6.8
22.6 42.5 18.4
生活態度 余暇利用としての学校 8.8
自己の再発見
13.5労働と学業の両立の意義」 4.1
そ の 他 3.6
9 9θ 9臼.
6.5
22.6 l12・8「
特 に な し 1.0 ユ t−一露
記入なし119.2
5.0
2.5 2:互;
…{
一一ニヨ
15.0
13.1 12.5
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7.9
2.5
5.0
2.5
11.4 16.1 20,0 26.3 22.5
べている。(普通課程の男子)。つぎによかったとするものは,「高校で学んでいること が,会社や家庭で役立ち,また中学校しか出ていない人と話し合っていると,たしかに 自分達の方が考えていることで上のような気がする。そして,職場の上役とも話し合い が出来るようになった。」(商業課程の男子)と,その学習の効果をあげている。さらに 彼等の中には, 「定時制高校に通学するには,相当な忍耐と努力がいる。それをなし得 ているという満足感。」(普通課程の女子)や「一・つの目的のために規則正しい生活をす るようになり忍耐力もついてきた。」(普通課程の男子)と,自分の生活態度が変わって きたことなどが述べられている。このように,彼等が定時制高校に通学してよかったと 思う主なものは,交友関係と学習ならびに生活態度に関する面とみることができる。そ
こで,これらの問題のなかからこの調査のねらいであった 授業(学習) に関する問 題と 交友関係 に対する問題に限定して考察してみよう。
高等学校定時制課程についての研究 (175)
5 授業に関する問題 (1)授業内容について
この調査項目は,自由記入を用い大学進学予定者(以下「進」と略記す)と非進学者
(以下,「非」と略記す)にわけて調べてみたのであるが,授業時間割等の編成が各学校 により異っているため集計上の困難点もあったのでだいたいの傾向だけにとどめる。
まず彼等が,3年間通学してきて 授業の中で学んでよかったと思うもの はどのよ うなものであろうか。
普通課程の生徒(男子)についてみると,英語(進38.0%,非33.3%),数学(進34.5,
非33,3),化学(進31.0,非13.3),社会(進20.7,非26.6),物理(進13.8,非6.7),国 語(進10.3,非10.0)の順にあげられている。これでも明らかなように社会をのぞいた 他の教科はすべて進学者の方が非進学者に比べ高い反応を示し,その教科も入試科目に 関係のあるものになっている。また,専門科目を学んでよかったとするものは,工業課 程で50%以上いることは,彼等の入学目的からみても当然な結果といえよう。
つぎに, もっと時間数を増してほしいものや,教える内容に加えてほしいもの に ついてみると,やはり進学予定者は,英語,数学,国語が多く,非進学老は,英語と体 育を増してほしいとするものが目立つ。このように,大学進学予定者は,「進学のため の勉学」を希望するものが多いのはうなずける。また,専門科目を増してほしいとする ものが,工業課程では半数以上あるにもかかわらず,商業課程では,ほとんどあらわれ ていないということは,考えさせられる問題であろう。なお,教える内容に加えてほし いというものには,「定時制に適した教育内容をとってほしい。」(普通課程の男子)
と云う希望などがあった。
さらに 現在ないが教えてほしいと思う科目 については,英語以外の語学や英会 話,哲学,心理などがあげられており,女子では,職業,家庭を望むものが,かなりみ
られた。
(2)学習上の悩み
生徒は,学校生活の上でどのようなことに悩みをもつのであろうか。<表7>は,そ の調査結果である。これで明らかなように男女とも,学習つまり授業に関することで一 番多く悩んでいる。
(176) 高等学校定時制課程についての研究
すなわち「きらいな学科があった」(男子50.0%,女子42.O%),「授業がわからなかっ た」(男子34.8%,女子36.2%),「成績が悪かった」(男子34.8%,女子33。8%)と云う 選択肢に対する反応がもっとも高い。このように,学習の能率が上がらない原因として は,職場での疲労から学習意欲が減退したり,学習時間の不足や,学校施設の不備,教 師の指導上の欠陥等が考えられよう。ところで,彼等の悩みの中に「先生に対する不満」
が,男子47.6%,女子33.4%とかなり高い率を示しているが,このなかには「教え方を もう少していねいにしてほしい」(普通課程の男子)など授業と関連しているものもか なり多いと思われる。
なお,この生徒の学習上の悩みに関し,考えておかなければならないことは,定時制 高校独自の教育内容,方法のあり方に問題があるのではないであろうか。
<表7> 学校のことで悩んだ主なもの
区 分 合 計
男
計 普
陣匡「計
女
…商
一普
きら・・な学科力・あった 47・ 2%i5…1{1・i4 授業がわからなかった
成績が悪かった
先生に不満があった 学校の施設が不満 学校の方針が不満 友達とうまくいかない 良い友達が得られなかった 異性との友人関係
そ の 他
35.2
i−一_._._
34.2 42.5 18.1
34.8 31.8
170.Oi 45.0 42.0 [
27。5145.0 37.534.8 31.8
47.6 61.5
42.5 20・211・81
35.0 37.5
36. 2
33.4i 33.41
58. 0
55.0
29。0
16.1 18.7 12.4 19.7 2.6
記 入 な し 13.9
21.0
17.7
14.5
15.3
4
り
23 4 2
7.3
17.5 32.5 14.5
42.OI
55.0
15.8 15.8 9.1
20.2 4.5
6.8
15.0 17.5 22.5 27.5
22.5 10.0
15.0
22.5 2.5 115・Ol
22.61
「rm 1 13.d 16.1
26.0「 12.9
7.3 6.4
13.0 12.9
2.9
26.0
6.4
16.1
26・ 3i
15.81
7・ 9i
10.5
36.8 7.9
13.2
34.2
つぎに,このような学習上の悩みを,どのように解決しているのであろうか。この点 を明らかにするため本調査では,悩みごとを相談しているかどうか。さらに,もしして いれぽ誰に相談したかをたずねてみた。その結果,男女とも約半数の者が,それぞれの 悩みごとを相談しているが,残りの半数は,誰にも相談していないのである。
高等学校定時制課程についての研究 (177)
彼等の中には,よい相談相手がいなかったのか,それとも自分自身で解決できたのか いろいろな事情があると思われるが,まだ,精神的にも成長期にある彼等にとって良き 相談相手は必要であろう。
ところで,悩みを打ちあける相手にまず選ぶのは,友人,親兄弟であった。彼等の ほとんどは,同じような生活の背景をもつ学校の友人に多く相談しているのである。
しかし,ここで注意しなければならないことは,教師が授業を通してなんらかの影響 を与えていると思われるが,それに対し直接,個人的にあまり期待をかけていないとい うことである。つまり,良き相談相手となるべきはずの教師にほとんど悩みごとを相談 していないのである。
つぎに,この教師に対し,生徒がどのように考えまた希望しているものは何かを,調 査の結果からみてみよう。
(3)先生に対する希望事項
まずはじめに,先生に感謝していることが ある と云う生徒は,男子32.2%,女子 31.8%とほぼ同率で,その感謝しているものは何かについては,男女とも 精神的な 面 が一番多く(男子50.0%,女子68.2%),つぎに 授業の面 をあげている。(男子 20.0%,女子13.6%)そして, 生活指導の面 では,男子がわずか5.0%しか感謝して いるにすぎない。つぎに先生に望むことの有無を調べたところ ある という生徒が,
男子69,4%,女子も55.1%を示している。つぎに,その 先生に希望する主なもの を 生徒の丈章から記してみよう。
「先生との話し合いをふやしてほしい」
「時間通り来てほしい」
「もっと生徒と親密になってほしい。(理解しているようで全然していない。)」
「学校の科目だけを教えずに人間教育ということにも力をいれてほしい。」
「現在の定時制高校は,生徒に対する教育の仕方があまい。全日制とのハソデイキヤ ップをなくすためにも,全日制での教育と差別しないでほしい。」
これらは,主として生活指導に関する希望であり,そのことの重要性が明らかにされ てはいる。さきにかかげた学習上の悩みに対して生徒が教師から個別的な指導を望もう とする姿を示していないことには,反省すべき問題が横たわっているのではないであろ
うか。
(178) 高等学校定時制課程についての研究
6 交友関係に関する問題
定時制生徒の交友関係(特に学校での友人)が,学校生活の上でいかに重要な地位を 占めるものであるかは,さきの「定時制高校に通学してよかったと思う主なもの」お」
び「学校での悩みごとを相談する相手」のところでも明らかにしてきたが,ここでは,
この交友関係に関する問題をこの調査の結果にもとづきながら考察してみよう。
(1)学校での友人と職場の友人の違いについて感じていること これについて,生徒はつぎのように述べている。
「学校での友人は,自分の立場と似ていて苦労がお互いによくわかるので自然に情が
増す。」
「職場の友人との話題では,年齢,学歴の有無により,色々な問題を深く探究する場 合,まったくフアイトがわかない。学校の友人は,知能や年齢の一・致する者が多いため 話題が合い討議にも自然身が入る。」
「職場の友人には,年齢の差があり,いろいろの社会的問題に直面した場合,力強い。
学校での友人は,同じ境遇の者が多く,悩むことも似ているので相談しやすい。」
このように,学校での友人は,同じような生活の背景をもち,同じような話題をもつ ものとして最も心の通いあう間柄なのである。
(2)学校の友人に望んでいること
男女とも,学校の友人に一番強く望んでいることは,「まじめな相談相手になってほ しい」「異性問題における話合い」「正直に何ごともいってほしい」など 親しく話し合 える仲間 で男子27.4%,女子31.8%によって望まれている。つぎに「クラス全体が一 致する意見をもってほしい」「協力してほしい」など 協調性 に関するもので,男子 24.2%,女子13.0%,「授業中の態度をよくしてほしい」など 学習態度 に関するも のがこれについで望まれている。
(3)学校の友人で悩んだこと
生徒の中には,学校での交友関係で悩んだものも少なくないのである。
<表7>でも明らかなように,男子では,特に 異性との友人関係 で悩んだものが 女子に比較してかなり多く(男子23.4%,女子13.0%),また, よい友人が得られなか