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年度 「おやこ元気アップ!事業」 報告会議

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平成 21 年度おやこ元気アップ!事業報告会議

兵庫県レクリエーション協会

片山秀昭・松岡由希子

レクリエーションについて学ぶ若い指導者の育成と、

現場での人材の確保という一石二鳥を狙い、また、学 生に元気アップをアピールしたいと思い、関係校の協 力の下、授業の一環として「おやこ元気アップ研修会」

を行い、そのなかにイベントを含めた。学生にとって はレクリエーション資格取得単位認定というメリット もあり、修了証を独自に発行したところ「就職に役立 つかも!」等、予想以上に大きな反響もあった。事前 の打ち合わせや安全確認も含め全過程において学生に 関わってもらっ たことで、当日 も彼らは積極的 に 親 子 と 関 わ り、自信 をも っ て指導にあたっ てくれた。子ど

もた ちも、お 兄 さんお姉さんた ちとた っぷり遊 べて大満足であ った。福祉など を専攻している 学生でも、講義

で聞いたことを実践してみる機会は少ないものである が、これを機に学生間の連絡網もでき、それぞれの地 域に帰ってからもレク

活 動 に 関 わ る 動 機 付 けになったと思う。

学生ボランティアの活用

鹿児島県レクリエーション協会

坂元克子

夏イベントがインフルエンザで中止になり、秋に再 計画するも参加者が集まらず年間計画決定後の変更は 困難であることを再認識。苦肉の策で、子ども劇団の 定例会を元気アップの場とさせてもらった。これが成 功し、 「たのしかった!」という声が多かったせいか、

程なく小学校から催しへの協力の依頼が入った。1年 生69名を対象として「昔遊びの会」(あやとり、お手 玉、羽子板、折 り紙、コマ、お はじき)を開き、

大人も含め140 名 が 集 まった 。 平日なので、教 職員の方の人手 もあり、やりや

すく感じた。ここで、やはり大 切だと感じたのは、入念な事前 の打ち合わせである。スタッフ は、お互いを生徒に見立てたリ ハーサルまでやって、十分に準 備した。終了後にはお礼状や、

子どもたちの絵日記なども届け

られ、我々もやりがいの感じられる、有意義なイベン トとすることができた。

インフルエンザ中止をのりこえて

効果的に実施するための工夫について

「おやこ元気アップ!事業」は、子どもと保護者への体力向上に向けた意識啓発を主たる目的としてい

るが、一過性のイベントにとどめず、本事業後も独自の元気アップに向けた活動が生まれるような仕

掛けや工夫に各団体では取り組んでいる。

我々の取り組みは、子どもの体力低下を食い止め、

元気な子どもを増やすことが目的だが、それだけでな く遊びや運動を通して多くの人々に生きることの素晴 らしさを伝え、生きる歓び創りを目指して、それを支 援することにある。またそれは、豊かなコミュニティ づくりにもつながる。大人が変われば子どもが変わ る。その意味で本事業は、子どもだけでなく親子(保護 者と子ども) を対象として実施するところに特徴がある。

大切なことは本セミナーで「楽しかった!」「出会

えてよかった!」という体験を共有し、「帰ってから やってみよう」「少しずつやってみよう」という意識 と意欲を高め、それを日常の行動に移していくことで ある。この【出会い・楽しさ体験】− 【意識変容】−

【行動変容】のプロセスをいかに演出できるか、それ がコーディネーターの役割である。各会場での工夫や 取り組みを共有し、ネットワークをつくり、全国運動 につながるよう「チーム・ジャパン」として頑張って いただきたい!

「チーム・ジャパン」 として頑張ろう!

立教大学 教授 「おやこ元気アップ!事業」委員

松尾哲矢 活動に新たなエネルギーを注入するためのひとつの

施策として、レクリエーション事業の提供が停止して いる休眠中の地域レク協会の有資格者を掘り起こした いと思った。突然、休眠中の協会にイベントをやって 下さい、といっても無理なので、まず社会福祉協議会 に連絡したところ、児童館の協力も得られることにな り、イベントの場所が決まった。そこで、お手伝いを お願いするというかたちで、レクリエーション資格保 有者一人ひとりに直接電話することから始め、断られ ても根気よくアタックし、社協内のレクリエーショ ン・インストラクターや、今レクリエーション・イン ストラクター資格を取ろうとしている受講生にも声を かけた。当日の子どもたちの生き生きとした様子を見

ると、 大人の興味もわいてきて、

徐々に「目が覚めて」くるもの で、レク協・社協・児童館と、

しだいに協力体制ができあがっ てきた。地域スタッフが元気に 動くことで、参加者の気持ちも 盛り上がる、この相乗効果はす ごいものである。

今後は有資格者からイベントのリクエストが来るく らいになればいいなと思うが、そこは一歩ずつ、積み 上げていきたいと思っている。

大分県レクリエーション協会

石 幸代

休眠中レク協会の活用

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我々は、ボランティア意識というものがもともと強いが、イベントに主催者として関わる 以上はプロとして仕事をしているという意識を持つことが大切だ。

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スタッフ間でのふりかえりが大切との観点から、写真入りの報告書を全員に配布した。

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県レクでの報告会は大切な確認、反省の場である。

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コーディネーター講習に参加してきたものが、その内容をしっかりとスタッフに伝えるこ とが大切。

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核になるスタッフが、事業の狙いを完全に把握していることが大切。

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今年が初めてというスタッフには、去年のビデオを見せるなどして、現場の説明、 「子育 てしゃべり場」までの流れを詳しく伝え、みんなが同じ思いで取り組める環境を整えるこ とが大切。

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保護者セミナーは、ローカルな素材でまとめた方が、身近な感じが出て、現実問題として 理解、納得されやすい。

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「子育てしゃべり場」では、その場でいきなり悩みを打ち明けるというのも難しいので、

事前に取材をおこなうなどして、子育て中の人の本当の悩みを把握してから開催するのが いい。

その他の工夫事例

グループ討議の後、特徴的だった事例などを代表者が発表した。

栃木県レクリエーション協会 

安納慶太

参加者集めがやはり一番の課題だ。日レクでも、ロ ープ・ジャンプ・エクストラなどの活動でメディアに 露出する機会があろうかと思う。その際にはぜひ「元 気アップ!元気アップ!」と叫んでいただき、元気ア ップ事業の認知度を全国的に上げていただきたいと思 う。

新潟県レクリエーション協会 

風間昌平

電話ではなく、直接お願いにいく。途中経過の状況 を把握し、参加していない地域には再度PRする。白黒 よりもカラーコピーのほうがいい。募集(周知) 、配布の 時期はできるだけ早く、行政窓口との連携をはかる (教 育委員会等に直接説明しにいく) 。等の意見が出た。

福井県レクリエーション協会 

辻岡世紀子

子どもたちを取り巻く環境が大きく変化していると 感じる。 「おやこ元気アップ」というタイトルがつい ているが、 親でなければどうしてもダメなのだろうか。

祖父母、叔父叔母、兄姉、近所のおばちゃんでもいい はずだ。家族元気アップ事業、コミュニティ元気アッ プ事業という解釈でいいのではないか。そして、なに よりも継続することに意味があることなので、何名以 上など、開催にあたっての縛りをはずしていただきた いと思う。もっと、自由で柔軟な気持ちで取組んでい ける環境整備をお願いしたい。

長野県レクリエーション協会 

竹中雅幸

学校との連携の取り方をもっと工夫していきたいと 思う。年間スケジュールを組む2月より以前にアプロ ーチすることや、なるべく学校側の負担を少なくして 協力を仰ぐこと、先生方にもこの事業の趣旨をしっか りと理解していただけるように努力し、同時にレクの 楽しさを知ってもらうことが大切だと思う。

三重県レクリエーション協会 

津播佳代子

異年齢の子どもをうまく関わらせる努力をしていき たいと思う。リーダーからの語りかけの言葉、わかり やすいプログラム作りを工夫し、高学年の子どもには リーダーシップを取らせていくような仕掛けを作りた いと思っている。縦の親子関係・指導者との関係、そ して横の友だちとの関係だけではなく、ななめの人付 き合いもできるような子どもたちを育てていきたい。

課題と改善点

「おやこ元気アップ!事業」は、参加者からも高い評価を得ている。しかしながら、より一層質の高い 事業とし、さらにこの事業をきっかけに子どもたちの元気を高めるようなライフスタイルへの転換を 促すためには、問題点・課題を明らかにし、修正を加えていく必要がある。

そのためにもっとも重要なことは、コーディネーターをはじめ事業に関わるすべての講師・スタッフ

が問題点・課題を自分の問題ととらえ、次年度以降、それらを具体的に変えていくことである。そこ

で、この時間は、グループワークによって修正の具体的なイメージを描いてもらった。以下は、グルー

プワークの中で、他のグループにぜひ知らせたい修正方法として、 5 つのグループが発表してくれたも

のである。

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