教育実習と時期が重なった 就職先決定までの期間が短くなり、就職先が決まらない
可能性があった
就職活動の期間が実質的に長期化し、負担が大きくなった
どのように就職活動に臨めばよいかよくわからなかった
企業に関する情報収集の期間が長くなり、もどかしかった ボランティア、部活動、クラブやサークル活動など課外活動
に取り組む機会が減った
その他
特にない
わからない
大学院修士課程(博士前期課程)2年生・文系(n=140) 大学院修士課程(博士前期課程)2年生・理系(n=366)