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安全衛生管理

ドキュメント内 年報平成27年度 (ページ 190-194)

9. 業務運営

9.5 安全衛生管理

放射性同位元素・放射線を取り扱う公設事業所として、職員の安全確保と社会的責任を果たす ため、放射線障害防止法関連法令の規定に基づく個人管理、施設・線源管理、環境測定などの放 射線管理を実施した。

(1) 本部放射線施設における放射線管理の概要

被ばく管理・・・被ばく線量測定 記録と評価

個人管理 健康管理・・・・・特別健康診断(血液検査、皮膚、目、問診)

教育訓練・・・・・管理区域に立ち入る者に対する教育訓練 事業所の境界

環境管理 放射線線量測定 管理区域の境界 管理区域内

線源管理・・・・・許可線源、表示付認証機器、標準線源の使用記録

施設管理 線源の保安・利用の調整・・・線源および放射線発生装置の保守 国際規制物資の管理 セシウム-137照射装置 (ウラン化合物)

密封小線源

(2) 本部における放射線施設の概要

1) 使用許可 平成23年1月17日付許可済み(許可証番号 使第5725号)

許可内容

放射線管理区域:第一非破壊検査室、第二非破壊検査室 許可線源:4種(6個)

ガンマ線照射装置(Cs-137:81.4 TBq×3個)

(未保有)密封小線源(Co-60:370 MBq、Co-60:37 MBq、Cs-137:37 MBq)

(平成 28 年 3 月現在)

2) 表示付認証機器( 平成 23 年 10 月 27 日届出)

ガンマ線標準照射線量線源 Co-60:10 MBq、Cs-137:10 MBq、Cf-252:3.7 MBq ガスクロマトグラフ用線源 Ni-63:370 MBq

(3) 個人管理 1) 被ばく管理

① 放射線管理対象者 単位:人

職 員 外来者 合 計

放射線業務従事者 24 0 24

一時立入者 6 490 496

合 計 30 490 520

② 被ばく測定結果

全員0.1ミリシーベルト未満であった。

【参考】法定被ばく限度 放射線業務従事者: 50ミリシーベルト/年 100ミリシーベルト/5年 一時立入者 : 1ミリシーベルト/年

2) 放射線健康診断

放射線業務従事者を対象に法定項目について実施したところ、全員異常は認められなかった。

3) 教育訓練

① 初めて管理区域に立ち入る前の教育訓練・・・4 人

② 管理区域に立ち入った後の教育訓練(再教育)・・・20 人 訓練内容 ・放射線の基礎

・放射線安全取り扱いに関する法律 ・放射線の人体影響

・放射線安全取り扱いの実際

(4) 環境測定

毎月1回、ガンマ線照射装置を稼働状態にして、管理区域内(下図①、②)管理区域境界

(③~⑬)、事業所境界(⑭)における1センチメートル線量当量率を測定した。

測定結果はいずれの月も測定点①~⑬については0.5マイクロシーベルト/h以下、⑭について は0.1マイクロシーベルト/h以下であった。

【参考】

(1) 人が常時立ち入る場所(管理区域内)における線量限度:

実効線量で 1 ミリシーベルト/週(40 h)=25 マイクロシーベルト/h (2) 管理区域の境界における線量限度:

実効線量で 1.3 ミリシーベルト/3 月(40 h×13 週)=2.5 マイクロシーベルト/h (3) 事業所の境界における線量限度:

実効線量で 250 マイクロシーベルト/3 月=0.116 マイクロシーベルト/h

(5) 線源などの使用管理

1) 線源等の搬入および搬出:実績無し 2) 線源等使用状況

照射装置名 使用件数

研究等 依頼試験等 計

ガンマ線照射装置 28 39 67

表示付認証機器(ガンマ線源) 0 63 63

ガスクロマトグラフ用線源 0 0 0

(6) 安全点検

管理区域について以下の安全点検を実施し、安全が確保されていることを確認した。

① 線源等使用者による始業・終業時における日常点検(毎日)

② 線源の保管状況の点検(毎週)

③ 放射線取扱主任者および安全管理責任者による施設・設備、線源の管理状況、法定帳 簿の記帳・保管など、放射線管理全般についての点検(6月毎)

④ 地震(震度4以上)直後の安全点検(1回、平成27年5月30日)

9.5.2 安全衛生管理 (1) 安全衛生委員会

本部において、安全衛生に関する事項を調査審議するため、労働安全衛生関係法令に基づき、

安全衛生委員会を開催した。

(2) 衛生委員会

多摩テクノプラザにおいて、衛生に関する事項を調査審議するため、労働安全衛生関係法令 に基づき、衛生委員会を開催した。

(3) 安全衛生推進部会

安全衛生推進部会ごとに職場の状況に応じた自主的な安全衛生活動を実施した。

<安全衛生推進部会>

①事業化支援部会 ⑤城東部会

②開発本部開発第一部会 ⑥墨田部会 ③開発本部開発第二部会 ⑦城南部会

④企画・技経・総務部会 ⑧多摩テクノプラザ部会

【構成員】

・部会長

①~④:各部の室長、上席研究員、課長の中から 1 名選出 ⑤~⑦:各支所長

⑧:多摩テクノプラザ 総合支援課長 ・安全衛生推進員

①~④:各部内の室・グループ・課ごとに 1 名ずつ選出

⑤~⑦:各支所の管理係から 1 名、技術支援係(放射線安全係)から 1~3 名程度選出 ⑧:総合支援課から 1 名、電子・機械グループ、繊維・化学グループから 1 名ずつ選出 ・その他部会長が指名した者

【活動内容】

・月 1 回以上、安全衛生推進部会を開催 ・災害ポテンシャルの摘出と排除を実施 ・安全衛生上の課題検討と排除を実施

(4) 安全衛生手帳

安全衛生手帳を活用して安全に関する基本的な知識を習得し、日常業務の安全化に努めた。

安全衛生手帳の内容を精査し、3 月に更新・発行した。

(5) 法令などに基づく活動

労働安全衛生関係法令に基づき、健康診断、健康相談、保護具の適正配布、作業主任者らの

(6) 健康づくり活動

職員の健康促進のため、健康習慣のきっかけづくりを支援する「健康づくり活動」を 2 回実 施した(6 月 1 日~30 日、10 月 1 日~31 日) 。今年度は全職員対象に毎営業日の休憩時間にラ ジオ体操を行い、職員の健康状態把握のきっかけづくりを支援した。

(7) メンタルヘルス

管理職向け・一般職向けのストレスマネジメント研修を行った。また、職場復帰訓練の手引 きを作成し、病気休職からの復職希望者について適切に対処した。

(8) 安全な作業に関する研修

新規採用者向けに、実験室等で安全に業務に取り組むための基本的な研修を実施した。

9.5.3 リスクマネジメント

平成 22 年度に制定した 「リスクマネジメント活動の中期計画(平成 23~27 年度の 5 ヶ年計画) 」 に基づき、リスクマネジメント活動を実施している。平成 27 年度は、都産技研事業継続計画(BCP)

地震編の改訂と、BCP 対応訓練を実施した。

(1) 都産技研事業継続計画(BCP)地震編の改訂

平成 25 年度に制定した都産技研 BCP 地震編の内容を全体的に見直して改訂するとともに、

多摩テクノプラザの被災を想定した対応策を追加した。

(2) BCP 対応訓練の実施

実証試験セクターを対象に、BCP 対応訓練を実施した。所属部署内の人員・設備が限られて

いる状況を想定し、事業継続に向けた緊急時の対応手順に沿った訓練を実施した(平成 28 年 2

月 26 日実施)。

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