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地質断面図

ドキュメント内 15-1地質調査資料整理要領(案)15.4.doc (ページ 46-63)

第4章  地質断面図編

3  地質断面図

2‑4  フォルダの構成 

地質断面図の図面データは「設計業務等の電子納品要領(案)」に従い、「DRAWING」フォルダ に格納する。

「設計業務等の電子納品要領(案)」のフォルダ構成 

REPORT DRAWING PHOTO SURVEY BORING INDEX̲D.XML ルート

INDEDnnN.DTD

nnはバージョン名を示す。)

【解説】

地質断面図の図面データは、DRAWINGフォルダに格納する。ここで言う図面データとはCAD データ及び画像データを含むものである。

2次元断面図以外にブロックダイヤグラム、パネルダイヤグラムなどの 3 次元投影図も見られ るが、これらは地質状況の理解や説明のための補助的な利用といったことを目的としたもので、

限定されている状況であった。

これらのことを踏まえて、ここで対象とする図面は 2次元の地質断面図とし、ブロックダイヤ グラム、パネルダイヤグラム、透視図などの3次元の投影図は対象外とする。

一般的な地質・土質断面図の例を図 3-1、図 3-2に示す。

注)「第3地質平面図編」で規定している地質平面図は、地形図などを基図とし、各種調査結果を地形面上に 投影して示した図を指す。

(14) ((0.30)) (19) ((0.29)) (5.4) (2.2) 16 (6.0) ((0.69))

(40) 4.9 (7.1) ((0.97)) (6.9) ((0.63)) (6.0) ((0.68)) (5.6) ((0.73)) (5.5) ((0.78)) 4.0 3.7 (3.4) ((0.88))

(14) ((0.67)) (18) ((0.89)) (19) ((0.87)) (27) ((0.80)) (20) (11) ((0.79)) 15 ((0.90)) 8.1

(33) ((0.37)) 30 ((0.47)) 5.8 7.0 (6.3) ((0.89))(14) ((0.56)) (33) ((0.54)) TAna

dt TAndt rd TAna

20 10 5 1.0 岩級区分簡略柱状図

ルジオン値  ( )は換算ルジオン値 (( ))は限界圧力(MPa)

dt TAn

地層境界線 岩級区分境界線 地下水位線

[D] [CL]

岩級記号

地層記号

孔名孔口標高 掘進長 岩級区分の凡例 工事名 事務所名図面名 尺 度年 月 日 会社名 作成者

図面番号 版情報

○○ダム地質調査業務 ダム軸地質断面図 1:500

平成○○年○○月○○日 20 葉之内 8 ○○○○○株式会社 ○○省○○○○○○事務所 ○○ ○○確定

ダム軸地質断面図 概ね新鮮・堅硬あるが、長石および有色鉱物がわずかに変色してい る。割れ目に沿って一部が風化し変色している。 全体にやや風化変質している。長石は白濁し有色鉱物は褐色化し ているものが多い。割れ目に沿って風化し、開口している部分もある。 全体に風化している。長石は白濁し、有色鉱物はすべて褐色化して いる。割れ目が発達し、粘土状あるいは砂状の挟在物を伴う。 著しく風化し、砂状あるいは粘土状を呈する。ハンマーのピック跡が 付く程度に軟質化している。

性  状岩級記号 CH CM CL D

地質断面図の凡例 地層・岩体区分凡例 崖錐堆積物 現河床堆積物 安山岩 安山岩(自破砕部) 簡略柱状図の凡例 崖錐堆積物 現河床堆積物 安山岩 安山岩(自破砕部)

推定断層 露頭

常時満水位 T.P. = 212.50m サーチャージ水位 T.P. = 237.50m

ダム天端  T.P. = 240.00m

図 3‑1

図3-1 地質断面図の例

図 3‑2 

図3-2 土質断面図の例

0 10 20 30 40 50 As1 Ac1 As2 Dc1 Ds2 Dg2

Ds1Ds1

No.1孔 T.P.=5.2m Dep=45.0m

掘進長

孔名 地下水位線

孔口標高 N 値 柱状図土質記号

標準貫入試験 試料採取位置

0 10 20 30 40 50 Ac1

H11-4孔 T.P.=15.50m Dep=28.62m

N 値

20 10 0 -10 -20 -30

0 10 20 30 40 50

H11-3孔 T.P.=12.75m Dep=25.25m

N 値 As1 Ds1 Dg1 Dc1

0 10 20 30 40 50

H11-2孔 T.P.=11.50m Dep=27.00m

N 値 0 10 20 30 40 50

H11-1孔 T.P.=10.80m Dep=32.70m

N 値 縮尺=1:5,000

H11−4 H11−3 H11−2 H11−1

表 土 砂混り粘性土

砂質土 粘性土

縮尺=1/2,000

50m 簡略柱状図凡例

断面図 20 10 0 -10 -20 -30

Ds2 Ds3 Dg2

標高 T.P. (m)

断面図凡例 標題情報

調査位置図 始点:経度○°○′○″      緯度○°○′○″

Dc2 終点:経度○°○′○″      緯度○°○′○″

Ds1 Ds2

下部第1礫層 下部  第1粘土層 下部第2砂層

下部第1砂層 Dg1

土質記号地層名

地質 時代 As1 Ac1

上部砂層 上部粘土層

地質状況 炭質物を含む中粒砂 砂混り粘土 淘汰の悪い細粒砂 淘汰の悪い礫 やや締まった灰色粘土 礫混り粗粒砂

土質区分凡例 Ds3

下部  第2粘土層 下部第3砂層 やや締まった灰色粘土 礫混り粗粒砂 下部第2砂層淘汰の悪い礫Dg2

Dc1 Dc2

3‑2  図面に記載する情報 

図面には、以下の情報を記述することを原則とする。

  (1) 標題、図面輪郭   (2) 断面図

  (3) 調査位置図   (4) 凡例

  (5) 注記、コメント

【解説】

地質断面図は、地質調査で得られた地質情報を、設計段階以降へ正確に受け渡すことを念頭に おいて作成する必要がある。このため、その内容は第三者にわかりやすく表現された情報でなけ ればならない。

一般的に、地質断面図に記載すべき情報は、上記に示した通り、5 項目に整理することができ る。要素の詳細は以下に示す通りである(図 3-3参照)。

(1) 標題、図面輪郭

標題欄(図面名、業務諸元等含む)、図面輪郭(外枠)

(2) 断面図

尺度、目盛線、方位記号、調査位置、現況地物(現地盤線)、地質情報、簡略柱状図、地下水位・

物理探査結果等、その他、施設・対策工形状、縦断帯部、主な横断構造物 (3) 調査位置図

地形図、尺度、方位記号、調査位置など

(4) 凡例

凡例図枠、区切り線、罫線、文字列、凡例の着色・ハッチ (5) 注記、コメント

補足説明図、補足説明文

注) 断面図の方位記号については、水平断面を対象としたものである。

調査位置図については、別途、調査位置平面図、地質平面図等で調査位置を示している場合は省略しても良 い。

地質断面図 標題、図面輪郭

標題 図面輪郭

断面図 尺度

目盛線

現況地物

(現地盤線)

簡略柱状図

地質情報 地層・岩体区分

風化帯区分 変質帯区分

地下水位・

物理探査結果等 地下水位

物理探査結果 岩級区分

主な横断構造物

凡例

注記・コメント

凡例図枠

文字列 着色、ハッチ 区切り線、罫線

旗上げ 柱状図記号等 試験・検層データ

物性値区分

縦断帯部 施設・対策工形状

調査位置図

輪郭(タイトル枠)

文字列 区切り線、罫線

方位記号

調査位置 各種調査地点

各種調査測線

地質構造

その他

地質学的属性

3‑3  標題  1. 標題欄の位置

標題欄は図面輪郭(枠)の右下隅輪郭線に接して記載することを原則とする。ただし、標題欄と図 形情報(断面図情報)などが重なる場合には右上隅に記載してもよいものとする。

2. 標題欄の様式

標題欄の寸法(A1用紙の場合)及び様式は下図を標準とする。

工 事 名 図 面 名 年 月 日 尺 度 会 社 名

事業(務)所名

作 成 者

図面番号

版 情 報

平成○○年○○月○○日

○ 葉之内 

○○ ○○ 作業過程

土質断面図

V  =  1:200 H = 1:1,000

○○○○○○株式会社

2 0 3 0 2 0 3 0

10101010101010

100

70

(単位:mm)     平成○○年度 ○○○○○地区

      ○○○○○○○業務

○○農政局 ○○○○○○事業(務)所

3. 追加事項

標題欄の下部には必要に応じて、作成者や版情報を明記する。

(「電子化図面データの作成要領(案)」より引用・加筆・修正)

【解説】

標題には図面名、業務諸元を表す工事名、事務所名、会社名、作成年月日、尺度、及び図面番 号を明記する。縦横比の異なる尺度の図面の場合は尺度欄に、縦縮尺、横縮尺をそれぞれ記入す る。また、必要に応じて図面作成者名を該当欄に記載する。

標題欄の寸法は、A1様式を標準としたものであるので、用紙の大きさに応じて、適宜変更する こと。

NN−CALS/ECで使用する図面においては、どの作業段階の図面かが容易に判別できることが

重要であるために、どの段階の図面であるかの版情報を必要に応じて該当欄に記入する。記入方 法は「速報」、「作業過程」、「中間報告」、「確定」などとする。

使用する文字は、「JISZ8313:1984製図に用いる文字」および「電子化図面データの作成要領」

に準拠することとし、文字の大きさの呼びは、「2.5、3.5、5、7、10、14、20mm」を標準とする。

標題欄を見る向きは、図面の正位に一致するようにする。

注) 本節については、「電子化図面データの作成要領(案)」で規定されている内容に補足を加えたものである。

3‑4  断面図  3‑4‑1  尺度 

断面図の尺度は発注者毎の共通仕様書または業務特別仕様書に示された尺度を使用し、必要に 応じて断面図中に縮尺記号を明記する。

(「電子化図面データの作成要領(案)」より引用・加筆)

【解説】

CADは、原寸で作図するのが普通であるため、ここで定める尺度とは、成果物として提出する 地質断面図(縮小版は除く)の尺度とする。

断面図の尺度は、構造物の工種により異なり、また、予備設計から詳細設計と調査精度が向上 するにつれて図面の尺度は変化する。地質断面図の縦・横縮尺は、道路、用排水路およびトンネ ル等の長い構造物の縦断面図については、縦縮尺を大縮尺、横縮尺を小縮尺として表示する(「第 3章 地質平面図編 3-4-1 尺度」表 3-2参照)。

発注者共通仕様書および業務特別仕様書で縮尺が明確に定められていない図面(例えば「1:200

〜1:500 適宜」などと表現されている図面等)については、土木製図基準に示される適当な縮尺を 用いる。土木製図基準では、1:Aにおける、Aは1×10n、2×10n、5×10nをなるべく優先し、1.5

×10n、2.5×10n、3×10n、4×10n、6×10nを次善としている。また、JIS Z 8314では1:10

2

1:200

2

、1:5

2

のように

2

倍するAの値を許容しているが、これは写真操作で拡大・縮小す

ることを考慮したものである。

また、断面図には適宜、図 3-4を参考に縮尺記号を明記する。

注) 本節については、「電子化図面データの作成要領(案)」で規定されている内容に補足を加えたものである。

 0 10

10m

横縮尺1/○○○

縦縮尺1/○○○

縦横縮尺が同一の場合 縦横縮尺が異なる場合 縮尺1/○○○

20m

10 20m

図 3‑4  縮尺記号の例 

3‑4‑2  目盛線 

断面図に記入する目盛線は、標高、距離、計画測点等を表す目盛線、補助目盛線、目盛ラベル を記入することを原則とする。

【解説】

鉛直断面図の場合は縦軸に標高値、横軸に距離、計画測点等を、水平断面図、展開図の場合は 縦軸、横軸に距離、計画測点等を記入する。目盛間隔については、対象とする図面の範囲を考慮 し、適宜決めても良いが、目盛は等間隔にすることが望ましい。また、必要に応じて補助目盛線 を記入する。

標高値についてはT.P.(トーキョーペール)を用いることを原則とするが、他の標高基準を用い ても構わない。ただし、使用した標高基準を必ず明記するとともに、T.P.との関係を記述するこ とが望ましい。

No.0 No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6

T.P.(m)

0 10 20 30 40

0 10 20 30 40

距離・測点 標高

図 3‑5  鉛直断面図における目盛線の記載例 

3‑4‑3  方位記号 

水平断面図については、必要に応じて北を表す方位記号を記入する。

【解説】

水平断面図には図面の方位がわかるように、「第3章 地質平面図編」の方位記号の記載例を参 考に方位記号を記載する。

ドキュメント内 15-1地質調査資料整理要領(案)15.4.doc (ページ 46-63)