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将来人口に及ぼす自然増減・社会増減の影響度の分析

ドキュメント内 全文 文京区 まち・ひと・しごと創生 (ページ 38-43)

本区の将来人口に及ぼす、自然増減(出生、死亡)と社会増減(人口移動)の影響 度を分析するため、将来人口推計パターン 1(社人研推計準拠)をベースに、以下の 2 つのシミュレーションを行います。 

             

図表 38  総人口の推計(パターン 1) 

                                       

   

平成 22年

平成 27年

平成 32年

平成 37年

平成 42年

平成 47年

平成 52年

平成 57年

平成 62年

平成 67年

平成 72年 パターン1(社人研推計準拠) 206,626 210,254 210,595 209,368 206,816 202,986 197,811 191,640 184,387 175,727 165,780 シミュレーション1(パターン1+出生率上昇) 206,626 212,555 216,457 220,536 225,191 229,449 233,360 237,849 242,896 247,781 253,035 シミュレーション2(シミュレーション1+移動ゼロ)206,626 207,010 206,438 205,648 204,727 202,003 197,830 193,285 188,121 181,932 175,019 パターン2(日本創成会議推計準拠) 206,626 210,254 211,507 211,592 210,647 208,718 205,420

150,000 160,000 170,000 180,000 190,000 200,000 210,000 220,000 230,000 240,000 250,000 260,000 総人口(人)

シ ミ ュ レ ー シ ョ ン 1:  合計特殊出生率が人口置換水準(人口を長期的に一定に保てる 水準の 2.1)まで上昇したと仮定した場合のシミュレーション シ ミ ュ レ ー シ ョ ン 2:  合計特殊出生率が人口置換水準(2.1)まで上昇し、かつ人口

移動が均衡したと仮定した場合(転入・転出数が同数となり、

移動がゼロとなった場合)のシミュレーション 

【自然増減の影響度】 

・ パターン1(社人研推計準拠)とシミュレーション1とを比較することで、将来人口に及ぼす出生の 影響度(自然増減の影響度)を分析することができます。 

・ シミュレーション1は、人口移動に関する仮定をパターン1と同じとして、出生に関する仮定のみを 変えているものであり、シミュレーション 1 による平成 52(2040)年の総人口を、パターン 1 による 平成 52(2040)年の総人口で除して得られる数値に応じて、以下の 5 段階に整理します。仮に出生率 が人口置換水準まで上昇したとした場合に、平成 52(2040)年の人口がどの程度増加したものになる かを表しており、その値が大きいほど出生の影響度が大きい(現在の出生率が低い)ことを意味しま す。 

 

「1」=100%未満 

「2」=100〜105% 

「3」=105〜110% 

「4」=110〜115% 

「5」=115%以上の増加 

第2章 将来人口推計

                             

(2)  自然増減・社会増減の影響度 

2 つのシミュレーション結果から将来人口に及ぼす影響度を分析すると、本区では将 来人口に及ぼす出生の影響度(自然増減の影響度)が「5(影響度 115%以上の増加)」、 将来人口に及ぼす移動の影響度(社会増減の影響度)が「1(影響度 100%未満)」とな ります。 

図表 39  自然増減、社会増減の影響度 

           

【社会増減の影響度】 

・ 次に、シミュレーション1とシミュレーション2とを比較することで、将来人口に及ぼす移動の影響 度(社会増減の影響度)を分析することができます。 

・ シミュレーション2は、出生の仮定をシミュレーション1と同じとして、人口移動に関する仮定のみ を変えているものであり、シミュレーション 2 による平成 52(2040)年の総人口をシミュレーション 1による平成52(2040)年の総人口で除して得られる数値に応じて、以下の5段階に整理します。仮 に人口移動が均衡(移動がない場合と同じ)となった場合に、平成 52(2040)年の人口がどの程度増 減したものになるかを表しており、その値が大きいほど人口移動の影響度が大きい(現在の転出超過 が大きい)ことを意味します。 

 

「1」=100%未満 

「2」=100〜110% 

「3」=110〜120% 

「4」=120〜130% 

「5」=130%以上の増加 

分類 影響度

= 233,360 (人)

= 197,811 (人)

⇒ 233,360 (人) / 197,811 (人) = 118%

= 197,830 (人)

= 233,360 (人)

⇒ 197,830 (人) / 233,360 (人) = 85%

社会増減 の影響度

シミュレーション2の平成52年推計人口

1 シミュレーション1の平成52年推計人口

自然増減 の影響度

シミュレーション1の平成52年推計人口

5 パターン1の平成52年推計人口

計算方法

割合は、小数点以下第一位を四捨五入しました。 

第2章  将来人口推計

東京都の 62 区市町村における、将来人口における自然増減、社会増減の影響度をみ ると、本区と同様に自然増減の影響度「5」、社会増減の影響度「1」となる自治体が 17 区市(27. 4%)と最も多く、次いで、自然増減の影響度「4」、社会増減の影響度「1」

となる自治体が 16 区市(25. 8%)、自然増減の影響度「3」、社会増減の影響度「1」と なる自治体が 13 区市(21. 0%)となっています。 

 

図表 40  将来人口における自然増減の影響度、社会増減の影響度(東京都 62 区市町村) 

  自然増減の影響度(平成 52 年) 

1  2  3  4  5  総計

52

 

1

  利島村 

 

三宅村 

13  

江東区、葛飾区、

江 戸 川区 、 府中 市 、 昭島 市 、町 田 市 、日 野 市、

東 村 山市 、 東大 和 市 、東 久 留米 市 、 稲城 市 、羽 村 市 、あ き る野 市 

16  

中央区、台東区、

墨田区、大田区、

荒川区、板橋区、

練 馬 区 、 八王子 市 、 立 川 市、調 布 市 、 小 平市、

国立市、清瀬市、

多 摩 市 、 西東京 市、日の出町 

17   

文 京 区 、 千代田 区 、 港 区 、新宿 区 、 品 川 区、目 黒区、世田谷区、

渋谷区、中野区、

杉並区、豊島区、

北区、武蔵野市、

三 鷹 市 、 小金井 市 、 国 分 寺市、

狛江市 

48

77.4%

2

 

御蔵島村、

小笠原村 

 

武蔵村山市、

大島町、新島 村 

3  

足立区、青梅市、

瑞穂町 

2  

福生市、檜原村

  10

16.1%

3

 

神津島村、

八丈町、 ヶ島村 

    1

 

奥多摩町 

  4

6.5%

           

           

総計 

6

9.7%

6.5% 

16 25.8%

19 30.6%

17  27.4% 

62 100.0%

         

   

割合は、小数点以下第二位を四捨五入しました。 

第2章 将来人口推計

(3)  人口構造の分析 

 

図表 41  推計結果ごとの人口及び人口増減率 

                       

ア  年少人口(0〜14 歳)の変化(長期推計) 

シミュレーション 1 では増加傾向を示していますが、シミュレーション 2 では平成 42(2030)年まで増加した後、緩やかな減少に転じ、平成 57(2045)年以降は、ほ ぼ横ばいへと変化しています。シミュレーション 2 は転入・転出数がゼロになること を想定しているため、年少人口の増減は、出生率だけでなく社会動態によるプラスの 影響が大きいことがわかります。 

 

図表 42  年少人口の推移 

               

イ  生産年齢人口(15〜64 歳)の変化(長期推計) 

シミュレーション 2 では平成 22(2010)年をピークに減少傾向が続くため、転入・

転出数がゼロである影響を大きく受けていることがわかります。 

平成 22年

平成 27年

平成 32年

平成 37年

平成 42年

平成 47年

平成 52年

平成 57年

平成 62年

平成 67年

平成 72年 パターン1(社人研推計準拠) 20,355 21,595 21,630 20,120 18,156 16,674 15,342 14,091 13,037 12,145 11,300 シミュレーション1(パターン1+出生率上昇) 20,355 23,897 27,491 31,289 34,035 36,108 37,046 37,201 38,468 40,488 43,003 シミュレーション2(シミュレーション1+移動ゼロ) 20,355 23,065 25,544 27,753 28,541 28,390 27,006 25,270 24,797 25,102 25,438 パターン2(日本創成会議推計準拠) 20,355 21,595 21,768 20,523 18,933 17,908 17,079

10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000 年少人口(人)

(単位:人)

平成22年 206,626 20,355 7,316 147,127 39,144 35,171

197,811 15,342 4,588 121,085 61,384 19,477 シミュレーション1 233,360 37,046 12,042 134,930 61,384 23,316 シミュレーション2 197,830 27,006 8,140 105,675 65,149 15,657 205,420 17,079 5,276 130,620 57,721 23,153

-4.3% -24.6% -37.3% -17.7% 56.8% -44.6%

シミュレーション1 12.9% 82.0% 64.6% -8.3% 56.8% -33.7%

シミュレーション2 -4.3% 32.7% 11.3% -28.2% 66.4% -55.5%

-0.6% -16.1% -27.9% -11.2% 47.5% -34.2%

パターン1

パターン2 平成52年

(平成22年に対 する増減率)

項目 総人口

年少人口(0〜14歳) 生産年齢

人口

(15〜64歳)

老年人口

(65歳以上)

20〜39歳 女性人口 うち0〜4歳

人口 平成52年

パターン1

パターン2 現状

項目 総人口

年少人口(0〜14歳) 生産年齢

人口

(15〜64歳)

老年人口

(65歳以上)

20〜39歳 女性人口 うち0〜4歳

人口

平成22 年に対する増減率は、小数点以下第二位を四捨五入しました。 

第2章  将来人口推計

一方、シミュレーション 1 も、平成 62(2050)年まで緩やかに減少していますが、

その傾斜はシミュレーション 2 ほどではないため、社会動態のプラスが影響している ことがわかります。 

図表 43  生産年齢人口の推移 

ウ  老年人口(65 歳以上)の変化(長期推計) 

すべての推計で増加傾向を示しています。平成 72(2060)年までの推計では合計 特殊出生率による違いは現れず(合計特殊出生率による違いが現れるのは平成 82

(2070)年頃)、純移動率の違いにより若干の差が生じる程度となっています。 

平成 67(2055)年以降、減少しているのは、平成 22(2010)年において人口が少 ない 19 歳以下が 65 歳以上になってきたことが影響しています。 

図表 44  老年人口の推移 

平成 22年

平成 27年

平成 32年

平成 37年

平成 42年

平成 47年

平成 52年

平成 57年

平成 62年

平成 67年

平成 72年 パターン1(社人研推計準拠) 147,127 144,686 143,177 141,830 137,885 130,989 121,085 110,798 100,555 91,800 86,072 シミュレーション1(パターン1+出生率上昇) 147,127 144,685 143,178 141,829 140,381 138,018 134,930 133,897 133,633 135,511 141,624 シミュレーション2(シミュレーション1+移動ゼロ) 147,127 139,344 133,746 128,347 122,413 114,682 105,675 97,674 88,957 81,737 82,085 パターン2(日本創成会議推計準拠) 147,127 144,686 144,266 144,506 142,545 138,003 130,620

80,000 90,000 100,000 110,000 120,000 130,000 140,000 150,000 160,000 生産年齢人口(人)

平成 22年

平成 27年

平成 32年

平成 37年

平成 42年

平成 47年

平成 52年

平成 57年

平成 62年

平成 67年

平成 72年 パターン1(社人研推計準拠) 39,144 43,973 45,788 47,418 50,775 55,323 61,384 66,751 70,795 71,782 68,408 シミュレーション1(パターン1+出生率上昇) 39,144 43,973 45,788 47,418 50,775 55,323 61,384 66,751 70,795 71,782 68,408 シミュレーション2(シミュレーション1+移動ゼロ) 39,144 44,601 47,148 49,548 53,773 58,931 65,149 70,341 74,367 75,093 67,496 パターン2(日本創成会議推計準拠) 39,144 43,973 45,473 46,563 49,169 52,807 57,721

30,000 35,000 40,000 45,000 50,000 55,000 60,000 65,000 70,000 75,000 80,000 老年人口(人)

第2章 将来人口推計

ドキュメント内 全文 文京区 まち・ひと・しごと創生 (ページ 38-43)

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