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地質断面図の電子成果物

ドキュメント内 15-1地質調査資料整理要領(案)15.4.doc (ページ 43-46)

第4章  地質断面図編

2  地質断面図の電子成果物

2‑1  地質断面図の電子成果物 

地質断面図の電子成果物については、CADデータを納品することを原則とする。

CADにおける作図の基本については、別途定められた「電子化図面データの作成要領(案)」の 総則に従うことを原則とする。

【解説】

地質断面図の電子成果物については、1枚の断面図に対して、1つのCADデータを作成するこ ととし、全ての地質断面図はCADデータでの納品を原則とする。CADにおける作図の基本につ いては、別途定められた「電子化図面データの作成要領(案)」の総則に従うことを原則とする。た だし、CAD化が困難な手書き図面等については、設計段階移行での利用頻度を考慮して、受発注 者間で協議の上で以下を取り決めること。

(1) 図面を紙で納品する。

(2) 図面をスキャナで取り込み、取り込んだ画像データを納品する。

上記の(2)に従う場合には、スキャナで取り込んだ画像データは次のファイル様式に従う。

(1) TIFF等の画像データ

(2) TIFF等の画像データを埋め込んだCADファイル

スキャナで取り込む場合の解像度は 200〜400dpi 程度の文字が認識できる解像度を目安とし、

受発注者協議の上、決定することとする。

なお、画像ファイルについては、次の点を留意し、そのフォーマット・格納方法等について受 発注者間協議の上決定すること。

(1) TIFFフォーマットを標準とする。なお、TIFFが有しているLZW圧縮機能は、ライセ ンスの問題から対応していないソフトウェアが多いので、使用しないことが望ましい。

ファイル容量が大きくなる場合には、ファイル圧縮ソフトウェアを利用してファイルを 圧縮しても良い。

(2) ファイル容量が非常に大きく、取り扱いが困難な場合には、JPEGファイルを使用して も良い。ただし、JPEGファイルは、非可逆性の圧縮方式を採用しているためにオリジ ナル画像が残されない欠点がある。また、等高線図のように線画が多い図面については、

と言えば、線画が少ない、カラー図面を保存することに適している。これらの点に留意 すること。

(3) ファイル容量が大きく、コンピューターやソフトウェアの制約上ファイルの表示や印刷 等が困難な場合、1図面を複数のファイルに分割し、格納する。この場合のファイル名 称は「2-3 ファイル命名規則」を参考とする。また、図面管理項目の受注者説明文に分 割した図面の概要について明記すること。

2‑2  CADデータのフォーマット 

CADデータ交換フォーマットは原則としてSXF(P21)とする。

(「電子化図面データの作成要領(案)」より抜粋)

【解説】

CAD データ交換フォーマットは原則として SXF(P21)とする。 

建設事業で利用される CAD ソフトウエアのほとんどは、異なるバージョン及びフォーマットの データを変換することができる。しかし、多種多様のフォーマットをすべて変換できるわけでは なく、変換可能であっても変換前後でデータ構造が同一であるとは限らない。 

上記の課題を克服するため、ISO/TC184/SC4 では工業製品に関する情報を電子的に交換するた め の 国 際 標 準 規 格 と し て ISO10303  (Industrial  automation system  ‐  Product data  representation and exchange )を策定した。 

ISO10303 は通称 STEP (STandard for the Exchange of Product model data :製品モデルデー タ)と呼ばれている。 

 

SXF は「CAD データ交換標準開発コンソーシアム」(平成 11 年 3 月〜平成 12 年 8 月)、「建設情 報標準化委員会  CAD データ交換標準小委員会」(平成 12 年 9 月〜平成 14 年 3 月現在継続中)(い ずれも JACIC 事務局)にて策定された STEP AP202(製品モデルとの関連を持つ図面)規格を実装し た CAD データ交換標準である。ISO10303 /TC184/SC4(STEP 規格を審議する国際会議)にて、STEP 規格を実装したものであることが認知されている。SXF の物理ファイルには、国際標準に則った p21(Part21)形式、国内 CAD データ交換のための sfc 形式 2 種類があるが、納品されたデータの永 続性を確保すること、また、国外企業の参入を妨げないことが必須であるため、電子化図面デー タの作成要領(案)では、CAD データの納品フォーマットを国際標準に則った SXF (part21 形式:国 際標準準拠)と定めた。 

業務及び工事の途中における協議などで交換する CAD データについては、受発注者双方で協議 の上フォーマットを決定してもよい。

また、ラスターデータについてはSTEP AP202では規定されないため、暫定的に電子化図面デ ータの作成要領(案)で取り扱い方法を定めている。

2‑3  ファイル命名規則 

地質断面図のファイル名は、「電子化図面データの作成要領(案)」の原則に従うこととする。

半角英数大文字で記述する

半角英数大文字1文字:改訂履歴(0〜9、A〜Y、最終はZとする) 半角数字3文字:図面番号(001〜999)

半角英字2文字:図面種類(ex.地質縦断図:GF) 半角英数大文字1文字:整理番号(0〜9、A〜Z)

半角英字1文字:ライフサイクル(S-測量、D-設計、C-施工、M-維持管理) .拡張子

  (「電子化図面データの作成要領(案)」を修正)

【解説】

ファイル名は、「電子化図面データの作成要領(案)」に従うこととし、画像データについても同 様とする。具体的なファイル名称は、表 2-1を参照する。図面データの電子成果物については、1 枚の図面を1ファイルに格納することを原則とするが、画像データなどデータファイルの容量が 大きく、1図面を複数のファイルに分割する場合は、図面番号を連番とする。

(例)  S 1 GF 001 1.拡張子

表 2‑1  地質断面図のファイル名称  ファイル名

ライフ サイクル

整理 番号

図面 種類

図面 番号

改訂

履歴 拡張子

図面名 備考

GF 地質縦断図 Geological Profile

GC 地質断面図

(横断図を含む) Geological Cross Section GH 地質水平断面図 Geological Horizontal Section GT 地質斜め断面図 Geological Transverse Section S

D C M

0〜9

GD

001〜

999 0〜9 A〜Z

拡張子

地質展開図*1 Geological Development 注)*1 地質展開図には、横坑展開図、のり面展開図、掘削面展開図等を含む。

改訂履歴:履歴の表し方は、最初に0〜9を用い、それ以上の改訂が生 じた場合は、A〜Yを用いる。最終成果はZとする。ここでは、1回の 改訂があることを表している。

図面番号:表題欄の図面番号を表す。

図面種類:平面図、縦断図等を表す。ここでは地質縦断図を表している。

整理番号:設計段階における実施設計、基本設計等の区分けや、施工段 階における仮設図、切廻し図等の区分けを表す。

ライフサイクル:測量、設計、施工、維持管理の各段階を表す。ここで は、測量段階を表している。

2‑4  フォルダの構成 

地質断面図の図面データは「設計業務等の電子納品要領(案)」に従い、「DRAWING」フォルダ に格納する。

「設計業務等の電子納品要領(案)」のフォルダ構成 

REPORT DRAWING PHOTO SURVEY BORING INDEX̲D.XML ルート

INDEDnnN.DTD

nnはバージョン名を示す。)

【解説】

地質断面図の図面データは、DRAWINGフォルダに格納する。ここで言う図面データとはCAD データ及び画像データを含むものである。

ドキュメント内 15-1地質調査資料整理要領(案)15.4.doc (ページ 43-46)