第67条 本大学学生のために寄宿舎及び保健館を付設する。
寄宿舎及び保健館に関する規程は別にこれを定める。
第10章 学生心得
第68条 学生は次に掲げる事項を守り、キリスト教主義に基づく本大学の建学の精神を体得するよう に努めなければならない。
1 人格の本議を認め、信念を涵養し、智徳を錬磨し、人格の完成を期すること 2 常に敬虔な態度をもって身を処し、人類の福祉に貢献すること
- 62 –
3 自由自治の本領に立って協力一致、本大学学風の振興に努めること 4 学則ならびに諸規則を守り、秩序と静粛を保つこと
5 禁酒禁煙を守ること
附 則
1 この学則は、2016年(平成28年)4月1日から改正施行する。
2 教育学部幼児・初等教育学科及び臨床教育学科は、第2条の規程にかかわらず、2013年(平成 25年)3月31日に当該学科に在学する者が当該学科に在学しなくなるまでの間、存続するものと する。
第1章総則のための備考
1 第1条第2項に定める別表を次のとおりとする。
人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的
神学部
神学部は、「キリスト教の伝道に従事すべく選ばれた者を鍛錬する」ことを理念とし、また広くキ リスト教文化の理解を求めてキリスト教神学の基礎と専門領域双方において教育を行う。その目 標とするところは、人間を自然と社会との関わりにおいて考察し、そこにある問題を探り出し、キリ ストの福音に照らして今日における生の意味やその規範を模索しつつ、そこで見出したものを他 者に伝え、社会に仕える人材を育成することにある。
文学部 文化歴史学科・総合心理科学科・文学言語学科
人間存在とその営為を、さまざまな方向からの検討を通じて明らかにする専門的能力を涵 養するとともに、豊かな人間性を育み現代社会を理解するための幅広い視点と教養の獲得 を重視して教育研究を進める。それにより、包括的で幅広い教養と高度で専門的な知識を あわせ持ち、深い洞察力を身につけた人間を育成する。
以下に学科ごとの目的を掲げるとともに、さらに三学科に共通する目標を示す。
文化歴史学科
文化歴史学科は、真・善・美の理想を求めて空間と時間の中を生きる人間の基礎的構造 及び歴史について、教育研究を行う。
総合心理科学科
総合心理科学科は、現代社会に生きる人間の心理的諸相について、認知・行動・発達の 観点から、そのあるべきあり方や病理を含めて、教育研究を行う。
文学言語学科
文学言語学科は、言葉を持ち文化を形成する人間の営為について、文学と言語の両面 から教育研究を行う。
共通の目標
1)基礎的能力を育み幅広い教養の獲得を目指す教育研究
基礎・基本を重視した教育を通じて、主体的に課題を設定しこれを解決できる能力を養 成するとともに、人文学的素養に立脚した真の知性と品格をそなえた人間の育成を目指 す。
2)学際性に富む教育研究
広範で多様な学問領域にふれることを通じて均整のとれた柔軟な思考能力を涵養する とともに、文化全体を見渡す視野と方法を身につけ創造的に考え自ら行動することのでき る能力を養成する。
- 63 –
3)社会の中の個人であることを重視する教育研究
豊かな人間性と幅広い教養を持ち、よき住民、市民として地域社会や国家はもとより、国 際社会においても重要な貢献をなし得る能力を養成する。同様に、よき社会人、職業人と して各界に積極的な貢献をなし得る能力を養成する。
4)深い専門的知識に基づく高度な思考能力を涵養する教育研究
高度専門職及び研究職の養成(大学院教育)を視野に入れながら、その基盤となる強 固な学問的知識及び技能の獲得を達成し、学問的な立場から社会に貢献できる能力を 養成する。
社会学部 社会学科
社会学部は、「真理はあなたたちを自由にする」(ヨハネによる福音書8章32節)という聖 句を基本精神としながら、社会学を核にして現代社会を科学的に探求することを通じて、今 日の社会に具体的な貢献をなしうる人材を育成することをめざしている。
社会学科は、社会学を核としつつ、隣接諸学をも視野に入れた幅広い学習を可能とし、学 生各自の個性と関心に応じた複合的な(多領域にわたる)学習環境を整備している。これに より、幅広い学際的な知識に基づいた柔軟でバランスのとれた思考力と優れた問題解決能 力をもち、グローバル化した現代社会で活躍できる人材の育成を教育目的としている。
法学部
本学部は、キリスト教主義教育とソーシャル・アプローチの理念のもとに、良識を基礎に、幅広 い社会 的視 野から論理 的に物事を考察 し、社 会現 象について深く洞 察する力を育み、もって Mastery for Serviceを体現する市民を育成することを目的とする。
法律学科
本学科は、広く深い社会的視野と教養に根ざした法学の研究と教育を通じ、法と政治の 基礎にある自由と人権、正義を重んじ、社会に奉仕する精神に富んだ有能にして心温かい 市民を育成することを目的とする。
政治学科
本学科は、広く深い社会的視野と教養に根ざした政治学の研究と教育を通じ、法と政治の 基礎にある自由と人権、正義を重んじ、社会に奉仕する精神に富んだ有能にして心温かい 市民を育成することを目的とする。
経済学部
経済学の専門的知識の習得とそれに基づく現実の経済活動に関する分析能力や判断能力を 涵養するとともに、本学のキリスト教主義教育の基本理念に立って、社会に対する公正な眼と自 他を尊重する倫理性、さらには世界のさまざまの地域の人々とそれぞれの文化とに対する理解 を育成し、世界の調和的な発展に貢献しうる人間を養成する。
商学部
理論と実践の関連を重視しつつ、経済活動の担い手たる企業や個人の多様でダイナミックな 活動を、商学の視点から多面的に考察する。複雑な諸相をもつ社会の中で、機能や利害を異に する他の多くの主体との相利共生を創造的に図ってゆく能力を持つビジネス・パーソンを育成す る。
理工学部
自然科学・科学技術の幅広い分野にわたり、基礎から応用まで相互に連携しつつ、常に先進 的でレベルの高い研究を行う。また、確固とした専門的知識と研究技法を身につけ、基礎知識を 課題解決に繋げる柔軟な思考力を養うとともに、未知の問題を発見し挑戦していく創造力あふれ る科学者・技術者を育てる。さらに、専門的能力に加えて幅広い教養教育およびキリスト教主義 教育で培われた豊かな人間性と倫理観を備え、国際的に活躍し社会貢献できる世界市民を育 成する。
- 64 –
数理科学科
自然科学を学ぶ上で不可欠であり、自然科学のどの分野においても極めて重要な役割を 果たしている数学を、理論と応用の両面から教育・研究し、柔軟で論理的な思考能力を持つ 人材を育成する。数学の基礎理論を身につけ、数学的能力、コンピュータを思考の道具とし て駆使していく能力、数学の応用能力を養い、理系はもとより文系の分野も含めて幅広い分 野でその能力を発揮できる人材を育てる。
物理学科
物理学の理解に必要な数学の基礎知識と応用力を習得し、力学・電磁気・熱現象等のマ クロな物理学から量子力学、相対性理論、統計力学等の現代物理学までの物理法則の深 いレベルでの理解をはかる。実験や演習を通して基礎と応用の両面で論理的思考能力と専 門性を必要とする職業に対応できる能力を培うと同時に、視野を広め、既成の概念や常識 に挑戦し、他の学問領域に進出していくことができるだけのチャレンジ精神と創造性を有する 人材の育成をはかる。
先進エネルギーナノ工学科
グリーンイノベーションの基盤となる、エネルギーを「創る」、「蓄える」、「運ぶ」、「有効に使 う」の 4 つの分野において、基礎から応用までの幅広い知識を学生に獲得させる。物理学・
化学・数学の学習をベースに、次世代のエネルギー創生、蓄積、輸送、変換をナノテクノロ ジーを駆使して実現する創造力(イノベーション力)を養い、我が国が抱えるエネルギー問題 に新たな視点から取り組むことのできる人材を育成する。
化学科
化学の基礎である物質の構造・物性・反応について、とくに物質の構造や機能の分子レ ベルでの解明法、既知・新規機能物質の合理的な合成法等を教授し、将来、研究・開発に 携わることのできる優れた人材を育成する。さらに、現代社会のニーズに応じた明瞭な社会 貢献を目指し、既存の化学から新領域へ挑戦できる人材を養成する。
環境・応用化学科
地球環境問題に関連するさまざまな課題に対して化学を基軸としたアプローチによって柔軟 に取り組み、国際的に活躍できる個性豊かな人材の育成を目指す。具体的には、原子・分 子の世界から地球レベルの問題まで幅広い知識と深い専門性を有し、多角的な視点を身に つけることによって、環境・応用化学分野に深い関心を抱き、新しい課題に挑戦する情熱と 知恵を持った人材の養成をはかる。
生命科学科
環境、食糧、エネルギー、医療など、21 世紀の重要課題の解決および環境との調和を 保つ社会構築に貢献する研究、教育および社会連携を目標とする。広い視野にたった倫理 観を有し、生命現象を分子レベルから理解する基礎能力を修得し、応用できる人材を養成
生命医化学科 する。
先端医療や製薬など、ヒトの疾病治療や健康維持に貢献するために、医化学を共通の基 盤として生命科学や情報学を基礎医学系分野に応用できる人材の養成を目指す。ヒトの細 胞やマウスなどの哺乳動物モデルを用い、生命科学や情報学の知識および生命に対する 健全な倫理観を有する人材を育てる。
情報科学科
健全な情報化社会をリードし,新たな情報技術を創造できる人材の育成を目指す。特に 高度情報化社会に必要なソフトウエアと情報ネットワークを中心とした技術の開発・研究に 従事する技術者の養成を行う。また、情報科学以外の自然科学・社会科学の分野とも繋が りを強め、情報通信産業、ソフトウエア産業及びコンテンツ産業に高度な知識を持った人材 を供給し、新しい科学・技術・文化の領域において社会貢献を果たす。