〉
1,02
1.01
1 0,99 0,98 0,97 0,96 0.95
● 繊 Ch81,I,d1
0 C118nI、○■3 ● Ch8nn8・12
凹凹
@ ●
●.
輸一一か↓寸4一↓・○一・○一・○一○・一○一・○一44一○一・○一一○一・○一○一・
.●
●
0 200 400 600 800 1000 120① 1400 1600 1800 2000
V㏄量(V)
図4.8:出力電圧のリニアリティ測定の結果。
4.3 異常が確認されたモジュール・チャンネル
4.2節の出力電圧の測定の際、幾つかのモジュールとチャンネルの異常を確認した。
その状態とモジュールのシリアルナンバー、チャンネルナンバーを表4.3にまとめる。
この表中のショートカットなしで電圧印加可能とは、A1535Pモジュールの出力コネ クタの9番及び10番ピンが短絡状態でなければ電圧を印加することができないとい う仕様に反していることを意味する。
今回異常が確認されたモジュールはすべてCAEN杜に発送し、修理を終えている。
発送の前には異常の確認されたチャンネルを異常のあるモジュールにすべてまとめ るために、表4.4の様にHVチップを交換した。
S/N Channe1No ショートカット無しで電圧印加可能 171
312 313 346 388 434 440
電圧印加不可能 440 13
モニター電圧が設定電圧を超えて上昇 171 20
設定電圧が100V以下のときモニター電圧が0V 434 4 434 5 モニター電圧が不安定 334 18
347 21 表4.3:異常が確認されたモジュール・チャンネル
異常が確認されたチャンネル 正常なチャンネル S/N334,Ch.18
S/N347,Ch.21
<=。> S/N171,Ch.0
<。⇒ S/N171,Ch.1
表4.4:HVチップを交換したチャンネル
4.4 ノイズ測定
Doub1e Chooz実験では検出器内のDead vo1umeを減らすためにPMTへの電圧印 加とシグナル読み出しは同一のケーブルで行い、検出器の外でSp1itter回路を用いて
それらを分離している。図4.9にSp1itter回路の写真、図4.10にSp1itter回路の回路 図を示す。
図4.10の回路で高電圧電源はDCなので電圧はPMTのみに印加され、PMTから のシグナルはACなので6.8nFのコンデンサーを通ることができシグナルアウトプッ
トより出力される。また、回路に並列に配置された12nFのコンデンサーは高電圧電 源由来の高周波ノイズをカットする働きをする。一般的に、図4.10のような最もシ
ンプルなRC回路のよるローパスフィルタでは、
1 ∫≧
2πRC
の周波数成分をフィルターできる。このSp1itter回路ではR=470kΩ,C=6.8nFな ので、50Hz以上の周波数成分をカットすることが期待される。また本実験では、PMT からのシグナルを1/4SPE(Sing1e Photo E1ectron)レベルのThresho1dをもって検出 するので、高電圧電源由来のノイズがこのレベル(約1.5mV)以下になっている必要
がある。
図4.9:Sp1itter回路
ノイズ測定は5モジュール金120チャンネルを対象に行なった。初めに全チャンネ ルに2000Vを印加させておき、その状態で1チャンネルすっSp1itter回路からのシ グナルアウトプットのPeak to Peakをオシロスコープで測定した。
Signa1
10kΩ
6.8nF
470kΩ
H〉 PMT
図4.10:Sp1itter回路の回路図
Sp1itterを通した後のノイズはモジュールごとのばらっきが見られたものの、全 体を通して要求されているレベル(3mVpp)を下回った。図4.11にノイズのPeakto Peak値の分布を示す。
4.5 モジュールキャリブレーション
Doub1e Chooz実験において、各PMTへの印加電圧は増幅率が一定になるよう個 別に設定されている。PMTの増幅率の変動はエネルギー測定の不定性となるので、
高電圧電源の出力電圧は設定電圧どおりの値である必要がある。また、実験中は出 力電圧値としてモジュールがモニターする値を信用することになるので、正確にモ ニター出来ているかどうかも重要である。しかし、4.2節で確認したように高電圧電 源の設定電圧と出力電圧・モニター電圧との差はバラつきを持つ。このバラつきを 本格的なデータ取得開始前に取り除いておくためにモジュールキャリブレーション
を行った。以下にその方法と結果について記述する。
ω