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②大学院生の認識

大学院修士課程(博士前期課程) 1 年生に関して、 「就職活動時期後ろ倒し」について不安に思って いることをみると、 「卒業論文(研究) ・修士論文(研究)の時期と重なり、論文(研究)のための時 間が十分に確保できない」の回答割合が最も高く、 76.9% の者が回答している(図表 3-4-3 ) 。

大学院修士課程(博士前期課程) 2 年生に関して課題になったことについても、 「卒業論文(研究) ・ 修士論文(研究)の時期と重なり、論文(研究)のための時間が十分に確保できなかった」の回答割 合が最も高く、70.3%となっている(図表 3-4-4) 。

図表 3-4-3 大学院修士課程(博士前期課程)1 年生、 「就職活動時期後ろ倒し」について

不安に思っていること(最大 3 つまで選択)

図表 3-4-4 大学院修士課程(博士前期課程)2 年生、 「就職活動時期後ろ倒し」について

就職活動中に課題になったこと(最大 3 つまで選択)

21.3

76.9

2.3

41.9

58.5

16.9

6.6

3.4

3.9

3.0

2.6

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

主に大学4年生時(大学院修士課程(博士前期課程)2年生 時)の授業と重なり、授業がおろそかになる 卒業論文(研究)・修士論文(研究)の時期と重なり、

論文(研究)のための時間が十分に確保できない 教育実習と時期が重なる 就職先決定までの期間が短くなり、就職先が決まらない

可能性がある

就職活動の期間が実質的に長期化し、負担が大きくなる

どのように就職活動に臨めばよいかよくわからない

企業に関する情報収集の期間が長くなり、もどかしい ボランティア、部活動、クラブやサークル活動など課外活動

に取り組む機会が減る

その他

特にない

わからない

大学院修士課程(博士前期課程)1年生(n=467)

14.1

70.3

0.7

19.9

59.2

27.0

17.9

3.4

6.5

8.0

0.9

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

主に大学4年生時(大学院修士課程(博士前期課程)2年生 時)の授業と重なり、授業がおろそかになった 卒業論文(研究)・修士論文(研究)の時期と重なり、

論文(研究)のための時間が十分に確保できなかった 教育実習と時期が重なった 就職先決定までの期間が短くなり、就職先が決まらない

可能性があった

就職活動の期間が実質的に長期化し、負担が大きくなった

どのように就職活動に臨めばよいかよくわからなかった

企業に関する情報収集の期間が長くなり、もどかしかった ボランティア、部活動、クラブやサークル活動など課外活動

に取り組む機会が減った

その他

特にない

わからない

大学院修士課程(博士前期課程)2年生(n=506)

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③文系・理系別の課題になったこと

就職活動中に課題になったことを文系・理系別にみると、大学 4 年生の文系の学生では、理系の学 生と比べて、 「就職活動の期間が実質的に長期化し、負担が大きくなった」との回答割合が高くなって いる(図表 3-4-5 ) 。

大学院修士課程(博士前期課程) 2 年生については、文系・理系ともに「卒業論文(研究) ・修士論 文(研究)の時期と重なり、論文(研究)のための時間が十分に確保できなかった」の割合が最も高 くなっており、また、理系の学生では、 「就職活動の期間が実質的に長期化し、負担が大きくなった」

との回答割合が高くなっている(図表 3-4-6 ) 。

図表 3-4-5 大学 4 年生の文系・理系別、 「就職活動時期後ろ倒し」について

就職活動中に課題になったこと(最大 3 つまで選択)

図表 3-4-6 大学院修士課程(博士前期課程) 2 年生の文系・理系別、 「就職活動時期後ろ倒し」

について就職活動中に課題になったこと(最大 3 つまで選択)

37.7

44.4

4.8

23.1

62.1

33.1

18.1

10.7

4.4

5.0

0.6

30.2

54.6

8.3

17.4

41.0

31.5

13.2

5.7

5.8

9.0

3.0

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

主に大学4年生時(大学院修士課程(博士前期課程)2年生 時)の授業と重なり、授業がおろそかになった 卒業論文(研究)・修士論文(研究)の時期と重なり、

論文(研究)のための時間が十分に確保できなかった 教育実習と時期が重なった 就職先決定までの期間が短くなり、就職先が決まらない

可能性があった

就職活動の期間が実質的に長期化し、負担が大きくなった

どのように就職活動に臨めばよいかよくわからなかった

企業に関する情報収集の期間が長くなり、もどかしかった ボランティア、部活動、クラブやサークル活動など課外活動

に取り組む機会が減った

その他

特にない

わからない

大学4年生・文系(n=1,229) 大学4年生・理系(n=385)

29.7

69.3

1.8

19.9

41.3

22.0

14.7

1.6

4.7

15.2

0.8 8.2

70.6

0.2

19.8

66.1

28.9

19.2

4.1

7.2

5.2

1.0

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

主に大学4年生時(大学院修士課程(博士前期課程)2年生 時)の授業と重なり、授業がおろそかになった 卒業論文(研究)・修士論文(研究)の時期と重なり、

論文(研究)のための時間が十分に確保できなかった 教育実習と時期が重なった 就職先決定までの期間が短くなり、就職先が決まらない

可能性があった

就職活動の期間が実質的に長期化し、負担が大きくなった

どのように就職活動に臨めばよいかよくわからなかった

企業に関する情報収集の期間が長くなり、もどかしかった ボランティア、部活動、クラブやサークル活動など課外活動

に取り組む機会が減った

その他

特にない

わからない

大学院修士課程(博士前期課程)2年生・文系(n=140) 大学院修士課程(博士前期課程)2年生・理系(n=366)

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4.就職活動時期

(1)業界や企業に関する分析を開始した時期

①業界や企業に関する分析を開始した時期の月別・累積割合

就職活動を行ったと回答した大学 4 年生・大学院修士課程(博士前期課程) 2 年生について、いつ