3. バックアップ設定 ダイアログ ボックスで:
a) すべてのボルトを含める を選択します。 (推奨)
または、選択されたボルトを含める(Include selected vaults)を選択して設定をバック アップするファイルボルトを指定する事も可能です。
b) バックアップの場所 を選択または指定します。
デフォルトの場所はアーカイブ フォルダです。
c) 自動バックアップを行うには、スケジュール(Schedule)をクリックしてスケジュールを 指定します。
d) バックアップ ファイルのパスワードを入力し、確認します。
このパスワードは設定を復元するのに必要です。
e) 次のいずれかを行います:
• バックアップをすぐに実行するには、バックアップを開始(Launch backup)をクリッ クします。 バックアップを確認するメッセージに対して、OKをクリックします。
• スケジュールされた時間にバックアップを実行するには、OKをクリックします。
4. SOLIDWORKS PDMアーカイブ サーバー(SOLIDWORKS PDM Archive Server)ダイアロ グ ボックスを閉じます。
バックアップ ファイルは指定された場所にBackup.datという名前で保存されます。
ファイルボルトSQLデータベースの自動バックアップを定期的に行うには、SQL Server
Management Studioのメンテナンス プランを使用することができます。 メンテナンス プランに より、データベースの完全なバックアップを作成し、通常のファイル バックアップ ルーチンに含め ることができます。
データベース バックアップのスケジュールを作成する前に:
• SSIS(Integration Services)がSQLサーバーにインストールされている必要があります。
Integration ServicesはSQLサーバーのインストール ウィザードのワークステーション コンポー ネントの一部として含まれています。
• SQL Server Agentが実行されている必要があります。
SQL Server Express Editionは無償版のSQL Serverであり、SQL ManagementツールやSQL エージェントは含まれていません。 標準ボルトの場合、毎日のファイル ボルト バックアップを設 定するには、Microsoftサポートページにアクセスし、ナレッジ ベースの記事 2019698を検索 します。
SQL Server Agent の開始( Starting the SQL Server Agent )
SQL Server Agentが実行中でない場合、"Agent XPs"コンポーネントがセキュリティ コンフィ ギュレーションの一部としてオフになっていることを知らせるメッセージが表示されます。
1. SQL Server 構成マネージャー を開きます。
2. 左側パネルでSQL Server サービス(SQL Server Services)を選択します。
3. SQL Server Agent の状態がStopped になっている場合、右クリックして開始を選択しま す。
エージェントの開始モード(Start Mode)が自動(Automatic)になっていることを確認し ます。 そうでない場合、エージェントを右クリックしてプロパティ(Properties)を選択 し、サービスタブの開始モード(Start Mode)を設定します。
4. SQL Server 構成マネージャー を終了します。
データベース バックアップのためのメンテナンス プランの設定( SOLIDWORKS PDM Professional のみ)
SQL Server Standardでバックアップ メンテナンス プランを設定する最も簡単な方法は、SQL Maintenanceウィザードを使用することです。
バックアップ メンテナンス プランが実行されると、ファイルボルト データベースがバックアップ され、指定されたフォルダに格納されます。 このバックアップ フォルダを毎日のバックアップ手順 に含めてください。
バックアップ メンテナンス プランを設定するには:
1. Microsoft SQL Server Management Studioを開き、接続 をクリックします。
2. 左側パネルのSQL Serverで管理(Management)を展開します。
3. メンテナンス プラン を右クリックし、メンテナンス プラン ウィザード を選択します。
操作 画面
次へ(Next</Z2>) をクリックします。
SQL Serverメンテナンス プラン ウィザード
プランのプロパティを選択
a. メンテナンス プランの名前と説明を入力してくださ い。
b. 変更 をクリックしてスケジュールを設定します。
ジョブ スケジュールのプロパティ ダイアログ ボック スで、スケジュールの名前を指定し、データベース バックアップを行う時間を選択します。 これは毎日の ファイル バックアップの開始時間と近い時間に設定し ます。 データベースのハードドライブへのバックアッ プは速く、通常数分で完了します。
c. OKをクリックします。
d. 次へ(Next</Z2>) をクリックします。
メンテナンス タスクの選択
a. データベースのバックアップ(完全) を選択します。
毎日のバックアップに依存している場合、データベー スのバックアップ(差分)(Back Up Database (Differential))も選択するとよいでしょう。 少な くとも毎週1回、フルバックアップを作成してくだ さい。
b. 次へ(Next</Z2>) をクリックします。
メンテナンス タスクの順序を選択
a. バックアップタスクがリストされることを確認してく ださい。
b. 次へ(Next</Z2>) をクリックします。
操作 画面
a. データベース リストを展開します。
b. すべてのユーザー データベース を選択します。
これにより、すべてのSOLIDWORKS PDM データ ベースが選択され、SOLIDWORKS PDMで必要のな いSQL Systemデータベースは除外されます。
データベースを個別に選択するには、これらのデー タベース(These databases)を指定して選択しま す。 ファイルボルト データベースと
ConisioMasterDbデータベースを選択してくだ さい。
c. OKをクリックします。
d. バックアップ セットの有効期限 を選択して、既存の バックアップ セット ファイルを何日保存するかを定 義します。
e. ディスクにバックアップする を選択します。
f. すべてのデータベースにバックアップ ファイルを作成 する を選択します。
g. フォルダ には、SQL Server上のバックアップ ファイ ルを作成する既存のフォルダへのローカル パスを入力 します。
h. 次へ(Next</Z2>) をクリックします。
データベースのバックアップ(完 全)タスクの定義
a. バックアップ タスク レポートに関しては、レポート をテキスト ファイルに書き込む(Write a report to a text file)またはレポートを電子メールで送信する
(E-mail report)を選択し、保存先または送信先を指 定します。
b. 次へ(Next</Z2>) をクリックします。
レポート オプションの選択
完了(Finish)をクリックします。
ウィザードの完了
全てのタスクが完了したら、閉じる(Close)をクリック します。
メンテナンス プラン ウィザード の進行状況
4. SQL Server Management Studioを終了します。
Restoring a File Vault
ファイルボルトを復元させるには、ファイルボルト データベース、ConisioMasterDbデータベー ス、アーカイブサーバー コンフィギュレーション設定、ファイルボルト アーカイブファイルの最新 のバックアップを必要とします。
SQL Server Expressを使用して、Standardボルト データベースを復元します。
SQL サーバー ファイルボルト データベースの復元( Restoring the SQL Server File Vault Databases )
1. SQLサーバーをインストールします。
a) SQLログイン タイプを混在モードに設定します。
b) 管理ツールのインストールを選択します。
詳細は、SQL Server のインストールと設定(Installing and Configuring SQL Server)を 参照してください。
2. 最新のSQLサービスパックを適用します。
3. SQLデータベース バックアップ ファイルをSQLサーバーの一時フォルダに復元します。
4. Microsoft SQL Server Management Studioを開き、接続 をクリックします。
5. 左側パネルで、データベース(Databases)を右クリックしてデータベースの復元(Restore Database)を選択します。
6. データベースの復元 ダイアログ ボックスの 復元先データベース フィールドに、バックアップ した時と全く同じ名前でファイルボルト データベース名を入力します。
7. 復元用のソース(Source for restore)で、デバイスから(From device)を選択し、参照
(Browse)ボタンをクリックします。
8. バックアップの指定 ダイアログ ボックスで 追加 をクリックします。
9. バックアップファイルの検索 ダイアログ ボックスで、データベース バックアップ ファイルを 選択し、OK を2回クリックして データベースの復元 ダイアログ ボックスに戻ります。
10.復元するバックアップ セットの選択 で、リストアしたいデータベースに対して 復元 をクリッ クします。
11.左側パネルでオプション(Options)を選択します。
12.右側パネルで、データベース ファイルへのパスが正しいことを確認します。
デフォルトでは、データベースをバックアップしたときに使用されたパスになります。
13. OKをクリックして復元を開始します。
14.他のファイルボルト データベースがあればこの手順を繰り返し、またConisioMasterDbデー タベースも復元してください。
15. SQL Server Management Studioを終了します。
ConisioMasterDb の復元を検証( Verifying the ConisioMasterDb Restore )
ConisioMasterDbデータベースを復元した後、FileVaultsテーブルのVaultNameおよび DatabaseName列が正しいことを確認します。 どちらかのエントリが欠けていると、通知が処 理できません。
1. Microsoft SQL Server Management Studioを開き、接続 をクリックします。
2. データベース > ConisioMasterDb >テーブル(Tables) > dbo.FileVaultsを展開しま す。
3. 列 をクリックし、VaultNameと DatabaseNameを確認します。
4. SQL Server Management Studioを終了します。