重点目標1 あらゆる暴力の根絶
【現状と課題】
配偶者・パートナーからの暴力、ハラスメント※、ストーカー行為などは、重大な人権侵害であり、
男女共同参画社会を形成していくうえで克服すべき重要な課題となっています。特に配偶者からの 暴力は、家庭内で行われる暴力であり、潜在化しやすく被害が深刻化しやすい傾向にあります。ま た、幼児や高齢者虐待との関連もあり、連鎖しやすいともいわれています。
市民意識調査では、「ドメスティック・バイオレンス※(以下「DV」という。)の経験」につい て約 80%が「経験したことがない」と回答していますが、12.4%が「精神的・身体的暴力を振る われたことがある」と回答しています。あると答えた方のうち、どこかに相談したかについては、
33.8% が「友人・知人」と回答し、一方「相談しなかった」は、43.7% であり、家庭内の問題だ けに誰にも相談できずにいるケースが多いことが分かりました。
近年は若い世代での広がりが懸念される交際相手からの暴力(デートDV)なども含めた事案の 多様化、深刻化が社会問題となっており、若い世代への人権教育や広報、啓発に取り組む必要があ ります。
性別や年齢を問わず、新たな被害者を生まないためにも、一人ひとりが互いの人権を尊重すると ともに、身体的な暴力だけでなくあらゆる暴力を容認しない社会づくりが求められています。
※ ハラスメント
ハラスメントとは「人を困らせること、嫌がらせ」という意味で、職場でのハラスメントはセクシュアル・ハ ラスメント(性的な嫌がらせ)、パワー・ハラスメント(地位や立場、人間関係、職権・権力を利用した嫌がらせ)、
モラル・ハラスメント(言葉や態度での精神的虐待)、マタニティ・ハラスメント(妊娠や出産に関連する嫌がらせ)
などをいう。
※ ドメスティック・バイオレンス(DV)
配偶者や恋人など親密な関係にあるパートナーから振るわれる暴力のこと。身体的暴力のほか、言葉や態度に よる精神的暴力、生活費を渡さないなどの経済的暴力、性的行為を強要する性的暴力、交友関係を制限するなど の社会的暴力のこと。
39
配偶者などからのDV経験の有無
資料:小千谷市「平成27 年度 男女共同参画社会に関する市民意識調査」
配偶者などからのDVに関する相談先
医療関係者(医師、看護師など)
その他
相談しなかった 市の相談窓口 家族や親戚 友人・知人
県の男女平等推進相談室
(新潟ユニゾンプラザ)
県の女性福祉相談所
(配偶者暴力相談支援センター)
警察の相談窓口
弁護士・家庭裁判所
3 3 . 8
2 6 . 8
4 .2
4 .2
2 .8
1 . 4
1 . 4
0 . 0
8 . 5
4 3 . 7
0 % 1 0% 2 0% 3 0% 4 0% 5 0%
( n = 7 1 )
資料:小千谷市「平成27 年度 男女共同参画社会に関する市民意識調査」
精神的・身体的 暴力を振るわれ たこ とがある
9.1%
精神的・身体的 暴力を振るわれ たこ とも 、振る っ たこ とも ある
3.3%
精神的・身体的 暴力を振るっ た こ とがある
2.8%
振るわれたり、
振るっ たりした 経験はない
77.8%
無回答 7.0%
全 体
( n = 5 7 1 )
配偶者などからのDV経験の有無
資料:小千谷市「平成27 年度 男女共同参画社会に関する市民意識調査」
配偶者などからのDVに関する相談先
医療関係者(医師、看護師など)
その他
相談しなかった 市の相談窓口 家族や親戚 友人・知人
県の男女平等推進相談室
(新潟ユニゾンプラザ)
県の女性福祉相談所
(配偶者暴力相談支援センター)
警察の相談窓口
弁護士・家庭裁判所
3 3 . 8
2 6 . 8
4 .2
4 .2
2 .8
1 . 4
1 . 4
0 . 0
8 . 5
4 3 . 7
0 % 1 0% 2 0% 3 0% 4 0% 5 0%
( n = 7 1 )
資料:小千谷市「平成27 年度 男女共同参画社会に関する市民意識調査」
精神的・身体的 暴力を振るわれ たこ とがある
9.1%
精神的・身体的 暴力を振るわれ たこ とも 、振る っ たこ とも ある
3.3%
精神的・身体的 暴力を振るっ た こ とがある
2.8%
振るわれたり、
振るっ たりした 経験はない
77.8%
無回答 7.0%
全 体
( n = 5 7 1 )
第 3 章 計 画 の 内 容
資料:小千谷市「平成 27 年度 男女共同参画社会に関する市民意識調査」
資料:小千谷市「平成 27 年度 男女共同参画社会に関する市民意識調査」
配偶者などからのDV経験の有無
配偶者などからのDVに関する相談先
38
主な事業 事業内容 主管課
1.相談体制の充実 ・DV、各種ハラスメントに対しての相談体制 を充実させ、解決を目指します。
・市民が抱える課題や問題を解決するため、各 種相談会を実施します。
市民生活課 社会福祉課 保健福祉課
2.関係機関との連携 ・被害者支援に係る関係機関、関係課、他市町 村相談窓口と広く連携し、様々な状況に対応 できる体制づくりに努めます。
市民生活課
主な事業 事業内容 主管課
1.暴力防止の啓発と情報提
供 ・相談窓口について市報やホームページに掲載
・市役所や関係施設の情報コーナーにパンフします。
レットなどを常時設置します。
市民生活課
2.職場におけるハラスメン
ト防止の情報提供 ・ホームページや事業所へのチラシ配付を通じ て、事業所へ各種ハラスメント防止について 啓発を図ります。
商工観光課
3.デートDV防止対策 ・若い世代に対し、啓発リーフレットなどを配
布し、予防啓発教育を推進します。 市民生活課
【施策の方向】
(1)男女間におけるあらゆる暴力の防止に向けた意識啓発
あらゆる暴力も許されるものではないとの共通認識を持ち、DVなどを根絶するため、情報 提供や啓発を行います。
【主な事業と内容】
(2)被害者に対する相談と支援体制の充実
DVなどに関する相談窓口を周知するとともに、関係課、関係機関との連携をとりながら、
被害者支援が行えるように協力体制の強化を図ります。
【主な事業と内容】
第 3 章 計 画 の 内 容
※ リプロダクティブ・ヘルス/ライツ
生涯を通じて女性が身体的、精神的、社会的に良好な状態により安全な性生活を営み、子どもをいつ、何人産 むかなど、また産まないかなどを当事者である女性に幅広い自己決定権を認めようとする考え方で、妊娠、出産、
中絶に関わる女性の生命の安全や健康を重視したもの
重点目標2 生涯を通じた男女の健康支援
【現状と課題】
男女がお互いの身体的性差や性的指向を十分に理解し合い、人権を尊重しつつ、相手に対する思 いやりを持って生きていくことは、男女共同参画社会の形成に当たっての前提といえます。特に女 性は妊娠・出産や女性特有の更年期疾患を経験する可能性があるなど、生涯を通じて男女が異なる 健康上の問題に直面することに留意する必要があり、「性と生殖に関する健康と権利」(リプロダク ティブ・ヘルス/ライツ※)の視点が重要です。
本市では、これまでも生涯を通じた健康支援として、すべての人が自らの健康状態を知るための 機会となる健康診査等の受診と、その結果を自らの健康づくりに活かすための保健指導や健康相談 等を実施し、市民が健康的な生活を実践するための支援に努めてきました。その結果、本市のがん 検診受診率は県平均よりも高い状況にあります。一方、特定健康診査については受診者数は減少し ており、今後も受けやすい健診体制の整備が必要です。
心の健康は、自分らしく生きるために不可欠な条件です。健康づくり意識調査によると、「スト レスや悩みがあるときに相談する人がいる」割合は男性 68.0% に対し、女性は 87.2% と男女で 差がみられました。「ストレスの解消が十分にできている人」の割合は 20 歳代~ 50 歳代では平均 16.0%となっています。ストレスを一人で抱え込まずに自分の心の状態に気付き、対処ができる よう、情報提供や相談体制を充実させていくことが求められています。
42
特定健康診査受診者数
資料:小千谷市健康センター
乳がん・子宮頸がん検診受診率
資料:小千谷市健康センター
4157 4128
4160
3974
3957
3000 3500 4000 4500 5000
H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 H27年度
特定健康診査
39.8% 39.7% 40.7%
42.2% 42.8%
24.5% 24.4% 25.1% 25.8%
32.7% 33.3% 32.3%
35.3%
36.0%
22.8% 22.5% 23.1%
23.1%
0%
10%
20%
30%
40%
50%
H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 H27年度
乳がん検診受診率(小千谷市) 乳がん検診受診率(新潟県)
子宮頸がん検診受診率(小千谷市) 子宮頸がん検診受診率(新潟県)
人
42
特定健康診査受診者数
資料:小千谷市健康センター
乳がん・子宮頸がん検診受診率
資料:小千谷市健康センター
4157 4128
4160
3974
3957
3000 3500 4000 4500 5000
H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 H27年度
特定健康診査
39.8%
39.7% 40.7%
42.2% 42.8%
24.5% 24.4% 25.1% 25.8%
32.7% 33.3% 32.3%
35.3%
36.0%
22.8% 22.5% 23.1%
23.1%
0%
10%
20%
30%
40%
50%
H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 H27年度
乳がん検診受診率(小千谷市) 乳がん検診受診率(新潟県)
子宮頸がん検診受診率(小千谷市) 子宮頸がん検診受診率(新潟県)
人
40
資料:小千谷市健康センター
資料:小千谷市健康センター
特定健康診査受診者数
乳がん・子宮頸がん検診受診率
43
20 歳代 30 歳代 40 歳代 50 歳代 60 歳代 70 歳以上 できている 21.1% 16.5% 13.4% 14.5% 27.6% 28.1%
何とかできている 51.3% 49.6% 53.4% 61.7% 59.0% 53.2%
あまりできていない 19.4% 27.1% 24.3% 19.3% 10.6% 8.2%
まったくできていない 7.3% 5.6% 7.5% 3.7% 1.8% 1.9%
資料:小千谷市「平成25 年度 健康づくり意識調査」
ストレスや悩みがあるときに相談する人がいる割合
資料:小千谷市「平成25 年度 健康づくり意識調査」
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳以上
できている 何とかできている
あまりできていない まったくできていない
74.8%
72.9%
63.2% 65.4%
65.4%
66.4%
93.6%
88.9% 86.6% 89.0% 86.5%
80.0%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳以上
男性 女性
ストレスの解消が十分できている人の割合
20 歳代 30 歳代 40 歳代 50 歳代 60 歳代 70 歳以上 できている 21.1% 16.5% 13.4% 14.5% 27.6% 28.1%
何とかできている 51.3% 49.6% 53.4% 61.7% 59.0% 53.2%
あまりできていない 19.4% 27.1% 24.3% 19.3% 10.6% 8.2%
まったくできていない 7.3% 5.6% 7.5% 3.7% 1.8% 1.9%
資料:小千谷市「平成25 年度 健康づくり意識調査」
ストレスや悩みがあるときに相談する人がいる割合
資料:小千谷市「平成25 年度 健康づくり意識調査」
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳以上
できている 何とかできている
あまりできていない まったくできていない
74.8%
72.9%
63.2% 65.4%
65.4%
66.4%
93.6%
88.9% 86.6% 89.0% 86.5%
80.0%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳以上
男性 女性
ストレスの解消が十分できている人の割合
43
20 歳代 30 歳代 40 歳代 50 歳代 60 歳代 70 歳以上 できている 21.1% 16.5% 13.4% 14.5% 27.6% 28.1%
何とかできている 51.3% 49.6% 53.4% 61.7% 59.0% 53.2%
あまりできていない 19.4% 27.1% 24.3% 19.3% 10.6% 8.2%
まったくできていない 7.3% 5.6% 7.5% 3.7% 1.8% 1.9%
資料:小千谷市「平成25 年度 健康づくり意識調査」
ストレスや悩みがあるときに相談する人がいる割合
資料:小千谷市「平成25 年度 健康づくり意識調査」
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳以上
できている 何とかできている
あまりできていない まったくできていない
74.8%
72.9%
63.2% 65.4%
65.4%
66.4%
93.6%
88.9% 86.6% 89.0% 86.5%
80.0%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳以上
男性 女性
ストレスの解消が十分できている人の割合
第 3 章 計 画 の 内 容
資料:小千谷市「平成 25 年度 健康づくり意識調査」
資料:小千谷市「平成 25 年度 健康づくり意識調査」