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「宮崎市地震津波対策インフラ構想」

4-1 基本コンセプト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41 4-2 導入を目指すインフラの機能 ・・・・・・・・・・・・・・42 (1)全体構想 ・・・・・・・・・・・・・・・・・42

(2)地域別構想 ・・・・・・・・・・・・・・・・45

4-3 副次的・多重的な減災効果を考慮した津波対策について・・・60

(1)対策と効果のイメージ ・・・・・・・・・・・60

(2)シミュレーション結果の例 ・・・・・・・・・62

4-4 対策パターンの想定及び減災効果の想定について ・・・・・63 (1)対策の実施パターン ・・・・・・・・・・・・63

(2)実施パターンによる減災効果の予測 ・・・・・66

4-5 インフラ整備のイメージについて ・・・・・・・・・・・・73 (1)方向性のイメージ ・・・・・・・・・・・・・73

(2)イメージ・パース ・・・・・・・・・・・・・74

4-6 具体的な対策事業の検討について ・・・・・・・・・・・・75 4-7 構想の実現に向けて(今後の検討体制と課題) ・・・・・・75

第4章 「宮崎市地震津波対策インフラ構想」

4-1 基本コンセプト

本市の地震津波対策インフラ整備にあたっては、検討会の提言を踏まえ、以下の基本 コンセプトを設定する。

(注)

このネーミングは、本市固有の自然環境や景観を活かしながら、あるいは損なわないように、

ソフト対策と連携したハード対策を重層的に組み合わせ、“いち早く逃がす”ということを含め て、将来に向かって“人とまち”を守っていくという方向性を意図しており、本市が現在取り組 んでいる「40 万人スクラムプロジェクト」(40 万市民がスクラムを組んで力を結集し、まちづ くり・地域づくりを進めていく)の考え方にも通じる理念として表現したものである。

≪基本コンセプト≫

津波に対しては、避難(逃げる)を第一義としながらも、海岸線や河川等の水 際対策が必要となるが、本市の地震津波対策インフラについては、全体として、

いわゆる「緑の防波堤」など、できるだけ自然を活かした地震津波防災のあり方 を追求する。

なお、コンクリートなどによる構造物については、構造物そのものが美しく、

周辺の緑(自然・都市環境)に溶け込んでしっかり大地に根を下ろしている、と いう整備のあり方を目指す。

なお、本構想を総称して「安全・安心を未来につなぐ、緑と大地のスクラム構 想」とする。(注)

(国土交通省HP:「緑の防潮堤」岩沼海岸植樹式実施状況 より)

◆図 14:緑の防波堤イメージ

4-2 導入を目指すインフラの機能

(1)全体構想

検討会の提言を踏まえ、宮崎市としては以下の4つの機能導入を目指す。

これらの機能導入イメージ及び整備方針を次ページ以降に掲載する。

なお、「粘り強い構造」は壊れないということではなく、施設の機能が一定程度維持さ れるような構造という趣旨である。

①早期避難のための環境を整備する

②津波の防御ラインを強化する

③救援・復旧・復興を支える道路機能を強化する

④災害対応力を高める

◆図15:港湾施設の「粘り強い構造」(国土交通省HPより)

◆写真9:海岸部に立地する重要施設

(宮崎港)

日向灘

◆写真 10:海岸部に立地する重要施設

(大淀処理場)

日向灘 宮崎空港

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