ワークショップ実施計画書
制作団体名 有限会社 小林バレエ事務所
公演団体名 小林紀子バレエ・シアター
内容
公演演目である以下 2 作品における生徒さんの参加内容についての説明 以下は、小学校用のひとつの例です。中学校で実施の場合もこれに準じます。
ピアノ、マイク、ホワイトボードを使用します。
小学校の場合(※バレエは身体を動かしますので必ずしも全校生徒で無くても構いません)
下記①、②、③の 2 つのプログラムを交代で行う
① 「アタック to バレエ」・・・“バレエダンサーに挑戦”
男性教師の方 数名+女性教師の方 数名・・・バレエダンサーのレッスンを体験 5~6 年生・・・バレエダンサーのレッスンを体験
② 「コートダンス・パレード」・・・“バレエ作品を体験”
男性教師の方 1 名・・・バレエの衣裳&メイク&髪飾りの着こなし方、パレードでの歩き方と仕草 女性教師の方 1 名・・・バレエの衣裳&メイク&髪飾りの着こなし方、パレードでの歩き方と仕草 3~4 年生・・・パレードの振付を体験、バレエ作品に登場する妖精役を体験
約10分間の休憩後
③ 「男女に分かれて別メニュー」
男性教師の方数名・・・男性ダンサーの跳躍の動きなどを体験 女性教師の方 1 名・・・ステージメイクと髪飾りの体験
男子生徒・・・男性ダンサーの跳躍の動きなどを体験
女子生徒・・・バレエの衣裳&“メイク&髪飾り”の着こなし方をわかりやすく説明
タイムスケジュール
ワークショップ当日のスケジュール(下記は午後開催の場合の時間目安)
12 13 14 15 16 (時)
※学校到着後、ワークショップ開始 1 時間前から体育館でワークショップのためのセッティングおよび指導者の ウォーミングアップ等を行わせていただきます。ワークショップではピアノ、マイク、ホワイトボード等を借用させて いただきます。準備から撤収までの所要時間の目安は約 3 時間半~4 時間です。
←準備・セッティング→← ワークショップ →← 片付け・打合せ →←撤 収→
派遣者数
指導者(6名) スタッフ(1~2 名) 計 7~8 名
学校における事前指導
ワークショップ指導者より、開催校の教師・児童に出演していただく公演演目「アタック to バレ エ」、「コートダンス・パレード」において必要な、舞台のメイク、髪型等の指導・練習のほか、バレエ ダンサーのレッスン内容についての説明・指導・練習を行います。
またワークショップにおいて生徒さん達が真剣に指導を受け、練習している様子をカメラで撮影し、
公演時に生徒さんの貴重な体験の記録としてそのダイジェスト版をスクリーンを使って放映します
平成 30 年度文化芸術による子供の育成事業(巡回公演事業)
本公演実施計画書
制作団体名 有限会社 小林バレエ事務所
公演団体名 小林紀子バレエ・シアター
演目
◆「ソリテイル」 振付:ケネス・マクミラン(英国) 作曲:マルコム・アーノルド(英国)
・・・世界中で愛されている巨匠ケネス・マクミランのバレエ作品を鑑賞。
◆「Movement Caprice」 振付:小林紀子 作曲:ルイ・ゴットシャルク(米国)
・・・バラエティーに富んだ音楽と、バレエダンサーの動きの一体感を楽しむ。
◆「お話」解説
・・・バレエの起源・歴史など “What is Ballet?”についてわかりやすく解説
◆「アタック to バレエ」 ・・・“バレエダンサーに挑戦”
・・・児童生徒参加 バレエダンサーの毎日のレッスンを実際に体験 (解説つき)
◆「コート・ダンス・パレード」 ・・・“バレエ作品を体験”
・・・児童生徒参加 ヨーロッパの著名なデザイナーの衣裳・頭飾り・メイクを体験 (解説つき)
派遣者数 出演者 (25 名)
スタッフ (28 名)
計 53 名
実施校への協力依頼人員
(小学校の場合)
出演者として→ 【教師 4 名、児童小学校3年生~6年生まで 34 名】
(中学校の場合)
出演者として→ 【教師 4 名、中学1年生~3年生まで 34 名】
演目解説
公演では以下の 4 作品をご覧いただきます。(うち 2 作品は生徒さんにも体験していただきます)
◆「ソリテイル」
・・・(あらすじ)中心となる少女は、彼女をとりまく世界になかなかうまく対応することができません。彼女 の前に現れては消える個性的な登場人物を通して、少女の憂いや憧れ、揺れ動く気持ちを、穏やかで ユーモラスに、かつ切なく描いています。
◆「Movement Caprice」
・・・(みどころ)ゴットシャルク作曲のバラエティーに富んだ曲想が引き出す様々な情景に、クラシック・バ レエの醍醐味のひとつである多様なテクニックをちりばめた作品です。音楽と動きの面白さを堪能する ことができます。
◆「アタック to バレエ」(児童生徒・教師の方共演)
・・・(みどころ)身体を使って音楽やドラマを“芸術”として表現することを職業とするバレエダンサー。そ の毎日のレッスンの様子を、わかりやすく解説しながら披露すると同時に、生徒さんにも実際にバレエダ ンサーになった気持ちで、いくつかのレッスンに挑戦していただきます。
◆「コート・ダンス・パレード」(児童生徒・教師の方共演)
・・・(みどころ)19 世紀、20 世紀前半のバレエ作品に多く登場する貴族や宮廷のシーン。世界的に有名 なデザイナーが手掛けた洗練された衣裳を着たバレエダンサーが、実際に生徒さんたちの目の前を優 雅にパレードします。またそのパレードに生徒さんにも参加していただこうと思っています。
タイムスケジュール
公演当日のスケジュール(前日に仕込み等が終了している場合)
8 9 10 11 12 13 14 15 16 ~ 19
←テクニカルリハーサル→← 会場・衣裳等チェック・リハーサル→← 本 番 →← 撤 収 →
※公演前日からの仕込みが必要です。仕込み後、舞台上でのリハーサル(開催校出演者を除く)を行います。
前日仕込みの所要時間の目安は、朝から仕込みを開始して午後 5 時くらいまでの約 8 時間です。
ただしスケジュールの都合により、例外的に夕方以降に仕込みが始めなくてはならない場合もございます。
この場合の所要時間の目安は約 4 時間です。
児童生徒の公演への参加方法、公演に参加させるための工夫
クラシック・バレエは長い伝統をもつ古典西洋芸術のひとつであることに加え、オペラ、シンフォニーとと もに、日本のみならず先進諸国を中心に、世界中において愛され、現代においても活発に公演や新た な作品の創造がなされている芸術です。
クラシック・バレエに初めて触れるであろう多くの児童生徒の皆さんに対して、小林紀子バレエ・シアタ ーでは、1988 年以来これまでに、文化庁「子どものための優れた舞台芸術体験事業」(現在の文化芸術 による子供の育成事業)のほか、(財)日本青少年文化センターによる企画、栃木県教育委員会、開催 地教育委員会主催のもと約 200 校、のべ約 60,000 人を超える児童生徒のために公演を実施してきた 実績を生かし、共演という方法はもちろんのこと、わかりやすい解説、公演パンフレットの配布、また自分 たちの身近な教師、生徒さんたちのワークショップ、本番での映像をスクリーンを使って上映することによ り、より多くのことを感じていただくとともに、非日常的な体験をしていただければと企画しております。
児童生徒とのふれあい
公演団体の指導者の解説や、公演内容をただ披露するだけではなく、子供から大人まで幅広く魅了す るほど美しいバレエの衣裳、またメイク、髪型などを、指導者の補助により実際に練習し、また身につけ ることにより、児童生徒との濃いふれあいが可能になると考えております。
また、同じステージ上にてバレエダンサーとともに、バレエレッスンを行うことにより、共演する喜び、実感 を得ていただくことができると考えております。
平成30年度文化芸術による子供の育成事業(巡回公演事業)
ワークショップ実施計画書
制作団体名
皐風会
公演団体名
皐風会
内容
■【事前ワークショップ】 テーマ「能を体験・共演しよう!」
※参考映像などを観ながらオリジナルまんが付テキストに沿って解りやすく。
①ご挨拶 《挨拶の大切さについて理解を促す》
②「能」とは?《能の基礎的なお話》※解りやすいテキストや映像を用いて解説。
※簡単な歴史、能楽師の構成と役割、能と狂言の違いについて
③能の楽器(四拍子:笛・太鼓・大鼓・小鼓について)※演奏しているようすを映像で紹介。
④能の謡(うたい)を体験(全員)。
※謡:鑑賞演目「羽衣」より。まっすぐに大きな声を出す「謡」の発声の方法を学ぶ。
⑤能を演じてみよう《鑑賞演目「羽衣」について理解を深める》
※鑑賞演目「羽衣」より、天人(主役・シテ)の立居・動作から能独特の「美しい」動作をテーマ に体験。実技指導を行い、能楽師と共演。
・天人の「羽衣(装束)」を着て「美しく」立ち、「美しく」動いてみよう。(代表生徒)
・天人のように「美しく」泣く動作をしてみよう。(生徒全員)
・天人のように「美しく」宝を降らす動作をしてみよう。(生徒全員)
・天人が降らした宝を想像してみよう。「宝」とは何かな。
⑥能面を付けてみよう
※能の特徴の一つである能面を付けた時の視野を体験(全員)。また実際に能面をかけて摺り 足を体験してもらう(代表生徒)。
※その角度によって異なった表情を見せる能面の不思議な魅力を紹介。
⑦能の楽器(笛・太鼓・小鼓・大鼓)を演奏してみよう(代表生徒)。
⑧質疑応答
⑨ご挨拶 公演時間《所要90分~100分・休み時間を含む》
タイムスケジュール(標準)
前日仕込みはなし 会場設営は特になし
※長テーブル
2
本・マイク1
本・映像を上映できる機器をご準備下さい《1時間前》 会場入り(楽器・能面・装束準備・打合せ)
《15分前》 開場・生徒入場
開演 (解説40分・休憩10分・映像10分・ワークショップ35分・質疑応答5分 )
※計100分 (各コーナー調整可能)
生徒退場
《終演後》 ※片付30分程度
※本公演の舞台設営についての打合せ、控室確認等の具体的な打合せ30分程度
【合計所要時間:約4時間】