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①「グループリスク管理・コンプライアンス基本規程」の制定 グループ全体のリスク管理とコンプライアンスの推進を一元 的に管理・運営するため、新たに「グループリスク管理・コンプ ライアンス基本規程」を定め、組織体制等の基本的事項を改めて 明文化しました。
②リスク・コンプライアンス委員会の新設
従来の企業倫理委員会とリスク管理委員会を統合し、新たに 社長を委員長とするリスク・コンプライアンス委員会を設置し、
当社グループ全体のコンプライアンスに関する遵守状況とリス ク対策の進捗状況のモニタリングを行っています。
リスク管理・コンプライアンス推進体制の強化
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1. 規程の目的
2. リスク管理・コンプライアンス等の用語の定義
3. 規程の適用範囲
4. リスク管理とコンプライアンスの推進体制
①リスク・コンプライアンス担当執行役員の任命
②リスク・コンプライアンス委員会の設置と構成員
③リスク・コンプライアンス統括部署と推進部署の設置
④事業本部長・事業会社社長等の役割
⑤ 各部門のリスク・コンプライアンス責任者・
管理者の任命と役割
5. グループ行動規範
6. 緊急事態対応
7. 内部通報制度
「グループリスク管理・
コンプライアンス基本規程」の骨子 ＜推進体制図＞
審議・決定
＜事務局＞
報告
取締役会／経営会議
リスク・コンプライアンス 委員会
連携
総務部リスク・コンプライアンス室
（リスク・コンプライアンス統括部署）
各スタッフ部門
（リスク・コンプライアンス推進部署）
指示・報告 事業部門
関係会社（国内・海外）
各事業本部
関係会社（国内・海外）
各事業会社
この 1 年間の取り組み
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「旭化成グループ行動規範」の全文は以下のURLをご参照ください。
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/csr/compliance/about_compliance/pdf/code_of_conduct.pdf コンプライアンス方針の策定と周知徹底
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①「旭化成グループ行動規範」の見直し整備
国内外すべての従業員にとってわかりやすいように、これま での「企業倫理に関する方針・行動基準」の内容を大幅に見直し、
新たに「旭化成グループ行動規範」を定め、これを当社グループ 全体に適用することとしました。
2017
年度は国内全従業員に上 記行動規範を冊子にして配布し、ホームページを通じて社外の 皆さまにも広く公開しています（今後、北米をはじめとして、海 外従業員にも順次周知展開予定）。②各職場への周知展開
国内においては、行動規範の読み合わせを各職場で実施して います。実施にあたっては、行動規範の内容を容易に疑似体験 できるような「ケーススタディ事例」と読み合わせリーダー向け の「手引書」を準備し、各職場での読み合わせがスムーズに行え るような工夫をしています。
1. “いのち”と“くらし”に貢献するために 安全・環境・高品質を確保する
（1）あらゆる局面での安全確保の徹底
（2）お客さまの信頼に応える安全で高品質な製品・サービス の提供
（3）職場の安全管理の徹底と安全で快適な職場環境の確保
（4）環境保全と地域社会との共生
2. 私たちを取り巻くさまざまな関係者の皆さまとの
“誠実”な関係を維持する
（5）社会への適時・適切な情報開示
（6）お客さまへの適切な説明と安心・安全な製品・サービス の提供
（7）お客さま・公務員との健全な関係
（8）競合他社との公正な関係
（9）最適調達の追求と調達先との健全で適切な関係
（10）人権・多様性の尊重
3. 経営資源を適正・有効に活用する
（11）誠実で責任感ある業務遂行
（12） 会計・税務ルールの遵守と 会社財産の保護
（13）情報の保護・管理
（14）知的財産権の保護・尊重
（15） 法令等の遵守と 企業倫理の実践
「旭化成グループ行動規範」の概要
旭化成グループ 行動規範
（1）安全確保の徹底は、報告・連絡・相談が基本
（2）お客さまの安全・健康を第一に考えた行動とは？
（3）職場の健康管理
（4）昔は大丈夫だった環境基準でも…
（5）突然のメディア取材への対応
（6）①良いデータが出ていても…
②売れることは重要だけれども…
（7）当社が指示をしていない場合でも…
（8）業界団体の懇親会で…
（9）①最適調達とは？
②調達先からの贈答の申し出
（10）熱心な指導も人間性を否定すると…
（11「少数精鋭」に要注意！）
（12）①エレベータ内の会話に注意！
②ブログやSNSへの書き込みは慎重に
（13）①見知らぬメールに要注意！
②顧客情報のずさんな管理
（14）技術情報のずさんな管理
（15）誠実な行動の実践とは（パート1）
誠実な行動の実践とは（パート2） ケーススタディ：15項目
職場での 読み合わせ
資料
コンプライアンス向上に向けた具体的取り組み
①各事業のリスク点検
各事業本部、事業会社、関係会社にリスク・コンプライアンス 責任者を配置し、当該事業のリスク評価・分析、重要リスクに対 する対応計画を立案しました。
今後、リスク・コンプライアンス委員会を通じて、各事業のリ スク対策の進捗状況をそれぞれ確認・フォローしていきます。
②グループ共通の主な取り組み事項
贈収賄防止：旭化成グループにおける贈収賄行為の発生を未 然に防止するため、新たに「グループ贈収賄防止規程」を定め、
グループにおける贈収賄の禁止に関する基本方針、贈収賄リス クを低減するために取るべき手続き等を明確化しました。
個人情報保護：
2017
年5
月施行の改正個人情報保護法に対応 するため、「グループ個人情報管理規程」について必要な見直し を実施しました。また、当社グループにて新たに対応が必要に なると考えられる改正点およびその対応策について、関係部署 に周知しました。インサイダー取引防止：
2017
年3
月に当社子会社社員による インサイダー取引について、金融庁から課徴金納付命令が下さ れました。この事実を重く受け止め、再びこのような事態が発 生しないよう、「グループインサイダー取引管理規程」を見直し、①事前届出制と②決算発表直前期の売買禁止制について
2017
年7
月から運用を開始しました。リスク管理の主な取り組み事項
3
「ケーススタディ事例」を