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基本設定(環境設定の見直し)

ドキュメント内 14情経第676号 (ページ 81-104)

2.4  MacOS X

2.4.1  基本設定(環境設定の見直し)

 

MacOS X v10.2 を安全に使うために、まず基本的な設定を見直します。 

主に「システム環境設定」内の諸設定を行いますので、Dock から「システム環 境設定」を起動するか、Finder 上で「アプリケーション」フォルダの「システ ム環境設定」を起動してください。 

 

   

(1) 「スクリーンエフェクト」の設定 

ここでは、起動したまま一時的に席を離れる際などにスクリーンにロックをか けるための設定をします。 

 

   

1. 「スクリーンエフェクト」タブで、任意のエフェクトを選択します。 

2. 「始動設定」タブで、任意の待ち時間を設定し、「ユーザアカウントの パスワードを使用する」を選択します。 

ここで設定する待ち時間は、「省エネルギー」でのスリープまでの時間 よりも短くするようにします。 

3. 「ホットコーナー」タブで、任意の場所を選択します。 

 

席を離れる際などには上記で設定したホットコーナーを利用するようにします。 

 

(2) 「省エネルギー」の設定 

ここでは、コンピュータやディスプレイのスリープに関する設定が行えますが、

MacOS X v10.2 を安全に使う方法のみに重点をおいて説明します。 

 

   

「スリープ」タブが選択されている状態で、「詳細設定」ボタンを押します。 

コンピュータとディスプレイがスリープするまでの時間を任意に設定してくだ さい。 

 

ただし、スクリーンエフェクトの始動待ち時間よりも長く設定します。スクリ ーンエフェクトの始動時間よりもスリープするまでの時間が短い場合には、左 下に黄色い三角の警告マークが出ていることにご注意ください。 

 

   

コンピュータやディスプレイがスリープに入る前にスクリーンロックが有効に なり、スリープからの復帰時にパスワードでの認証を使うことができます。 

 

(3) 「インターネット」の設定 

ここでは、Apple の.Mac を利用している場合の設定を説明します。.Mac を利用 されていない方は読み飛ばして構いません。 

 

.Mac については 

アップル ‑ .Mac 

http://www.apple.co.jp/mac/redirects/mac/japan.html  をご覧ください。 

   

   

「.Mac」タブでは、.Mac を利用するための「.Mac のメンバー名」と「パスワー ド」を各欄に入力しておきます。 

 

「iDisk」タブでは、iDisk の状況確認や設定を行えます。 

「 Public フォルダへのアクセス」では、「読み込み専用」を選択し、「パ スワードを使って Public フォルダを保護する」にチェックマークを付ける ようにしてください。「パスワードを使って Public フォルダを保護する」

にチェックマークを付けると使用するパスワードの設定ダイアログがあらわれ ますので、適切なパスワードを入力します。iDisk 内の Public フォルダを利用 して安全にファイルを公開することができます。 

 

(4) 「ネットワーク」の設定 

ここでは、MacOS X v10.2 をネットワークに接続するための設定を行います。 

 

  1. まず「表示:」メニューから「ネットワークポート設定」を選択し、通

常に使用するネットワークポート一つを残して、他はチェックマークを 外します。 

2. 「表示:」メニューから、ネットワークポートを選択して詳細な設定を 行います。 

3. 「TCP/IP」タブでは、使用するネットワークに適した値を各欄に入力し ます。入力する内容が分からない場合にはネットワーク管理者などに相 談してください。 

「PPPoE」タブの設定は、MacOS X v10.2 のマシンを直接 ADSL モデムに接続する 場合に使用します。その場合には、「PPPoE を使って接続する」にチェックマー クを付けて各欄に適切な値を入力してください。 

「AppleTalk」タブは、AppleTalk を利用するネットワークに接続する場合に使 用します。その場合には、「AppleTalk 使用」にチェックマークを付け、適切な 設定を施してください。入力する内容が分からない場合にはネットワーク管理 者などに相談してください。 

「プロキシ」タブは、アプリケーションゲートウェイやサーキット・レベル・

ゲートウェイといったタイプの FireWall を利用する場合に使用します。その場 合には、使用するプロキシごとにチェックマークを付けて適切な設定を施して ください。入力する内容が分からない場合にはネットワーク管理者などに相談 してください。 

 

一通りの設定を終えたら、「今すぐ適用」ボタンを押します。 

 

※複数のネットワークポートを使用する場合には、「場所:」メニューから「新 しい場所...」を選択し、上記と同様に設定していきます。複数のネットワーク ポートは同時に使用せず、「場所:」メニューによって切り替えてそれぞれ一 つずつのポートを使用するようにします。 

 

(5) VPN(PPTP)を使用する場合 

「ネットワーク」の設定に付随して、VPN(PPTP)について簡単に説明します。 

MacOS X v10.2 では、PPTP( Point‑to‑Point Tunneling Protocol)を利用した VPN(Virtual Private Network)により、Windows ネットワークに参加すること が可能です。 

 

1. 「(4)ネットワーク」の設定で、適切なネットワークポートを選択した後、

「アプリケーション」フォルダの「インターネット接続」を起動します。 

2. 「動作中のモデム、AirMac、または PPPoE ネットワークポート設定があ りません。」とダイアログが表示された場合には、「VPN を使用」ボタン を押します。 

   

3. 「VPN 接続」ウインドウが表示されますので、各欄に適切な内容を入力し た上で「接続」ボタンを押します。 

 

   

4. 「お使いのコンピュータは VPN(PPTP)接続を行うように設定する必要が あります。」とダイアログが表示された場合には「続ける」ボタンを押 します。 

   

5. 同様に「VPN 接続」ウインドウが表示されますので、各欄に適切な内容を 入力した上で「接続」ボタンを押します。 

 

また、「インターネット接続」の「ファイル」メニューから「新規 VPN 接続ウ インドウ」を選択することで、VPN を利用することも可能です。 

 

(6) 「共有」に関して 

ここでは、MacOS X v10.2 を他のマシンなどからネットワーク上で利用するため の設定を行います。 

 

   

また、「共有」の中では、MacOS X v10.2 を簡易ファイルサーバとして使用する ための「サービス」タブ、標準で備わっているパーソナルファイアウォールを 使用するための「ファイアウォール」タブ、他のコンピュータとインターネッ ト接続を共有するための「インターネット」タブの、3 つのタブがあります。 

「コンピュータ名」の欄に、適切な名前を入力します。標準状態ではアカウン トのユーザ名と同じになっているので、個人やハードウェアや OS などの情報が 分かりにくいものに変更してください。 

コンピュータ名は、ファイル共有などを行う際、他の機器から参照される名前 です。 

 

「Rendezvous 名」の欄に、適切な名前を入力します。これも標準状態ではアカ ウントのユーザ名と同じになっているので、同様に変更します。 

Rendezvous 名は、Rendezvouz を利用したネットワーク上で、他の機器から参照 される名前です。Rendezvouz の詳細に関しては、アップルのサイトの 

アップル ‑ MacOS X ‑ 特長 ‑ Rendezvous 

http://www.apple.co.jp/MacOS X/jaguar/rendezvous.html  をご覧ください。 

 

(7) 「共有」の「サービス」タブ 

このタブ内の設定により、MacOS X v10.2 をファイルサーバとして機能させるこ とができます。ただし、MacOS X v10.2 はあくまでクライアント OS であり、グ ラフィックインタフェースを用いてアクセス制御などの細かい設定を施すこと が難しいのが現状です。このため、インターネット上に公開するサーバとして 利用するのは避け、ローカルネットワーク上で利用してください。 

 

(8) 「パーソナルファイル共有」 

「パーソナルファイル共有」を開始すると、AFP=Apple Filing Protocol を利 用した TCP/IP 接続での Macintosh 間のファイル共有(AFP over TCP/IP)を行 うことができます。また、「ネットワーク」の「AppleTalk」タブで「AppleTalk 使用」にチェックマークを付けている場合には、AppleTalk を利用するネットワ ーク上でファイル共有を行えます。 

MacOS X v10.2 ではパーソナルファイル共有のために。各ユーザのホームに「パ ブリック」フォルダが用意され、「パブリック」フォルダ内には「ドロップボ ックス」フォルダが用意されています。「パブリック」フォルダは他のマシン からの読み出し専用領域であり、「ドロップボックス」フォルダは書き込み専 用フォルダですので、安全にファイルを交換することができます。 

 

(9) 外部のパーソナルファイル共有サーバへ接続する場合 

MacOS X v10.2 のマシンから他のパーソナルファイル共有サーバに接続する際に は、Finder の「移動」メニューの「サーバへ接続...」を利用します。 

 

   

パーソナルファイル共有サーバに接続するとダイアログが表示され、ユーザ名 とパスワードを求められますので入力して接続します。また、このダイアログ 上で「ゲスト」を選択すると「パブリック」フォルダや「ドロップボックス」

フォルダを利用可能です。 

他のパーソナルファイル共有サーバに対し接続する際のダイアログには「オプ ション...」と書かれたボタンがありますが、オプションの内「クリアテキスト・

パスワードの使用を許可する」のチェックマークは外し、環境設定を保存して おきます。 

 

   

(10) 「Windows ファイル共有」 

「Windows ファイル共有」にチェックマークを付けると、SMB=Server Message  Block を利用した Windows 系 OS とのファイル共有を行うことができます。

Windows ファイル共有を利用する場合には、「システム環境設定」で「アカウン ト」を開き、共有したいユーザそれぞれを一般ユーザアカウントとして新規に 作成してください。各ユーザの設定で「ユーザがウインドウからログインする のを許可する」を選びます。他のマシンからアクセスする際には新規に作った ユーザ名とパスワードを利用するようにします。 

 

Windows ファイル共有は、Samba を用いて実現されておりますので、 

日本Sambaユーザ会 

http://www.samba.gr.jp/ 

の情報も参考になります。 

 

(11) 外部の Windows ファイル共有サーバへ接続する場合 

MacOS X v10.2 のマシンから他の Windows 共有サーバに接続する際には、Finder の「移動」メニューの「サーバへ接続...」を利用します。 

Windows 共有サーバに接続するとダイアログが表示され、ユーザ名とパスワード を求められますので入力して接続します。 

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