SOLIDWORKS PDMのサーバー コンポーネントをインストールする際にGZ iFilterは自動的に登 録されます。 このフィルタを使用すると、アーカイブ サーバー圧縮(gzip)を使用して圧縮された アーカイブがインデックス サーバーによってカタログ化されます。
インデックス カタログの再構築
インデックス サーバーによってアーカイブのインデックスが作成されている場合、インデックス カ タログ全体に再スキャンをかけてコンテンツのリフレッシュを行う必要があります。
インデックスの再構築には数時間かかることがあります。 インデックスが完全に再構築されるま で、コンテンツ検索が不完全になる場合があります。
Microsoft Searchサービス カタログの再構築
Windows Searchサービス カタログの再構築:
1. アーカイブ サーバーの Windows検索バーで、インデックスのオプションと入力し、イン デックスのオプション(Indexing Options)を選択します。
2. インデックスのオプション(Indexing Options)ダイアログ ボックスで、詳細設定
(Advanced)をクリックします。
3. 詳細設定オプション(Advanced Options)ダイアログ ボックスでインデックスの設定(Index Settings)タブをクリックして、再構築(Rebuild)をクリックします。
Microsoftインデックス サービス カタログの再構築
1. マイ コンピュータを右クリックし、管理(Manage)を選択します。
2. コンピュータの管理(Computer Management)ダイアログ ボックスでサービスとアプリケー ション(Services and Applications)>インデックス サービス(Indexing Service)、
Conisio_vaultIDを展開します。
3. ディレクトリ(Directories)をクリックします。
4. 右側のパネルで、ディレクトリを右クリックし、すべてのタスク(All Tasks) >再スキャン (完全)(Rescan (Full))を選択します。
ファイルボルト インデックス カタログの管理( Managing File Vault Index Catalogs )
Microsoftインデックス サービスの動作を設定する方法は多数あります。
Windows SearchサービスやMicrosoftインデックス サービスの詳細については、インデックス サーバー ノードついてのWindowsのヘルプまたはオンラインのリソース
(http://support.microsoft.com)を参照してください。
ファイルボルト インデックスを削除する (Removing a File Vault Index)
ファイルボルト インデックスを削除する際、削除されるのはインデックス カタログのみです。物理 ファイルやアーカイブはこの処理によって影響を受けません。
ファイル ボルト インデックスを削除する前に、次の権限を持つユーザーのログイン情報を取得しま す:
• アーカイブサーバーへの管理者アクセス
• インデックスの設定を更新するSOLIDWORKS PDM の権限 ファイルボルト アーカイブからインデックスを削除するには:
1. クライアント システムで、Windowsのスタート(Start)メニューから、SOLIDWORKS PDM >アドミニストレーション(Administration) をクリックしてアドミニストレーショ ン ツールを開きます。
2. インデックスを削除するファイルボルトにログインします。
3. インデックス を右クリックし、開く を選択します。
4. プロンプトが表示されたら、アーカイブ サーバーに対する管理者アクセス権を持つユーザーと してログインします。
5. ファイルボルト アーカイブのインデックス作成 を選択解除し OKをクリックします。
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ファイルボルトのバックアップと復元( Backing Up and Restoring File Vaults )
この章では以下の項目を含みます:
• ファイルボルト データベースのバックアップ(Backing Up the File Vault Database)
• SOLIDWORKS PDMマスター データベースのバックアップ
• アーカイブ サーバー設定のバックアップ(Backing Up the Archive Server Settings)
• アーカイブ ファイルのバックアップ(Backing Up the Archive Files)
• データベース バックアップのスケジュール作成
• Restoring a File Vault
ファイルボルトのバックアップはSOLIDWORKS PDM に対する毎日の管理作業の一部です。 また、
SOLIDWORKS PDM コンポーネントのアップグレードを行う前にも必要な作業です。
SQL Server Standard のSQL Maintenanceウィザードを使用して、ファイルボルト データベースの バックアップ計画のスケジュールを設定できます。 すべてのアーカイブ サーバーの物理ファイルボルト アーカイブは、スケジュールされたファイル バックアップ ソフトウェアを使用して定期的にバックアッ プする必要があります。
ボルトをバックアップする際、チェックアウトされクライアントのワークステーション上で編集された ファイルに含まれる最新の更新内容は含まれません。これらはクライアントのローカル ファイルボルト ビュー(キャッシュ)に格納されているためです。 すべてのファイルの最新情報をバックアップに含め るためには、すべてのファイルがチェックインされている必要があります。
ファイルボルトの完全なバックアップには、ファイルボルト データベースとすべての物理ファイルボル ト アーカイブ ファイルが含まれている必要があります。 データベースのバックアップは、バックアップ セットの不一致によるデータ損失を回避するために、アーカイブ ファイルのバックアップと同時に実行 する必要があります。 ボルトに障害が発生した際に回復するには、データベースとアーカイブの両方が 必要です。
ファイルボルト データベースのバックアップ( Backing Up the File Vault Database )
SQLサーバーでホストされるファイル ボルト データベースのバックアップは、ライブSQL デー タベース バックアップをサポートする専用バックアップ ソリューションを使用することが推奨され ています。SQL Serverに付属のSQL Managementツールを使ってもバックアップを行うことは できます。
1. SQL Server Management Studio を開きます。
2. データベース フォルダを展開します。
3. バックアップするデータベースを右クリックし、タスク(Tasks) >バックアップ(Back Up)を選択します。
4. データベースのバックアップ ダイアログ ボックスの リンク元 で、次を行います。
a) バックアップの種類(Backup type)で、完全(Full)を選択します。
b) バックアップ コンポーネント で、データベース を選択します。
5. 移動先 で、追加 をクリックします。
6. バックアップ先の選択 ダイアログ ボックスで、バックアップするデータベースのターゲットの パスとファイル名を入力し、OK をクリックします。
7. OK をクリックしてバックアップを開始します。
8. バックアップが完了した後、OKをクリックします。
9. 他にもファイルボルト データベースがあれば同じ手順を繰り返します。
10. SQL Server Management Studioを終了します。
SOLIDWORKS PDM マスター データベースのバックアップ
ファイル ボルト データベースに加えて、ConisioMasterDbという名前のSOLIDWORKS PDM マスター データベースもバックアップする必要があります。
このデータベースのバックアップをとるために、ファイルボルト データベースのバックアップをと るために使用した同じインストラクションに従ってください。 詳細は、ファイルボルト データベー スのバックアップ(Backing Up the File Vault Database)を参照してください。
アーカイブ サーバー設定のバックアップ( Backing Up the Archive Server Settings )
アーカイブ サーバーにはパスワードやログイン タイプ等ファイルボルトの設定が含まれています。
また、SOLIDWORKS PDMボルト アーカイブ ファイルの物理的場所でもあります。 アーカイブ サーバー設定をバックアップしてもアーカイブ ファイルはバックアップされません。
アーカイブ サーバー設定のバックアップ後、バックアップ ファイルを通常のファイル バックアッ プに含めるようにしてください。
アーカイブ サーバー設定をバックアップするには:
1. アーカイブ サーバーでWindowsのスタート(Start) メニューから、SOLIDWORKS PDM
> アーカイブ サーバー コンフィギュレーション(Archive Server Configuration)をク リックします。
2. SOLIDWORKS PDMアーカイブ サーバー(SOLIDWORKS PDM Archive Server)ダイアロ グ ボックスで、ツール(Tools)>バックアップ設定(Backup settings)を選択します。
3. バックアップ設定 ダイアログ ボックスで:
a) すべてのボルトを含める を選択します。 (推奨)
または、選択されたボルトを含める(Include selected vaults)を選択して設定をバック アップするファイルボルトを指定する事も可能です。
b) バックアップの場所 を選択または指定します。
デフォルトの場所はアーカイブ フォルダです。
c) 自動バックアップを行うには、スケジュール(Schedule)をクリックしてスケジュールを 指定します。
d) バックアップ ファイルのパスワードを入力し、確認します。
このパスワードは設定を復元するのに必要です。
e) 次のいずれかを行います:
• バックアップをすぐに実行するには、バックアップを開始(Launch backup)をクリッ クします。 バックアップを確認するメッセージに対して、OKをクリックします。
• スケジュールされた時間にバックアップを実行するには、OKをクリックします。
4. SOLIDWORKS PDMアーカイブ サーバー(SOLIDWORKS PDM Archive Server)ダイアロ グ ボックスを閉じます。
バックアップ ファイルは指定された場所にBackup.datという名前で保存されます。