様式第 3 の 4
環境確保条例 第 35 号様式 吹付け⽯綿の使用面積 15m
2以上
○ ○
15m
2未満 ―
吹付け⽯綿、保温材等が使用されている 建築物の延べ面積又は工作物の築造面積
500m
2以上
○ ○
500m
2未満 ―
工事の場所 工事の対象・規模 届出窓口
23区 全ての工事 各区の環境主管課
八王子市 全ての工事 八王子市環境部環境保全課
市(八王子市を除く)
延べ面積が 2,000m
2未満の建築物 各市の環境主管課 延べ面積が 2,000m
2以上の建築物
全ての工作物
東京都多摩環境事務所 環境改善課
(電話:042-523-0238)
⻄多摩郡の町村 全ての工事 島しょ 全ての工事
東京都環境局環境改善部 大気保全課
(電話:03-5388-3493)
大気汚染防止法及び環境確保条例の届出窓口 大気汚染防止法及び環境確保条例に基づく届出対象
この資料の内容についての問合せ先:
東京都環境局環境改善部大気保全課 03-5388-3493
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石綿の除去などの作業についての規制の体系
非飛散 性 レベル3
その他 の材料 耐火建築
物・準 耐 火建築物 における 除去
その他の 除去
封じ込め
・囲い込 み( 切断 などを伴
う)
囲い込 み
( 切断 な どを伴わ ない)
除 去
( 切 断な どを伴う)
除去
( 切 断な どを伴わ ない)
封じ込め
・ 囲い込 み(切断 などを伴
う)
囲い込み
( 切断な どを伴わ ない)
除去
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
安衛則( 計画届) ○
石綿則( 作業届) ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
大防法 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
環境確保条 例 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
建設リサイクル法 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
東京都要綱 (廃棄物) ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
◎ ◎ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
△ △ △ △ △ △ △ △ △
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注意事項等 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
作業のお知らせ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
飛散性( 廃石綿) ○ ○ ○ ○
非飛散性 ○
○ ○ ○ ○
敷地境界 線の大気中における工事 開始前、作 業施工中、工事終了時の濃 度測定
区市町 村条例等により、必要 となる場合あり 濃度測定
掲示
飛散性
石綿を含む建築 物の解体・ 改修などの作業
石綿則 環境確保条 例
その他 、建築基準 法、区市町 村条例等により、必要 となる場合あり
屋内作 業場の空気中における6月以内ごとに1回、定期的な濃度測定
レベル1 レベル2
吹 き付け石 綿 綿保温材、耐火被覆材 、断熱材 (著しい粉じん発 散のおそれがある場合)
届出
特別教育 作業主任者 保護具等
目的 監視
設備 容器 注文者の配慮
特別管理産業 廃棄物管理責任 者 事前調査・ 調査結果の掲示
健康診断 作業記録 喫煙禁止
住民等に対する 説明 湿潤化
隔離及びその解 除措置 作業者以外立 入禁止 関係者以外立 入禁止 作業計画
廃棄物 処理
※1 ◎印の呼吸用保護具については、電動ファン付き呼吸用保護具等に限ります
※2 いわゆるレベル1~3の区分は石綿則で直接規定している分類ではないが、建築物等の解体等の 作業を行う場合、解体等される建材の種類ごとに3つの作業レベルに分類し、それぞれのレベル に応じた適切なばく露防止対策を講ずるよう一般に示されているもの
各レベルの考え方は次のとおり
レベル1:著しく発じん量の多い作業であり、厳重なばく露防止対策が必要である レベル2:比重が小さく、発じんしやすいため、レベル1に準じた対策が必要である レベル3:発じん性の比較的低い作業であるが、破砕、切断等の作業においては発じんを
伴うため対策が必要である
※3 詳細については、厚生労働省東京労働局のパンフレット(石綿(アスベスト)対策 -予防から救 済まで-)をご覧ください。
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/hourei_seido_tetsuzuki/anzen_eisei/sekimen.html
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労働安全衛生法・石綿障害予防規則(石綿則)の概要
厚生労働省東京労働局 建築物等の解体等に係る主な対策
事前調査 (石綿則3条)
あらかじめ、石綿の使用の有無を目視、設計図書等により調査し、結果を記録する。
調査の結果、石綿の使用の有無が明らかとならなかったときは、石綿の使用の有無 を分析調査し、結果を記録する。ただし、石綿が吹き付けられていないことが明らか で、石綿が使用されているとみなして対策を講ずる場合、分析調査の必要はない。
作業計画 (石綿則4条)
あらかじめ、作業に従事する労働者へのばく露対策等を盛り込んだ作業計画を作成 した上で、作業を行う。
届出
(安衛則90条、石綿則 5条)
①耐火建築物又は準耐火建築物における吹付け石綿の除去作業については、工事開 始の14日前までに「建設工事計画届」を所轄労働基準監督署長に届け出る。
②石綿含有の保温材、耐火被覆材、断熱材の除去作業及び①以外の吹付け石綿の除 去作業については、工事開始前までに「建築物解体等作業届」を所轄労働基準監督署 長に届け出る。
隔離・立入禁止
(石綿則6条、7条、27 条)
①吹付け石綿の除去を行うときは、作業場所を隔離する。
②石綿含有の保温材、耐火被覆材、断熱材の除去を行うときは、作業に従事する労働 者以外の者が立ち入ることを禁止し、その旨を表示する。また、特定元方事業者は、
請負人への通知、作業の時間帯の調整等必要な措置を講じる。
③その他の石綿使用建築物等の解体等の作業においても、関係者以外の者が立ち入 ることを禁止し、その旨を表示する。
湿潤化 (石綿則13条)
石綿等の切断等の作業に労働者を従事させるときは、石綿を湿潤な状態のものと する。
保護具
(石綿則14条、44条~
46条)
①労働者に呼吸用保護具、保護衣等を使用させる。
②保護具等は、他の衣服から隔離して保管し、廃棄のために容器等に梱包したとき 以外は、付着した物を除去した後でなければ作業場外に持ち出してはならない。
作業主任者
(石綿則19条、20条)
必要な技能講習を修了した者のうちから、石綿作業主任者を選任し、作業方法の決 定、労働者の指揮、保護具の使用状況の監視等を行わせる。
特別教育 (石綿則27条)
解体等の作業に従事する労働者に、必要な知識を付与するための法定の特別教育を 行う。
建築物の解体等の発注時における措置 情報の提供
(石綿則8条)
解体工事等の発注者は、工事の請負人に対し、建築物等における石綿含有建材の使 用状況等(設計図書等)を通知するよう努める。
注文者の配慮 (石綿則9条)
解体工事等の注文者は、作業を請け負った事業者が、契約条件等により必要な措置 を講ずることができなくなることのないよう、解体方法、費用等について、法令の規 定の遵守を妨げるおそれのある条件を付さないよう配慮する。