【作用】補腎健腰:腎を補い
腰を丈夫にする
【主治】泌尿・生殖器系疾患、
婦人病、腰痛
【操作】直刺または内下方
に向かって斜刺
秩辺
(BL54) 【位置】大腿骨大転子背側の陥凹部
【作用】疏通経絡:経絡の気をよく通す
強健腰膝:足腰を丈夫にする
【主治】生殖器病、婦人病、腰仙神経障害
【操作】直刺または斜刺。
承山
(BL57)【位置】委中と踵 骨隆起を結んだ線
上の中点。
【作用】舒筋骨:経 絡に活力を与え筋 骨の動きを伸びや
かにする
利腰腿:足や腰の動 きをよくする
理腸療痔:腸を調え 痔疾を治す
【主治】腓腹筋の 知覚・運動障害、坐
骨神経痛
【操作】直刺また は斜刺、灸も可
飛揚
(BL58)膀胱経の絡穴
【位置】承山の一寸遠位のやや外側のところ
【作用】疎筋通絡:経絡を通じさせ筋を伸びや かする
【主治】腓腹筋の知覚・運動障害、後頭通、めま い
【操作】直刺または斜刺、灸も可
崑崙
(BL60)膀胱経の経穴
【位置】外果とアキレス腱との間
【作用】利腰腿:足や腰の動きをよくする
舒筋:筋肉の動きを伸びやかにする
降気逆:気が逆上するのを降ろす
清頭目:頭や目をスッキリさせる
【主治】腹脹、腸鳴、嘔吐、泄瀉、痢疾、水腫、腰背痛小 便不利、尿血、遺尿,遺精、食欲不振、消化不良、貧血
【操作】直刺または斜刺
金門
(BL63)膀胱経の郄穴
【位置】第5中足骨の近位端と踵骨遠位端 との間にある陥凹部
【作用】舒筋:筋肉の動きを伸びやかにす る
清神開竅:頭も心もスッキリさせる
【主治】腰痛、外果踵痛、下腿痛
【操作】直刺または斜刺
京骨
(BL64)膀胱経の兪穴
【位置】足根関節の遠位で、第5中足骨近位 端の近位にある陥凹部
【作用】袪風熱:熱を冷まし風邪を散ずる 清頭目:頭や目をスッキリさせる
利腰膝:腰や膝の動きをよくする
【主治】頚部・腰・腿の疼痛。
【操作】直刺または斜刺
束骨(
BL65)膀胱経の兪穴
【位置】第5
中足骨の外側で、中足趾 節関節の近位にある陥凹部
【作用】袪風熱:熱を冷まし風邪を散
ずる
利項背:項部、背部の血行を促す作用
【主治】癲証、頚・腰・腿の疼痛、後肢
リウマチ
【操作】直刺または斜刺
足通谷
(BL66)膀胱経の栄穴
【位置】第5趾外側、中足趾節関節のすぐ 遠位のとこと
【作用】袪風熱:熱を冷まし風邪を散ずる
利項背:項部、背部の血行を促す作用
【主治】頚部痛、癲狂、中暑、後肢リウマチ、
眩暈、鼻出血
【操作】直刺まはた斜刺
至陰
(BL67)膀胱経の井穴
【位置】第5趾外側爪甲角からすぐ外側の ところ
【作用】袪風熱:熱を冷まし風邪を散ずる
順胎産:胎児の生育を順調ににす
【主治】鼻詰まり、鼻出血、癲狂、中暑、後 肢リウマチ、難産、尿失禁、眼病
【操作】斜刺0.2-0.5cm 灸も可
後肢少陰腎経(
KI) 【走行】足底球の尾側から始まり、足根から内側 に出て内果を一周した後、後肢の尾内側を上が る。そのまま腹部へと通り、臍の両側を通り胸で 終わる。
【主治】泌尿器疾患、生殖器疾患、加齢に伴う問 題
【主なツボ】湧泉、太谿、太鐘、水泉、照海、復溜、
陰谷、商曲、幽門、兪府
湧泉
(KI1)腎経の井穴
【位置】足底球の尾側
【作用】開竅:七竅を開き意識をはっきり
させる
寧神:安らかに落ち着く
【主治】咽頭痛、泌尿器疾患、趾底腫痛、
後肢リウマチ、中暑、癲癇、後肢麻痺
【操作】第三中足骨と第4
中足骨との間
に向けて刺鍼
太谿
(KI3)腎経の原穴
【位置】内果とアキレス腱との間の陥凹部
【作用】益腎降火:腎気を補充し上った熱を下げるこ とで。火を鎮めれば炎症が消える
通調衝任:衝脈・任脈の通りを調える
【主治】咽喉痛、歯痛、喀血、気喘、糖尿病、性ホル モン不調、遺精、泌尿器疾患、腰脊痛、難産、下痢、後 肢麻痺、感冒
【操作】直刺または斜刺。灸も可
大鐘
(KI4)【位置】太谿(KI3)
の尾側で、アキレス腱の 付着部
【作用】益腎:腎気を補充し上った熱を下
げることで。火を鎮めれば炎症が消える 通調衝任:衝脈・任脈の通りを調え
【主治】内果腫痛、足関節障害、踵痛、泌
尿・生殖器障害、婦人病、水腫、神経衰弱
【操作】直刺または斜刺
水泉
(KI5)腎経の郄穴
【位置】太谿(KI3)
の直下。踵骨隆起 の頭側(前方)にある陥凹部
【作用】通調経血:月水を調え流れを
良くする
疎利下焦:下焦の流れを良くする
【主治】踵痛、婦人病、泌尿・生殖器
系の障害
【操作】直刺または斜刺
照海
(KI6)【位置】起立した状態で、内果遠位端の直
下(遠位すぐのところ)
【作用】通過清熱:熱を通り過ぎさせる
利咽安神:咽喉をうるおし心を安らかにする
【主治】足関節障害、婦人病、泌尿・生殖
器系の障害、下腿内側の知覚・運動障害
【操作】直刺または斜刺
復溜
(KI7)腎経の経穴
【位置】アキレス腱の頭側縁上、内果から2寸近 位の高さ
【作用】滋腎去湿:腎を補い湿を取り去る
【主治】水腫、腹部膨満、下痢、腸鳴、後肢疾患。
ヒトへの実験では、本穴刺針により利尿作用、腸 の善導運動が促進されるとの報告あり
【操作】直刺または斜刺
陰谷
(KI10)腎経の合穴
【位置】膝窩屈曲線(膝のひだ)の内側で、
反筋様筋腱の外側。委中
(BL40)のすぐ内側。
【作用】
理下焦 :下焦の気を正常に巡らせ 機能を回復する
除脹満:腹部膨満を除く
【主治】
陽痿、疝痛、泌尿器疾患、膝関 節疾患、癲狂、子宮疾患
【操作】直刺または斜刺、灸も可
商曲
(KI17)【位置】下脘(CV10
腹部正中線上で、臍と 剣状突起を結んだ線上で、臍から
2/8)の
0.5寸外側
【作用】
調理腸胃 :胃腸を調えて機能の回 復を図る
【主治】腹痛、腸鳴、便秘、下痢、婦人病
【操作】直刺または斜刺
幽門
(KI21)【位置】巨闕(CV14:腹部正中線上で、臍と剣状突 起とを結んだの剣状突起からみて2/8)の0.5寸外側
【作用】降逆:上がった気を下げる
利咽:のど(咽喉)の調子を整える
和胃:胃気不和を治療する方法
【主治】腹痛、腹部膨満、消化不良、嘔吐、下 痢、尿閉、血便
【操作】直刺斜刺
兪府
(KI27) 【位置】前胸部、第一肋間の前縁で、腹部正中 線から2寸外側
【作用】利気平喘:気を巡らして哮喘を平癒する
【主治】胸部苦悶感、咳嗽、喘息、脇痛、腋下 部の腫痛、リンパ節腫大
【操作】横刺または斜刺
前肢厥陰心包経
【走行】胸から始まり、腋窩を通り前肢内側を下る。
手根から手の掌側に入り掌球の尾側を通って、
前肢第3指の内側末端で終わる。
【主治】心疾患、精神疾患、経絡上(胸部・前肢内 側)の痛み、知覚・運動障害
【主なツボ】天池、曲沢、郄門、内関、大陵、労宮、
中衝
天池
(PC1)【位置】第5肋間で、乳頭の1寸外側
【作用】開胸:胸を大きく開き呼吸を楽にして 胸部苦悶を解く
清肺:肺に停留した熱を鎮める 止咳:平喘
【主治】咳嗽、胸部苦悶感、乳房疾患
【操作】犬猫では常用されるツボではない
曲沢
(PC3)心包経の合穴
【位置】肘窩屈曲線(肘のひだ)上で、上腕二頭筋の内 側
【作用】清営活血:営血の熱を冷まし、活力を与える
降逆止嘔:上昇した気を下げ嘔吐を止める
除煩鎮痙:イライラを改善し震えを鎮める
【主治】清営活血、嘔吐、肘の痛み
【操作】直刺または斜刺、深刺禁忌
郄門
(PC4)心包経の郄穴
【位置】曲沢(PC3)と大陵(PC7)を結んだ線上で、
大陵(PC7)からみて2/5
【作用】寧心安神:メンタル機能の障害によっ て起こる不安、不眠などの症状を和らげる
清営涼血:営血を冷ます
【主治】心痛、心悸、吐血、咳血、胸痛、前肢 腫痛、腹部および前肢の針麻酔のツボ
【操作】直刺または斜刺
内関
(PC6)心包経の絡穴
【位置】曲沢(PC3)と大陵(PC7)を結んだ線上で、
大陵(PC7)からみて1/6
【作用】寧心安神:メンタル機能の障害によって 起こる不安、不眠などの症状を和らげる。
鎮静止痛:興奮を鎮め痛みを止める
理気和胃:理気和胃
【主治】心痛、心悸、胸悶、脇痛、胃痛、悪心、
嘔吐、癲狂、失眠、熱性病、煩燥、肘・前腕の疼 痛、腹痛、胃腸痙攣、心臓疾患。
【操作】毫鍼を用いて直刺または斜刺
大陵
(PC7)心包の原穴
【位置】手根屈曲線(手首のひだ)上で、
尺側手根屈筋腱の内側(橈側)
【作用】
清心寧神 :熱を冷まして精神を 安定させる
和胃寛胸:胃腸調え胸をひろげ呼吸をス ムーズにする
【主治】
心部痛、動悸、胃痛、嘔吐、
癲狂、癇証、胸脇部痛
【操作】直刺または斜刺
労宮
(PC8)心包経の栄穴
【位置】掌球の尾側
【作用】清心:心ををスッキリさせる 安神:精神を安定させる
涼血:熱で出血しやすい状態を改善する
【主治】心痛、癲狂、口内炎、口臭、嘔吐、
腕関節腫痛、屈筋炎
【操作】肉球の近位端から遠位端に向かって 横刺する
中衝
(PC9)心包経の井穴
【位置】第3
指の内側(橈側)爪甲角 から内側すぐのところ
【作用】
開竅蘇厥 :脳竅を開き人事不 省を蘇らせる
清心退熱:熱を冷まして心を鎮める
【主治】心痛、心煩、昏厥、舌の強ば
りと腫痛、熱性病、中暑、掌痛。
【操作】直刺または斜刺、疼痛あり
前肢少陽三焦経
【走行】前肢第4指外側末端より始まり、前肢外 側を上って、肩、頸部毛と進む。耳の後ろを通っ て、吻側に進み、眉の外側で終わる
【主治】顔面(特に耳・目)の問題、水分代謝の問 題、経絡上(側頭部・肩・前肢外側)の痛み、知 覚・運動障害
【主なツボ】
関衝、腋門、中渚、陽池、外関、支溝、会宗、三 陽絡、四瀆、天井、臑会、肩髎、翳風、耳門、絲 竹空
関衝
(TE1)三焦経の井穴
【位置】第4指外側(尺側)爪甲角から外側す ぐのところ
【作用】泄熱:熱を泄らす。主に裏熱をとること をいう
開竅:七竅を開き意識をはっきりさせる
利喉舌:咽喉を滑らかにし舌の動きをよくする
【主治】結膜炎、咽喉腫痛、熱性病、心煩、感 冒、指部の捻挫、中暑、中毒、腹痛
【操作】浅刺し瀉血する。