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列である 15bp の追加配列を含めた.また Scerevisiae での発現に合わせてコドンの最適 化を行った.これらのcDNAフラグメントは,In-Fusion HDクローニングキット(タカラ バイオ株式会社,日本)を使用し,HindIIIによって線形化されたpGYRとライゲーション された.ヒトFMO遺伝子のGenBank情報を以下に示す.FMO1; NM_001282692,FMO2;

NM_001460,FMO3; NM_006894,FMO4; NM_002022,FMO5; NM_001461.

S. cerevisiae AH22(ATCC 38626)の形質転換は,以前に記載されているように酢酸リチ

ウム法を使用して実施した[23].得られたクローンを,KOD FX Neo(東洋紡株式会社,日 本)を使用したダイレクトコロニーPCRによって確認した.

3.2.3 FMOを発現する組換え酵母の培養

組換え酵母の培養は,以前に記載されたように実施された[24]. FMO 形質転換体のグ リセロールストックをSD + Hisアガロースプレートに広げ,30°Cで2〜3日間プレインキ ュベートした. コロニーを採取した後,細胞を1 L SD + His培地で,200rpmで振とうし ながら30°Cで一晩培養した. 細胞を2.0〜2.5 OD660の細胞密度で回収し,続いて等量の 蒸留水に再懸濁した. 細胞は-80°Cで保存され,解凍後の生体触媒として使用された.

3.2.4 イムノブロッティングによる酵母細胞で発現したFMO酵素の分析

酵母での FMO 発言は,以前に記載されたようにウエスタンブロット法によって解析さ れた[23,24]. 酵母ペレットを0.5mg / mLザイモリアーゼ100Tで30℃,5分間処理した 後,10%アクリルアミドゲルを使用して SDS-PAGE を行いった. 得られたポリペプチド バンドをニトロセルロースメンブレンに転写し,メタノールで平衡化した後,10% BSA でブロックした.

一次抗体およびAP結合二次抗体をTBSバッファーで希釈し,それぞれインキュベートし た(室温,1時間).その後,アルカリホスファターゼ染色用のBCIP-NBT溶液キットを使 用して検出を行った.

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3.2.5 FMO発現酵母を用いたN-oxidesS-oxidesの合成

FMO形質転換体の酵素活性は,典型的基質であるMTSとBZDを使用して評価した.反 応条件の最適化は,異なる反応パラメータを変化させて実施され,最適化された条件は以 下の通りであった. 湿酵母細胞を,8%(w/v)グルコースを含む100 mM KPiバッファー

(pH 8.3)に25%(w/v)の濃度で懸濁し,DMSO中の10mM基質を最終的に0.1mMの濃 度で細胞懸濁液に添加した.反応は振とうしながら 30℃で行った. インキュベーション 後,2.5 倍量のクロロホルム:メタノール(3:1,v/v)を反応液に添加した. 抽出物は,

遠心分離(12000×g,10分,室温)により,上部の水相と下部の有機相に分離された. 下 側の有機相をエバポレート後,HPLCおよびLC-MS / MS分析に使用する100μLの溶媒に 溶解させた.

3.2.6 HPLC によるFMO代謝物の分析

酵母細胞におけるMTSのS-酸化活性は,HPLC-UVシステム(構成:Waters 2695セパ レーションモジュール,Waters 2487デュアル吸光度UV検出器,Cosmosil 5C18-Ar-II column (5 μm, 4.6 × 150 mm; Waters, Milford, MA))を使用して測定した.

溶出条件は,0.1%(v / v)ギ酸を含む水-アセトニトリルで,10%アセトニトリル(2

分),10〜80%アセトニトリル(8分),80%アセトニトリル(2分),および10%アセトニ トリル(3分)だった. 流量は1.0mL / min,カラム温度は40°C,注入量は10 μLに設定 した. MTSOの生成を波長254 nmで検出し,標準物質を使用して定量を行った.

3.2.7 LC-MS/MS によるFMO代謝物の分析

ベンジダミンのN-酸化活性は,Agilent 1200シリーズLCシステム(Agilent Technologies Inc.)とAPI 3200 QTRAP質量分析計(AB Sciex, Toronto, Canada)で構成されるLC-MS / MS システムを使用して分析した.カラムはCapcell Pak C18 UG120カラム(5μm,4.6×250 mm,

Shiseido,東京,日本)を使用した.溶出条件は,0.1%ギ酸を含む20%アセトニトリルの

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アイソクラティックで,流量は0.8 mL min,カラム温度は40℃,注入量は2 μLとした..

MS分析は,マルチプルリアクションモニター(MRM)モードでの陽イオンモードスキ

ャンによるエレクトロスプレーイオン化(ESI)によって実行された. MRM トランジシ ョンは,BZDO(m/z 326→102),BZD(m/z 310→86),および内部標準としてミダゾラム

(m/z 326→291)のプリカーサーおよびプロダクトイオンペアに対応してそれぞれモニタ ーされた.BZDOを定量には,0.1〜30μMの濃度範囲で標準物質と内部標準物質のピーク 面積比を使用して検量線を作成した.

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