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・「高鍋町が住みやすいと感じる点はどういった点ですか。」の問いに対しては、「公園や自然環境」

が 33.2%で最も多く、次いで「わからない・特にない」が 23.4%、「まちのにぎわい」が 17.2%、

「道路・交通機関」が 15.0%、「近所のつきあい、地域活動の活発さ」が 14.6%となってい ます。

・「あなたは、今後も高鍋町に住み続けるご予定ですか。」の問いに対し、「住み続ける予定である」

が 42.0%で最も多く、次いで「わからない」が 28.5%、「予定はないが、いずれ引っ越すと 思う」が 23.4%、「近々、引っ越す予定である」が 5.8%となっています。

・「あなたが、住む場所を検討する際に、重視する点は何ですか。」の問いに対しては、「買い物を する店の多さ、近さ」が 60.2%で最も多く、次いで「安全安心な場所」が 53.6%、「通勤・

通学の利便性」が 52.9%、「家賃、土地の価格」が 47.4%、「仕事がある」が 44.9%となっ ています。

・「あなたの、就労(就労形態は問わない)・通学場所はどこですか。」の問いに対しては、「町外で 働いている(通学している)」が 44.5%で最も多く、次いで「町内で働いている(通学してい る)」が 41.6%、「働いていない」が 12.0%となっています。

・「人口減少社会について、あなたの考えとして最も近いものは何ですか。」の問いに対しては、

「人口減少は仕方ないので、不都合を改善していくべき」が 38.3%で最も多く、次いで「人口 減少を食い止め、増加するように努力すべき」が 29.2%、「現状程度の人口を維持すべき」が 24.5%、「人口が減少してもしなくてもどちらでもよい」が 4.0%となっています。

・「現在(2015 年 4 月)、高鍋町の人口は 21,375 人です。あなたは将来何人くらいの規模の まちに住みたいと考えていますか。」の問いに対しては、「1万人~3 万人」が 31.0%で最も多 く、次いで「人口は意識しない」が 30.7%、「3 万人~5万人」が 15.3%、「わからない」が 13.1%、「5万人~10 万人」が 4.0%となっています。

【転出者アンケート】

・「どちらへ転出されましたか。」の問いに対しては、「宮崎県内」が 59.5%、「宮崎県外」が 40.0%

となっています。

・「高鍋町での居住年数は、何年でしたか。」の問いに対しては、「20 年以上」が 22.7%で最も 多く、次いで「1年以上3年未満」が 20.5%、「10 年以上 20 年未満」が 19.1%、「5 年以 上 10 年未満」が 15.0%、「3年以上 5 年未満」が 14.1%となっています。

・「転出することになった最も大きなきっかけは何ですか。」の問いに対しては、「転勤」が 33.6%

で最も多く、次いで「就職」が 12.7%、「結婚」が 10.0%、「家族の都合」が 10.0%、「住宅 の建て替え」が 8.6%となっています。

・「高鍋町内でも住まいを探されましたか。」の問いに対しては、「仕事や家庭などの都合により、

転出先の自治体に住むしかなかった」が 53.6%で最も多く、次いで「最初から他市町村に住も うと決めていたので、高鍋町内は探さなかった」が 33.2%、「高鍋町内も探した上で、他市町 村に決めた」が 6.4%、「その他」が 4.5%となっています。

・「高鍋町外に住まいを決めた主な理由は何ですか。」の問いに対しては、「通勤・通学の利便性 」 が 33.2%で最も多く、次いで「仕事がある」が 32.3%、「その他の理由」が 22.3%、「生ま

・「高鍋町が住みやすかったと感じる点はどういった点ですか。」の問いに対しては、「買い物をす る店の多さ、近さ」が 49.1%で最も多く、次いで「自然環境が豊か」が 39.5%、「生まれ育 った土地」が 29.1%、「安全安心な場所」が 25.9%、「通勤・通学の利便性」が 19.1%とな っています。

・「高鍋町が住みにくかったと感じる点はどういった点ですか。」の問いに対しては、「交通の便が 悪い」が 33.6%で最も多く、次いで「わからない・特にない」が 21.8%、「仕事がない」が 18.2%、「医療・福祉サービスが充実していない」が 15.9%、「買い物をする店が少ない・遠 い 」が 15.5%となっています。

・「高鍋町の居住者を増やすため、今後どのような移住・定住支援策に取り組んだらいいと思われ ますか。」の問いに対しては、「出産や子育て等に対する各種支援の充実」が 58.6%で最も多く、

次いで「子供たちの教育環境の充実」が 34.5%、「町内の居住可能な空き家を紹介する「空き 家バンク」的な制度の充実」・「転入者が住宅を新築・改善する際の費用の一部を補助する制度」・

「緊急時にも安心してくらせる医療機関の充実」がそれぞれ 32.7%となっています。

・「また高鍋町に住みたいと思いますか。」の問いに対しては、「住みたいと思う」が 58.6%で最 も多く、次いで「わからない」が 30.9%、「住みたいと思わない」が 10.5%となっています。

【事業所アンケート】

・「結婚、妊娠、出産後も継続して女性が働くためにどのようなことが必要だと思いますか。」の 問いに対しては、「育児に関する制度の利用について、社員全員(女性社員を含む)での意識統 一が重要」が 64.5%で最も多く、次いで「育児休業を取得しやすく、職場復帰しやすい環境の 整備」が 35.5%、「育児サービス費用を補助する制度(ベビーシッターや託児施設の利用料補 助等)」が 29.0%、「3 歳以上の子の子育てを行う従業員を対象とした、短時間勤務や隔日勤務 制度」が 25.8%、「子育てを行う従業員(男性社員を含む。以下、同じ)を対象とした、年次有 給休暇取得の促進のための措置」が 22.6%となっています。

・「貴社・貴事業所で1年間以内に非正規雇用を募集する予定はありますか。」の問いに対しては、

「募集しない」及び「1~4人」が 35.5%で最も多く、次いで「わからない」が 25.8%、「5

~9人」が 3.2%となっています。

・「高鍋町で事業を続ける中で、高鍋町のよいと思う点は何ですか。」の問いに対しては、「高鍋町 に愛着がある」が 41.9%で最も多く、次いで「町内の自然環境が豊か」が 32.3%、「操業環 境が良い」が 29.0%、「地価・物価が安い」及び「周辺住民・自治会等との関係が良い」、「ま ちのイメージが良い」がそれぞれ 22.6%となっています。

・「高鍋町で事業を続ける中で、高鍋町で足りていないと思う点は何ですか。」の問いに対しては、

「まちの将来が不安」が 41.9%で最も多く、次いで「町の支援策が不十分」及び「連携できる 企業や大学がない」が 29.0%、「交通の便が悪い」及び「防犯・防災体制の整備が不十分」が 12.9%となっています。

2.将来展望に関する現状認識について

高鍋町では、1985 年をピークに徐々に人口が減少し、2005 年から 2010 年にかけては、

約 800 人が減少するなど減少傾向が顕著になっています。国内全体では、これまで年少人口の 減少が続き、少子化が進行しながらも、人口が極端に減少しませんでしたが、その大きな理由は、

年少人口の減少を埋めるだけの要因(ベビーブーム世代、いわゆる団塊の世代という大きな人口 の塊)があったためです。その人口貯金が使い果たされたことが明らかになったのが 2008 年と いわれ、この年を境に国内の総人口は減少局面に突入しました。

高鍋町の総人口は、2010 年に 21,733 人となっています。1995 年から 2000 年の間に年 少人口と高齢人口比率が逆転し、人口構成が変化しながら本格的な減少傾向が進んでいます。

人口減少の進行によって、単に人口が減少していくだけでなく、人口構成そのものが大きく変 化していきます。低い出生率が続き、少子化が進行する中で、生産年齢人口も減少し、平均寿命 の伸長もあいまって急速に高齢化が進んでいきます。

また、人口減少に伴い、国内の経済市場規模の縮小や労働力人口の減少などに起因する経済の マイナス成長、世界経済における立場の相対的低下、少子高齢化が進み、年金、医療、介護など の社会保障を現役世代が負担することによる国民の生活水準の低下などが指摘されています。さ らには、商業施設、医療機関などの生活関連サービスやバスをはじめとした地域公共交通の縮小・

撤退による地域社会へのマイナスの影響が考えられます。

家族の姿も大きく変わり、将来の平均世帯人員や世帯総数が減少する一方で、世帯主が 65 歳 以上の高齢世帯や高齢者単身世帯は増加することが見込まれています。

高鍋町においては、転出が多い年齢層に対し移住対策等を進め転入促進を図るとともに、転入 してきた方々に定住してもらえるように、今後も住みよいまちづくりを続けながら、子育て期に 当たる 20~39 歳女性人口の減少を抑制するため、自然増減・社会増減の両面に対する施策に取 り組む必要があります。

3.人口減少の克服を目指す取り組みの方向性

人口減少は、明日からの生活に直ちに大きな影響がなくても、今後の経済や地域住民の暮らし に大きな影響を与える可能性は高いと考えられます。これまで我々が経験したことのない人口減 少に単に不安を抱くだけではなく、できるだけ早期に人口減少に歯止めをかけること、また、当 面の人口減少の進行と人口構造の変化を前提に、社会の仕組みを捉え直すことを考えていかなけ ればなりません。

重要なことは、この現実を漫然と受け止めるのではなく、これから、どのように暮らし、どの ような地域を創造したいのかということを発想し取り組んでいくことです。また、高鍋町におい ても、人口減少の推移や課題を踏まえ、高鍋町の強み、特徴を生かした人口減少対策、人口減少 適応対策を並行して進めていくことが必要です。

これらを踏まえ、今後、高鍋町におけるまち・ひと・しごと創生を以下の方向性で一体的に推 進していきます。

① しごとの場、働く機会をつくる

しごとの場をつくるとともに、働きたいと考えている人の希望を実現させる。

② まちの魅力をつくる

住んでいる人や訪れる人にとって魅力あるまちをつくる。

③ まちに訪れ、まちに住んでもらう

まちを知ってもらい、まちに訪れ、その魅力を実感してもらう。また、まちに住み、まちに 住み続けてもらう。

④ 結婚・出産・子育てを支える

結婚を希望する人の不安を解消し結婚につなげるとともに、安心して出産・子育てができる よう支援する。

⑤ 子どもの成長を支える

子どもを取り巻く環境をより充実させ、その成長を支える。

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