• 検索結果がありません。

我が国の飲食店は51万件、日本料理、中華料理などの専門料理店が最も高い比率を占める

総務省統計局が公表した調査結果(2016年)によれば、我が国における飲食店の事業者数は全国約62万件である。飲食 の内容別でみた構成は、食堂・レストラン、専門料理店、そば・うどん店、すし店が全体のほぼ半分以上を占めている。

なお、同調査結果には、バー・キャバレー・ナイトクラブに分類される事業所も含まれているが、同社はこうした業態に 対してはサービスを行っていない。したがって、同社にとっては、このバー・キャバレー・ナイトクラブを除いた事業所 が、同社ユーザーの対象となる飲食店である。2016年のデータから換算すると、同社ユーザーの対象となる飲食店は、

専門料理店を中心に全国で約51万件ということになる。

足下における店舗数の動きとしては、一般社団法人日本フードサービス協会が公表している「外食産業市場動向調査」

(2017年11月度)によれば、店舗形態別では「ディナーレストラン」が堅調に増加する一方で、「パブレストラン/居酒 屋」が不振となった。また、金額ベースの前年比伸び率でみると、「ファーストフード」が「ディナーレストラン」を上 回っている。いずれも、同社が登録ユーザーとして対象にしている店舗である。

平成24年から3年間の店舗数推移(軒) 存続 新設 廃業 合計

飲食店合計 504,445 115,184 124,834 619,629

バー・キャバレー・ナイトクラブ 86,074 17,365 23,263 103,439

それ以外 418,371 97,819 101,571 516,190

シンクロ・フード|3963

LAST UPDATE: 2018.05.10 Research Coverage Report by Shared Research Inc. | https://sharedresearch.jp

R

Coverage

2014年経済センサス基礎調査による飲食店の事業所数

出所:総務省統計局「平成26年経済センサス 基礎調査」よりSR社作成

同社のサービス対象エリアは、2017年3月期までは首都圏、関西圏となっていた。2018年3月期に入り、これに東海地区 が加わり、同期下期からは、九州・沖縄、北海道・東北の2つの地域が新たに加わっている。同社は経営目標の1つとし てサービスエリアの拡大を掲げていたことから、2018年3月期にはその目標は達成したといえよう。

サービスエリア内での飲食店の登録率は約27%と試算

以下に、同社の登録ユーザー数が全国の飲食事業所数に対してどの程度大きいかで、同社の市場における位置づけを示す。

ただし、2018年下期に拡大した2エリアはまだ展開が始まったばかりであるため、実質的には、首都圏、関西圏、東海地 区が稼働エリアと考える。まず、飲食店の事業所数についてだが、関東4都県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)、

関西3府県(大阪府、京都府、兵庫県)、東海3県だけのエリアに限定すると約28万件となる。同社によれば、既存の事 業所数とほぼ同数程度の出店希望者が存在し、そのうち60%程度は全く新規に出店する予定を持った経営者予備軍であ る、とのことである。これに対して、同社に登録している飲食店経営者および出店予定経営者は現在約12万件(2018年3 月期第2四半期実績)である。この時点において、下期に拡大した新規エリアに所属する同社登録ユーザーがいないこと、

既存店舗数+新規出店予定数45万件と仮定すると、同社のサービスエリア内での飲食店及び出店予定経営者の会員登録 率は約27%と算出される。

シンクロ・フード|3963

LAST UPDATE: 2018.05.10 Research Coverage Report by Shared Research Inc. | https://sharedresearch.jp

R

Coverage

2014年経済センサス基礎調査による首都圏、関西圏、東海圏における飲食店の事業所数

出所:総務省統計局「平成26年経済センサス 基礎調査」よりSR社作成

新陳代謝を続ける飲食店経営

飲食店のライフサイクルは、出店の準備段階から閉店、廃業まであるが、我が国の飲食店経営を動態的にみると、総務省 統計局が公表した調査結果から考えれば、飲食店が閉店や廃業となる一方で新規出店が起こるという恒常的に新陳代謝が 行われている事業領域であるといえる。それに対応して同社の事業は、飲食店のいずれのフェーズ(新規出店→運営→閉 店・廃業)においてもサービスを提供することができる。

2014年経済センサス基礎調査による新規出店・閉店廃業の状況

出所:総務省統計局「平成26年経済センサス 基礎調査」よりSR社作成

上図は、総務省統計局公表の調査結果による調査対象期間における、飲食店の新規出店、閉店廃業の状況である。この調 査は3年ごとに行われているが、同社の算出によると、異常値を除外して年間に入れ替わる店舗数は3.6万件となる。なお、

同社のビジネスは、新規に出店する飲食店経営者、閉店や廃業を予定している経営者、現在飲食店を運営している経営者 のいずれも対象となっている。

存続事業所 504,445 新設事業所

115,184 廃業事業所

124,834

シンクロ・フード|3963

LAST UPDATE: 2018.05.10 Research Coverage Report by Shared Research Inc. | https://sharedresearch.jp

R

Coverage

飲食店経営のステージに対する、同社の提供するサービス

出所:会社資料よりSR社作成

人材募集の点でも、飲食店の新規開店や閉店、廃業に伴い、離職者の再雇用や店舗スタッフなどの新規募集についての需 要も出てくる。厚生労働省が公表している2017年7月の「一般職業紹介状況」によれば、7月の新規求人は宿泊業、飲食 サービス業で前年同月比4.7%増と、平均の同3.5%を上回っている。なお、今後も飲食店向け求人の需要は根強く続くと 予想されている。

関連したドキュメント