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:失業保険の額を試算してみよう

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得する失業保険のもらい方【基礎編】でもお伝えしていました通り、失業保険 で得するにも、

まずは現時点で、会社を辞めた時には、「いくら」の失業保険が「何ヶ月」に渡 って支払われるのか?

これを確認しておくことが必須になります。

理由は、これから得をするにも、この試算の結果を基に損得を量っていくわけ ですから、その基準をしっかりと把握しておく必要があるからです。

こういった大事な基礎が出来ていないと「○○万円得した!」「○倍も失業保険 がもらえます!」という表面的な情報に踊らされてしまうことがあるので要注 意です。

さて、さて、これから実際に失業保険の試算をして頂くわけですが、実はもう 既に、8割がたは完了しています。

というのも、試算するのに必要な情報というのは、既に本書で全て確認してき たからです。

あとは、計算ソフトを立ち上げて、選択肢を選んだり、各項目に数字を入力し ていくだけでOKなのです。

■  計算ソフトをダウンロード&インストールし実際にソフトを立ち 上げよう

それでは、計算ソフトを実際に立ち上げてください。

ソフトのダウンロードやインストール方法については、別冊の「計算ソフトの 使い方マニュアル」に画像付きで解説していますので、そちらを参照なさって くださいね。

■  計算ソフトを使って試算する場合の注意点

計算ソフトを使って失業保険の額を試算する場合の注意点を1点だけ、述べて おきたいと思います。

① 退職の方法について

ソフトでは、「とりあえず、何となくの算定をしてみたい!」という人のために 退職の方法については、主に『自己都合退職』と『会社都合退職』という2つ にわけさせて頂きました。

ただ、この分類方法は、「正しく無い」というのは本書で解説したとおりです。

なので、特定受給資格者に該当する場合には、とりあえず「会社都合退職」を 選択して計算して頂ければそれでOKです。

何故なら、内部的には、「特定受給資格者」を選択された場合と同じ計算結果が 表示されるからです。 

 

失業保険で得できるポイントを探そう

計算結果は、いかがでしたでしょうか?

さて、ココからドンドン失業保険で得するポイントを探していくことになりま すが、

本レポートでは「誰しもが、絶対に最初に探らなくてはならない得するポイン ト」について紹介したいと思います。

これは、軽いジャブ程度のお話ですが、バカには出来ません。

というのも、こういった底の底の部分から順番にきちんと確認していかないこ とには、「得するポイントをウッカリ見落としてしまう」ということにもなるの で、実は結構重要だったりするのです。

それでは参りましょう。

「失業保険の加入期間」で得できないか?を調べておく

『得するポイント』で最も最初に探らなければいけないのが、「失業保険の被保 険者期間」を少し伸ばすことによって得することが出来ないか?という点にな ります。

というのも、失業保険というのは、「年齢」や「退職の方法」、「被保険者期間」

によって、失業保険を受給できる日数が決まるからです。

そう。この3つの要素で、失業保険の給付日数というものは決まってしまうの ですね。

ただし、「年齢」や「退職の方法」というものは、基本的に、自分の好き勝手に 変更することは出来ません。

(うまくそこに導くノウハウはありますが。)

でも、「失業保険に加入していた期間」については、会社を辞める時期をズラす ことで、ある程度自由にコントロールすることが可能です。

なので、「失業保険に加入していた期間」を少し長くしてみることで、得するこ とはできないか?というのをまずは調べてみるのです。

具体的には、下記の表をご覧下さい。

[表1]です。

こちらは、いわゆる「自己都合退職(一般受給資格者)」の場合の失業保険の給 付日数です。

「失業保険に加入していた期間」=「被保険者期間」の部分に注目して下さい。

「1年以上〜5年未満」

「5年以上〜10年未満」

いずれの場合も給付日数は90日となっていますが、「10年以上」になると給付 日数が120日に伸びています。

あと少しで、「10 年以上」の加入期間の要件を満たすのであれば、それまで退 職の時期を延ばした方が得策ですよね。

こんなのは本当に“軽いジャブ程度”のお話すが、絶対に見落とせないポイン トでもあります。

何故なら、失業保険の加入期間が「9年 11ヶ月」の人と「10年」の人では、

ほんの1ヶ月しか違いませんが、たった 1ヶ月の差により、失業保険が 30日 分増えたり、減ったりということが字際にあるのですからね。

なので、ご自身が想定されている退職日のもう少し先に、そのような『損得が 切替わるポイントとなる日が無いか?』をまずは、きちんと調べておきましょ う。

また年齢についても、被保険者期間を伸ばすことによって、当然変わってくる ことがありますので、見落とし無くチェックしておきたいところです。

続いて、下記の[表2]をご覧下さい。

こちらは、会社都合や倒産、リストラなどで会社を辞める(特定受給資格者)

の場合の失業保険の給付日数です。

こちらでは特に、赤枠で囲った「5年以上〜10年未満」の部分に注目して下さ い。

はっきり言って、ココに入るかどうかで失業保険の給付日数が大きく変わって きますよね。

特に、30歳〜44歳の人だと失業保険の日数が2倍になっています。

今回紹介したのは、本当に底の底のノウハウですが、こういったものでも、「事 前にきちんと調べたか調べていないか?」の違いだけで、損得が大きく変わっ てきます。

必ず事前にチェックするようにして下さい。

最後に

特定社会保険労務士の松井一です。

得する失業保険のもらい方マニュアル【準備編】はいかがでしたか?

ほとんどの方が、こういったものを始めて読まれた方だと思いますので、少々 難しく感じられたかもしれませんね。

でも、ゆっくりと1つずつ読み進めていくことで、必ず全て理解できると思い ますよ。

被保険者期間の数え方が山場かもしれませんが、どうしてもわからない場合に は、私の方に問合せて頂いても構わないですし、ハローワークに照会して頂い ても良いと思います。

ひとまず、本マニュアルはこれにて締めくくらせていただきますが、後々の話 やフォローについてはメルマガの方で行っていきたいと思います。

なので、メルマガの方も楽しみにしておいて下さいね。

ただ、メルマガの方は、あまり堅い話ばかりになってしまうと面白くないので、

ざっくばらんにお話が出来ればと思っています。

さてさて、まずは、ネットで飛び交っている『素人レベルの噂的な情報』には 惑わされないように、しっかりと必要な基礎知識をつけてください。

その上で、信頼できる情報をお求めになるというのであれば良いと思いますよ。

それでは、特定社会保険労務士の松井一でした。

 

特定社会保険労務士  松井一

 

作者:特定社会保険労務士  松井一

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