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実験の結果

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4.3 実験の結果

実際に参加した38名のうち、実験中に与えた教示を守らず適切に実験に参加しなかっ た者や実験参加中に体調不良となった者の合計11名を実験の解析対象外とし、その他 の27名から得た解答時間データを対象に、既存手法で解析することでCT Rを、提案 手法で解析することでE1、E2、M CT RおよびCDIを算出した。解析対象とした27 名の実験条件の順序は、1日目が温熱制御条件の参加者が14名、2日目が温熱制御条 件の参加者が13名であった。全ての実験参加者について算出された5つの指標の値は 付録Bに譲る。ただし、解析対象外の結果はN/Aと表記している。

4.3.1 既存手法による解析結果

解析対象者の解答時間データを解析して算出したCT Rのうち、温熱制御条件下での CT R平均値と標準条件下でのCT R平均値を比較した結果を図4.8に、その詳細を表 4.4に示す。各条件下で得られた全てのCT Rを対のある両側t検定で比較したところ、

温熱制御条件下でのCT Rは標準条件下でのCT Rと比較して有意に高い傾向が見られ た(p < 0.05)。

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図 4.8: 統合温熱制御実験におけるCT R平均値の条件間比較

4.3.2 提案手法による解析結果

解析対象者の解答時間データを解析して、E1E2M CT RCDIを算出した。

表 4.4: 統合温熱制御実験におけるCT Rの算出結果 標準条件 温熱制御条件 p値 平均値 53.3 55.6

0.039 標準偏差 12.7 12.3

まず、温熱制御条件と標準条件との条件間で、E1平均値とE2平均値を比較した結 果を図4.9に、その詳細を表4.5に示す。各条件下で得られた全てのE1およびE2を対 のある両側t検定で比較したところ、共に条件間に有意な差は見られなかった。

Ϭ Ϭ͘ϱ ϭ ϭ͘ϱ Ϯ Ϯ͘ϱ ϯ ϯ͘ϱ ϰ ϰ͘ϱ

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図 4.9: 統合温熱制御実験におけるE1E2の条件間比較

次に、温熱制御条件下でのM CT R平均値と標準条件下でのM CT R平均値を比較し た結果を図4.10に、その詳細を表4.6に示す。各条件下で得られた全てのM CT Rを対 のある両側t検定で比較したところ、条件間に有意な差は見られなかった。

最後に、温熱制御条件下でのCDI平均値と標準条件下でのCDI平均値を比較した 結果を図4.11に、その詳細を表4.7に示す。各条件下で得られた全てのCDIを対のあ る両側t検定で比較したところ、温熱制御条件下でのCDIは標準条件下でのCDIと 比較して有意に高かった(p <0.01)。

表 4.5: 統合温熱制御実験におけるE1E2の算出結果 標準条件 温熱制御条件 p値 E1

平均値 2.02 2.03 標準偏差 0.42 0.46 0.55

E2

平均値 2.92 2.82

0.075 標準偏差 1.10 0.97

Ϭ ϭϬ ϮϬ ϯϬ ϰϬ ϱϬ ϲϬ ϳϬ ϴϬ ϵϬ ϭϬϬ

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図 4.10: 統合温熱制御実験におけるM CT R平均値の条件間比較

表 4.6: 統合温熱制御実験におけるM CT Rの算出結果 標準条件 温熱制御条件 p値 平均値 40.6 40.7

標準偏差 15.4 16.3 0.93

表 4.7: 統合温熱制御実験におけるCDIの算出結果 標準条件 温熱制御条件 p値 平均値 56.7 61.9

0.008 標準偏差 14.1 13.5

Ϭ ϭϬ ϮϬ ϯϬ ϰϬ ϱϬ ϲϬ ϳϬ ϴϬ ϵϬ ϭϬϬ

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図 4.11: 統合温熱制御実験におけるCDI平均値の条件間比較

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